理系にゅーす

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古代

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1: 2016/03/22(火) 07:18:20.90 ID:CAP_USER.net
歯の汚れが古代人の暮らしを解き明かす | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031800098/


 歯医者にとっては厄介なあるものが、考古学者にとっては喉から手が出るほど貴重なお宝だった。700年前の歯についた歯垢から、研究者たちがDNAを採り出すことに成功したのだ。
古代の暮らしを知る手がかりになる。

 歯石や歯垢、食べかすといった、歯医者がかき落とす固まった歯の汚れには、古代人の歯や骨の25倍ものDNAが含まれている。
形質人類学の専門誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・フィジカル・アンスロポロジー』に発表された論文の中で、クリスティーナ・ワーリナー氏と共同研究者たちは、歯垢を研究に取り入れた経緯について詳述し、その手法を用いたからこそ、古代世界の情報を収集できたと述べている。

 歯石は、人がまだ生きているうちから歯垢が固まって体の一部になったものだ。初めは、細菌や食べかすが唾液と交じった歯垢の状態。
それを歯ブラシやフロスで取り除かないと、唾液に含まれるリン酸カルシウムによって固まり、何層にも重なっていく。
琥珀の中の虫のように、細菌や食べ物、ヒトのDNAやタンパク質が歯石には閉じ込められているのだ。

 ワーリナー氏は、米国イリノイ州のノリスファームズと呼ばれる遺跡で、700年ほど前に埋葬された北米先住民の人骨6体から歯石を採取した。
歯石は大半が細菌であるため、含まれている古代のDNAのうち、ヒトのものは1パーセントに満たない。
それでも、6体それぞれにミトコンドリア・ゲノムの全配列を決定できるだけのヒトのDNAが含まれていた。分析に必要だった歯石はわずか20ミリグラムだった。

続きはソースで

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引用元: 【考古学/遺伝学】歯の汚れが古代人の暮らしを解き明かす 歯石から抽出したDNAには未知の情報がいっぱい詰まっていた

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1: 2016/03/18(金) 21:24:05.92 ID:CAP_USER.net
謎の古代生物タリーモンスターの正体がついに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031800099/
週末サイエンス:古生代の珍生物「タリーモンスター」、半世紀の“謎”に終止符 実はヤツメウナギの仲間 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/18/news107.html


 60年以上前に化石が発見された、奇怪な古代生物のタリーモンスター。学名の Tullimonstrum gregarium から「トゥリモンストゥルム」と呼ばれることもあり、長らく軟体動物だと思われていたが、実は脊椎動物だったことが3月16日付の科学誌「ネイチャー」で発表された。
3億年以上前に川を泳いでいたモンスターは、魚類をはじめ、鳥類、爬虫類、われわれヒトなどが属するグループのごく初期における仲間だったわけだ。
(参考記事:「5億年前の奇妙な新種化石を発見、全身トゲだらけ」)

 米イェール大学に所属していたときに今回の研究を行ったヴィクトリア・マッコイ氏(現・英レスター大学)は、「見た目はエイリアンのようです」と言う。
(参考記事:「“モンスター”ウミサソリは優しい巨人」)

 マッコイ氏は1000個以上のタリーモンスターの化石を分析。「ネイチャー」の論文によると、タリーモンスターは脊椎動物で、原始的な脊髄を持っていたという。

 古生物学者たちはこの発表に衝撃を受けている。
彼らはタリーモンスターを系統樹のどこに位置付けるべきか何十年も頭を悩ませてきたが、基本的には無脊椎動物、おそらくは古代の軟体動物かぜん虫、あるいは節足動物だろうと考えていたからだ。
ところが今回の研究結果は、タリーモンスターが最も古い脊椎動物の1種であるヤツメウナギと近縁であることを示していた。

 米イリノイ自然史研究所のサム・ヘッズ氏は、この研究には参加していないが、「脊椎動物! 驚きです!」と言った。

最初の発見者はアマチュア化石収集家だった

 タリーモンスターという名前は、1955年にこの化石を発見した配管工のフランシス・タリー氏にちなんでつけられた。
タリー氏は、石炭紀後期の化石が大量に出土することで知られるイリノイ州のメゾンクリーク層で、炭鉱のぼた山の中からこの化石を発見した。

 タリー氏はアマチュア化石収集家だったが、こんな化石は見たことがなかった。
胴体から尾にかけてはシャベルのような形で、象の鼻のように長く伸びた吻の先にはワニのような口があり、胴体の前の上のほうからは両側に細い棒が突き出し、先端に目がついていた。
タリー氏は1987年のインタビューで、「本を調べても、そんな生物は載っていませんでした」と回想している。「博物館や化石同好会でも見たことがありませんでした。
そこでシカゴのフィールド自然史博物館に化石を持ち込んで、どんな生物なのか鑑定してもらおうとしたのです」
(参考記事:「40億年の生物進化が一目で! 「生命大躍進展」に行ってみた。」)

 フィールド自然史博物館の古生物学者たちもお手上げだった。その1人であるユージーン・リチャードソン氏は、1966年に「誰もこの動物を知らなかった」と記している。
種名や属名が分からないどころか「どの門の動物であるかも分からなかった。深刻で厄介な問題だった」という。

 1987年にタリー氏が死去した後、フィールド自然史博物館の研究者メアリー・カーマン氏とイリノイ州地質調査所の科学者らは、
タリーモンスターをイリノイ州の化石に指定するよう議会に働きかけた。
この法案をめぐって意外なほど大きな論争が起き、時間の無駄とまで言われたが、1989年にタリーモンスターは晴れてイリノイ州の化石になった。
今日では、イリノイ州を含む40州が「州の化石」を定めている。

 現在は米ウッズホール海洋学研究所に所属しているカーマン氏は、「イリノイ州の皆さんが他に類のない特別な化石を選定するお手伝いができたことを誇りに思っています」と言う。

続きはソースで

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引用元: 【古生物学】謎の古代生物タリーモンスターの正体がついに判明 まさかの脊椎動物! 半世紀来の科学者の夢がやっとかなった

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1: 2016/02/15(月) 08:01:13.98 ID:CAP_USER.net
謎の古代文明の遺跡、最後の悲劇物語る遺物が続々 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/021200054/


 まだ謎が多く、文明の名前も定まっていない先コロンブス期におけるホンジュラスの古代都市の遺跡から、貴重な石の遺物がこの数カ月でいくつも発見された。
米国とホンジュラスの合同考古学者チームが、「ジャガーの街」と呼ばれる現場の中央にある大きな土塁の基礎部分から、200以上の彫刻物を発見したのだ。
(参考記事:「中米ホンジュラス 密林に眠る伝説の都」)

 遺物は同国東部のカタカマス近郊にある研究所にヘリコプターで運ばれていった。遺物の研究・保管のため、先ごろ開設された施設だ。
(参考記事:「謎の古代文明の遺跡、ホンジュラス政府が保護へ」)

「これらの遺物は、神への捧げ物です」と話すのは、米コロラド州立大学の考古学者でチームを指揮するクリス・フィッシャー氏だ。「ここは神殿のようなものです」。
遺物発見の報告はホンジュラス東部の他の地域でも過去にあったが、専門家による発掘が始まったのはこの場所が初めてだ。

 発掘の結果、遺物は整備された赤土の土台にすべて丁重に並べられていたことが分かった。中央にはやや羽を広げた、謎めいたコンドルの彫刻がある。
その周囲には、縁にコンドルとヘビの飾りが付いた儀式用の石の器が配置され、人のような奇妙な形が彫り込まれた物もあった。
頭部は三角形で目はくぼみ、口は開き、胴体は弱々しい。
フィッシャー氏は、これは「死者の姿」を描いており、器には埋葬のために布で巻かれた先祖の遺骸が納められていたのではと推測している。

 遺物がまとまって出た中心付近から、フィッシャー氏らのチームは石の「メタテ」をいくつも掘り出した。
曲面のテーブルに3本の脚が付いたような見た目の、トウモロコシをひく台だが、それにしては大きすぎて装飾も多い。その多くには動物の姿や幾何学模様が彫られていた。
中には、半人半獣の状態になったシャーマンを表すとされる、この古代都市名の由来にもなった「ワージャガー」の頭部が彫られた物もある。
これらは権力者の椅子と考えられ、メソアメリカの考古学でいう後古典期(紀元10~16世紀前半)に属するとみられている。(参考記事:「謎の古代文明の遺跡から、新たに12点の出土品」)

 先コロンブス期のこの都市が発見されたのは2012年。パルス状のレーザー光で地形を描き出す技術「LIDAR」による上空からの調査で存在が明らかになった。
山々に囲まれた未踏の谷で、かつての街は三層もの林冠を持つジャングルに隠れていたのだ。今はモスキティアという人里離れたへき地になっている。
2015年2月、考古学者たちは初めて遺跡に足を踏み入れ、調査2日目に遺物の山に行きあたった。(参考記事:「空から地球を診断する」) 

貿易と商業の中心として繁栄

 発掘された範囲は20平方メートル以下だ。遺跡全体はずっと広大で、川沿いの数キロにわたって先史時代の集落が少なくとも19カ所あり、おそらく1人の指導者に率いられていたとみられる。
発掘地点の近くには平行に並んだ2つの土塁があり、マヤ文明にみられるようなメソアメリカの球技場の跡の可能性がある。

続きはソースで

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※画像はイメージで本文と関係ありません

引用元: 【考古学】謎の古代文明の遺跡、最後の悲劇物語る遺物が続々 動物の彫刻が施された遺物が新たに200点以上出土、ホンジュラス

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1: 2016/02/02(火) 18:00:42.21 ID:CAP_USER.net
古代エジプトの木造船、ピラミッド付近で発見 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3075395


【2月2日 AFP】エジプトの考古省は1日、首都カイロ(Cairo)の南に位置するアブシール(Abusir)のピラミッド群付近で、チェコの考古学チームが約4500年前の葬儀用の船を発見したと発表した。

 マスタバ(古代の墓)の発掘作業を行っていた同チームのメンバーらが、砂に埋もれ、石の土台の上に置かれていた全長18メートルの船の一部を発見した。

 同チームを率いるミロスラフ・バルタ(Miroslav Barta)氏は声明で、「これは非常に希少な発見だ。

続きはソースで

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(c)AFP

引用元: 【考古学】古代エジプトの木造船、ピラミッド付近で発見

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1: 2016/01/29(金) 23:22:56.11 ID:CAP_USER.net
世界最古の茶葉発見=漢代皇帝の墓から―中国 (時事通信) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000107-jij-sctch

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 【パリAFP=時事】中国の古代王朝、漢の景帝(紀元前188~同141年)の墓近くから、世界最古とみられる茶葉が発見された。
中国と英国の研究チームが、英科学誌サイエンティフィック・リポーツで発表した。
 同誌によると、茶を飲むことに関する最も古い文献は紀元前59年に記され、茶葉そのものは北宋(紀元960~1127年)時代が最古。
研究チームは、今回の発見で「2100年以上前、漢代の皇帝らが茶を飲んでいたことが判明した」と強調している。

 見つかった茶葉は腐敗のため識別できない状態で、分子解析で正体が突き止められた。
 発見された茶葉が、2~3世紀のものとみられるチベットのグルジャム墓地で見つかった副葬品と関係していることも分かった。
チベットで茶葉は生産されておらず、これまで中国からチベットに運ばれたことを示す最古の記録は唐(618~907年)の時代だった。 
 研究チームは「シルクロードの1本が当時、チベット西部を通過していたことが示された」と説明。
「茶葉は織物などと共に貴重な交易品として、シルクロードを通ってチベットに運ばれていた」と指摘している。

引用元: 【考古学】世界最古の茶葉発見=漢代皇帝の墓から―中国

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1: 2016/02/02(火) 07:55:01.68 ID:CAP_USER.net
木星の追跡に高度な幾何学、古代バビロニア | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/020100037/


 古代バビロニアの粘土板が解読され、14世紀にヨーロッパで発明されたのと同じ数学的手法で木星の見かけの動きを計算していたことが明らかになった。

 科学誌「サイエンス」2016年1月28日号に発表された論文によると、古代バビロニア人は、夜空の中の木星の見かけの動きを時間を追って観察した結果を台形で表し、その面積を計算することで、木星の運動を追跡していたという。
このような幾何学的手法が発展したのは、少なくとも1400年後の14世紀ヨーロッパだと考えられていたことから、歴史書を書き換える大発見となった。
(参考記事:「世界最古の十進法の計算表、中国で発見」)

 米カリフォルニア大学バークレー校のニーク・フェルトハウス氏は、今回解読された粘土板は「バビロニアの数学的天文学と幾何学をついに結びつけました」という。
これは、過去100年以上にわたり、研究者を悩ませてきた問題だった。なお、フェルトハウス氏はこの研究には参加していない。(参考記事:「バビロンの空中庭園はやはり伝説?」)


13年がかりの解読

 現在のイラクにあたる地域に住んでいた古代バビロニア人は、高度な数学技術を持っていたことが分かっている。
彼らは今から4000年近く前に2の平方根の近似値を導き、ピタゴラスの定理を理解していた。ピタゴラスが生まれる1000年以上も前だ。

 バビロニア人は天文学の才能にも恵まれ、毎晩夜空を観測して詳細なカタログを作り、ハレー彗星の通過まで記録していた。
計算により天文現象を予測することもあった。(参考記事:「2016年、絶対に見たい天体ショー6選」)

 けれども、高度な純粋幾何学の知識を天文学の計算に応用した実例は、これまで発見されていなかった。
ドイツ、フンボルト大学ベルリンのマチュー・オッセンドライバー氏は、じつに13年もの歳月を費やして、2000~2400年前に書かれた「4枚の粘土板に記された奇妙な台形の計算」を解読した。

 これらの粘土板は1880年代から大英博物館に収蔵されていたが、木星に関係のある内容が記されていることに気づいたのはオッセンドライバー氏が初めてだった。
しかし、バビロニア人が木星の見かけの運動のさまざまな局面(例えば、地平線上に最初に現れるとき)までは解読できず、粘土板に書かれていたことの意味までは分からなかった。

 オッセンドライバー氏はその後、大英博物館の膨大な収蔵品の中から、木星の見かけの動きの1周期を完全に記録した、未解読の、保存状態が非常によい粘土板を発見した。
これにより、ほかの粘土板に書かれている内容を理解できるようになった。(参考記事:「木星は「壊し屋」だった、太陽系形成過程に新説」)

 解読の結果、古代バビロニアの天文学者は、台形を使って、速度や時間や位置を抽象的に表現していたことが分かった。
例えば、ある日から別の日までの間に夜空で木星の見かけの位置がどのくらい変化したかを知るためには、それぞれの日の木星の見かけの速度を測定して平均をとり、
平均速度を経過時間と掛ければよい。

続きはソースで

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引用元: 【考古学/天文学】木星の追跡に高度な幾何学、古代バビロニア 歴史書を書き換える大発見、実は1400年も早かったことが判明

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