1: 2014/11/12(水) 21:45:16.85 ID:???*.net
入浴中の高齢者、心肺停止9千人 寒暖差で血圧急変
http://www.asahi.com/articles/ASGCB62ZZGCBUTIL02Z.html
朝日新聞 川口敦子 2014年11月12日19時16分


 冬場は高齢者の入浴の際に寒暖差に注意を――。高齢者の健康を守るための研究を続けている「東京都健康長寿医療センター」が呼びかけている。血圧の急変で入浴中に心肺停止になるお年寄りが目立っているという。

 センターが今年3月に公表した47都道府県の消防本部へのアンケート(全785本部のうち634本部が回答)では、入浴中に心肺停止し、救急搬送された65歳以上の高齢者が2011年に9360人にのぼった。

 男性4654人、女性4706人だった。年齢別では、80歳以上が5386人と約6割を占め、70歳代が3257人、65~69歳が717人。月別では1月が最多の1759人で、12月が1722人と冬が多く、最少は8月の165人だった。

 センターの高橋龍太郎副所長は「寒暖差での血圧の急変化が大きな原因」と語る。冷えた体で入浴し、血管が緩んで血圧が急に下がって脳に血液が流れにくくなり、意識障害を引き起こす。そのまま水死する場合もある。また、長く高温で入浴すると、発汗して血液量が減り、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞の引き金になりうるという。

 高橋副所長は「冬場は脱衣所が寒いままの場合が多い。入浴前には脱衣所を暖めるなど、部屋との温度差を小さくすることが必要」と指摘する。

■入浴死を防ぐためのポイント

・脱衣所に小型暖房機を置くなどして部屋や浴室との温度差を小さくする
・入浴前にシャワーを出して浴室を暖める
・脱水状態を防ぐため、入浴前後にコップ1杯の水を飲む
・入浴中は家族がこまめに声をかける
・お湯の温度は41度以下でぬるめに
(東京都健康長寿医療センター研究所などから)

画像
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141112001733_comm.jpg
画像:入浴死を防ぐためのポイント

引用元: 【医療】入浴中の高齢者、心肺停止9千人 寒暖差で血圧急変 [11/12]

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