理系にゅーす

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1: 2019/02/20(水) 03:32:35.86 ID:CAP_USER
■背中に大きく柔らかい角状の突起をもつ新種の大型クモがアンゴラで見つかった

 アフリカ南西部に位置し、オカバンゴ川でも知られるアンゴラ共和国。この国の南東部で昆虫学者のジョン・ミジリー氏はフィールド調査をしていた。調査中に捕獲し容器に入れたタランチュラを、夕方キャンプに戻って詳しく見ると、ミジリー氏は驚いた。(参考記事:「世界最大のオアシス、国境を隔てた水源を守れるか」)

 パチパチと燃える焚き火の明かりに照らされた奇妙な形のタランチュラは、背中の真ん中に、大きくて少し柔らかい角状の突起があったからだ。

 ミジリー氏は南アフリカのクワズール・ナタール博物館に所属しているが、クモは専門外だ。そこで、タランチュラを撮影し、共同研究者である南アフリカのプレトリア大学のイアン・エンゲルブレヒト氏に写真を送り見てもらった。

「イアンからは、フォトショップで加工した写真だろうという返事が来ました」とミジリー氏は笑う。

 次の夜もミジリー氏は調査に出かけ、背に大きな角状の突起があるタランチュラを再び見つけた。

「新種だと確信しましたよ。見つけた生物が早い段階で新種だとわかるケースは、そうはありません」と語る。(参考記事:「タランチュラの新種7種を発見、過去最高の標高で」)

 ミジリー氏らのチームは、新種のタランチュラを「驚きをもたらすもの」という意味のラテン語からCeratogyrus attonitiferと名付け、2019年2月6日付けの学術誌『African Invertebrates』で研究結果を発表した。

 アンゴラでは、26年間も内戦が続いた。内戦は2002年に終結したものの、アンゴラにどんな生物が分布しているかのかはわかっていないことが多い。 (参考記事:「没後20年、写真が語る故ダイアナ妃の生涯」)

■クモを釣る?

 2015年、ナショナル ジオグラフィック協会と科学者からなる国際チームは、「オカバンゴ原生自然プロジェクト」を立ち上げた。このプロジェクトの目的は、重要でありながら正しく評価されていない地域の調査と保護活動だ。今回、新種のタランチュラを発見したミジリー氏も、アンゴラ中部・東部の種を調査するために、プロジェクトが派遣した専門家の一人だ。

 ミジリー氏は2016年11月からアンゴラに入り、横断しながら昆虫やクモを調査していた。

 新種のタランチュラが見つかったのは、湖を囲む湿地だ(密猟を防ぐため、具体的な場所は未公表)。ミジリー氏は、地面に幅2センチ、深さ60センチほどの真っすぐな穴をいくつも見つけた。

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/021900112/ph_thumb.jpg
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/021900112/01.jpg

続きはソースで

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/021900112/
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引用元: 【生物】角もつタランチュラ アフリカで新種で発見[02/19]

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1: 2019/02/10(日) 16:05:50.63 ID:CAP_USER
神奈川県の三浦半島などで食害や生態系の被害をもたらせているという特定外来生物「クリハラリス」について、日本哺乳類学会は28日、同県に対して県全域で対策を講じるよう要望した。横浜市内にも拡大しているとされ、同学会は早期の対応を促している。

同学会によると、神奈川県では、他県より早くからクリハラリスの生態が確認されていた。江の島にあった施設から逃げ出すなどして、1950年代には鎌倉市で野生化が確認された。

続きはソースで

■クリハラリス
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/01/29/20190129k0000m040067000p/7.jpg

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20190129/k00/00m/040/074000c
ダウンロード (1)


引用元: 【動物】外来生物「クリハラリス」横浜にも進出 学会が対策要望 江の島などから逃げる

外来生物「クリハラリス」横浜にも進出 学会が対策要望 江の島などから逃げるの続きを読む

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1: 2019/02/13(水) 14:15:29.88 ID:CAP_USER
オリオン座大星雲の中にある巨大な若い星の周りの円盤中に、塩化ナトリウムが発見された。若い星の周りで塩が発見されたのは初めてのことだ。
【2019年2月12日 アルマ望遠鏡】

米・国立電波天文台のAdam Ginsburgさんたちの研究チームが、約1500光年離れたオリオン座大星雲の中にある巨大な原始星「オリオンKL電波源I(アイ)」をアルマ望遠鏡で観測したところ、塩化ナトリウムや塩化カリウムの分子が放つ60もの輝線がとらえられた。

塩が見つかったのは中心星からおよそ45億~90億kmの場所で、存在する塩の総量は地球の海の質量と同じくらいと計算されている。

「塩化ナトリウムは死にゆく星の外層部でしかこれまで見つかっていなかったので、若い星の周りで塩が見つかるとは思っていませんでした。これが何を意味するのか、私たちはまだ完全には理解できていません。とにかく、この星の周りの環境が特殊だということを示しているのだと考えています」(Ginsburgさん)。


■ジェミニ望遠鏡によるオリオンKL領域の近赤外線画像に、アルマ望遠鏡が観測した塩化ナトリウムからの電波分布を合成した画像(提供:ALMA (NRAO/ESO/NAOJ); NRAO/AUI/NSF; Gemini Observatory/AURA)
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/02/15753_ori_kl.jpg


詳しい分析の結果、塩化ナトリウムが分布する場所の温度が、約100Kから4000K(摂氏マイナス175度からプラス3700度)という極端に温度差のある環境であることがわかった。研究チームでは、星を取り巻く円盤の中で塵の粒子が互いに衝突し壊れることによって、塵に含まれていた塩化ナトリウムや塩化カリウムが飛び出してきたと推測している。つまり、塩があるところをつきとめれば、星周円盤の広がりがわかるというわけだ。

続きはソースで

■オリオンKL電波源Iの想像図。中心に赤ちゃん星があり、その周りをガスと塵の円盤が取り巻いている。星の近くの青白く光っている部分が、今回アルマ望遠鏡による観測で塩が見つかった領域(提供:NRAO/AUI/NSF; S. Dagnello)
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/02/15754_disk.jpg

アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10480_salt
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引用元: 【アルマ望遠鏡】〈詳報〉オリオン座大星雲の原始惑星系円盤のまわりに塩(塩化ナトリウム)を発見[02/12]

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1: 2018/12/18(火) 15:10:26.38 ID:CAP_USER
-ブラックホールコロナの加熱メカニズム特定へ-

理化学研究所(理研)数理創造プログラムの井上芳幸上級研究員らの共同研究チーム※は、国立天文台などが国際協力で運用する「アルマ望遠鏡[1]」を用いて、「巨大ブラックホール[2]」周辺に存在する「コロナ[3]」からの電波放射を観測することで、コロナの磁場強度の測定に初めて成功しました。

本研究成果は、これまでの巨大ブラックホール周辺構造の理解に再考を迫るものと考えられます。 銀河中心にある巨大ブラックホール周辺には、太陽と同じように高温プラズマ[4]のコロナが存在します。太陽のコロナは磁場によって加熱されていることから、ブラックホールのコロナの加熱源も磁場だと考えられていました。しかしこれまで、ブラックホール周辺の磁場は観測されておらず、その真相は謎に包まれていました。2014年に共同研究チームは、コロナからの電波放射の存在を予言し、それが観測できれば磁場測定が可能となり、コロナの加熱機構を解明できることを理論的に示していました。

今回共同研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて、90~230ギガヘルツ(GHz、1ギガは10億)の電波帯域で二つの活動銀河[5]の中心領域を高感度・高分解能で観測しました。その結果、自らの予言どおり、いずれの巨大ブラックホールからもコロナ由来の電波放射を捉えることに成功しました。

続きはソースで

■図 巨大ブラックホール周辺を取り巻くコロナの想像図
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2018/20181218_1/fig.jpg

理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2018/20181218_1/
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引用元: 【宇宙】巨大ブラックホール周辺の磁場を初めて測定 理研[12/18]

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1: 2018/09/28(金) 13:41:49.37 ID:CAP_USER
■「生きているとわかっただけで素晴らしい」と専門家、ニューギニア島

 ウォンディウォイキノボリカンガルーはとても珍しく、1世紀近く姿を消していたため、すでに絶滅したと考えられてきた。そのウォンディウォイキノボリカンガルーがついに再発見され、しかも初めて写真に収められた。

 一見サルのようなこのキノボリカンガルーはニューギニア島の山林で樹上生活している。ただし1928年、欧米の科学者たちに発見されたのが唯一の目撃情報だった。

 シドニーにあるオーストラリア博物館の有袋類学者マーク・エルドリッジ氏は「最も実態が知られていない哺乳類の一つです」と話す。

 だが、英国のアマチュア植物学者がインドネシア西パプア州のウォンディウォイ山地に入り、標高約1500メートル地点の竹林を探検していたとき、ついにウォンディウォイキノボリカンガルーを発見した。

 エルドリッジ氏は「まだ生きているとわかっただけでも素晴らしいことです。人里離れた場所で、アクセスも困難なため、このような生息場所があると知ることすらできなかったかもしれません」と高く評価している。

■知られざるキノボリカンガルー

 キノボリカンガルーは熱帯に暮らす有袋類で、地上で生活するカンガルーやワラビーの近縁種だ。カンガルー科では中くらいの大きさだが、前脚の筋肉が発達しているため、木の幹をよじ登ることができる。この技術とカンガルー独特の跳躍を組み合わせ、枝から枝へと移動する。

世界的にはほとんど知られていないが、キノボリカンガルーは驚くほど多様だ。合わせて17の種と亜種から成り、2種はオーストラリア北部、残りは広大なニューギニア島に分布している。

 今回、ウォンディウォイキノボリカンガルーを発見したのは、英国ファーナムのアマチュア植物学者マイケル・スミス氏(47歳)率いる探検隊。スミス氏は大学で生物学を専攻し、現在、医療系情報サービス会社で働いているが、休暇になると希少なラン、ツツジ、チューリップなどを追い求め、パキスタンやクルディスタン、インドネシアの辺境を訪れる。2017年、西パプア州の山地でツツジを探していたとき、謎の生物の話を聞き、今回の探検を思いついた。

 スミス氏はパプア人のポーター4人、ガイド役の地元のハンター、パプア大学に通うノーマン・テロック氏の助けを借り、ジャングルへの旅に出た。スミス氏にとってテロック氏は同志のような存在で、自然史への情熱という共通点を持つ。7月23日に出発してから1週間後、スミス氏らは発見のニュースを持ち帰った。

 スミス氏はこのニュースを公表する前に、エルドリッジ氏や豪クイーンズランド州にあるジェームズクック大学のロジャー・マーティン氏など、キノボリカンガルーの世界的な専門家たちとコンタクトをとり、事実を確認した。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/092700100/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/092700100/
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引用元: 【動物】絶滅とされたキノボリカンガルー、90年ぶり再発見[09/27]

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1: 2018/10/06(土) 23:45:35.06 ID:CAP_USER
「今世紀最大の難問の一つ」とされ、約160年にわたって解かれていない数学の難問「リーマン予想」を、英国の数学者が「証明した」と発表し、数学ファンの中で「ビッグニュース」「本当か?」と話題になっている。

■リーマン予想とは

 ドイツの数学者リーマンが1859年に発表した数学の未解決問題。2、3、5、7……と無限に続く素数が、どのように分布しているか、という素数分布の謎の解明につながるとされる。「数の原子」とも呼ばれる素数の本質に迫れるため、今世紀最大の難問の一つに挙げられる。

■「おまけで解けた」

 発表したのは、英エディンバラ大名誉教授のマイケル・アティヤ氏(89)。「数学のノーベル賞」と言われるフィールズ賞やアーベル賞を受賞し、英王立協会会長も務めたことのある、世界で最も有名な数学者の一人だ。

 アティヤ氏の発表内容については9月20日、4日後にドイツで開かれる数学フォーラムでの講演に先立ち、主催者側がツイッターで「彼はリーマン予想の証明を発表するか? その通り、講演概要にそう書いてある」と予告。SNS上では「マジ? アティヤなら解きかねん」「ほんまかいな」と講演前から騒がれていた。

 講演でアティヤ氏は、ある物理定数を数学的に導出する過程で、リーマン予想を背理法を使って証明できると主張。「リーマン予想(の証明)はおまけ」とも語った。講演はユーチューブで生配信され、世界中で視聴された。講演が終わると会場からは拍手がわき起こった。5ページからなる証明論文も公開された。

 今回公表された論文以外に、全ての根拠を示した論文を、英王立協会が発行する科学誌に投稿したという。論文は公開されていない。証明が認められるのは、論文が複数の専門家による厳密な検証を受けてからになる。

続きはソースで

【関連記事】
【数学】人類史上最大の難問の一つ 「リーマン予想」 ついに解明か / 名乗り出たのはフィールズ賞受賞数学者マイケル・アティヤ氏

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181005003697_commL.jpg

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL9T42NNL9TULBJ004.html
ダウンロード (4)


引用元: 【数学】〈続報〉超難問「リーマン予想」証明? 英数学者マイケル・アティヤ氏に懐疑的な声も[10/06]

【数学】〈続報〉超難問「リーマン予想」証明? 英数学者マイケル・アティヤ氏に懐疑的な声もの続きを読む

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