1: 2015/04/08(水) 14:13:40.02 ID:???.net
下水が原料の肥料完成 神戸市の新技術、実証実験へ
神戸新聞NEXT 4月8日 7時30分配信
神戸市が取り組んでいた、下水処理の過程で発生する「消化汚泥」から回収したリンを原料とする肥料が完成した。
同市によると、リン濃度が高い消化汚泥から化合物を直接取り出し、資源化に成功した日本初の事例という。
近く、実証実験を同市西区の畑で始める。(小川 晶)
リンは、窒素、カリウムとともに肥料の三大要素とされる。農家が肥料を使う▽農作物を住民が食べる▽汚水から肥料を作る-というサイクルの構築を目指し、神戸市が2012年度から東灘処理場(神戸市東灘区)で民間企業と共同で開発に取り組んでいた。
家庭などから集めた下水から、処理水やガスを除いた消化汚泥に、マグネシウムなどを混ぜてリンの化合物を抽出する仕組み。
従来の技術よりも効率がよく、2倍程度のリンを回収できるとされる。
取り出したリンから生産した肥料は、昨年4月に農林水産省の登録を受け、窒素、カリウムを加えて実用的な配合肥料が完成した。
近く同市西区のスイートコーンの畑で施肥し、7~8月ごろに作物の成長具合や土壌の分析などを行う予定。市は、将来的には市販も見据える。
東灘処理場では、市内の農地約3800ヘクタールの1割程度の肥料をまかなえる年間約130トンのリンを抽出する能力があるという。
日本が全量を輸入に頼るリンは、世界的に枯渇が懸念されており、久元喜造市長は「肥料の価格変動や供給不足などの産地リスクの軽減にもつながる」と期待する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000001-kobenext-sctch
神戸新聞NEXT 4月8日 7時30分配信
神戸市が取り組んでいた、下水処理の過程で発生する「消化汚泥」から回収したリンを原料とする肥料が完成した。
同市によると、リン濃度が高い消化汚泥から化合物を直接取り出し、資源化に成功した日本初の事例という。
近く、実証実験を同市西区の畑で始める。(小川 晶)
リンは、窒素、カリウムとともに肥料の三大要素とされる。農家が肥料を使う▽農作物を住民が食べる▽汚水から肥料を作る-というサイクルの構築を目指し、神戸市が2012年度から東灘処理場(神戸市東灘区)で民間企業と共同で開発に取り組んでいた。
家庭などから集めた下水から、処理水やガスを除いた消化汚泥に、マグネシウムなどを混ぜてリンの化合物を抽出する仕組み。
従来の技術よりも効率がよく、2倍程度のリンを回収できるとされる。
取り出したリンから生産した肥料は、昨年4月に農林水産省の登録を受け、窒素、カリウムを加えて実用的な配合肥料が完成した。
近く同市西区のスイートコーンの畑で施肥し、7~8月ごろに作物の成長具合や土壌の分析などを行う予定。市は、将来的には市販も見据える。
東灘処理場では、市内の農地約3800ヘクタールの1割程度の肥料をまかなえる年間約130トンのリンを抽出する能力があるという。
日本が全量を輸入に頼るリンは、世界的に枯渇が懸念されており、久元喜造市長は「肥料の価格変動や供給不足などの産地リスクの軽減にもつながる」と期待する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000001-kobenext-sctch
引用元: ・【科学】下水が原料の肥料完成 神戸市の新技術、実証実験へ
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