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受精卵

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1: エタ沈φ ★ 2013/09/19(木) 17:12:31.68 ID:???

昨年11月に小笠原諸島・聟(むこ)島のアホウドリのつがいに生まれた未受精卵を調べていた山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)は、細胞内のミトコンドリアDNAの解析結果から、このメスが約1900キロメートル離れた沖縄県・尖閣諸島生まれである可能性が高い、と発表した。

絶滅危惧種にも指定されている国の特別天然記念物アホウドリは、19世紀末に羽毛採取のために絶滅したとされたが、1951年に伊豆諸島・鳥島で、71年には尖閣諸島でも少数の生息が確認された。同研究所や環境省などは鳥島にある営巣地の保全や保護に努めたが、噴火の恐れや地形の風化浸食も進んでいることから、約350キロメートル南方の聟島に繁殖地を作るプロジェクトに乗り出した。

2008-12年にはアホウドリのヒナ計70羽を聟島に移して飼育し、うち69羽を順に巣立たせた。巣立った若鳥は遠くベーリング海や米国西海岸などまで飛び、3-5年後に再び帰ってくる。その聟島には09年から野生のアホウドリが飛来し、11年からは目印の足環が付いた聟島出身の若鳥が帰還するようになった。

12年11月14日に、同研究所とNHKが共同で聟島に設置している監視カメラが、オス・メスのつがいと巣の中にある1個の卵の姿を捉えた。オスは08年に巣立った若鳥で、メスは、他の場所からやって来た野生のアホウドリだ。ところがこのメスは、間もなく巣から飛び去り、戻らなくなった。オスだけが2カ月間抱卵し続けたが、ふ化予定の今年1月半ばになっても気配はなかった。そのため同研究所の研究員が卵を回収して調べた結果、卵は未受精卵であることが分かった。

さらに、同研究所は北海道大学などと共同で、未受精卵のミトコンドリアDNAを解析した。
ミトコンドリアは母側から代々伝わる細胞内の小器官で、遺伝的な特徴も母側の系統を示す。
これまでの研究でアホウドリの系統は、鳥島生まれのグループと尖閣諸島生まれのグループに大きく分かれることが知られており、今回の未受精卵のメスは尖閣諸島のグループに属することが分かったという。

東邦大学理学部の長谷川博教授によれば、鳥島のアホウドリの数は12年8月時点で3,000羽ほどに回復しているが、尖閣諸島のものは05年の産卵期時点で300-350羽と推定されるという。
しかし尖閣諸島での調査はその後も、進んでいない。

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マイナビニュース 2013/09/18
http://news.mynavi.jp/news/2013/09/18/031/index.html



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1: 一般人φ ★ 2013/08/02(金) 00:05:07.56 ID:???

iPS細胞を使って動物の体内でヒトの臓器を作り出す研究を、国の専門委員会が認める見解をまとめ、今後、移植用の人工臓器の研究が進むと期待されています。

この研究は、ヒトのiPS細胞などから作った特定の臓器の元となる細胞を、ブタなどの動物の受精卵に入れ、子宮に戻して出産させることで、ヒトの臓器を持った動物を作り出すものです。
移植用の人工臓器作りなど、さまざまな再生医療の実現につながると期待される一方で、動物の体内でヒトの細胞を育てることに対して倫理的な問題もあることから、現在は国の指針で認められていません。

これについて、生殖医療や生命倫理などの専門家で作る国の生命倫理専門調査会は、1日の会合で、以前と比べ特定の臓器だけを正確に作り出す研究が進んだことや、将来の医療に役に立つ成果が期待できることなどから、研究を認める見解をまとめました。
一方で、動物の体内でヒトの精子や卵子、それに脳の神経などを作る研究については、倫理的な問題が大きいことから一定の制限を設けることや、国が個別の研究ごとに判断する体制作りを進めることなどが必要だと指摘しました。

専門委員会は今回の見解を国に伝えることにしていて、これを受けて国は、実際に研究を行えるように現在の指針を改正する作業を近く始める見通しです。

▽記事引用元 NHK(8月1日 21時17分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130801/k10013473471000.html
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【再生医療】iPS細胞を使って動物の体内でヒトの臓器を作り出す研究を認める見解/国の生命倫理専門調査会の続きを読む

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1: エタ沈φ ★ 2013/06/30(日) 15:40:54.18 ID:???

遺伝性のミトコンドリア病の予防などを目的に、受精卵の核を、別の女性から提供され核を取り除いた卵子に移植して胚を作る体外受精の方法について、英政府が実用化のため、来年の議会での承認を目指し検討を進めていることが28日分かった。
英メディアが伝えた。承認されれば世界初となる。

作った胚は受精卵の核の遺伝子と、卵子の細胞質中の正常なミトコンドリア遺伝子を受け継ぐため、生まれた子どもは遺伝的に3人の親を持つことになり、倫理的な問題を指摘する声も出ている。

英国で政府の研究監視機関「人受精・発生学委員会」の認可を受け、実用化に向けた研究が進められてきた。

2013/06/28 21:58 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013062801002490.html
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【再生】他人の卵子に核移植、英が検討 「3人の親持つ子」誕生もの続きを読む

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1: エタ沈φ ★ 2013/06/18(火) 14:57:47.88 ID:???

政府の総合科学技術会議は、動物の受精卵を操作して、動物の体内で人間の臓器を作製する研究を認める方針を固めた。

再生医学が進んで、臓器まるごとの作製も視野に入り、動物の体内で臓器を育てる研究が欠かせないと判断した。同会議専門調査会は18日の会合で、研究容認の見解案をまとめ、7月に最終決定する。

研究は移植用の臓器を作るのが目的。受精卵から少しだけ育った段階の「胚」を使う。

一部の臓器ができないよう遺伝子操作した動物の胚に、人間の細胞を入れて「動物性集合胚」を作る。
これを動物に妊娠させ、子宮で育てると、人間の臓器を持つ動物ができるとされる。
動物の遺伝子は、できた臓器の細胞には混ざらないと考えられる。

東京大などは3年前にネズミで、今年に入ってブタで、基礎的な実験に成功。
研究をさらに発展させるには、ブタの受精卵に人間のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を入れた集合胚を使う実験などが、今後必要になり、調査会で解禁を検討してきた。

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2013年6月18日03時05分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130617-OYT1T01580.htm



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