1: 2014/08/31(日) 16:37:55.27 ID:???.net
プレアデス星団のファンにとって朗報と言える新しい研究結果が発表された。それによると、このような星団の地球からの距離がこれまで考えられていたより短いことがわかったという。
特に、多くの天文愛好家に“セブン・シスターズ”(日本名「昴(すばる)」)として親しまれているプレアデス星団までの距離が特定されたことの意味は大きい。

 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)のカール・メリス(Carl Melis)氏率いるチームにより発表された新しい研究結果は、プレアデス星団までの距離をめぐる白熱した議論を収束させただけでなく、これをきっかけに天体間距離の測定方法が見直される可能性も出てきた。

 星団とは、似たような年齢の恒星が数千個集まってできた星の集団だ。銀河にはこのような星団が1000個以上散らばっている。
プレアデス星団までの推定距離が計算によって得られた距離よりも10%長いことを示唆するデータがあったことで、これまでこれらの星団の研究は混迷していた。このような距離の矛盾は長年研究者たちを悩ませ続け、恒星の形成と進化についての基本的な理解を妨げていた。

 しかし今回、メリス氏らのチームは、世界各地の電波望遠鏡を連動させることでプレアデス星団までの距離を三角測量により計測することに成功したと報告した。
おうし座に位置するこの有名な冬の星団までの距離が443光年であることが特定されたのだ。

 1億歳前後の高温の青い恒星が集まってできたプレアデス星団は、地球に最も近い星団の1つと考えられている。
つまり、恒星の形成と進化の理解に役立つ格好の“宇宙の実験室”というわけだ。太陽は、これと似たような星雲で46億年ほど前に誕生したと考えられている。

続きはソースで

 プレアデス星団に関する今回の研究は、「Science」誌に8月29日付で掲載された。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140829002

Science
A VLBI resolution of the Pleiades distance controversy
http://m.sciencemag.org/content/345/6200/1029

引用元: 【宇宙】プレアデス星団までの距離、ついに特定

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