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地磁気

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1: 2019/03/19(火) 14:20:23.64 ID:CAP_USER
地磁気とは地球内部のコアによって発生している磁場のことであり、南極側がN極、北極側がS極となっています。いくつかの動物は地磁気を感知して利用することが知られていましたが、これまでのところ人間が磁場を感知できるのかどうかは明らかになっていませんでした。カリフォルニア工科大学の生物学・生物工学部教授である下條信輔氏らの研究チームは、人間の脳波を観察しながら磁場を変化させる実験を行い、「人間が磁場を感じ取ることができる」という証拠を発見したと発表しました。
https://i.gzn.jp/img/2019/03/19/human-magnetic-sense-scientists-find/03_m.jpg

Transduction of the Geomagnetic Field as Evidenced from Alpha-band Activity in the Human Brain | eNeuro
http://www.eneuro.org/content/early/2019/03/18/ENEURO.0483-18.2019

New evidence for a human magnetic sense that lets your brain detect the Earth's magnetic field
https://theconversation.com/new-evidence-for-a-human-magnetic-sense-that-lets-your-brain-detect-the-earths-magnetic-field-113536

Scientists Find Evidence That Your Brain Can Sense Earth's Magnetic Field
https://www.livescience.com/65018-human-brain-senses-magnetic-field.html
https://i.gzn.jp/img/2019/03/19/human-magnetic-sense-scientists-find/img-snap09477_m.png

コンパスのN極が北を向くのは地磁気の働きによるものですが、地磁気は地球の表面においてはかなり弱く、せいぜい冷蔵庫に貼り付くマグネットの100分の1程度の磁力しかありません。しかし、地球には磁場を感じ取り、ナビゲーションに役立てている動物も存在します。たとえば渡り鳥やウミガメといった動物は、地球の磁場を利用して方角や場所を判断しています。

その一方で、人間が磁場を感知できるのかどうかという疑問には、長年にわたって答えが出ていませんでした。人間が磁場を感知できるという説に好意的な研究結果もあれば否定的な結果もあり、何十年にもわたって意見の一致を見なかったとのこと。

長らく人間の磁場感知能力について確かな意見が出なかったのは、過去の研究の多くが「日常的な人間の感覚」に頼っていたからだと研究チームは考えています。ほぼ全ての人間は日常生活において磁場を意識することはなく、たとえ磁場が日常生活に影響を及ぼしていたとしても、それは無意識的か非常にかすかなものにとどまります。そこで、生物学者や認知神経学者などを含んだ下條氏らの研究チームは別のアプローチを取り、神経科学的な証拠を発見しようと試みました。
https://i.gzn.jp/img/2019/03/19/human-magnetic-sense-scientists-find/01_m.png

研究チームは成人した34人の被験者に導体で囲まれた特殊なファラデーケージに座って目を閉じてもらい、被験者の脳波を観察しました。ファラデーケージはワイヤーに電流を通すことで制御された磁場を発生させることが可能な造りとなっており、研究チームはケージ内の磁場を自由に操ることができたとのこと。ファラデーケージに特殊な磁場を発生させていない状態では、実験が行われた場所である北緯60度の位置に等しい磁場がケージ内にかかっていたそうです。

通常、人々の日常生活で頭をくるりと回したり、前後の向きを入れ替えたりすると、脳に対して磁場の方向が相対的に変化します。

続きはソースで
ダウンロード (2)


引用元: 【地磁気】「人間は地球の磁場を感じ取ることができる」という証拠を研究者が発見[03/19]

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1: 2018/05/12(土) 18:57:31.24 ID:CAP_USER
 千葉県市原市田淵の地層「千葉セクション」を中期更新世(77万年前~12万6000年前)の代表地層とし、この時代を「チバニアン」(ラテン語で千葉時代)と命名するかどうかを決める国際学会の審査が4月から中断している。
申請した研究チームとは別の国内団体からデータへの異議が寄せられたためだが、研究チームは「事実無根」と反論。
正当性を訴える文書を近く国際学会に出し、審査継続を求める。【酒造唯】

千葉セクションには、最後の地磁気逆転の証拠が残る。茨城大や国立極地研究所などの研究チームは昨年6月、46億年の地球の歴史を115に区分した地質時代のうち、中期更新世を代表する地層とするよう国際地質科学連合に申請した。
イタリアの2カ所も名乗りを上げたが、同連合の作業部会は昨年11月、千葉に軍配を上げた。
このまま同連合が認めれば、この時代はチバニアンと命名される。

 ところが関係者によると、研究チームとは別の地質学者らで作る「古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会」(同県香取市)が今年4月、「(地磁気逆転の根拠に)約2キロ先の別の地層のデータを使っており、捏造(ねつぞう)だ」などと主張するメールを同連合やイタリアの研究チームに送った。
イタリアチームは「日本国内でも見解が分かれており、審査は白紙に戻すべきだ」と主張。

続きはソースで

画像:「千葉セクション」の地層
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/05/12/20180512k0000m010201000p/6.jpg
画像:県内外から多くの人が見学に訪れる地磁気逆転地層
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/05/11/20180511ddm001010026000p/6.jpg

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180512/k00/00m/040/189000c

ダウンロード (3)


引用元: 【地質学】〈反論〉「チバニアン」審査中断 国内別団体が異議[05/12]

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1: 2018/03/17(土) 08:50:30.61 ID:CAP_USER
 何千年にもわたり、人々は夜空に輝くオーロラに魅了されてきた。
しかし、注意深いアマチュアの科学者たちが、これまでのオーロラとは異なる新しいタイプの発光現象に気づいたのはこの数年だ。
わずかな間だけ姿を見せる、紫にまたたくその光のリボンは専門家の注目の的となり、3月14日付けの学術誌「Science Advances」に第一報が掲載された。

「カナダのアルバータ州からやってきたオーロラハンターたちが、真夜中に外に出て北の空を眺め、美しい写真を撮っていました。そしてたまたま、遠い南の空に、紫色にかすかに光る細い弧を見つけたのです」。
米メリーランド州グリーンベルトにあるNASAゴダード宇宙飛行センターの宇宙物理学者エリザベス・マクドナルド氏はそう話す。
この紫色のオーロラは、通常のものとは異なる物理現象だという。

 マクドナルド氏らの研究チームは、欧州宇宙機関の地磁気観測衛星スウォームにこの特殊なオーロラを通過させて観測を行った。
その結果わかったのは、太陽からやってくる荷電粒子が加速して熱せられ、地球の電離層の特定の現象と作用しているらしいことだった。

 アマチュア科学者たちは当初、見つけたものが何であるかわからなかったので、奇妙な発光現象を「スティーブ(STEVE)」と呼んでいた。
それを気に入ったマクドナルド氏のチームも同じ名前を使い続け、略語がSTEVEとなるように「Strong Thermal Emission Velocity Enhancement(強熱放射速度増強)」という名称まで考え出した。

 科学者たちは、低緯度地域に荷電粒子の流れがあることは数十年前から知っていたものの、それが目に見える明るさの発光現象をともなうとは考えていなかった。
だが、いまのスマートフォンやデジタルカメラは、当時の観測機器よりもはるかに優れている。
それを使えば、1時間ほどしか続かない珍しいオーロラもとらえられる。

続きはソースで

関連動画
There’s a new aurora in subpolar skies. Its name is Steve https://youtu.be/nqF3AtEkFEU



関連ソース画像
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031600120/01.jpg
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031600120/02.jpg
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031600120/1-Aurora-Borealis.ngsversion.1467037815783.adapt.1190.1.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031600120/
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引用元: 【気象】未知の「紫のオーロラ」、はじめて報告される アマチュアの発見に科学者が注目、慣例にしたがい「スティーブ」と命名[03/16]

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1: 2017/11/08(水) 06:26:30.85 ID:CAP_USER9
犬のうんちで方角が分かる? 犬は北南に体を向けて用を足す

NUKUL2533-iStock
http://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2017/11/iStock-591830832-thumb-720xauto.jpg
松丸さとみ2017年11月7日(火)17時00分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8849.php

●犬がうんち前にくるくる回るしぐさ

犬を散歩させていて、うんちをする様子を見せた時、くるくると忙しなく回ってなかなかポジションが決められなさそうな姿を見せる......というのは、飼い主にとっては見慣れた光景かもしれない。あの姿が実は、方角を探している姿だった、とはご存知だっただろうか。

地磁気(地球により生じる磁場)と動物の生態について研究しているチェコ生命科学大学とドイツのデュースブルク・エッセン大学の研究者からなるチームによると、牛やノロジカ、アカジカ、アカギツネなど複数の哺乳類には、磁場を感じる能力が備わっている。犬も帰巣本能が高いことからして、磁場を感じ取る能力があるだろうと考え、研究チームは犬の行動と磁場の関係についても研究を始めた。

犬のさまざまな行動(休んでいるとき、餌を食べているとき、用を足しているとき)を観察していたのだが、犬が「用を足す時」が、時間や場所にかかわりなく多くのデータを取れそうであり、またもっとも周辺環境の影響を受けないと思われたため、サンプルとして適切だろうと研究者らは考えた。そこで、犬がうんちとおしっこをするときのデータを集めることにしたという。

2年間で集めたデータは、実に犬種37種70匹のうんち1893回分とおしっこ5582回分。ここから分かったのは、地磁気の動きが静かな時、犬は北南の軸に体を沿わせて用を足すということだった。研究の結果は、オンライン科学誌「フロンティアーズ・イン・ズーオロジー」で発表されている。

続きはソースで
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引用元: 【科学】犬のうんちで方角が分かる? 犬は北南に体を向けて用を足す いくつかの環境条件のもとで羅針盤のように排便行動

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1: 2017/07/30(日) 16:00:09.42 ID:CAP_USER
2017.07.30 15:20
[写真]千葉県市原市の養老川岸の地層「千葉セクション」で見つかった白尾火山灰(写真提供:国立極地研究所)
https://thepage.jp/amp/20170730-00000002-wordleaf

 「チバニアン」という言葉が先月、ニュースをにぎわせました。

 チバニアンとは日本の研究グループが国際機関に申請した新しい「地質時代」の名称のことで、地球46億年の歴史の中で約77万年前から12万6000年前の約55万年間を指します。
地質時代の名称といえば、恐竜好きの人なら知らないはずはない「ジュラ紀」や「白亜紀」などが有名でしょう。認定された場合は、日本の千葉県にちなんだ名称が、ジュラ紀などのように地球の歴史上のある期間を示す名称として全世界で使用されることとなります。


[地図]「チバニアン」という名称になるかもしれない地層がある「千葉セクション」の位置(写真提供:国立極地研究所)


 研究グループは、この「チバニアン」という時代が始まる約77万年前は、「地磁気」が最後に「逆転」したときだと考えています。とは言っても、「地磁気の逆転」という単語を初めて聞く人も多いでしょう。今回は日本で初めての快挙になるかもしれない「チバニアン」をきっかけとして、私たち人間が普段感じることのできない「地磁気」とその時代による変化について考えてみたいと思います。

「地磁気の逆転」は過去に何度も発生

 そもそも「地磁気」とは一体なんなのでしょうか。

 皆さんも小さい頃、磁石の周りに砂鉄がきれいに並ぶ様子を教科書などで見たことはありませんか?

これは磁石のつくりだす磁気の影響を受けて砂鉄が整然と並ぶからです。同じように、地球自体が作り出している巨大な磁気があります。それを「地磁気」と呼んでいます。

 地磁気がある。これは地球の内部に1つの大きな棒磁石があるということです。磁石はN極同士またはS極同士を近づけると反発し、N極とS極を近づけると引き合います。そのため、方位磁針のN極と引き合う北極にはS極、南極には反対のN極があることになります。
磁石の力はN極からS極へ向かうため、現在の地磁気の向きは「北向き」となります。この磁石の性質を利用することで人類は方角を知ることができるようになり、地球上のあらゆる場所での移動を可能としたのです。


[図1]棒磁石の磁気(左)と地磁気(右)のイメージ図


 この「地磁気の向き」が北向きであることは、当たり前だと思う方が多いでしょう。ですが、実は、この「地磁気の向き」が今と同じではなく、逆転していた時代が過去にはあったのです。なぜ地磁気が逆転するのか。実は現在でも逆転のメカニズムの詳細はわかっていません。ですが、大昔の時代に地磁気が逆転したことはわかっています。どうしてでしょうか?

続きはソースで

次ページ 千葉県の地層が注目される理由
https://thepage.jp/detail/20170730-00000002-wordleaf?page=2&utm_source=google&utm_medium=top-news&utm_campaign=amp
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※画像はイメージで本文と関係ありません



引用元: 【地質学】 「千葉」が地質時代の名前になる?「チバニアン」から考える地磁気の変化[07/30] [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2015/07/06(月) 12:31:27.07 ID:???.net
海鳥は「匂いの地図」を持っている? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/b/070300017/

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http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/b/070300017/ph_thumb.jpg
海を渡るオニミズナギドリ。最新の研究により、嗅覚を利用して移動している可能性が示唆された。(PHOTOGRAPH BY KLAUS BJERRE, NATURE PHOTOGRAPHERS LTD/ALAMY)


 動物にとって、匂いは進む方向を決める有力な手がかりだが、鳥が嗅覚をナビゲーションの役に立てているかどうかは、長い間わかっていなかった。

 しかし最近、海鳥にGPSを装着して得られたデータから、鳥が移動するのに、嗅覚だけでなく、匂いの記憶まで頼りにしているという証拠が集まり始めている。

 6月30日付の「Proceedings of the Royal Society B」に掲載された論文によると、ミズナギドリは、さまざまな方向から漂ってくる匂いの違いを記憶して、どちらに行ったらいいかを決めていると考えられるという。

 ミズナギドリは、ウミツバメやアホウドリの仲間だ。繁殖期には餌を求めて何百マイルも飛ぶものの、目印もない海の上なのに、なぜか巣に戻ることができる。(参考記事:特集「優雅なる空の王者アホウドリ」)

 彼らはただ闇雲に海上を飛んでいるわけではなく、風の吹き方と匂いを関連付けている可能性がある。たとえば、いつも北風に運ばれてくるプランクトンのかすかな匂いを感じることで、方角を察知しているというように。

「ミズナギドリは自分の島の匂いをかぎ分けられるのかもしれません。ひょっとすると、コロニーごとの匂いの違いまで分かっている可能性もあります」と、この研究に参加していない米オーデュボン協会のジェフ・ル・バロン氏は述べた。


どうやって巣に戻るのか

 鳥が「匂いの地図」を頼りに移動しているか否かという論争は、50年前から続いている。これは、「鳥は地磁気のみを頼りに移動している」という説と真っ向から対立するアイデアだ。

 鳥の嗅覚の研究は難しい。なぜなら、たとえば巣に戻る際、実際に鳥が嗅覚を使っているとしたら、それがいつなのかを調べるのが困難だからだ。

続きはソースで

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文=Helen Thompson/訳=堀込泰三

引用元: 【動物行動学】海鳥は「匂いの地図」を持っている? 海鳥は匂いを頼りに何もない海の上を飛んでいるのかもしれない

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