1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2013/10/06(日) 18:10:35.44 ID:???0

★阪大、ヒトiPS細胞由来の肝幹前駆細胞を安定的に増幅させる技術確立

掲載日 2013年10月04日

 大阪大学大学院薬学研究科の水口裕之教授(医薬基盤研究所招聘プロジェクトリーダー併任)らの研究グループは、ヒトiPS細胞由来の肝細胞に分化する前段階の細胞となる肝幹前駆細胞を安定的に増幅させる技術の確立に成功した。

 iPS細胞を肝臓に分化させるには約3週間かかる。分化効率を高めるにはサイトカインを加えるなどの手法があるが、まだ不十分な点もあった。水口教授らはリプロセルなどと共同開発した必要な遺伝子を適切な時期に導入して遺伝子発現を促す「改良型アデノウイルスベクター」という分化誘導法を用いて、細胞と接着する足場となるたんぱく質「ラミニン111」を細胞の下に敷いて培養した。

 その結果、性質を保持したまま、肝幹前駆細胞を細胞数で最大100億倍規模の増幅を実現できた。
肝幹前駆細胞のマーカーである「HBC」は、ラミニン111への接着能力が高いことも確認し、分化時間は3週間から10日程度に約半減したという。

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http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020131004eaah.html



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