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医薬品

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1: 2016/03/29(火) 21:43:48.56 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】既存医薬品リファンピシンに広い認知症予防効果を確認 - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/44929


概要

大阪市立大学大学院医学研究科 脳神経科学の富山貴美(とみやまたかみ)准教授らのグループは、金沢大学、富山大学、米国ノースウェスタン大学と共同で、既存医薬品であるリファンピシンに認知症を予防する広い作用があることを世界で初めて突き止めました。

 認知症は発症前からの予防が重要であると最近では考えられています。予防薬に必要な条件は、安全・安価・内服可能で、できれば一剤で認知症の様々な原因タンパク質に作用できることです。認知症にはアルツハイマー病、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症などがありますが、その原因タンパク質はそれぞれアミロイドβ、タウ、αシヌクレインであることがわかっています。これらのタンパク質が脳内でオリゴマーを形成し、神経細胞の機能を障害することで病気が発症すると考えられています。研究グループは、結核やハンセン病などの治療に使われてきた抗生物質リファンピシンに、アミロイドβ、タウ、αシヌクレインのオリゴマー形成を抑える作用があることを発見しました。リファンピシンをアルツハイマー病や前頭側頭型認知症のモデルマウスに1カ月間経口投与すると、脳のオリゴマーが減少し、シナプスが回復して、記憶障害が改善されました。リファンピシンは古くからある薬なので副作用に関する情報も蓄積されており、今ではジェネリック医薬品として安価に供給されています。今回の発見は、リファンピシンあるいはその誘導体が様々な認知症の予防薬として有望であることを示唆しています。

 本研究の成果は、日本時間 平成28年3月29日(火)午前9時に英国の神経学雑誌Brain にオンライン掲載されました。

続きはソースで

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引用元: 【薬学】既存医薬品リファンピシンに広い認知症予防効果を確認 アミロイドタンパク質のオリゴマー形成を抑制

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1: 2016/03/11(金) 17:29:47.58 ID:CAP_USER*.net
「善玉」コレステロールが、一部の人にとっては心臓疾患リスクを高める可能性があるとの研究結果が、米科学誌サイエンスに掲載された。善玉のHDLコレステロール値を上げる医薬品に新たな疑問を投げかける報告だ。

HDLコレステロールは通常、動脈の血流を妨げる悪玉のLDLコレステロールの作用を抑え、一般的には心臓疾患のリスクを下げるとされている。
しかし研究によると、まれな遺伝子変異によってHDL値が高い一部の人は、逆に心臓疾患のリスクも高まるという。

続きはソースで

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ソース/ロイター
http://jp.reuters.com/article/cholesterol-idJPKCN0WD0IJ

引用元: 【健康】善玉コレステロール、一部の人には逆効果=研究

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1: 2015/08/12(水) 08:15:17.05 ID:???.net
富山県立大、節足動物のヤスデから酵素「ヒドロキシニトリルリアーゼ」を発見
引用元:日刊工業新聞 掲載日 2015年08月12日
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020150812eaab.html

富山県立大学の浅野泰久教授らは、節足動物のヤスデから医農薬品などの有機化合物を合成する酵素「ヒドロキシニトリルリアーゼ(HNL)」を発見した。
現在、産業用に使われているアーモンド由来のHNLの5倍の触媒能力を持つ。
遺伝子組み換え技術を利用し触媒活性が高いHNLを大量生産することで医農薬品の生産向上につなげられる可能性がある。

HNLは主に植物に含まれ、心臓病の治療薬や防虫剤などの化合物の合成材料「シアノヒドリン化合物」の工業生産に利用されている。
研究グループはHNLの産物である青酸ガスを放出し、外敵から身を守るヤスデに注目。

ダウンロード (2)

▽関連リンク
科学技術振興機構
一寸の虫にも有用な酵素
~ヤスデから有用化合物を合成する高性能な酵素を発見~
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150811/

引用元: 【生物化学】ヤスデから有機化合物を合成する高性能な酵素『ヒドロキシニトリルリアーゼ』を発見/富山県立大

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1: 2015/05/17(日) 03:54:32.43 ID:???*.net
政府は後発医薬品と効き目が同じで価格は高い特許切れの新薬を患者が選ぶ場合、自己負担を増やす仕組みを検討する。

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6月末にまとめる財政健全化計画で、歳出抑制策として盛り込む考えだ。
患者が安い後発薬を選ぶよう促し、医療費を抑える狙いがある。
ただ、新薬を開発する製薬業界が反発するのは確実で、調整は難航しそうだ。

政府が19日に開く経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)で、民間議員が歳出抑制策として提言する…

5/17 2:01 続きは元サイトログインページで
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H2H_W5A510C1MM8000/

引用元: 【政治】特許切れ新薬選ぶ患者、後発薬との差額負担…政府、医療費抑制で検討

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1: 2015/04/16(木) 12:41:16.24 ID:???.net
様々な医薬品、机の上で製造 東大が夢の合成法  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO85706180V10C15A4000000/

画像
http://www.nikkei.com/content/pic/20150416/96958A9F889DEAE7E5E2E4E3EAE2E3E7E2E6E0E2E3E7E2E2E2E2E2E2-DSXMZO8571251015042015000001-PB1-11.jpg
机にのるほどの小型装置で簡単に医薬品が合成できる=小林修東京大学大学院教授提供
http://www.nikkei.com/content/pic/20150416/96958A9F889DEAE7E5E2E4E3EAE2E3E7E2E6E0E2E3E7E2E2E2E2E2E2-DSXMZO8570614015042015000001-PB1-26.jpg
8段階の化学反応を連続して起こしロリプラムを合成する


 東京大学がこれまで難しかった医薬品などを原料から一貫して連続合成する技術を実現した。机の上にのるほど小型の設備で効率よく複雑な化合物を生産でき、生産コストを大幅に引き下げられる。研究が進めば液晶などの幅広い精密化学製品でも利用が広がりそう。医薬品製造で日本が世界をリードする可能性をもたらすとともに、海外勢におされて苦戦している日本の化学産業を復活させる切り札になるかもしれない。

■脳機能の改善薬、縦横1.5mの装置で生産

 原料を送り込むとチューブを通りながら化学反応が進み、出口から出たときには医薬品になる物質ができあがっている。石油化学などでは可能な「連続合成」と呼ばれる製造法だが、医薬品をはじめ精密な化学合成が必要な製品の大半では実現していない。

 小林修東京大大学院教授らのグループはこの連続合成の手法で抗うつ剤や脳機能の改善薬などとして期待されている「ロリプラム」を作ることに成功、16日発行の英科学誌「ネイチャー」に成果を発表した。

 実験では縦横1.5メートルほどのテーブルにのる装置を使い、1週間の連続運転で生産したロリプラムは10グラム。化学組成は同じでも右手と左手のように立体構造が違う光学異性体を作り分ける不斉合成も効率よく実現できる。「医薬品でも連続合成が可能なことを実証できた。将来は医薬品や精密化学製品でも広く連続合成が使われるようになるだろう」と小林教授は期待する。

 現在の医薬品製造の主流になっている「バッジ法」と呼ばれる合成法は、何段階もある化学反応をひとつひとつ別の設備で行い、次の工程に送る。途中で次の工程に送る材料と不要な副産物を選別する作業も必要だ。一定量を生産するためには化学反応ごとに大きなタンクを使い、複雑な医薬品になると数十段階もの化学反応を経て生産される。それだけ巨大な設備が必要になるわけだ。

2: 2015/04/16(木) 12:41:59.38 ID:???.net
■生産調整が容易、製造コストも大幅に低減

 しかし東大が実現した製造法ならば、カラムと呼ばれるチューブの中に原料を流しながら化学反応を起こす。大きなタンクが不要になるだけでなく、必要に応じた生産量の調整もしやすい。
運転の自動化も容易で、合成段階が多くなるほど時間のロスも減る。またバッジ法では各段階ごとに生じている副産物の廃棄も少なくなり、環境への影響も抑えられる。複雑な化学合成が必要で価格も高くなりがちな抗がん剤などの医薬品では大きな製造コストの低減が期待できる。

続きはソースで

(電子編集部 小玉祥司)

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引用元: 【技術/化学】様々な医薬品、机の上で製造 東大が夢の連続合成法

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1: 2015/04/17(金) 21:00:41.45 ID:???.net
臓器再生医学 武部貴則准教授らの研究グループが臓器の芽を作製する革新的な培養手法を確立~腎臓や膵臓など、さまざまな器官再生へ道~ | 横浜市立大学先端医科学研究センター
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/takebe_20150417.html

画像
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/1504cell_zu1.jpg
(図1)研究概要
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/1504cell_zu2.jpg
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/1504cell_zu3.jpg


横浜市立大学大学院医学研究科 臓器再生医学 武部貴則 准教授、同 谷口英樹 教授、埼玉大学大学院理工学研究科 吉川洋史 准教授らの共同研究グループは、立体的な器官原基(臓器の芽)を人為的に創出する汎用的な培養手法を確立しました。
まず、同グループが2013年に報告したヒトiPS細胞から肝臓原基を形成する培養手法におけるメカニズムを詳細に解析したところ、立体的な肝臓原基の作製には、1. 間葉系細胞の存在、および2. 培養系における物理的な外部環境(硬さ環境)の最適な条件設定、により多細胞集団が収縮現象を引き起こすこと、が必須であることを明らかにしました。

さらに、このメカニズムを他器官の作製に応用した結果、肝臓のみならず、膵臓、腎臓、腸、肺、心臓、脳から分離した細胞から3次元的な器官原基を創出することに成功しました。創出された3次元器官原基は、移植後すみやかに血流を有する血管網を再構成するのみならず、機能的な組織を自律的に形成することが明らかとなりました。本論文ではその代表事例として、尿を産生する腎組織や、糖尿病治療効果を有する膵組織を生み出すことに成功しています。本技術は、さまざまな器官の再生医療を目指す上で画期的な技術基盤となるのみならず、新たな医薬品開発のツールとしての応用が強く期待されます。


(中略)


研究の内容

まず、Organ Bud形成過程で連続的に取得した画像データの解析を行った結果、3種類の細胞が力学的に収縮することにより立体組織形成が誘発されていることが示唆されました。実際に、この収縮現象を阻害する薬剤を培養系に添加すると、Organ Budが形成されなくなることを確認しています。そこで、このような収縮現象を引き起こすために重要な細胞の種類を特定するべく、様々な細胞種の組み合わせで共培養実験を行ったところ、間葉系幹細胞の存在が器官原基の自律的形成に必須であることを見出しました。

一方、細胞の収縮現象は、細胞外部環境との接着力とのバランスによってその強度が調節されています。本研究では、その調節因子の一つである細胞が付着する培養基材の物理的特性に着目し、異なる硬さ条件下で3種類の細胞の共培養を行いました。その結果、Organ Bud形成を誘発するためには、硬さに関する最適条件が存在することが判明しました。したがって、Organ Bud Generation法を実現するためには、
1. 間葉系幹細胞を共培養に用いること、および
2. 培養系の硬さ環境を至適条件に設定すること、
の双方による細胞の収縮現象の誘発が必須であることが明らかになりました。収縮現象というユニークなメカニズムを活用することにより、これまで困難であった多様な細胞から複合組織が生み出されることが判明しました(図1)。

次に、間葉系幹細胞の存在とその外部環境を適切に調製した条件下において、さまざまな器官原基形成の誘発が可能であるか研究を進めました。驚くべきことに、マウス胎児等より分離した細胞を、ヒト間葉系幹細胞と共培養することで、肝臓のみならず、膵臓、腎臓、腸、肺、心臓、脳などさまざまな器官の3次元的な原基を、さらには、がん細胞から移植により血管など間質を含むヒトがん組織を再構成できる、がんの元になる組織を創出することに成功しました(図1、2)。

試験管内で創出した器官原基や組織は、生体内への移植により、移植後2-3日で機能的なヒト血管網を再構成することを示しました(図2、下段)。さらに、本法を用いることにより、マウス膵β細胞株から作製した膵組織は糖尿病に対し速やかな血糖降下作用を示すこと、マウス胎児腎臓細胞より作製した腎組織は尿の産生機能を有した糸球体様構造を自律的に形成することを明らかにしました(図3)。

詳細・続きはソースで

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引用元: 【再生医学】臓器の芽を作製する革新的な培養手法を確立~腎臓や膵臓など、さまざまな器官再生へ道~ 横浜市立大学

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