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変化

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1: 白夜φ ★ 2013/06/16(日) 00:40:09.60 ID:???

新しい種類の変光星を発見、ESO
2013年06月13日 17:56 発信地:パリ/フランス

【6月13日 AFP】欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)は12日、南米チリにあるESOのラ・シーヤ天文台(La Silla Observatory)の1.2m望遠鏡で観測を続けてきた天文学チームが、地球から7000光年の距離にある興味深い星団の中に、これまで知られていなかった新しい種類の変光星を発見したと発表した。

ラ・シーヤ天文台で、ケンタウルス座(Centaurus)の散開星団「NGC 3766」にある約3000個の星を7年にわたって観測してきたスイス・ジュネーブ天文台(Geneva Observatory)の天文チームは、そのうちの36個の星の明るさがわずかながら変化していることを確認した。
変化の幅はわずか0.1%ながら、2~20時間の周期で光度が変化していることが分かった。

星自体が発するエネルギーの流れによって明るさが変わる変光星や脈動型変光星の存在は、かなり以前から認識されていた。
しかし、このほど見つかった星たちは、現在知られている変光星のどのカテゴリーにも適合しない。
約2000万年前に誕生したこれらの星は、太陽より若干熱くて明るいという以外に目立った特徴はない。

ジュネーブ天文台のSophie Saesen氏は、「新しいタイプの変光星の存在そのものが、天体物理学者にとっての挑戦だ。
現行の理論モデルに基づいた推測では、これらの星の明るさは周期的に変化しないはずだ。
こうした奇妙で新しいタイプの星の性質を、さらに把握するべく調査を進めている」と述べている。(c)AFP
____________

▽記事引用元 AFPBBNews 2013年06月13日 17:56配信記事
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2950120/10895608

▽関連
ESO
New Kind of Variable Star Discovered
Minute variations in brightness reveal whole new class of stars
12 June 2013
6b4b8a87.jpg

http://www.eso.org/public/archives/images/screen/eso1326a.jpg



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~管理人の周りの声~

1.こんな細かいものを画像に映せるなんてな、どんな技術だよ!これが見えることによってなにができんのかな?想像が広がるな。これで科学もまた一歩進歩したな。

2.ほとんどそのまま映せてんだな。すごいねこれ。どうやってんだろうな?ほんとにすげーってしかいいようがないけど、よくやったw

3.ようはこれ目に見えないもんを画像に映してんだよな。どんだけアップしてんの?w携帯とかテレビとかもこんな感じにみえるようになったらなんかこえーなwそういうのには使わないでほしいな。見たくないもんまで見えちまうからなw

4.これできるようにした研究チームはなにに困ってたんだろうか?やっぱり効率の問題なのかな?おれにはよく理解できないけど研究者たちにとってはすごいことなんだろうな。

5.ようはみえることで研究の幅や速度があがったんだろうな。がんばれ研究者たち。もっともっと技術が進歩したらすげー世の中になるんだろうな。便利な世の中になってくれればこの上ない。

~周りの声おわり~
1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/06/04(火) 09:17:29.67 ID:???

カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、化学反応の前後における分子構造の変化を直接画像化することに成功した。化学構造図そっくりに画像化できる。従来、核磁気共鳴法(NMR)などによる
分析を利用した間接的な推測からしか、こうした情報を得ることはできなかった。
2013年5月30日付けの Science に論文が掲載されている。

研究チームは、電子デバイス用途でのグラフェン・ナノ構造をボトムアップ形成するために同手法を開発した。
グラフェンの表面に他の分子を精密に配置して狙ったとおりの構造を作り上げるには、化学反応によって
実際に生成される反応物の状態を詳細に可視化する必要があったという。

図1 反応前後の分子の構造変化を nc-AFM によって可視化 (Credit: UC Berkeley)
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http://111.89.136.85/app-def/S-102/wp/wp-content/uploads/2013/06/triptych350.jpg

図1は、今回の研究で用いた化学反応の前後での反応物の画像である。
上段は走査トンネル顕微鏡(STM)によるもので明瞭さに欠けるが、中段の非接触型原子間力顕微鏡(nc-AFM)の画像では、分子の結合状態が鮮明に表れている。
下段の化学構造図と見比べると、ほとんど構造図そのままの形状で画像化されていることが分かる。

nc-AFMによる原子レベル解像度の撮像技術は、2009年にIBMチューリッヒ研究所がはじめて用いたもの。
探針先端に一酸化炭素を結合させることで nc-AFM の分解能を大幅に高め、分子の化学結合状態まで可視化できるようになっている。

図2 nc-AFM による撮像の仕組み。一酸化炭素を結合させた探針先端を用いている (Credit: UC Berkeley)
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http://111.89.136.85/app-def/S-102/wp/wp-content/uploads/2013/06/afm400.jpg

今回の研究では、反応表面および分子を液体ヘリウム温度(約4K)に冷却して分子の動きを止めてから、STMを用いてすべての分子を表面上に並べて焦点を絞り込み、nc-AFMによる探針の精度をさらに高めた。

冷却状態での撮像後、分子の反応温度までサンプルをいったん加熱し、次にもう一度 4K まで冷却することで反応生成物の撮像を行った。これによって反応前後での化学構造の変化を直接可視化することに成功した。

研究チームは、同手法を用いて、高度に秩序化された構造を表面上に形成できるようになるため、炭素材料を用いた電子デバイスやデータストレージ、ロジックゲートなどの応用につながるとしている。
また、今回の研究の直接の目的はグラフェンのナノ構造形成だが、同手法はグラフェンに限らず、ヘテロジニアスな触媒の研究などにも幅広く利用できるとみられる。

ソース:SJNニュース(2013年6月3日)
http://sustainablejapan.net/?p=4217
関連リンク:scienceに掲載された論文要旨
「Direct Imaging of Covalent Bond Structure in Single-Molecule Chemical Reactions」(英文)
http://www.sciencemag.org/content/early/2013/05/29/science.1238187
関連リンク:カリフォルニア大学バークレー校のプレスリリース(英文)
http://newscenter.berkeley.edu/2013/05/30/scientists-capture-first-images-of-molecules-before-and-after-reaction/



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