理系にゅーす

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1: 2019/04/04(木) 15:29:49.54 ID:CAP_USER
量子力学分野における「ウィグナーの友人」と呼ばれる思考実験では、2人の観測者が相異なる矛盾する実在を体験できるという結論が導かれる。この結論は長年疑問視されてきたが、その結論が正しいことを検証する「実際」の実験を初めて実施した。

1961年のことだ。ノーベル物理学賞受賞者のユージン・ウィグナーは、さほど知られていない量子力学のパラドックスを論証した思考実験の概要をまとめた。ウィグナーの思考実験は、2人の観察者(ここでは、ウィグナーとウィグナーの知人)が異なる実在を体験できるという量子力学の奇妙な本質を示している。

以来、物理学者は「ウィグナーの友人」思考実験を使って測定の本質を探求し、客観的事実が存在するか否か議論してきた。客観的事実を立証するために実験をする科学者にとって、この議論は重要だ。もしも、科学者たちが異なる実在をそれぞれ体験するなら、彼らが合意できる客観的事実は存在しないことになる。

続きはソースで

https://www.technologyreview.jp/s/130562/a-quantum-experiment-suggests-theres-no-such-thing-as-objective-reality/
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引用元: 【量子力学】客観的実在は存在せず?量子力学の逆説「ウィグナーの友人」を初実験[04/04]

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1: 2019/03/18(月) 15:46:31.80 ID:CAP_USER
麻酔があるおかげで私たちは無意識の中で痛みを感じることなく外科手術を受けることができます。しかし、手術を受けた人の中には、手術中に目が覚めてしまい、「耐えがたい苦痛の中でどうすることもできない」という体験をした人もいることが判明しました。

This is what it’s like waking up during surgery | Mosaic
https://mosaicscience.com/story/anaesthesia-anesthesia-awake-awareness-surgery-operation-or-paralysed/

カナダのマニトバ州に住む55歳のドナ・ペンナー氏は、手術の最終に意識を取り戻した患者の一人。ペンナー氏は「45歳の時に地元の運送会社の会計部門で働いているときに、ひどい生理痛に襲われてかかりつけ医に相談したら、原因を見つけるために外科手術をすることになりました。ごく簡単な手術のはずでしたが、私は外科医が腹部を切った時に意識が覚めたのです。でも、麻酔が効いていたので誰かにそれを伝えることができませんでした。私が凍り付いたみたいに手術台に寝ている間もずっと手術は続けられたので、私は死を覚悟しなければなりませんでした」と語っています。

手術から10年が経った現在でもペンナー氏は毎晩悪夢にうなされ続けていて、仕事も辞めざるを得なかったとのこと。ベンナー氏の例は極端ですが、最新の調査で全体の約5%の人が手術を受けている最中に目を覚ましている可能性があることが分かってきています。しかし、手術中に意識を取り戻しても、麻酔の影響で大半の人は何が起こったかを後から思い出すことができません。ロンドンのセントジョージ病院に勤めるピーター・オドール医師は、「全身麻酔が頻繁に使われていることを考えると問題は重大です。今でも世界のどこかで手術中に目を覚ましている人がいるかもしれません」と述べています。

長い歴史において麻酔が効くメカニズムは多くが謎に包まれていました。ヒポクラテスの時代から、医師たちは治療中の患者の苦痛を和らげる方法を探し求めてきました。医師らはアルコールやアヘン、さらにはドクニンジンから採取した毒液などを使っていましたが、これらは鎮静剤としては多少の効果はあるものの、ほとんどの患者は拷問のような苦痛からは逃れられませんでした。

1840年代に入ると、科学者が鎮静作用を持つガスを発見しました。ボストンで歯科医を営んでいたウィリアム・モートン氏はジエチルエーテルに注目し、1846年にマサチューセッツ総合病院で公開デモを実施しました。そのデモでは、「話すことはできるものの、理路整然とした思考はできず、痛みをほとんど感じない」という患者の様子が示されたとのこと。このデモのニュースは瞬く間に医学界に広がり、麻酔時代の幕開けとなりました。さらに、クロロホルムなどのより効果的な麻酔薬が発見され、手術中の苦痛は過去の遺物だと言われるようにまでなりました。

今日の麻酔科医は幅広い種類の鎮痛剤や意識を低下させる薬の中から、手術や患者の容体に最適なものを選んで使用しています。麻酔の多くはいわゆる局所麻酔で、意識を失わせることなく体の一部から感覚を除去するために使われています。局所麻酔には脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔があり、どちらも脊椎に作用するもので、一般的な用途は膀胱や股関節などの手術や出産です。場合によっては鎮静剤を与えられることもあります。これは、患者をリラックスさせ、眠気を催しますが、完全に意識を喪失するわけではありません。これとは対照的に全身麻酔は意識を失わせることを目的としており、麻酔が効いている最中の患者は昏睡状態に陥っていて、その間の記憶もありません。

ウィスコンシン大学マディソン校の麻酔科医であるロバート・サンダース医師によると、麻酔薬がなぜ私たちの意識を弱めるのかは、正確にはわかっていないそうです。人の脳内では神経伝達物質と呼ばれるさまざまな脳内化学物質がニューロンの活動、特に、異なる脳領域間の広範囲のコミュニケーションを活性化させたり抑制したりします。麻酔薬はこの神経化学物質の働きを阻害していると考えられているとのこと。 
例えば「プロポフォール」と呼ばれる全身麻酔薬では抑制作用を持つ神経伝達物質である「GABA」の効果を増幅する作用があります。サンダース医師が実施した脳波測定を用いた実験によると、プロポフォールを投与された被験者は、外部からの刺激に対して反応し、脳全体を活性化させる働きが抑制されていたとのこと。このため、サンダース医師は麻酔が脳内の情報伝達を妨げている可能性が非常に高いと結論づけました。

医療の現場ではさらに事情が複雑です。例えば、麻酔科医は一時的な昏睡を誘発する麻酔薬と、さらにそれを維持する別の麻酔薬を使う必要があるかもしれません。また、患者の年齢や体重、服用しているほかの薬など多くの要素を考慮し、手術のために必要な筋弛緩剤を麻酔深度とは独立して調節できる、神経筋遮断薬や筋弛緩剤が使われることもあります。神経筋遮断薬を使用してのどにある気道を確保することで、患者に酸素や薬剤を与えるためのチューブを挿入しやすくできます。

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引用元: 【麻酔】20人に1人は手術中に目覚めている可能性アリ、忘れているだけで耐えがたい痛みを感じるケースも

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1: 2018/07/02(月) 15:52:22.24 ID:CAP_USER
体験した恐怖の記憶を和らげる脳内のたんぱく質をマウスで発見したと、東京大の森川桃特任研究員と広川信隆特任教授のチームが米科学誌セル・リポーツに発表した。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法開発に役立つ可能性があるという。

生物には、臓器や細胞の活動に必要な物質を運ぶ分子モーターと呼ばれるたんぱく質が多数存在する。
チームは、役割が不明だった分子モーター「KIF21B」が、脳内で学習や記憶をつかさどる部位「海馬」に集中的に分布することに気づいた。
そこで、電気刺激のある部屋で刺激について学習させた上で、KIF21Bを欠損させたマウスと通常のマウスの行動を観察した。

 通常のマウスは、箱に入って電気刺激のない日が続くと、体をすくませることなく再び活発に動き始めた。

続きはソースで

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180702/k00/00m/040/014000c
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引用元: 【医学】東大チーム「恐怖の記憶」和らげる 脳内たんぱく質発見[07/02]

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1: 2016/08/04(木) 08:16:38.47 ID:CAP_USER
共同発表:強烈な体験によってささいな出来事が長く記憶される仕組みを解明
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160801/index.html


ポイント
強烈な体験をすると、その前後のささいな出来事も一緒に長く記憶が保存されるが、その仕組みは不明だった。
それぞれの記憶を思い出す時に活動する神経細胞集団が重複していることを示した。
トラウマ記憶と関連性が薄い記憶の不必要な結びつきが起こるPTSD(心的外傷後ストレス障害)などの精神疾患の治療法につながることが期待できる。


JST 戦略的創造研究推進事業において、富山大学 大学院医学薬学研究部(医学)生化学講座の井ノ口 馨 教授らは、マウスを使い、通常ならすぐに忘れてしまうようなささいな出来事でも、その前後に強烈な体験をした場合には、長く記憶として保存される仕組みを解明しました。

例えば、東日本大震災が起こる前のランチで何を食べたかなど、震災前後のささいな出来事を覚えている人が多いことが知られています。実験動物でもそのような現象は報告されており、「行動タグ注1)」と呼ばれていますが、その仕組みは不明でした。

本研究グループはマウスを用いて、行動タグ成立時には強烈な体験とささいな出来事の記憶エングラム(活動する神経細胞集団)注2)の重なりが広いことを発見しました。さらに、光遺伝学的手法注3)によって強烈な体験の記憶エングラムの活動を人為的に抑制したところ、行動タグが成立していたささいな出来事を思い出せなくなることを発見し、ささいな出来事と強烈な体験の記憶エングラムが重複することで、行動タグが成立することを示しました。

私たちは、脳に蓄えられているさまざまな記憶情報を関連付けることで、一つ一つの記憶から知識や概念を形成していきます。異なる記憶エングラムが相互作用する仕組みに関する今回の研究成果は、トラウマ記憶と関連性が薄いニュートラルな他の記憶(状況)との間で不必要な結びつきが起きるPTSDなどの精神疾患の治療法につながることが期待できます。

本研究は、富山大学 大学院医学薬学研究部(医学)の野本 真順 助教、東京慈恵会医科大学 痛み脳科学センターの加藤 総夫 教授らと共同で行ったものです。

本研究成果は、2016年8月1日(英国時間)に英国科学誌「Nature Communications」のオンライン速報版で公開されます。

続きはソースで

 
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引用元: 【神経科学/医学】強烈な体験によってささいな出来事が長く記憶される仕組みを解明 PTSDなどの精神疾患の治療法に期待 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/05/29(日) 19:29:14.42 ID:CAP_USER9NIKU BE:348439423-PLT(13557)
 街で知らない飼い犬に突然襲われるような怖い体験をすると、その体験は出来事が起こったときの状況と強く結び付いて記憶される。
例えば、犬に襲われる直前に門がバタンと開く音がしたなど、その体験と結び付いた情報があった場合、その後はバタンという音を聞いただけで怖い体験がよみがえってくるかもしれない。
“2度あることは3度ある”というが、私たちは同じ状況に再度遭遇すると、嫌悪、恐怖、不安、喜びなどの情動とよばれる記憶によって起こりうる結果を予測し、対応しようとするという。

ところが、“2度あっても3度目はない”ということも起こる。

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*+*+ EconomicNews +*+*
http://economic.jp/?p=62249 
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引用元: 【社会】「2度あることは3度あるか?」を脳が計算…理研がそのメカニズムを解明 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/05/24(火) 18:23:27.52 ID:CAP_USER
理化学研究所(理研)は5月24日、記憶の手がかりとなる情報に生じた曖昧さが、脳内の扁桃体で計算され蓄積されることで、動物の行動に反映されることを発見したと発表した。

同成果は、理化学研究所 脳科学総合研究センター 記憶神経回路研究チーム ジョシュア・ジョハンセンチームリーダーらの研究グループによるもので、5月23日付けの英国科学誌「Nature Neuroscience」オンライン版に掲載された。

ある状況で楽しい体験や嫌な体験をすることが繰り返されると、その体験は出来事が起こったときの状況と強く結び付いて記憶される。我々は同じ状況に再度遭遇すると、本能的な情動記憶によって起こりうる結果を予測し対応しようとするが、現実には、同じような状況に遭遇しているのに予測した結果が起こらないこともありえる。これを「随伴性の低下」というが、随伴性の低下によって記憶の手がかりとなる情報が曖昧になるとき、その情報が脳内でどのように計算・蓄積されて一度形成された強い記憶の結び付きを弱めるのか、そのメカニズムは不明となっていた。

同研究グループは、まずラットを箱Aに入れ、ある特定の高さの音と同時に、ラットにとって嫌な刺激である電気ショックを脚に与えることを繰り返す実験を行った。

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http://s.news.mynavi.jp/news/2016/05/24/404/index.html

http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160524_1/

引用元: 記憶の手がかりの曖昧さは脳内の扁桃体に蓄積される - 理研©2ch.net

記憶の手がかりの曖昧さは脳内の扁桃体に蓄積される - 理研の続きを読む

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