1: 2014/12/17(水) 15:02:51.05 ID:???0.net
白血病のがん細胞増殖、東京理科大が構造解明 新薬に期待
【日本経済新聞】 2014/12/16 21:47
東京理科大学生命医科学研究所の安部良所長と小幡裕希助教らの研究チームは16日、白血病のがん細胞が増殖する仕組みの一端を解明したと発表した。
本来は細胞表面で増殖を促すたんぱく質が、細胞内部で働いていた。このたんぱく質の働きを薬剤で防ぐと、増殖が止まった。白血病や肺がん、消化管のがんの治療につながる成果で、研究チームは5年後の抗がん剤開発を目指す。
成果は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。
研究チームは炎症や免疫反応を担う細胞が、がん化して起きる白血病に着目した。「Kit」というたんぱく質が働き続けると、細胞が増殖して病気になる。
マウス由来のがん細胞を調べると、Kitが細胞内部に集まっていた。たんぱく質の働きを抑える薬剤でKitが集まらないようにすると、増殖が抑えられた。ラットやヒトの細胞でも同じ仕組みを確認した。安部所長は「薬が効きにくい薬剤耐性のがんにも効果が期待できる」と説明する。
ソース: http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H6Y_W4A211C1CR8000/
【日本経済新聞】 2014/12/16 21:47
東京理科大学生命医科学研究所の安部良所長と小幡裕希助教らの研究チームは16日、白血病のがん細胞が増殖する仕組みの一端を解明したと発表した。
本来は細胞表面で増殖を促すたんぱく質が、細胞内部で働いていた。このたんぱく質の働きを薬剤で防ぐと、増殖が止まった。白血病や肺がん、消化管のがんの治療につながる成果で、研究チームは5年後の抗がん剤開発を目指す。
成果は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。
研究チームは炎症や免疫反応を担う細胞が、がん化して起きる白血病に着目した。「Kit」というたんぱく質が働き続けると、細胞が増殖して病気になる。
マウス由来のがん細胞を調べると、Kitが細胞内部に集まっていた。たんぱく質の働きを抑える薬剤でKitが集まらないようにすると、増殖が抑えられた。ラットやヒトの細胞でも同じ仕組みを確認した。安部所長は「薬が効きにくい薬剤耐性のがんにも効果が期待できる」と説明する。
ソース: http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H6Y_W4A211C1CR8000/
引用元: ・【医療】白血病のがん細胞増殖、東京理科大が構造解明 新薬に期待 [14/12/16]
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