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大阪大学

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1: 依頼36-175@白夜φ ★ 2013/08/09(金) 09:46:49.62 ID:???

「情けは人のためならず」園児観察で実証 阪大
2013/8/8 10:07

親切な人は周りから好ましく思われ、自分も親切にされることを、大阪大の大西賢治助教(発達心理学)らのチームが保育園児の園内での日常生活を観察して確認し、米オンライン科学誌プロスワンに8日発表した。

よいことをすればよい報いがあるという「情けは人のためならず」を、初めて実証したとしている。

チームは、大阪府内の保育園の5~6歳児70人を観察対象にし、うち親切な行動をよく取る12人を「親切児」とした。

園児らが遊んでいる時に、親切児が他の子の服のボタンを留めたり、物を貸したりするなどした際、1メートル以内にいてこれを見た園児が10分間にどのように振る舞うのかを観察した。

親切児が親切をした場合と、しなかった場合を約250回にわたり比較した結果、親切をした場合の方が、周りの園児が親切児を手伝ったりする頻度が高くなり、親しく話し掛け、体を触るなど他者を好ましく思う言動も増えた。

大西助教は「親切は回り回って自分に返ってくるということは、人間が進化し生き残っていく上で重要な役割を果たしてきたと考えられており、この仕組みを実生活で科学的に示すことができた」としている。〔共同〕

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▽記事引用元 日本経済新聞Web刊2013/8/8 10:07配信記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0800S_Y3A800C1CR0000/

▽関連リンク
・大阪大学
「情けは人の為ならず」を科学的に実証―親切が広く交換される仕組みを幼児の日常生活で初めて確認―
2013年8月8日(木)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/ResearchRelease/2013/08/20130808_1
・PLOS ONE
Preschool Children’s Behavioral Tendency toward Social Indirect Reciprocity
http://www.plosone.org/article/info:doi/10.1371/journal.pone.0070915

*ご依頼ありがとうございました。



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1: ウィンストンρ ★ 2013/07/13(土) 15:43:42.70 ID:???

リンパ節に転移したわずかながん細胞を調べ、大腸がんの再発リスクを予測する診断方法を、大阪大の山本浩文准教授らの研究グループが開発した。
17日から宮崎市で開かれる日本消化器外科学会総会で発表する。

大腸がんを切除した後、リンパ節にがん細胞が転移していないかどうかは、主に顕微鏡の観察で判断されてきた。
転移がないと診断されれば再発予防の抗がん剤治療は行われないが、15~20%の確率で肝臓など他の臓器で再発するため、顕微鏡では見つけられない
微量のがん細胞が原因と考えられていた。

研究グループは、リンパ節に転移したがん細胞が作る物質「CEA」に着目。
大腸がんの手術を受けた患者約300人をCEAの量に応じて3グループに分け、肝臓や肺などでがんが再発するかを5年間調べた。
その結果、CEAが最も少ないグループは再発率が6.6%だったのに対し、その約10倍のグループでは17.0%、約100倍のグループでは27.4%だった。
山本准教授は「再発が不安だった患者が、抗がん剤治療をするかどうかの判断材料になる」と説明。
今秋から同大付属病院で導入する予定という。(2013/07/13-15:06)

ソース 時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013071300168
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1: 白夜φ ★ 2013/07/08(月) 01:34:59.75 ID:???

抗生物質効かない緑膿菌、薬が効果失う仕組み解明 阪大など
2013/7/1 2:00

大阪大学の山口明人特任教授らは第一三共と共同で、多くの抗生物質が効かない多剤耐性緑膿菌(りょくのうきん)が、阻害剤という医薬品の効果を失わせる仕組みを解明した。
多剤耐性菌に効く新薬の開発に役立つ。
研究成果は1日、英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載される。

多剤耐性緑膿菌は抗生物質などを体外に排出するたんぱく質を持つ。
たんぱく質と結合して働きを抑えるはずの阻害剤が、うまく結合できないことが原因と考えられていた。
研究チームは大型放射光施設「SPring―8」(兵庫県佐用町)で詳しい仕組みを調べたところ、たんぱく質の形が一部変形して阻害剤が結合しないようになっていた。

あらゆる形に変形したたんぱく質と結合できる阻害剤が作れれば、全ての多剤耐性緑膿菌に効く薬ができる。
阪大は東京大学とも協力して新しい阻害剤の候補物質を探す一方、新薬のもととなる化合物を合成する研究も始めた。
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▽記事引用元 日本経済新聞web刊2013/7/1 2:00 配信記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG30021_Q3A630C1CR8000/

▽関連
大阪大学
多剤排出タンパク質の阻害剤結合構造決定に初めて成功
―大きな社会問題となっている多剤耐性菌感染症克服に手がかり
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/ResearchRelease/2013/07/20130701_1



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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/06/29(土) 17:19:03.44 ID:???

免疫力の「若返り」を手助けするたんぱく質を動物実験で発見したと、大阪大などの研究チームが発表した。

加齢による免疫力低下の予防や治療につながる可能性があるという。
米専門誌「イミュニティー」電子版に掲載された。

免疫細胞などを生み出す大本になる「造血幹細胞」は、老化とともに免疫を担うリンパ球を作る能力を失っていくが、詳しい仕組みはよく分かっていない。

チームの横田貴史・大阪大助教らは、マウスの造血幹細胞で、加齢とともに「Satb1」というたんぱく質が減少していることを確認。人間で20歳代にあたるマウスの造血幹細胞で、このたんぱく質を通常の20~10倍作るよう遺伝子操作を行ったところ、リンパ球の生成が約100倍に増えた。
人間の70歳代にあたるマウスでも、通常の約3倍に増えた。

横田助教は「感染症に対する高齢者の免疫力を高める技術開発などにつながれば」と話している。

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ソース:読売新聞(2013年6月29日15時14分)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130629-OYT1T00389.htm
関連リンク:大阪大学のプレスリリース
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/ResearchRelease/2013/06/20130625_1
関連リンク:Immunityに掲載された論文要旨
「The Satb1 Protein Directs Hematopoietic Stem Cell Differentiation toward Lymphoid Lineages」(英文)
http://www.cell.com/immunity/abstract/S1074-7613(13)00241-0



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