理系にゅーす

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合成

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1: 2017/11/03(金) 16:20:26.25 ID:CAP_USER
SF映画で見る、生き物のようなソフトマシン開発の重要な手がかりに

東京大学大学院工学系研究科の吉田亮教授と小野田実真大学院生らの研究グループは、流動性を大きく振動させながらひとりでに液体(ゾル)になったり擬固体(ゲル)になったりする、アメーバのような液体の創製に世界で初めて成功しました。
将来的には、アメーバの運動機構をはじめ、生命の自律性を考察する糸口になるとともに、生き物のようにしなやかな動きをみせる、SF映画で描かれてきたような、ソフトマシンの実現につながると期待されます。

生体内で営まれる多様な生命現象は、様々な物質が複雑に相互作用を及ぼし合うことで実現されています。
例えば、アメーバの体内では、アクチンと呼ばれる生体高分子が集合と分散を自ら繰り返し、流動性を絶えず変化させることで運動しています。
このアクチンによるゾル-ゲル振動は、アメーバ運動のみならず癌細胞の転移や免疫細胞の発生、細胞分裂、傷の修復などにも重要です。
しかし、こうした自律挙動の人工再現に成功した例は、その困難さのため、今までほとんど報告されていませんでした。

これに対し、今回研究グループは、人工的に合成された高分子が集合と分散を自ら繰り返す仕組みを考案し、外部から電気・熱・光などを一切加えることなく、ひとりでにゾル-ゲル振動するアメーバのような高分子溶液の創製に初めて成功しました。

ゾル-ゲル振動の実現にあたっては、ベロウソフ・ジャボチンスキー反応(BZ反応)と呼ばれる化学振動反応を引き起こす仕組みを、ABC型トリブロック共重合体と呼ばれる、特殊な分子配列を持つ高分子に組み込んだことが重要な働きをしました。
生体のエネルギー代謝反応のモデルとしても知られるBZ反応は、金属錯体の酸化還元状態が周期的に振動する反応です。

続きはソースで

ゾル-ゲル振動するアメーバのような新物質のイメージ図  
http://www.u-tokyo.ac.jp/content/400069342.jpg

東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/utokyo-research/research-news/amoeba-like-oscillating-materials-synthesized-in-lab.html
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引用元: 【東大】アメーバのように変化する物質の合成に成功 SF映画のようなソフトマシン開発の手がかりに

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1: 2017/09/22(金) 22:17:18.37 ID:CAP_USER
発表・掲載日:2017/09/19
ゾウムシが硬いのは共生細菌によることを解明
-チロシン合成に特化し、外骨格の硬化・着色に必須な共生細菌-

ポイント
・ゾウムシ4種の共生細菌ナルドネラの極小ゲノムの配列を決定、解析
・アミノ酸の一種であるチロシン合成に特化し、ゾウムシ外骨格の硬化・着色に関与
・共生細菌の新規機能の解明のみならず、新たな害虫防除法開発のシーズとして期待

概要 
国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 田村 具博】深津 武馬 首席研究員(兼)生物共生進化機構研究グループ 研究グループ長、産総研・早大 生体システムビッグデータ解析オープンイノベーションラボラトリ【ラボ長 竹山 春子】(兼)生物プロセス研究部門 生物共生進化機構研究グループ 安佛 尚志 主任研究員、生物共生進化機構研究グループ 森山 実 主任研究員らは、放送大学、九州大学、鹿児島大学、京都大学、東京大学、沖縄科学技術大学院大学、基礎生物学研究所と協力して、ゾウムシ4種の細胞内共生細菌ナルドネラの全ゲノム配列を決定し、アミノ酸の一種であるチロシンの合成に特化した極めて小さいゲノムであることを解明した。さらに、外骨格がとても硬いことで知られるクロカタゾウムシにおいて、ナルドネラがチロシン合成を介して宿主昆虫の外骨格クチクラの着色と硬化に関与していることや、チロシン合成の最終段階が宿主側の遺伝子によって制御されていることを実証した。
 
本研究により、共生細菌が甲虫の硬さに関わる仕組みを世界で初めて明らかにした。多くの甲虫類が重要な農業害虫、森林害虫、貯穀害虫であるため、この成果に基づくクチクラ形成を標的とした新たな害虫防除法の開発につながる可能性が期待される。
 
この成果は2017年9月18日以降(米国東部時間)に米国の学術誌Proceedings of the National Academy of Sciences USA(米国科学アカデミー紀要)にオンライン掲載される。

続きはソースで

▽引用元:産業技術総合研究所 2017/09/19
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20170919/pr20170919.html

とても硬い体で知られるクロカタゾウムシ
http://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/press_release/pr2017/pr20170919/photo.jpg
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引用元: 【生物】ゾウムシが硬いのは共生細菌によることを解明 チロシン合成に特化し、外骨格の硬化・着色に必須な共生細菌/産総研©2ch.net

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1: 2017/09/14(木) 18:14:05.77 ID:CAP_USER
毎日新聞 2017年9月14日 17時55分(最終更新 9月14日 17時55分)
 電通とテレビ朝日は14日、タレントの黒柳徹子さんをモデルにした等身大のアンドロイドを共同開発したと発表した。
黒柳さんの愛称「トットちゃん」にちなみ「totto(トット)」と命名。トレードマークのタマネギ頭を再現し、本人そっくりの声で話す。イベントなどに活用する。

続きはソースで

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20170915/k00/00m/040/009000c.amp
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引用元: 【アンドロイド】 [黒柳徹子さん] タマネギ頭、声も再現 アンドロイド開発[09/14] [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/09/11(月) 03:46:29.15 ID:CAP_USER
http://www.asahi.com/articles/ASK9B543LK9BUEHF002.html
初音ミク「次の10年へ」 歌い続ける電子の歌
丹治吉順2017年9月10日23時27分
 日本のネット文化の象徴であり、世界的にも人気の高いバーチャルシンガー初音ミクをめぐるさまざまな創作を展示・実演するイベント「マジカルミライ 2017」が1~3日、千葉・幕張メッセで開かれ、過去最高の3万人超が訪れた。8月31日は初音ミクの誕生10周年、マジカルミライも5回目ということもあり、ライブでは過去の人気曲も多数演奏された。会場では今後の技術開発の方向なども披露され、「次の10年」に向けての展望や課題も垣間見えた。

 初音ミクは、ヤマハの音声合成技術「ボーカロイド」を基にしたパソコンソフト。言葉とメロディーを入力すると、歌わせることができる。産業技術総合研究所首席研究員の後藤真孝さんによれば、主な発表の舞台である動画サイト「ニコニコ動画」には現在、ボーカロイドのオリジナル作品が14万曲以上あり、動画などの派生作品は63万に上る。この爆発的な創作を支えたのが初音ミクだ。

 その10年間の軌跡は、後藤さんらが開発した「Songrium 超歴史プレーヤ 初音ミク10周年記念版」(http://bubble.songrium.jp/magicalmirai2017別ウインドウで開きます)で一望できる。楽曲が日を追って次々と投稿され、支持を集めていくさまを自動解析し、ダイナミックな動きを伴うデザインで表現した。ボーカロイドファンは必見のサイトだ。

 後藤さんの専門は音楽情報処理。ボーカロイドの膨大な楽曲と、そこから派生した二次創作動画の関係を星座早見を見るように一覧できる「Songrium」(http://songrium.jp/別ウインドウで開きます)や、楽曲のコード進行やサビなどを自動解析して一目でわかるようにした「Songle」(http://songle.jp/別ウインドウで開きます)など、ボーカロイド作品を中心としたネット上の音楽の研究で大きな成果を上げている。「ファンを含めた多くの人々のパワーが、学術的研究にも波及しました」と後藤さんは語る。

 初音ミクの今後の技術開発方針も明らかにされた。

 初期の初音ミクは舌っ足らずで発音が不明瞭な面があった。そこに独特の魅力を感じる人がいた半面、機械的すぎると敬遠する人も少なくなかった。初音ミクの制作元クリプトン・フューチャー・メディアで、当初から開発に携わってきた佐々木渉さんは「より歌のうまいミクを開発している。人間の歌よりも聞き取りやすいレベルに挑戦したい」と語った。

 機械音声には困難とされるラップに関する実験や、語りに感情を込める試みも進んでいる。このマジカルミライで開かれたライブの最終公演で、ステージ上の初音ミクが10年間の感謝を涙声でリアルに語ったのは、その成果の一つだ。「先端を行くボカロP(ボーカロイドで作品づくりをする人)の協力を得ながら、初音ミクの限界を突破していきたい」と佐々木さんはいう。

続きはソースで

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引用元: 【音声合成】初音ミク「次の10年へ」 歌い続ける電子の歌 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/08/15(火) 18:30:38.01 ID:CAP_USER
ストーリー by hylom 2017年08月15日 16時57分意外に未知だったガラス 部門より

masakun曰く、
J-PARCセンター施設公開2017のストーリーでリンク先にアクセスしたとき気付いたが、産総研の触媒化学融合研究センターのプロジェクトチームがガラスの基本単位であるオルトケイ酸の結晶化に成功したと報じられている
(J-PARCプレス発表、EE Times Japan)。
http://j-parc.jp/ja/topics/2017/Press170727.html
http://eetimes.jp/ee/articles/1708/01/news084.html


19世紀前半にイェンス・ベルセリウスにより溶解性のシリカ (オルトケイ酸) が発見されたが、その組成が「ケイ素上に4つの水酸基-OHが結合した分子構造」であることが分かったのは20世紀に入ってから。
しかもテトラアルコキシシランや四塩化ケイ素の加水分解によってオルトケイ酸は生成するが、速やかに脱水縮合しシリカに変わるため、今まで単離できず詳細な構造は不明だった。
そこで産総研では水を使わないオルトケイ酸の合成反応を開発し、オルトケイ酸と加えたアンモニウム塩からなる単結晶を得ることに成功。
「X線結晶構造解析の結果、オルトケイ酸は正四面体構造であり、ケイ素-酸素結合の平均結合長は0.16222ナノメートルで、酸素-ケイ素-酸素結合の平均結合角は109.76度であった」。

続きはソースで

https://science.srad.jp/story/17/08/15/0619257/
ダウンロード (4)


引用元: 【オルトケイ酸】 産総研、ガラスの基本単位であるオルトケイ酸の結晶作成に成功 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/07/31(月) 23:21:01.67 ID:CAP_USER
ゾル-ゲル変化を自ら繰り返す、アメーバのような新物質を人工的に合成
- SF映画のように自律性を持って動く新たなソフトマシン開発の重要な手がかりに -
2017.07.13

東京大学
国立研究開発法人物質・材料研究機構

東京大学とNIMSの研究チームは、流動性の変化をひとりでに繰り返す、アメーバのような液体の人工合成に世界で初めて成功しました。

概要

生き物らしい「ソフトでしなやかな動き」は、ナノメートルオーダーの要素が複雑に相互作用を及ぼし合うことで実現されています。しかし、こうした自律挙動を人工的に再現するのは極めて難しく、これまでほとんど報告はありませんでした。今回、東京大学大学院工学系研究科の小野田実真大学院生、玉手亮多研究員、吉田亮教授、物質・材料研究機構の上木岳士主任研究員、東京大学物性研究所の柴山充弘教授らの共同研究グループは・・・

続きはソースで

本研究成果は、2017年7月13日に「Nature Communications」 (オンライン速報版) で公開されます。

▽引用元:国立研究開発法人物質・材料研究機構
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/07/201707131.html

プレスリリース中の図4 : 高分子溶液がゾル-ゲル振動する様子の直接観測
(a)溶液の流動性が明確に変化し、ゲル状態 (0秒、56秒、109秒、162秒) では液体は固まってゲルになっているが、ゾル状態 (24秒、80秒、140秒、197秒) では流動性がある。
(b)この溶液を管の中に入れ、傾けて静置すると、ゾル-ゲル振動にあわせて溶液が動いたり止まったりする様子が観測された。
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/07/hdfqf1000008yy1d-img/img_201707131.jpg

▽プレスリリース詳細(PDF) - pdf:451KB
http://www.nims.go.jp/news/press/2017/07/hdfqf1000008yy1d-att/p201707131.pdf
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※画像はイメージで本文と関係ありません


引用元: 【物質】ゾル-ゲル変化を自ら繰り返す アメーバのような液体の人工合成に世界で初めて成功/東京大、物質・材料研究機構©2ch.net

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