理系にゅーす

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原料

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1: 2014/09/05(金) 16:33:11.37 ID:???0.net
コーヒーのゲノム解読、味向上・耐性強化に期待
【AFPBB News】 2014/09/05 15:56

【9月5日AFP】世界で最も人気のある飲み物の一つ、コーヒーの原料となるコーヒーノキのゲノム(全遺伝情報)解読結果が4日、国際研究チームにより発表された。コーヒーの味を向上させる助けになる可能性があるという。

このゲノムを活用して、品質を向上させ、干ばつや病気に対する耐性を高めたコーヒーノキのより頑強な品種を開発できるようにすることで、さらに厳格な作物管理を実現できるかもしれない。

世界では毎日およそ22億5000万杯のコーヒーが飲まれている。
国際コーヒー機関(International Coffee Organization、ICO)によると、コーヒー産業には世界52か国で2600万人が従事しており、2013年のコーヒー輸出総額は154億ドル(約1兆6300億円)に達したという。

コーヒー輸出国の上位には、ブラジル、コロンビア、ベトナム、エチオピア、インドネシアの他、多くの中米諸国が名を連ねている。だが中米は現在、1976年以降で最悪規模の赤さび病流行が発生しており、コーヒーノキの約半数が被害を受けている。

研究チームは今回、コーヒー世界生産量の約3割を構成する品種ロブスタコーヒーノキ(学名:Coffea canephora)のゲノムを解読した。もう1つの主要品種であるアラビカコーヒーノキ(学名:Coffea arabica)は、ロブスタ種より酸味が弱く、カフェイン含有量も少ない。

研究チームは、コーヒーノキがカフェインの生合成に関与する酵素「N-メチルトランスフ◯ラーゼ」を多く含むことを発見した。

コーヒーのカフェイン合成酵素は、茶やチョコレートのカフェイン合成酵素と比べ、他のコーヒーノキの遺伝子とより近い関係にある。これは、コーヒー内でのカフェイン合成が独自に発達したことを意味している可能性が高いと研究チームは指摘している。

イスラエルの国立エルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)植物科学遺伝子学研究所(Institute of Plant Sciences and Genetics)のダニ・ザミル(Dani Zamir)氏は論文に添えられた論説で、解読されたデータは、気候変動や疫病といった天敵へのコーヒーノキの耐性を強めるために共有され、利用されるべきだと述べている。

今回の国際研究プロジェクトには、フランス、米国、イタリア、カナダ、ドイツ、中国、スペイン、インドネシア、ブラジル、オーストラリア、インドの11か国の研究者らが参加した。(c)AFP

ソース: http://www.afpbb.com/articles/-/3025132

引用元: 【科学】コーヒーの原料となるコーヒーノキのゲノム解読結果が公表される - 国際研究 [14/09/05]

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1: 2014/08/20(水) 10:47:33.45 ID:???0.net
8月20日(ブルームバーグ):フォークやナイフなど日常生活でも身近なステンレス製品。
このステンレスを生産する原料となるニッケル鉱石の価格が急騰している。
引き金は最大産出国インドネシア政府による鉱石の輸出禁止。需給ひっ迫を招き、価格は最高値を付けた。原料費負担増から、国内ニッケルメーカーの業績を直撃する事態も出てきた。

「4-6月の鉱石価格では世界中のニッケルメーカーがやっていけない水準だ」。
ステンレス鋼の主原料となるフェロニッケル生産で世界3位の大平洋金属 の12日の決算会見。
菅井一之・取締役常務執行役員は鉱石価格のあまりの高騰ぶりを嘆いた。
同社は輸入したニッケル鉱石を製錬し、フェロニッケルを生産している。
同社は当初、今期(2015年3月期)の営業損益 を17億円の黒字と見込んでいたが、14億円の赤字へと下方修正した。主因はニッケル鉱石の高騰。これまで積み増していた在庫の鉱石使用などで、4-6月は増益を果たしたが、5月以降に鉱石価格が急騰したとして通期の下方修正を迫られた。
菅井氏は「このような経験は初めて。異常なケース」と話した。
インドネシアは自国産業を育成する狙いで未加工の鉱石輸出を1月から禁じた。
日本はそれまでニッケル鉱石輸入の約半分をインドネシアに依存。同鉱石の産出国は限られており、
フィリピン、ニューカレドニアを加えた3カ国からしか輸入実績はない。
禁輸によりフィリピンやニューカレドニアからの調達を増やして対応。
ところが中国もフィリピンからの調達を増やしたため、同国産鉱石の価格上昇を招いた。

フェロニッケル国内3位の日本冶金工業 によると、フィリピンのニッケル鉱石の価格は禁輸前の1月には1ウェット・メトリックトン(WMT)当たり30ドル台だったが、6月には140ドル弱にまで急騰。足元でも100ドル弱と高水準にある。

鉱石価格は3倍弱
日本冶金工業で原料部門を担当する長谷川正常務執行役員は「さすがに100ドルを超えるとどこも採算は苦しい。
買うという判断はできない」と語る。ロンドン金属取引所(LME)のニッケル価格 (3カ月)の年初からの上昇率は3割超。
これに対してフィリピン産のニッケル鉱石の価格は3倍弱に高騰している。
フェロニッケル国内2位の住友金属鉱山 も禁輸後、フィリピンやニューカレドニアからのニッケル鉱石の調達を増やした。
広報担当の青野祥紀氏は「鉱石の調達価格の上昇でフェロニッケル事業の損益への影響は避けられない」と話す。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の黒坂慶樹シニア・アナリストは、
鉱石価格の上昇や品位低下による影響などで今期に30億円程度の利益押し下げ要因につながると試算する。  

続きはソースで

更新日時: 2014/08/20 09:40 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NAIYX06S972W01.html
フォークやナイフの原料鉱石「異常な急騰」、日本企業も打撃-禁輸で

引用元: 【資源】ステンレスを生産する原料ニッケルが異常な高騰、日本企業も打撃-インドネシア禁輸

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1: 2014/06/27(金) 17:03:14.14 ID:???.net
東北大学大学院農学研究科は、生ゴミを原料にして作られたバイオガスによってお湯を沸かし、観光客などにお茶を提供するカフェをオープンさせる。

このカフェは、東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクトの一つである「温泉熱を活用した生ごみからのバイオマスエネルギー生産」の研究をベースに作られたもので、7月1日にオープンする。

お金の代わりに弁当箱程度の生ゴミをお客さんに提供してもらい、その生ゴミ内で嫌気性微生物がバイオガスを生み出す仕組みとなっている。また、作物栽培に必要な液肥も生成されるため、これを無料で提供する。

同研究科は、バイオマスエネルギーや温泉熱エネルギーを楽しみながら体感できるスポットとして、
環境教育や地域活性化に繋がることを期待しているという。
http://www.zaikei.co.jp/article/20140627/201290.html

【画像】
東北大学大学院農学研究科が7月1日にオープンするカフェの外観。
生ゴミを原料にして作られたバイオガスによってお湯を沸かし、観光客などにお茶を提供する
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2014062715430970big.jpg

生ゴミがお茶に!鳴子・温泉メタンカフェ"ene・cafe METHANE"オープン(東北大学プレスリリース)
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20140625_01web.pdf

引用元: 【バイオガス】東北大、生ゴミから出るエネルギーでお茶を沸かすカフェをオープン

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1: ベンゼン環◆GheyyebuCY 2014/04/10(木)22:38:45 ID:UzjUcTMzC

リグニン構成成分を原料としたバイオプラスチックの微生物生産
-未利用で非食料系の植物資源から作られるプラスチック-

理化学研究所はこのたび、植物を構成する成分である「リグニン」分解物を微生物に与えることで、バイオプラスチックの一種であるポリヒドロキシアルカン酸(PHA)を合成することに成功しました。

この成果は、石油資源からの脱却と、植物バイオマスを利用した物質生産を実現する技術となります。

長文となりますので抜粋です。
詳細はソースををご覧下さい。

ソース
理化学研究所 プレスリリース
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140329_1/



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1: 白夜φ ★ 2014/02/09(日) 14:48:42.18 ID:???

医薬品原料作る酵素開発=ブタ由来、認知症治療に道-富山県立大

富山県立大は7日、医薬品の原料に必要な物質を作り出せる新たな酵素を開発したと発表した。
酵素はブタ由来で、自然界に存在せず、従来の手法に比べて効率的で環境に優しいという。
研究を進めた同大の浅野泰久教授(61)は「アルツハイマー型認知症の治療薬などの生産に役立つと期待している」と話している。
 
自然界には、同じ分子の組み合わせであるのに、左右対称の「R型」と「S型」で構成される「鏡像異性体」と呼ばれる有機化合物が存在する。
この二つの型は働きが全く違うこともあり、混ざったものを医薬品に使った場合、サリドマイドのような薬害を引き起こす可能性がある。
 
同大の安川和志研究員(32)によると、今回の研究では、「アルファメチルベンジルアミン」と呼ばれるアミン化合物に着目。
R型をS型に変化させる新しいアミン酸化酵素を開発し、S型が100%の化合物を作り出せるようになった。
ほかのアミン化合物にも応用できるという。
 
研究成果は、ドイツの科学誌アンゲバンテ・ケミーの電子版に近く掲載される。(2014/02/07-22:25)

images (1)

▽記事引用元 時事ドットコム 2014/02/07-22:25配信記事
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014020701019

▽関連リンク
富山県立大学
医薬品原料などとして重要な鏡像異性体(※)を持つアミン化合物(α‐メチル
ベンジルアミン)の2つのうちの一つの鏡像異性体だけに作用する自然界には
存在しない新しい酸化酵素の開発に世界で初めて成功しました。
http://www.pu-toyama.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/02/260207-ERATO.pdf

*ご依頼いただきました。



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1: チリ人φ ★ 2014/02/08(土) 13:21:19.95 ID:???

リチウム:海水から低コストで採取 原子力機構開発

携帯電話などの電池の原料となるリチウムを、海水からエネルギーを使わず、簡単に低コストで取り出す
新技術を開発したと、日本原子力研究開発機構の研究チームが7日、発表した。
海水を特殊な膜に通すだけという方法で、従来の方法よりも短時間・高純度でリチウムを採取できる。実用化されれば、100%輸入に頼るリチウムを国内で生産できる画期的な手法になる可能性がある。

研究チームは、海水と薄い塩酸を用意し、その間に海水に溶けたリチウムだけを通すセラミックスを使った薄膜(5センチ四方)と電極板を浸した。海水側と塩酸側の電極板を導線でつなぐと導線に電流が流れ、30日間で海水25リットルから約2ミリグラムの高純度リチウムを塩酸側に採取できた。また、0.56ボルトの発電にも成功した。

リチウムを使ったリチウムイオン電池は、パソコンや携帯電話のほか、電気自動車などに使途が広がっている。
この方法では、使用済みリチウムイオン電池からリチウムを取り出すことも可能なため、リサイクル促進にもつながりそうだ。

レアメタル(希少金属)のリチウムは、南米で主に生産されているが、塩湖の水を1年以上かけて蒸発させて採取するため、時間と広大な敷地が必要だ。海水中には約2300億トンと膨大なリチウムがあるとされるが、従来の抽出法は不純物が多く含まれ、電力も必要だった。

今後は膜を拡大し、採取量を増やすことなどが課題という。同機構の星野毅・研究副主幹は「早期の工業化を目指し、企業にも協力を求めたい」と話した。
http://mainichi.jp/select/news/20140208k0000e040206000c.html
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【すごい!】100%輸入に頼るリチウム 海水から低コストで採取する新技術開発 リサイクルも容易に/日本原子力研究開発機構の続きを読む

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