1: 2015/09/10(木) 21:44:39.16 ID:???.net
小顔のヒト属新種ホ◯・ナレディを発見、南ア | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091000255/
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http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091000255/ph_thumb.jpg
初期人類ホ◯・ナレディの復元模型。700時間かけて制作した。(Photograph by Mark Thiessen/National Geographic)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091000255/01.jpg
ホ◯・ナレディの体形はアウストラロピテクス属よりもヒト属に近いが、独自の特徴をもっている。(Skeleton: Stefan Fichtel/National Geographic, Body Comparison Painting: John Gurche;
Sources: Lee Berger and Peter Schmid, Wits; John Hawks, University of Wisconsin-Madison)
南アフリカ・ヨハネスブルク郊外の洞窟でヒト属(ホ◯属)の新種が発見され、ホ◯・ナレディ(Homo naledi)と名付けられた。頭が小さく、部分ごとに原始的な特徴と現代的な特徴をあわせもつという。
米ナショナル ジオグラフィック協会付き研究者で南アフリカ・ウィットウォーターズランド大学の古人類学者リー・バーガー氏らが、9月10日付け学術誌「eLife」に発表した。
発見現場はヨハネスブルク北西およそ50キロにあるライジング・スター洞窟。この一帯は、20世紀前半に初期人類の骨が多数出土し、「人類のゆりかご」と呼ばれるようになった。研究チームは2013年以降ここで1550以上の骨を発見。これはアフリカ大陸では過去最大規模で、少なくとも15体分に相当するという。
新旧入り交じる特徴
頭骨、顎、肋骨、多数の歯、それにほぼ完全な状態の足の骨。年老いた成人や未成年者の骨、さらには幼児のものとみられる小さな脊椎も見つかった。復元モデルを分析すると、部分的には驚くほど現代的な特徴を備えていたが、アウストラロピテクス属よりもさらに類人猿に近い、原始的な特徴も見られた。
たとえば、手の骨のつながり方はとても現代的なのに、なぜか指だけは樹上で生活する動物のように曲がっていた。肩の骨も猿人に近い。脚の骨では、大腿骨のつけ根はアウストラロピテクス属と似ているが、下に行くにつれて現代的になる。足の形態にいたっては、私たちの足とほとんど区別がつかない。
「腰に線を引いて上は原始的、下は現代的と分けられそうでした」と、米デューク大学の古生物学者スティーブ・チャーチル氏は言う。「足の骨だけ見つけたら、現代のアフリカの奥地にいる狩猟民族の骨だと思うでしょう」
だが、頭の骨は極めて原始的だった。全体的な形態はヒト属に分類できるほど進化したものだったが、脳容量はわずか500立方センチほどとホ◯・サピエンスの半分にも満たない。大きな脳は、知能を頼りに生存するように進化した種の特徴であり、ヒト属の証しと言ってもいい。であれば、これはヒト属の骨ではないことになる。
続きはソースで
※ この発見についての詳細は、9月30日発売の『ナショナル ジオグラフィック日本版』2015年10月号で図解や写真を含めて詳しく紹介します。
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初期人類ホ◯・ナレディの復元模型。700時間かけて制作した。(Photograph by Mark Thiessen/National Geographic)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091000255/01.jpg
ホ◯・ナレディの体形はアウストラロピテクス属よりもヒト属に近いが、独自の特徴をもっている。(Skeleton: Stefan Fichtel/National Geographic, Body Comparison Painting: John Gurche;
Sources: Lee Berger and Peter Schmid, Wits; John Hawks, University of Wisconsin-Madison)
南アフリカ・ヨハネスブルク郊外の洞窟でヒト属(ホ◯属)の新種が発見され、ホ◯・ナレディ(Homo naledi)と名付けられた。頭が小さく、部分ごとに原始的な特徴と現代的な特徴をあわせもつという。
米ナショナル ジオグラフィック協会付き研究者で南アフリカ・ウィットウォーターズランド大学の古人類学者リー・バーガー氏らが、9月10日付け学術誌「eLife」に発表した。
発見現場はヨハネスブルク北西およそ50キロにあるライジング・スター洞窟。この一帯は、20世紀前半に初期人類の骨が多数出土し、「人類のゆりかご」と呼ばれるようになった。研究チームは2013年以降ここで1550以上の骨を発見。これはアフリカ大陸では過去最大規模で、少なくとも15体分に相当するという。
新旧入り交じる特徴
頭骨、顎、肋骨、多数の歯、それにほぼ完全な状態の足の骨。年老いた成人や未成年者の骨、さらには幼児のものとみられる小さな脊椎も見つかった。復元モデルを分析すると、部分的には驚くほど現代的な特徴を備えていたが、アウストラロピテクス属よりもさらに類人猿に近い、原始的な特徴も見られた。
たとえば、手の骨のつながり方はとても現代的なのに、なぜか指だけは樹上で生活する動物のように曲がっていた。肩の骨も猿人に近い。脚の骨では、大腿骨のつけ根はアウストラロピテクス属と似ているが、下に行くにつれて現代的になる。足の形態にいたっては、私たちの足とほとんど区別がつかない。
「腰に線を引いて上は原始的、下は現代的と分けられそうでした」と、米デューク大学の古生物学者スティーブ・チャーチル氏は言う。「足の骨だけ見つけたら、現代のアフリカの奥地にいる狩猟民族の骨だと思うでしょう」
だが、頭の骨は極めて原始的だった。全体的な形態はヒト属に分類できるほど進化したものだったが、脳容量はわずか500立方センチほどとホ◯・サピエンスの半分にも満たない。大きな脳は、知能を頼りに生存するように進化した種の特徴であり、ヒト属の証しと言ってもいい。であれば、これはヒト属の骨ではないことになる。
続きはソースで
※ この発見についての詳細は、9月30日発売の『ナショナル ジオグラフィック日本版』2015年10月号で図解や写真を含めて詳しく紹介します。
引用元: ・【古人類学】小顔のヒト属新種ホモ・ナレディを発見、南ア 1500以上の化石、ヒトとアウストラロピテクスの特徴をあわせもつ
小顔のヒト属新種ホモ・ナレディを発見、南ア 1500以上の化石、ヒトとアウストラロピテクスの特徴をあわせもつの続きを読む