理系にゅーす

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大気

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1: 2018/11/06(火) 19:27:18.43 ID:CAP_USER
■熱波、洪水、干ばつ、山火事など北半球の気象災害の原因、極端気象の長期化で

 2018年の夏、北半球では、前例のない熱波や干ばつ、洪水、山火事などが多発した。これらの気象災害は、北極の急速な温暖化によってもたらされる大気の状態と関連がある。10月31日付けの学術誌「Science Advances」に発表された新たな論文によると、このまま地球温暖化が続けば、こうした気象災害は2100年までに平均で1.5倍に増え、最大で3倍になる恐れもあるという。

 史上最悪の被害をもたらした米カリフォルニア州の山火事や、ヨーロッパの熱波、前代未聞の北極圏での森林火災、日本の洪水はすべて、上空のジェット気流が遅くなり、極端な気象状況が長引いたために起きた、と論文の筆頭著者で、米ペンシルベニア州立大学の気候学者マイケル・マン氏は言う。(参考記事:「より遅く危険になる台風、上陸後の速度は30%減」)

 2018年の夏だけではない。2011年に米国のテキサス州からオクラホマ州にかけて起きた干ばつ、2013年にヨーロッパを襲った洪水、2015年には米カリフォルニア州で、2016年にはカナダのアルバータ州で発生した山火事なども、北極の気温が上昇し、ジェット気流が乱れたことと関係がある。

「テレビ番組やニュースなどで報じられる気候変動の影響を、私たちは目の当たりにしているのです」とマン氏は話す。(参考記事:「地球温暖化の影響は想定より深刻、IPCCが警告」)

 このまま化石燃料を燃やし続ければ、こうした災害はさらに多く、より激しくなると同氏は言う。「炭素の排出量を減らす対策をただちに取らなければ、大幅に悪化する可能性があります」

 くしくもこの論文と同じ10月31日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された新たな論文では、近年、世界中の海が、これまで考えられていたよりも多くの熱を吸収してきたと示唆された。つまり、人為的に排出された温室効果ガスにより、温暖化はさらに加速する可能性があり、ひいては気象への影響も強まるかもしれない。

■ジェット気流の蛇行が停滞すると

 はるか上空を西から東へ吹く北半球の寒帯ジェット気流は、北極の寒気と熱帯の暖気の温度差によって生じる。北極は、他の場所よりも2〜3倍も急速に温暖化しているため、気温差が小さくなり、ジェット気流が遅くなる。流れが遅い川と同じように、ジェット気流も遅くなると大きく蛇行しがちになり、夏の間は時に何週間もその蛇行が停滞することがある。(参考記事:「北極海の海氷面積、観測史上2番目の小ささに」、「今冬の異常気象、原因は北極の温暖化?」)

 今回の研究では、現在から2100年までの間に、夏のこうした現象が起きる頻度を気候モデルを用いて予測した。すると、わずかに減少するというものから3倍に増加するというものまで、さまざまな結果が得られた、と「Science Advances」の論文の共著者で、ドイツのポツダム気候影響研究所の研究員カイ・コーンフーバー氏は話す。結果がばらついた理由は、十分な長期的データがないことに加えて、雲が空を覆う割合と大気汚染による微粒子の複雑な関係の取り扱いが、さまざまな気候モデルで異なるためだと、同氏はインタビューで答えた。

「しかし、5割増えるというのは、非常に可能性の高い、とても控えめな予測です」と同氏は話す。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/110500478/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/110500478/
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引用元: 【環境】夏の異常気象、2100年までに1.5倍に? 最新研究[11/06]

夏の異常気象、2100年までに1.5倍に? 最新研究の続きを読む

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1: 2018/10/30(火) 15:32:23.49 ID:CAP_USER
【10月30日 AFP】
世界保健機関(World Health Organization、WHO)は29日、大気汚染が原因で死亡する15歳未満の子どもの数が年間約60万人に達していると警告した。

 WHOの統計によれば、世界の15歳未満の子どもの93%に相当する18億人の子どもが、毎日、屋内および屋外で危険な有害大気を吸っている。うち6億3000万人は、5歳未満だという。

続きはソースで

(c)AFP

https://www.cnn.co.jp/storage/2016/10/31/f80074957ed7b148606b8d42ada3ce74/china-smog-pollution-father-son.jpg

http://www.afpbb.com/articles/-/3195171?pid=20665049
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引用元: 【環境】大気汚染、世界で年間60万人の子どもが死亡 WHO[10/30]

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1: 2018/10/24(水) 10:56:01.01 ID:CAP_USER
【10月23日 AFP】火星の地表のすぐ下にある塩水には、数十億年前の地球上で出現・繁栄したものと同種の微生物の生命を維持するのに十分な量の酸素が溶け込んでいる可能性があるとの研究論文が22日、発表された。

 英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された論文によると、場所によっては海綿動物などの原始的な微生物を生存させることができる量の酸素が存在する可能性があるという。

 論文の筆頭著者で、米ジェット推進研究所(JPL)の理論物理学者ブラダ・スタメンコビッチ(Vlada Stamenkovic)氏は、高濃度の塩分を含む「火星上の塩水には、微生物が呼吸するのに十分な量の酸素が含まれている可能性があることを、今回の研究で発見した」と話す。

「この結果により、現在および過去の火星の生命存在の可能性に関するわれわれの理解が根本的に変わることになる」と同氏はAFPの取材に語った。

 これまでは、火星に存在する酸素は微量で、微生物の生命でさえも維持するのに不十分だと考えられていた。「火星の大気中の酸素濃度は約0.14%とごくわずかなため、火星上の生命に酸素が関与する可能性があるとは誰も考えたことがなかった」と、スタメンコビッチ氏は指摘する。

続きはソースで

(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/3/b/320x280/img_3b55419acbc4c2d0993a0e76f15690ef148032.jpg

http://www.afpbb.com/articles/-/3194280
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引用元: 【宇宙】火星に生命維持可能な量の酸素、地下塩水に溶解か

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1: 2018/10/22(月) 13:25:19.00 ID:CAP_USER
016年にスタートした、水不足で苦しむ世界中の人々を助けるため「空気から水を作り出す方法」を編み出すことを目的としたコンテスト「Water Abundance XPRIZE」の大賞が決定しました。賞金150万ドル(約1億7000万円)を受け取った大賞受賞者は、「輸送用コンテナの中に雲を作りだし飲料水をためる」という装置をデザインしました。

The Water Abundance XPRIZE winner makes water from air
https://www.fastcompany.com/90253718/a-device-that-can-pull-drinking-water-from-the-air-just-won-the-latest-x-prize

Visioneering | XPRIZE
https://www.xprize.org/visioneering

「クリーンなエネルギーを使う」「コストは作り出す水1リットルあたり2セント(約2.25円)」という条件のもと、空気中から1日あたり2000リットルの水を作り出す装置をデザインするコンテスト「XPRIZE」は、2016年にスタートしました。

XPRIZEのチーフ・インパクト・オフィサーであるZenia Tata氏は「XPRIZEの課題をデザインし始めた時、我々は多くの第一原理を考えました」と語っています。現代では800万人近くの人が水不足に直面していますが、海水から淡水を作り出す海水淡水化には「コストがかかりすぎる」という問題点や、作り出した水が提供できるのはシステムの近辺のみに限られるという問題点があります。コンテストのデザインについて考えていたXPRIZEのチームは「大量の水を含む『大気』ならリソースにできるかもしれない」ということに思い至りました。「空気から水を取り出す」という装置は当時存在したものの、使用するためには多くの費用が必要だったとのこと。この課題が実現可能なのかということは、当時懐疑的だとみられていました。

大賞を受賞した「WEDEW」と呼ばれる新しいシステムは、既存の2つのシステムを組み合わせることで完成しました。

続きはソースで

PRODUCTS – SkyWater Air Water Machines
https://islandsky.com/

https://i.gzn.jp/img/2018/10/22/water-abundance-xprize-winner-skywater/00.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181022-water-abundance-xprize-winner-skywater/
images


引用元: 賞金約2億円の「空気を水に変える方法」コンテストの大賞が決定、「輸送用コンテナの中に雲を作り出して水を取り出す」というアイデア

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1: 2018/10/09(火) 21:20:28.82 ID:CAP_USER
■NASAの探査機カッシーニ最後の偉業、土星と環の関係に新たなシナリオ

土星には雨が降っている。1秒間に重さ数千キロにもおよぶ氷や有機分子が、環から土星の大気中へと降り注いでいる。

 土星とその環の間で起こる驚きの相互作用。科学者らがついにそれらを目撃できたのは、NASAの土星探査機カッシーニのおかげだ。2017年末に土星に突入してミッションを終えたカッシーニは、最後の数週間に土星とその環の間を22回くぐり抜け、環から降ってくる雨を採集した。

 土星の環から降る雨の観測は、技術的な偉業というだけではない。雨の組成や降雨ペースを知ることは、土星の歴史を解き明かす上でも非常に重要だ。土星の環の起源や年代という古来の謎に、また一歩近づいたことも意味する。

「私たちはたまたま土星が壮大な環をもっている時期に居合わせたのではないしょうか?」と、米コロラド大学ボールダー校のショーン・スー氏は言う。「環が最近形成されたものだとしたら、非常に面白いことになります。ほかの氷の衛星とも関係してきます」

■やまない雨

 土星の環から物質が降ってくること自体はまったく意外ではない。理論的にも観測上でも、数十年前からこのことを示唆していた。しかし、土星とその周囲をまわる星々(土星系)の中で物質がどのように移動するのか、そのうちのどれくらいの部分が土星に降り注ぐのかはわかっていなかった。

 2018年10月5日付けの学術誌「サイエンス」に土星の環から降る雨について3本の論文が掲載された。論文のもとになったデータはいずれも、カッシーニが最後の日々に行った「グランドフィナーレ」という観測プログラムから得られたものだ。

 カッシーニが土星と環の間を通り抜けるときの速度は時速約11万キロにもなった。これは、カッシーニに搭載された各種の観測機器が想定する速度をはるかに上回っていたため、データの解釈は困難をきわめた。

 NASAのジャック・コナニー氏は、「科学者たちは奮闘の末、非常に巧妙なやり方で、観測データが語っていることを解き明かしました」と言う。「観測装置の想定や科学者たちの経験の範囲をはるかに超えた作業でした」

 カッシーニは、土星と環の間をくぐり抜けて土星の重力や磁場、環の質量などを測定しながら、環から降ってくる数多くの破片を採集した。それぞれ異なる成分を調べられる3種類の観測機器が、速やかに粒子の分析に取りかかった。こうして得られた結果の中には、科学者たちの予想と異なるものもあった。

まず、土星上空で、それまで知られていなかった粒子の層を見つけた。ナノサイズのふわふわした粒子は、土星の大気中の分子と衝突し、だんだん下に落ちてゆき、土星の赤道沿いに降り注ぐ。「これらの粒子はグランドフィナーレ以前にはまったく知られていませんでした」とスー氏は言う。

 環から降る雨からは、メタン、ブタン、プロパンなどの有機物や、ケイ酸塩を豊富に含む粒子も見つかった。大きな電荷を持つ粒子は、土星の磁力線に沿って、主に南半球に落下した。それ以外の粒子は赤道沿いに落下する傾向があった。

 土星の環の95~99%は氷でできているが、環から降る雨には科学者たちが予想していたほど多くの氷は含まれていなかった。氷が少ないことについて、NASAのエイムズ研究センターのジェフ・カジー氏は、あるシナリオによって説明できると言う。土星の最も内側の環であるD環の内部に従来検出されていなかった放射帯があり、これが氷の塊から水を剥ぎ取っているとするシナリオだ。

続きはソースで

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引用元: 【宇宙】土星の環から「雨」が降っていた、予想外の事実も 探査機カッシーニ[10/09]

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1: 2018/10/06(土) 15:33:40.58 ID:CAP_USER
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の土星探査機「カッシーニ」が20年に及んだミッションを終え、土星の大気に突入して燃え尽きてから1年あまり。「死のダイブ」直前に同機のセンサーがとらえたデータをもとに、NASAの研究者らが土星の環や大気を分析した結果が、4日の米科学誌サイエンスに発表された。

カッシーニのデータは全てNASAに送信され、研究者が1年以上かけて解析に当たってきた。今回の観測では、土星と土星の環の間を流れる電流のような形で、放射線帯が閉じ込められていることが判明。カッシーニは磁気圏を突き抜ける際に、土星から放出された放射線をとらえていた。放射線についての理解が進めば、太陽系外惑星探査の手がかりになると専門家は解説する。

土星の大気に突入したカッシーニは、大気中の成分を採集して構成を分析した。これはNASAの探査機「ボイジャー」が1980年代初めに観測した「環の雨」と呼ばれる現象の解明が目的だった。

研究チームによると、カッシーニの「鼻」に当たる分光計は、土星に最も近い環と土星の間にある未知の領域を探し当てた。この環は土星の上層大気がほぼ届く距離にある。

この観測によって、土星の環から上層大気にさまざまな化学物質が降り注いでいることが判明。環は水とメタン、アンモニア、一酸化炭素、窒素分子、二酸化炭素でできていることが分かった。

続きはソースで

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https://www.cnn.co.jp/storage/2018/10/05/fda7dc728435fafd2cf8cb16e468583d/t/768/432/d/cassini-saturn-plunge-super-169.jpg

CNN
https://www.cnn.co.jp/fringe/35126642.html
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引用元: 【宇宙】土星探査機カッシーニ、環から降る「豪雨」観測 「死のダイブ」直前[10/05]

土星探査機カッシーニ、環から降る「豪雨」観測 「死のダイブ」直前の続きを読む

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