理系にゅーす

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因子

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1: 2018/12/14(金) 16:16:04.51 ID:CAP_USER
大阪大学とロート製薬の共同研究グループは、基底膜タンパク質ラミニンの種類を使い分けることで、iPS細胞から異なる眼の細胞である「神経堤細胞」、「角膜上皮細胞」、「網膜・角膜を含む多層構造」へ選択的に分化誘導可能なことを示した。

 iPS細胞は無限に増殖し、我々の身体を構成する様々な細胞に分化可能なことから、再生医療や発生研究に非常に有用な細胞である。同研究グループは、これまでに、ヒトiPS細胞から眼全体の発生を模倣した2次元培養系を用いて、様々な眼の細胞を含む多層状コロニーを誘導し、機能的な角膜上皮組織(iPS角膜上皮シート)を作製することに成功している。

続きはソースで

論文情報:【Cell Reports】Selective Laminin-Directed Differentiation of Human Induced Pluripotent Stem Cells into Distinct OcularLineages
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30404017

https://univ-journal.jp/23986/
images


引用元: 【再生医療】大阪大学とロート製薬、 iPS細胞から眼の様々な細胞の選択的誘導に成功[12/13]

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1: 2018/11/28(水) 14:21:48.87 ID:CAP_USER
■厚さ0.2 mmの微小環境が皮膚炎を長びかせる-

大日輝記 医学研究科講師、椛島健治 同教授らの研究グループは、「上皮-免疫微小環境 (EIME)」という新しい概念を提唱しました。どのような皮膚炎になりやすいかは、以前は免疫細胞の性質で決まると考えられていました。一方で、皮膚の表面の角質バリアの性質や善玉菌と悪玉菌の構成、また皮膚の感覚神経の働きが大きく影響することが次第に明らかにされてきました。

 本研究グループは、これらの関係をまとめることで、さまざまなタイプの慢性の皮膚炎が起こる仕組みを、次のように説明づけることができると考えました。

続きはソースで

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2018/images/181116_2/01.jpg

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2018/181116_2.html
ダウンロード (2)


引用元: 【医学】アトピー性皮膚炎と乾癬の新概念「上皮-免疫微小環境 (EIME)」を提唱 -京都大学[11/28]

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1: 2018/11/26(月) 14:14:49.75 ID:CAP_USER
脳を破壊することもできる「プリオン」と呼ばれるタンパク質から成る感染性因子は、感染者の目から広がることが最新の研究から明らかになっています。

Prion Seeds Distribute throughout the Eyes of Sporadic Creutzfeldt-Jakob Disease Patients | mBio
https://mbio.asm.org/content/9/6/e02095-18
https://i.gzn.jp/img/2018/11/26/prions-spread-eyes/01.png

Brain-Destroying Prions Also Spread Through Victims' Eyes
https://gizmodo.com/brain-destroying-prions-also-spread-through-victims-eye-1830545293

人間が感染する「プリオンが原因となる病」で最も一般的なものが、「散発性クロイツフェルト=ヤコブ病(sCJD)」です。オープンジャーナルのmBioに掲載された研究論文では、11人のsCJD患者を対象に調査を行っており、患者全員の目からプリオンが検出されました。この調査結果は、sCJDのような致命的な疾患が、目を感染経路として広がる可能性があることを示す最新のものです。

感染性因子のプリオンは、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)などのいくつかの疾病の原因となるものです。家族の中で突然変異が起きて発症する家族性クロイツフェルト=ヤコブ病など、発症ルートはさまざまですが、最も一般的なのは、sCJDのようにプリオンがいつの間にか自然発生するというものだそうです。プリオンは通常時は無害なタンパク質ですが、異常な折り畳み構造のタンパク質に変異することで人体にとって有害なものとなり、この変異が周りのタンパク質にも波及するという特性を持っています。さらに、プリオンは動物から動物、人から人に感染していくことができる「感染性因子」であるため、この症状が感染していくという恐ろしさも持ち合わせています。

プリオンが原因となる病(プリオン病)は、痴ほうや筋力低下などを引き起こしますが、発症するまでに数年から数十年かかるケースがほとんどです。ただし、発症までは長いものの、発症してからは通常数か月で死に至るという恐ろしい病です。プリオン病が人から人へと伝染していった最も有名な例は、パプアニューギニアの一部の部族内で行われていた「死亡した愛する人の脳を食べる」という習慣から、部族内でプリオン病の発症者が続出したというもの。なお、1960年代に脳を食べる習慣を止めたところ、感染者は減少したそうです。

これまでプリオン病の代表格であるCJDが広まるのは、角膜移植が主な原因であると考えられていました。

続きはソースで

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181126-prions-spread-eyes/
ダウンロード


引用元: 【医学】〈クロイツフェルト・ヤコブ病〉脳を破壊する「プリオン」は目から感染が広がる[11/26]

〈クロイツフェルト・ヤコブ病〉脳を破壊する「プリオン」は目から感染が広がるの続きを読む

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1: 2018/07/12(木) 13:01:20.73 ID:CAP_USER
がんを引き起こす遺伝子は、もともと植物にあったものが人類に「飛び移った」可能性があるとする研究論文がこのほど発表された。

 いわゆる「ジャンピング遺伝子」に関する世界最大の分析調査によって、L1として知られる遺伝因子が約1億5000万年前に人類の祖先に入り込んだことが新たなデータで示され、その極めて重要な役割が明らかになった。

 この外来遺伝因子はとりわけ活発だったことが判明しており、その後の人類の進化に急激な変化の多くをもたらした。
一方、この遺伝子を持つことがなければ、人類は死に至る多数のがんを引き起こす深刻な遺伝子変異とは無縁だったかもしれない。

 長い年月の間にL1因子は人間の遺伝子情報であるヒトゲノムに存在するようになったが、それがどのように種を越えて「飛び移った」のかを正確にたどることは不可能だ。

 しかし豪アデレード大学(University of Adelaide)の研究チームは、それが植物や昆虫、あるいは後に絶滅した別の種に由来する可能性があると考えている。

 L1因子は、ほ乳類の主要な三つのグループの一つでカモノハシやハリモグラなどが属する単孔類にはみられないことから、ほ乳類に由来するものではないというのが同研究チームの見解だ。

 研究を率いたデービッド・アデルソン(David Adelson)教授は、正式にはレトロトランスポゾンと呼ばれるジャンピング遺伝子が与えた影響は、純粋な親子間の継承プロセスとされていた人類の進化に関する理解を根底から覆したと語った。

続きはソースで

https://amd.c.yimg.jp/im_siggarZyT.WNjUHwKvSEs5evUA---x400-y302-q90-exp3h-pril/amd/20180710-00010000-clc_teleg-000-2-view.jpg

Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00010000-clc_teleg-int
images


引用元: 【医学】がん引き起こす遺伝子、植物から人類の祖先に「飛び移った」可能性 論文[07/11]

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1: 2018/06/05(火) 04:01:18.34 ID:CAP_USER
東京理科大学の後飯塚僚教授らの研究グループは、貧血や感染症の際に骨髄以外の組織で起こる緊急造血に関与する細胞ならびに分子メカニズムを解明した。

造血幹・前駆細胞は骨髄に存在し、様々な血液細胞に分化する。
しかし、感染症、貧血などの白血球や赤血球が緊急に大量に必要な場合には、骨髄以外の組織、特に脾臓で、血液が作られることが知られていたが、それに関与する細胞や分子メカニズムについては不明だった。

 リポ多糖(LPS)は細菌の構成成分であり、これを投与すると感染症時と同様に髄外造血が生じる。
今回、このようなLPS投与による髄外造血モデルを用いて解析した結果、脾臓の間葉系細胞でTlx1(脾臓器官形成に必須の転写因子)の発現上昇と造血制御因子の産生増加がみられ、造血幹・前駆細胞が本細胞に近接して局在することが判明した。

続きはソースで

論文情報:【Scientific Reports】
Niche-induced extramedullary hematopoiesis in the spleen is regulated by the transcription factor Tlx1
https://www.nature.com/articles/s41598-018-26693-x

http://univ-journal.jp/21048/
ダウンロード


引用元: 【医学】東京理科大学が骨髄以外で血液を作る仕組みを解明[06/04]

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1: 2018/05/10(木) 14:46:49.13 ID:CAP_USER
Quantum physics: Gamers ‘power-up’ quantum physics tests
Nature
全世界のゲーマーたちが競い合って乱数の数列を生成したことが、「局所実在性が破れる場合がある」という量子力学による予測の検証に役立った。
この研究結果を報告する論文が、今週掲載される。

量子理論によって物理的現実を完全に記述できるかどうか、というテーマを巡っては、かなりの議論が巻き起こっている。
この議論におけるキーワードは、局所性(ある地点で行われた行為によって、別の地点での実験結果が直ちに変わることはないという考え)と実在性(物理系には一定の値を有する特性があり、そのことは測定しなくても確定しているという考え)である。これらを調べるには、いわゆる「ベルテスト」が実施される。
ベルテストでは、隠れた変数を援用してごまかすことなく、粒子間の量子相関を測定し、粒子について局所実在性の破れが起こっているかどうかを判定する。
隠れた変数は、現在の量子力学理論によって説明できないため、隠れた変数を援用すると、量子力学理論は不完全なものになってしまう。

続きはソースで

英語の原文
http://dx.doi.org/10.1038/s41586-018-0085-3

Nature Research
https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/12503
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引用元: 【量子物理学】ゲーマーたちが量子力学の検証を「パワーアップ」ベルテストで量子力学による予測の検証[05/10]

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