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1: 2014/09/04(木) 23:08:29.78 ID:???.net
銀河系を含む新超銀河団「ラニアケア」
Nadia Drake, September 4, 2014

 銀河系付近の新しい宇宙地図が作成された。銀河系の位置と、周辺の何万もの銀河との関係を示す地図だ。この関係づけにより新たに定義された「超銀河団」を、研究チームは「ラニアケア(Laniakea)」と名付けた。ハワイ語で「無限の天空」を意味する言葉だ。

銀河同士の間に働く重力を追跡して作成した新しい宇宙地図。銀河(白い点)が巨大な超銀河団を構成し、その中に銀河系(黒い点)がある。白い線は、新たに確定された超銀河団「ラニアケア」の重力中心に向かって各銀河が動く道筋を示す(青は銀河の密度が低い領域。緑は中間。赤は高密度)。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/83265_990x742-cb1409765035_600x450.jpg

 宇宙では、銀河は互いに集まって巨大な構造を作る傾向がある。天文学者はこれを超銀河団と呼ぶ。新たに作成された宇宙地図によると、地球が属する銀河系は、直径5億光年、約10万の銀河を含むラニアケア超銀河団の縁近くに位置する。

 この超銀河団も、宇宙のほんの一部にすぎない。宇宙は、観測可能な範囲だけでも、900億光年以上の広がりがある。

 この超銀河団の研究論文の著者であるハワイ大学の天文学者ブレント・タリー(BrentTully)氏は、「地図を見れば場所の感覚が得られる」と話す。「私にとって、場所の感覚を得て、物と物との関係を見ることは、その場所を理解するうえで非常に重要なことだ」。

 銀河系周辺の地図が作成されるのはこれが初めてではない。しかし、これまでの地図では、どの銀河が、銀河系の属する超銀河団に重力によって結びついているかを特定できなかった。

 タリー氏の研究チームは、各銀河が宇宙空間でどのように運動しているかを観測し、ラニアケアの境界と、それに属する銀河とを確定した。研究チームは「特異運動」と呼ばれる値を利用した。観測される銀河の運動から、宇宙の膨張による運動の成分を引いた値だ。

 この特異運動をもとに軌跡を描くことができる。銀河がどのように動くかを示すこの軌跡から、銀河を引き付けている重力の中心(アトラクター)の位置が分かる。こうしたアトラクターが超銀河団の核を形成し、そこに属する銀河の振る舞いを支配している。
しかし、核に引き付けられる特異運動を突き止めるのは容易ではない。

「銀河ごとにそれを観測するのは非常に困難なのだ」と、カリフォルニア州にあるローレンス・バークレー国立研究所の物理学者デイビッド・シュレーゲル氏は話す。シュレーゲル氏は現在、2500万の銀河の地図を作るプロジェクトに取り組んでいるが、大学院生時代に、今回の研究と同様の地図作りにかなりの時間を費やした経験を持つ。

「実際、この種の地図の作成には多くの研究者が取り組んできた。しかし、非常に厄介な研究で、詰まるところ、誰もがあきらめたのだ。ところがこの研究グループ、特にタリー氏は、頑張って取り組みを続けてきた」。

 タリー氏の研究チームは、8000の銀河の特異運動を調べ、銀河系と周辺の銀河がどのアトラクターに支配されているかを突き止めることができた。そして、それをもとに、ラニアケア超銀河団の範囲を確定した。簡単に言うと、運動がラニアケアのグレート・アトラクター(ケンタウルス座の方向にある)に支配されている銀河は、ラニアケア超銀河団に属しているということだ。

(つづきはソースを見て下さい)

ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(September 4, 2014)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140904002
(「900億光年」の部分は英語版でも"90 billion light-years"となっていました)
論文:Nature
R. Brent Tully, et al. The Laniakea supercluster of galaxies.
http://www.nature.com/nature/journal/v513/n7516/full/nature13674.html

プレスリリース:https://public.nrao.edu/news/pressreleases/supercluster-gbt

引用元: 【天体物理学】銀河系を含む新超銀河団「ラニアケア」

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1: 2014/09/02(火) 05:23:27.58 ID:???.net
■裸眼で3D映像ディスプレーを開発 位置限定なし 慶応大

 慶応義塾大学 舘暲特別招聘(へい)教授らは専用眼鏡などをかけなくても物体が空中に浮かんでいるように見える3次元(3D)ディスプレーを開発した。博物館の展示やテレビ電話、医療用のコンピューター断層撮影装置(CT)のデータ解析などに応用できる。5年後の実用化を目指す。

 従来の3Dディスプレーは専用眼鏡が必要な例が多い。裸眼で見られる場合も正面など位置が限定されていた。新ディスプレーは見る位置に応じて映像の見え方が変わる。同時に3人が異なる方向から見ることができた。

 人の目の位置を赤外線カメラで自動検出し、最適な映像を瞬時に計算して表示する。映し出された物体を上からのぞいたり左右から眺めたりすることも可能だ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG0100U_R00C14A9TJM000/
http://www.nikkei.com/ 日本経済新聞 (2014/9/1 22:21)配信

プレスリリース~空中に3D映像を投影する裸眼3Dディスプレイを開発
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2014/osa3qr0000008d0x.html
プレスリリース(全文)
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2014/osa3qr0000008d0x-att/140901_1.pdf

引用元: 【工学】裸眼で3D映像ディスプレーを開発 位置限定なし 慶応大

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1: 2014/08/19(火) 11:23:01.61 ID:???.net
ミンククジラの「激しい」捕食行動を解明、国際研究
2014年08月18日 10:10 発信地:シドニー/オーストラリア

【8月18日 AFP】夏季の南極では、オキアミを大量に捕食する多くのミンククジラが、1時間に最大100回ほどその大きな口を餌で一杯にしながら、水中で激しいせめぎ合いを繰り広げているとの最新の研究論文が、15日の英科学誌「Journal of Experimental Biology(実験生物学ジャーナル)」に掲載された。

オーストラリア南極局(Australian Antarctic Division、AAD)によると、海中でのミンククジラの捕食行動が記録されたのは今回が初めてで、その熱狂的ともいえるペースは予想を上回るものだという。

AADの主任研究員、ニック・ゲールズ(Nick Gales)氏は、AFPの取材に「われわれは本当に驚いた」と語る。

「(餌に向かって突進する)回数の多さと彼らが海氷の下でオキアミを補食するためにいかに巧妙に行動しているかを知った。
まさに目を見張るものだった」

ミンククジラは他のヒゲクジラ科のクジラと同様、餌を集めるために口を大きく開いて前進し、口の中に餌を含んだ大量の海水を取り入れる。そして餌だけを残して海水を吐き出す。

巨大なシロナガスクジラは餌を捕食するための1回の潜水中にこのような突進行動を2回~3回しか行わないが、それより体が小さいミンククジラは20回以上も行うことができる。30秒に1回のペースで行うこともあった。

ゲールズ氏は「南極の氷の下で餌を捕まえて生きることは実に大変なことだ。彼らは餌場を見つけると、そこにいる餌を捕食するために信じられないほど熱心に動く」と説明する。

「これまでに記録された、ヒゲクジラ科のクジラによるこの手の餌の捕食行動としては、群を抜く突進回数だった」

今回の活動記録は、豪州と米国の科学者チームが2013年に南極半島(Antarctic Peninsula)西方沖でミンククジラに取り付けた衛星タグを用いて実行された。

ゲールズ氏によると、衛星タグを通じてミンククジラの位置、水深、加速度が把握できたとされ、またミンククジラの体長が9メートルほどであることから、体の大きなシロナガスクジラが到達できない海氷下の一部領域を餌場としていることも、今回の研究で明らかになったと同氏は付け加えた。

続きはソースで

(c)AFP

▽記事引用元 
http://www.afpbb.com/articles/-/3023304
AFPBBNews(http://www.afpbb.com/)2014年08月18日 10:10配信記事

▽関連リンク
Australian Antarctic Division(オーストラリア南極局)
Krill on the menu for Antarctic minke whales’ lunge diet
http://www.antarctica.gov.au/news/2014/krill-on-the-menu-for-antarctic-minke-whales-lunge-diet

Journal of Experimental Biology(実験生物学ジャーナル)
Minke whales lunge to feed under sea ice
http://jeb.biologists.org/content/217/16/2815.1

引用元: 【生物】ミンククジラの「激しい」捕食行動を解明/国際研究

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~~引用ここから~~

1: ししゃも2人前 ★@\(^o^)/ 2014/05/22(木) 23:27:52.51 ID:???.net

「量子コンパス」(Quantum Compass)という技術をご存じだろうか?

位置情報システムとしては人工衛星を使った「GPS」(Global Positioning System)がメジャーな存在であり、現在スマートフォンなどで利用されているA-GPSは、この衛星システムに地上の携帯アンテナやWi-Fi情報を加えて位置特定速度や精度を向上させたものだ。

一方で量子コンパスは、こうした固定のアンテナや衛星等に頼らず、地磁気等の情報のみを取得してデバイス単体で位置を特定できるメリットがある。


GPS以外の位置情報特定システムが求められる背景

最近では位置情報システムというと、ごく自然に「GPS」というキーワードが出てくるが、GPS自体はアメリカ合衆国が運用するシステムであり、これを多くの機器がそのまま利用しているに過ぎない。

地表における詳細な位置を特定するというのは航空機や船舶の運航、情報収集において非常に大きな意味を持っており、GPSももともとは軍事目的として30?40年ほど前から研究や配備が続けられてきたものだ。

現在のGPSも、その過程で打ち上げられた衛星の一部がそのまま運用されてきたもので、準同期軌道という静止軌道より低い軌道を約30個の衛星が周回して地上全土をカバーしている。

GPS受信器は、現在位置からこの衛星のいくつかが出している信号をキャッチし、誤差計算を加えた上で正確な位置を割り出している。

だが、元が軍事用途を中心としたものであり、GPSが現在の形で開放されたのはここ15年ほどのことだ。
以前までは「Selective Availability」という仕組みがあり、軍事用途では誤差数メートルほどの正確な位置情報が取得できるようになっている一方で、一般にはこれにダミー情報を加えて範囲100mほどの誤差まで落とした情報を提供するようにしていた。

これが、1996年にビル・クリントン大統領(当時)によって「デュアルユース」という一般開放に向けた指針が示され、2000年5月の段階でようやく「Selective Availability」が解除され、今日のGPSの形で利用できるようになった。
今日、GPS技術は進化を続け、スマートフォンのような小型デバイスであってもごく一般的に搭載されるようになったのも、デュアルユースによる解放後の技術開発があったからだといえる。

続きはソースで


イギリス国立物理学研究所(The National Physical Laboratory、NPL) によるプレスリリース
http://ascii.jp/elem/000/000/896/896789/001_248x.jpg
NPLによる観測用チップ
http://ascii.jp/elem/000/000/896/896790/002_248x.jpg


ASCII.jp
http://ascii.jp/elem/000/000/896/896793/



引用元: 【新技術】「量子コンパス」はGPSを置き換えるか?プロトタ イプが3~5年で登場?[5/22]


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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/02/10(月) 18:08:57.37 ID:???0

★「iPhoneを探す」機能をパスワード入力なしで無効化する重大なバグが発見される
2014年02月10日 11時36分50秒

iOS 7には遠隔操作でiPhoneの位置を特定したりアラーム音を鳴らしたりできる「iPhoneを探す」機能が搭載されており、手元にiPhoneが見当たらないときにアラーム音を鳴らして探し出したり、万一、盗難被害に遭った場合にはiPhoneの場所を特定したりアラーム音を警報代わりに使ったりできます。
しかし、この「iPhoneを探す」機能を、パスワード入力なしで無効化し、さらにパスワード入力なしで「iCloudアカウント」を再設定できるハッキング手法が発見されました。

これは「iOS 7.0.4」のiCloud画面。
「iPhoneを探す」を試してみます。PCから「Play Sound」をクリックすると……
iPhoneがアラーム音を鳴らしました。
この「iPhoneを探す」機能を無効化するには……
このように、パスワードの入力を求められるため、パスワードを知らない人はこの機能を無効にすることはできません。
アカウントの削除も同様にパスワード入力が必要。
では、パスワードを回避してiPhoneを探す機能を無効化してみます。iCloudをタップ。
「Account(アカウント)」をタップ。
パスワード入力欄をタップして……
あらかじめ入力されているパスワードをいったん削除。
でたらめなパスワードを入力。
「Done(完了)」をタップ。
「User name or password is incorrect(ユーザー名またはパスワードが間違っています)」と出ます。とりあえず「OK」をタップ。
画面左上の「Cancel(キャンセル)」をタップ。
ふたたび「Account(アカウント)」をタップ。
「Description(説明)」をタップ。
あらかじめ入力されている「iCloud」を削除。
説明を空欄にしたまま画面右上の「Done(完了)」をタップ。
特にパスワードの入力を求められることがなく……
「Find My iPhone(iPhoneを探す)」機能を無効にできました。(以下略)

※リンク先に画像と説明あり
http://gigazine.net/news/20140210-find-iphone-bug/
32e96d6a.jpg



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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/05(日) 22:22:00.59 ID:???

もしあなたが犬の飼い主ならば、“大”をもよおしたワンコがぐるぐる回って位置確認をする姿を見かけたことがあるはずだ。
どこか笑えるこの行為、「どうしてこんな行動を取るのだろう?」と疑問に思った方も多いと思うが、今回の研究ではワンコが用を足す際、大抵の場合南北の方角を向いて整列しているということが明らかになった。

調査を行ったのはチェコとドイツの研究チーム。37種類、70匹の犬の協力を経て、7,475回の犬の行動の詳細を2年ものあいだ記録した。
それらの行動とは、“大”の用足し、“小”の用足し、ご飯を食べる様子、休んでいるときの様子などだ。

研究者らは、犬のもよおしの時間帯を地球の地磁気活動と照らし合わせ、驚くべき結果を導き出した。
なんと地球の磁場が穏やかなとき、犬は南北の軸に沿って用を足す。
そして東西の軸はなるべく避けていることが明らかになった。磁場が不安定な状態だと、この行動は見られなかったそうだ。

磁場の方向、強さ、場所を、生物が知覚するという「磁覚」は、バクテリア、軟体動物、昆虫、鶏や伝書鳩などが保有していると研究で裏付けられており、哺乳類の中では齧歯動物、コウモリ、キツネ、牛や鹿などに備わっているとされている。
またこの研究が発表された『Frontiers in Zoology』では、太陽が出ている間、磁場は20%ほどしか安定していないそうで、これが実験の再現を難しくさせていると記されている。

しかし、なぜ犬が南北の磁場に沿って用を足したがるのかは未だに謎だ。
特定の方角に沿っていたほうが「し心地が良い」のだろうか。もしあなたのワンコが位置を確定するまで、焦ったようにぐるぐる回っているならば、快適にビジネスが出来るよう、そっと温かく見守ってあげていただきたい。

cee89e3a.jpg

2014年01月03日 16時35分
http://irorio.jp/sakiyama/20140103/99839/

Frontiers in Zoology
Dogs are sensitive to small variations of the Earth's magnetic field
http://www.frontiersinzoology.com/content/10/1/80/abstract



犬は南北の方角に沿って用を足していることが判明…37種類・70匹の犬の2年間の行動記録からの続きを読む

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