1: 2016/02/17(水) 08:06:33.58 ID:CAP_USER.net
8400年前の赤ちゃんを発見、ベルリン近郊 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/021600055/


 数年前に発見されたヨーロッパ最古級の墓地で、8400年前の乳児や、直立に埋葬された20代前半の男性の遺体が見つかった。

 ドイツにあるこの墓地は、近隣の村の名前から「グロース・フレーデンヴァルデ」と呼ばれ、ヨーロッパに狩猟採集民が暮らしていた中石器時代のものだ。
(参考記事:「欧州には青い瞳の狩猟採集民がいた」)

 先日、ベルリンで開かれた記者会見によると、丘の上にある埋葬地ではこれまでに9体の骨格が発掘され、うち5体は6歳未満の乳幼児だという。
まだ発掘されていない墓が複数あることを示す証拠も見つかった。

「中石器時代の墓が、一つの場所でまとまって見つかることはまれです。当時、人々はあちらこちらへ移動しながら暮らしていたからです」。
発掘にたずさわった法人類学者のベッティーナ・ユングクラウス氏はそう語る。

 2013年から2014年にかけて行われた発掘調査において、ベルリンの北80キロほどの位置にある丘の上で先史時代の墓地の痕跡が発見された。
丘は麓の平野からの高さが約90メートルで、頂上の土は岩が多くて硬く、墓を掘るのは簡単ではなかったはずだ。近くには水源もないため、居住地にも向いていなかっただろう。

 今回の発掘調査を率いたニーダーザクセン州歴史遺産保存課の考古学者、トーマス・テルベルガー氏は学術誌『Quartär』に掲載された論文でこう書いている。
「複数の墓が偶然集まったわけではなく、ここは人々が死者を埋葬すると決めた場所です。
これは北ヨーロッパにおける本格的な墓地の最古の証拠なのです」(参考記事:「ネアンデルタール人の埋葬を改めて確認」)


小さな胸の上に両腕を折りたたんで

 だからこそこの場所は特別なのだと、彼の学者仲間は口をそろえる。コペンハーゲン大学の考古学者、エリック・ブリンヒ・ペーターゼン氏はこう語る。
「これは大変な驚きです。狩猟採集民は通常、死者を住居のすぐ脇に埋葬します。北ヨーロッパにおいて、こうした場所は他に類を見ません」

 乳児の骨格もまた貴重な発見だ。これは過去にドイツで見つかった乳幼児の骨格の中で最も古く、ヨーロッパでも最古の部類に入る。
8400年前の崩れやすい骨格は重さ300キロ分の土に埋まった状態のまま掘り出され、管理の行き届いた研究室内で慎重に発掘された。
「乳児の骨は非常に小さくてもろいので、無傷のまま見つかるのは本当に異例なのです」とユングクラウス氏は言う。

 生後6カ月になってまもなく埋葬された乳児は、小さな胸の上に両腕を折りたたんだ姿勢で、ほぼ完全な状態で保存されている。
骨とその周辺の土には、埋葬の際、遺体に装飾を施すのに使われた黄土顔料の赤い色が付着している。(参考記事:「墓地に花を飾った最古の例、イスラエル」)

 保存状態のよい遺体からは、豊富な情報が得られる。たとえば骨に残る化学的な特徴からは、乳児が母乳で育ったかどうかがわかる。
またDNAを調べれば、墓地に埋められている他の遺体との関係や、性別も判断できる。(参考記事:「欧州人の遺伝子、形成は旧石器時代か」)

 この乳児の短い生涯や死因を詳しく調べれば、古代ヨーロッパの住民たちが暮らしていた環境もわかってくる。

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引用元: 【考古学】8400年前の赤ちゃんを発見、ベルリン近郊 これまでに9体の遺体を発掘、直立に埋葬された20代の男性も

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