理系にゅーす

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原産

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1: 2015/08/27(木) 08:06:33.89 ID:???.net

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スイカは昔から数多くの芸術作品に描かれてきた。画像はジュゼッペ・レッコ(1634〜1695年)の『果物のある静物』。ヨーロッパで最初に色付きで描かれた赤いスイカの図は、中世の書物『健康全書』に見られる。(Photograph by DEA, A. Dagli Orti/DeAgostini/ Getty) 画像
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1705年、アメリカの農園主ロバート・ビバリーはスイカについてこう書いている。「たいそう美味で舌にうれしく、目にも美しい。外皮は生き生きとした緑色をして……真紅の果肉に、種は黒くつややかだ……」
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選抜育種により、スイカの果肉は徐々にその色を変えていった。スイカの赤い色の遺伝子は、糖度を決定する遺伝子とペアになっている。(Photograph by Niday Picture Library, Alamy)


 スイカを「天使の食べもの」だと言ったのは作家のマーク・トウェインだが、スイカの祖先にあたる果物を口にしたなら、天使もすぐに吐き出したに違いない。スイカはもともと固くて苦い、薄緑色の果物だったという。イスラエルにある農業研究機構の園芸学者ハリー・パリス氏は長年の研究の末、5000年におよぶスイカの歴史を解き明かした。(参考記事:「ルイ14世を魅了したエンドウマメの歴史」)


祖先はどこに

 スイカの祖先にあたる植物がアフリカで生まれ、やがて地中海から欧州各地に広まったことは、専門家らの一致した意見だ。しかしこの植物の起源がアフリカのどこにあるかということになると、見解はさまざまに分かれる。

 その原因は18世紀以降の学者たちがいい加減な分類を繰り返したことにあるとパリス氏は言う。現在のスイカの学名「Citrullus lanatus」も正確さに欠けている。「lanatus」はラテン語で「毛の多い」を意味し、本来は短い毛に覆われたシトロンメロン(学名 Citrullus amarus)を指すものだったそうだ。

 アフリカ南部で育つこのシトロンメロンこそがスイカの祖先ではないかという意見もあるが、パリス氏はエジプト人がアフリカ南部よりも早く、約4000年前にスイカの栽培を始めた証拠をつかんでいる。

 次の有力候補は、アフリカ西部原産のエグシメロンだ。しかしエグシは果肉ではなく、種を食べる目的で栽培されていたため、こちらも疑わしい。パリス氏は「今でもエジプトやスーダンの砂漠には野生のスイカが生えているというのに、そこからわざわざナイジェリアのようなアフリカ西部までスイカを求めに行くことはないでしょう」と述べている。彼の考えるスイカの真の祖先とは、アフリカ北東部原産の種で、学名Citrullus lanatus var. colocynthoidesという植物だ。


ツタンカーメンも食べた?

 リビアでは5000年前の集落から、さまざまな果物の遺物と共にスイカの種が見つかっている。スイカの種はツタンカーメン王の墓など、3000〜4000年以上前に作られたエジプトの墓でも発見されており、壁にもスイカが描かれている。ある墓に描かれたスイカは野生種のような球形ではなく、今日一般的な楕円形をしていることから、栽培種であると推測される(米国では楕円形のスイカが一般的)。

 そもそもエジプト人は、なぜ野生のスイカを栽培しようと考えたのだろうか。当時のスイカは固くて味も悪く、とうてい食欲をそそるようなものではなかったはずだ。

 その答えは「watermelon(水のメロンの意。スイカの英名)」という名称にある。スイカは日陰の涼しい場所に置いておけば数週間から数カ月間保存が効くため、エジプト人は水分を貯蔵するためにスイカを栽培するようになったのだろうと考えられる。墓からスイカの遺物が見つかる理由もまた同じだ。「エジプトの王たちが没した後、死後の長旅の道中で水分が必要だろうと供えられたのがスイカだったのです」とパリス氏は言う。(参考記事:「古代エジプト 王家のペットたち」)

 スイカの収穫を始めたエジプト人はおそらく、まずは味をよくしたいと考えただろう。苦い味の原因となっていた遺伝子は1つしかなかったため、スイカから苦味を取り除くのはさほど難しくなかったと思われる。

 その後も徐々に品種改良は続けられた。エジプトの墓に描かれた絵の中には、楕円形のスイカが大皿に載せられているものがある。生のまま供されていたということは、切っただけで食べられるほどスイカが柔らかかったということだ。
旅の必需品からデザートへ 

 紀元前400年?紀元500年頃の文献からは、スイカがアフリカ北東部から地中海へ広まっていった様子が読み取れる。こうしたスイカの普及には、交易品として利用されたことのほか、長旅の水分補給源として重宝されたこともひと役買っていた。 

 古代ギリシャのヒポクラテスやディオスコリデスといった医師たちは、スイカの医学的効能を高く評価しており、利尿剤として用いたり、あるいは熱射病になった子供の額に冷やした皮を当てたりしていた。 

続きはソースで

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文=Mark Strauss/訳=北村京子

引用元: 【植物考古学】スイカ、知られざる5000年の歴史 水分貯蔵に、健康維持に、古代から重宝されていた

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1: 2015/08/21(金) 23:23:17.64 ID:???.net

ダウンロード (2)

 
中国原産の希少なワニの一種「ヨウスコウワニ」が、人などの哺乳類と同じように声帯の上にある器官「声道」で空気を共鳴させて発声していることを、京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)やウィーン大などの国際研究チームがヘリウムガスを使った実験で21日までに突き止めた。

声色を変えるおもちゃの市販用ヘリウムガスを使った人と同様に、ワニのうなり声も変な高い音になったという。

研究チームは、声道による発声は爬虫類で初の発見としている。
京大の西村剛准教授によると、ワニと分類上近い恐竜も同様の方法で発声していた可能性が高い。

▽引用元
47NEWS 2015/08/21 16:54
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082101001409.html

画像:ヨウスコウワニ(札幌市円山動物園提供)
http://www.47news.jp/PN/201508/PN2015082101001492.-.-.CI0003.jpg

▽関連リンク
京都大霊長類研究所
ワニのヘリウム音声実験: 恐竜の音声コミュニケーション
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/pub/ronbun/1028/index-j.html

引用元: 【生物】ワニも人などの哺乳類と同じ発声方法 ヘリウムガス実験で解明 ワニのうなり声も変な高い音に/京都大

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1: 2014/10/06(月) 17:53:22.28 ID:???0.net
明治期に日本に持ち込まれたが、栽培や流通が困難だった北米原産の珍しい果物「ポポー」の生産に静岡市清水区の男性が取り組んでいる。子どもの頃に食べた記憶からポポーの希少価値にいち早く目を付け、
人気商品に育て上げた。

栽培しているのは清水区興津中町の望月史(ちかし)さん(56)。
本業は塗装業だが、区内の高台で約180本のポポーの木を育てている。

ポポーはバンレイシ科の落葉樹で和名はアケビガキ。
長さ20センチ前後のラグビーボール型の実は1個約200グラムで、皮を厚めにむいてそのまま食べる。
バナナ、柿、洋ナシ、マンゴー、アボカド。さまざまな果物の味を合わせもつ「ミックスフルーツ」
(望月さん)で、カスタードクリームにも似た濃厚な甘さだ。

http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141005001850_comm.jpg
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http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141005001871_comm.jpg

朝日新聞デジタル 10月6日(月)16時22分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00000029-asahi-soci

引用元: 【静岡】幻の果実「ポポー」、味はバナナ+柿+洋ナシ+マンゴー+アボガド、カスタードクリームに似た濃厚な甘さ

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/03/10(月) 23:21:37.18 ID:???

 韓国や欧州で人間の被害や生態系への影響が大きな問題になっている中国原産のスズメバチ「ツマアカスズメバチ」が長崎県の離島、対馬に侵入、定着していることが、地元の自然愛好家や対馬市、九州大の上野高敏准教授らの調査で10日までに確認された。

 攻撃的で、健康被害とともに、餌になるニホンミツバチなど在来の昆虫の棲息や生態系への悪影響が懸念される。
環境省も対馬での棲息状況や生態の調査を始め、防除対策の検討に乗り出した。

 上野准教授は「繁殖力が強く、本土に侵入したら分布が急拡大し、被害が深刻化する可能性が高い。早めの駆除対策が必要だ」と警告した。

 ツマアカスズメバチは最大で体長が3センチ程度になるスズメバチの一種。
昆虫などを捕食するほか、巣を刺激すると執拗(しつよう)に人間を追尾することが知られている。
日本に広く分布するオオスズメバチよりは小さいが、対馬にもいるヒメスズメバチより攻撃性ははるかに高いという。

 上野准教授が昨年、現地調査を実施した結果、ツマアカスズメバチの定着を確認し、韓国と欧州に侵入したタイプと同一であることを明らかにした。
対馬北部では多数の巣が見つかり、養蜂に使うニホンミツバチを捕食していることも分かった。

 対馬との間に定期航路がある韓国から、船に乗って侵入した可能性が高いという。

 対馬市は巣が確認された場合は専門家を派遣して駆除するとの対策を取っているが、上野准教授によると、巣は駆除が困難な高い木の上や崖の上などにも多く、現状の対策では分布拡大を防ぐには不十分だという。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/10/kiji/K20140310007747360.html

【画像】
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/03/10/jpeg/G20140310007747410_view.jpg



中国原産の危険なツマアカスズメバチ、対馬へ侵入・定着を確認…定期航路がある韓国から船に乗って侵入かの続きを読む

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