1: TOY_BOx@みそしるφ ★ 2013/10/20(日) 22:58:19.30 ID:???

防火対策の難しさから、原則として認められていない木造3階建ての校舎を建築できないか検証するため、国による大規模な火災実験が20日、岐阜県の山あいで行われました。

岐阜県下呂市には、高さおよそ15メートル、幅およそ24メートルの校舎に見立てた3階建ての木造の建物が準備されました。
建築基準法では、防火対策の難しさから、木造3階建ての校舎は原則として認められていませんが、木のぬくもりを教育に生かしたいという声を受け、国土交通省は、燃えにくい木造校舎の実験を繰り返しています。

3回目の今回は、木造の天井に燃えにくい石こうボードを使用して実験しました。

1階の火は、教室の中で徐々に大きくなり、さらに窓の外にも吹き出し始め、1時間3分後、黒い煙を上げながら、2階に延焼しました。

石こうボードを使い、さらに、ひさしをつけた前回と比べ、2階への延焼は16分速まりましたが、ひさしが無く、石こうボードも使わなかった1回目より、およそ1時間、2階への延焼を遅らせることができました。
ひさしやバルコニーは、防火対策に効果がありますが、児童が上に乗って転落するおそれがあるため、今回は、取り外して実験したということです。

国土交通省は、実験の結果を基に、来年度にも、木造3階建ての校舎が建築できるよう法律を改正する方針です。
研究グループの代表で、早稲田大学の長谷見雄二教授は、「実験が大規模な木造校舎を造るきっかけになれば」と話しています。

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▽記事引用元 : NHKニュース 10月20日 17時34分 (リンク先に動画あります)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131020/k10015416111000.html
国土交通省
木造3階建て学校の実大火災実験(準備実験)の結果【速報】について ※前回実験の結果です
 http://www.mlit.go.jp/common/000233509.pdf  


【防災/建築】木造3階校舎建築へ 実火災実験(3回目)が行われる 岐阜の続きを読む