理系にゅーす

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天の川

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1: 2014/08/01(金) 01:25:41.82 ID:???.net
天の川銀河、従来説より「軽い」 英研究  2014年07月31日 10:12 発信地:ロンドン/英国

【7月31日 AFP】「天の川銀河(Milky Way)」は、これまで考えられていたよりも「軽い」との研究論文が30日、英国王立天文学会の学会誌「Monthly Notices of theRoyal Astronomical Society、(MNRAS)」に発表された。

 英エジンバラ大学(University of Edinburgh)が主導する研究チームによると、今回の研究では、太陽系が存在する天の川銀河の質量を正確に量ることに初めて成功したとしており、天の川銀河に含まれる質量は、同じく渦巻き構造を持つ近傍の銀河、アンドロメダ(Andromeda)銀河(M31)の半分程度であることが分かったという。

 研究を率いたホルヘ・ペナルビア(Jorge Penarrubia)博士は「われわれは常々、アンドロメダ銀河の方が天の川銀河より質量が大きいのではないかと考えてきたが、両方の銀河が同様の質量を持つとするのは極めて困難であることが判明した」と語る。

 アンドロメダ銀河の方に存在する重い分の質量は、銀河の外側の領域の大半を占めているとされる見えない物質「暗黒物質(ダークマター)」によるものと、研究は結論付けている。暗黒物質についてはまだ詳細には理解されていない。

 大きさがあまり変わらない2つの銀河だが、天の川銀河にはアンドロメダ銀河の約半分の暗黒物質しか存在しないと研究チームは推定している。

続きはソースで

(c)AFP

アンドロメダ銀河(メシエ31)の写真。Credit: Adam Evans.
http://www.ras.org.uk/images/stories/press/Andromeda_Galaxy_small.jpg

ソース:AFP BB NEWS(2014年07月31日)
天の川銀河、従来説より「軽い」 英研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3021925

原論文:Monthly Notices of the Royal Astronomical Society
Jorge Penarrubia, et al. A dynamical model of the local cosmic expansion.
http://mnras.oxfordjournals.org/content/443/3/2204

参考(ケンブリッジ大グループの研究):arXiv
Jonathan D. Diaz, et al. Balancing mass and momentum in the Local Group.
http://arxiv.org/abs/1405.3662v2

プレスリリース:University of Edinburgh(Jul 30, 2014)
Study sheds light on Milky Way
http://www.ed.ac.uk/news/2014/galaxy-300714

引用元: 【天体物理学】天の川銀河、従来説より「軽い」

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~~引用ここから~~

1: オデッセイ ★@\(^o^)/ 2014/05/17(土) 10:25:59.78 ID:???.net

時速220万kmで銀河の外れを駆け抜ける星

【2014年5月12日 ユタ大学】

天の川銀河の外れを時速220万kmという超高速で駆け抜ける星が見つかった。
銀河中心の超巨大質量ブラックホールがはじき飛ばしたものとみられる。

http://www.astroarts.jp/news/2014/05/12lamost/milkyway.jpg
銀河中心部から銀河円盤の外まではじき飛ばされた超高速星

天の川銀河中心部から銀河円盤の外まではじき飛ばされた超高速星(CG図)。(提供:Ben Bromley, University of Utah)

米・ユタ大学のZheng Zhengさんらの研究チームが、中国・興隆県のLAMOST望遠鏡で天の川銀河内の恒星分布を調査していたところ、太陽系との相対速度が天の川銀河内の通常の恒星の3倍近い、時速220万kmで移動する星を発見した。
この天体「LAMOST-HVS1」は地球から見るとかに座方向約4万2400光年彼方にあるが、天の川銀河の中心からは6万2000光年の距離にあり、直径約10万光年の銀河円盤からは外れた場所に位置している。
生まれて3200万年ほどの若い星で、太陽の9倍の質量がある。明るさは13等級だ。

続きはソースで

ソース:AstroArts
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/05/12lamost/index-j.shtml


引用元: 【宇宙】銀河中心ブラックホールに弾き飛ばされ、時速220万kmで宇宙を駆ける超高速星


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1: 白夜φ ★ 2014/02/10(月) 22:33:40.07 ID:???

136億歳の星を発見

【2014年2月10日 Phys.org】

これまで見つかった中で最も古い、136億年前に誕生した星が天の川銀河内で発見された。
この星の材料を生み出した宇宙初期の超新星爆発の性質などを知る手がかりにもなるという。
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オーストラリア国立大学のStefan Kellerさんらの研究から、天の川銀河内6000光年彼方にある恒星が136億年前に誕生したものであることが判明した。
これまでに132億歳の星が2つ発見されているが、それを上回る「宇宙最古の星」ということになる。

研究チームは、同大学がサイディングスプリング天文台に持つSkyMapper望遠鏡を用いた5年間のサーベイ観測データから、この恒星のスペクトル(光の成分)に検出可能な量の鉄が存在しないことをつきとめた(注)。
これは、この星が宇宙初期に作られたことを示している。
なぜなら、誕生したばかりの宇宙にはヘリウムや水素といった軽い元素しかなく、鉄のような重元素は星が終末を迎える超新星爆発で作られる、つまり星の世代を経て合成されるからだ。

今回のような鉄をほとんど含まない星の場合、そこに含まれる重元素(水素とヘリウム以外の元素)は、太陽のおよそ60倍の質量を持つ星が低エネルギーの超新星爆発を起こしてまき散らした炭素その他の比較的軽い元素が大半を占めるとみられる。
他にも同様の星が数個検出されていることから、こうした低エネルギーの超新星爆発は当時ありふれた現象で、宇宙初期の星や銀河の形成、そして元素分布の進化に大きな役割を担っていたのかもしれないという。
---------------------
注:「検出された鉄の量」 本研究で検出可能な鉄の量の下限値は、太陽に含まれる鉄の量のおよそ100万分の1なので、鉄が存在してもそれより少ないということになる。

images

▽記事引用元 AstroArts 2014年2月10日配信記事
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/02/10oldeststar/index-j.shtml

▽関連リンク
Nature (2014) doi:10.1038/nature12990
Received 09 July 2013 Accepted 05 December 2013 Published online 09 February 2014
A single low-energy, iron-poor supernova as the source of metals in the star SMSS J031300.36?670839.3
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature12990.html



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1: 白夜φ ★ 2014/01/05(日) 01:19:03.93 ID:???

横から見た渦巻銀河、NGC 2997
Dan Vergano,
National Geographic News
January 4, 2014


【画像】
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/wis277potw_74861_600x450.jpg 


NASAのハッブル宇宙望遠鏡が真横からとらえた渦巻銀河、ESO 373-8(2013年12月23日公開)。
地球や太陽系が属する天の川銀河(銀河系)と同じように、渦状の腕が回転して皿のような形となっている。
横から見ると、ご覧の通り平らだ。この銀河はNGC 2997銀河群の1つで、ほかに7つの銀河が集まっている。

地球からの距離はおよそ2500万光年。
この銀河群を研究することで、天の川銀河の構造を解き明かす手掛かりが手に入るのではないかと期待されている。

▽記事引用元 National Geographic News January 4, 2014配信記事
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2014010401

▽関連リンク
HUBBLE ESA
Flat as a pancake
http://www.spacetelescope.org/images/potw1351a/
0afd77f9.jpg



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1: 白夜φ ★ 2013/07/19(金) 00:07:27.27 ID:???

天の川銀河の中心ブラックホール、ただいまガス雲が接近通過中

【2013年7月18日 ヨーロッパ南天天文台】
天の川銀河中心のブラックホールのそばを小さなガス雲が引き伸ばされながら通りすぎるようすを、欧州の研究者らが初めてとらえた。
1年以上続くこの現象は、ブラックホール周辺の環境を詳しく知る手がかりになるとして注目を集めている。
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天の川銀河の中心にあるブラックホールにガス雲が接近通過するという現在進行中のイベントが、南米チリ・パラナル天文台の超大型望遠鏡(VLT)で初めてとらえられた。
この現象は以前から予測されていたもので、世界中の天文学者がその成り行きを見守っている。

地球数個分の質量を持つガス雲「G2」は、太陽の400万倍もの巨大質量ブラックホールからもっとも近いところでおよそ250億km(太陽~海王星の距離のおよそ5倍)まで接近通過している。
ブラックホールにのみこまれるかどうかの瀬戸際の距離だ。

ブラックホールの強い重力によりガス雲は1600億kmもの長さにまで引き伸ばされている。
先頭部分はすでに最接近点を通過して時速1000万km以上のスピードで遠ざかる一方、後方部はまだブラックホールに向かって接近中のようだ。
すべて通過し終えるまで1年以上つづく長期間の現象になりそうだという。

このガス雲がどうやってできたのかについて明確なことはわかっていない。
Reinhard Genzelさんら研究チームではその観測成果から、雲の中に恒星は含まれておらず、ブラックホール周囲の恒星がガス雲の起源だと考えられるとしている。

今回のブラックホールへの接近通過を観測することで、ガス雲そのものや、今まで詳しくわかっていなかったブラックホールの周辺環境、強い重力による効果などについて新たなことがわかってくるだろう。

ブラックホールに近づくガス雲の動き。2006年(青)、2010年(緑)、2013年(赤)の位置を示している。
この図ではガス雲の形状など位置以外の情報は反映されていない。(提供:ESO/S. Gillessen)
d964d9cd.jpg

http://www.astroarts.jp/news/2013/07/18gas_cloud/gascloud.jpg
ブラックホールの重力で引き伸ばされながら接近通過するガス雲のシミュレーション図。(提供:SO/S. Gillessen/MPE/Marc Schartmann)
1f2c4a20.jpg

http://www.astroarts.jp/news/2013/07/18gas_cloud/simulation.jpg
__________

▽記事引用元 AstroArts 2013年7月18日配信記事
http://www.astroarts.co.jp/news/2013/07/18gas_cloud/index-j.shtml

▽関連
ESO
Ripped Apart by a Black Hole
VLT watches in real time as gas cloud makes closest approach to the monster at the centre of the Milky Way
17 July 2013
http://www.eso.org/public/news/eso1332/

▽関連スレッド(過去ログ)
【宇宙】銀河系中心の超巨大ブラックホールに今夏、巨大なガス雲が近づき光輝く
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1363790332/



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1: 白夜φ ★ 2013/07/15(月) 00:41:59.47 ID:???

太陽系の尾を初観測

【2013年7月12日 NASA】
天の川銀河の中を突き進む太陽系の後ろにたなびく尾が、NASAの探査衛星によって初めて観測された。
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NASAの星間境界観測機「IBEX」が、太陽系の尾「ヘリオテイル」を初めて観測した。

太陽からは全方向にプラズマ粒子が放たれていて(太陽風)、太陽系が天の川銀河の中を進む方向と反対側に長く伸びる“尾”を形成していると考えられてきた(画像1枚目)。

くじら座のミラなど、太陽以外の星に尾が観測されたことはあるが、自分のしっぽを自分で見るのはやはり難しく、ヘリオテイルはこれまで観測されていなかった。

今回IBEXは、遠くからの検出が難しいプラズマ粒子の代わりに、プラズマ粒子が太陽系外からの星間物質(水素)とぶつかってできる中性原子を観測した。
中性原子の動きは太陽磁場の影響を受けないので、どこからやってきて届くかがわかるのだ。

IBEX主任研究員のDavid McComasさん(米サウスウェスト研究所)らが調べた3年間のデータから、たなびくプラズマ粒子の分布をとらえた姿が浮かびあがった(画像2枚目)。
画像上下(南北)の青い部分が高速の粒子、左右(東西)の黄色い部分が低速の粒子の分布を示しているが、
これは太陽の極付近からと赤道付近からとの太陽風の速度の違いを反映しているようだ。

この四つ葉のクローバーのような形が全体として少し傾いているのは、太陽から遠ざかるにつれて太陽磁場よりも外界の磁場からの影響が大きくなってくるためとみられる。

「ヘリオテイルは、天の川銀河の中を私たちがたどってきた“足跡”です。
その一端が見えてきたのは素晴しいことです」(NASAのEric Christianさん)。

尾の長さなど詳しいことがわかるのはまだこれからだ。
コンピュータシミュレーションによる研究に加えて実際の観測データを新たに得たことで、さらに鮮明な太陽系の姿が明らかになってくるだろう。
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▽記事引用元 AstroArts 2013年7月12日配信記事
http://www.astroarts.co.jp/news/2013/07/12heliotail/index-j.shtml

ヘリオテイルのイメージ図。(提供:NASA/Goddard Space Flight Center)
677d79b6.jpg

http://www.astroarts.jp/news/2013/07/12heliotail/heliotail.jpg
尾の方向の粒子の分布図。画像1枚目の黄色い矢印が、今回の観測視線方向(提供:NASA/IBEX)
4

http://www.astroarts.jp/news/2013/07/12heliotail/heliotail_ibex_s.jpg

▽関連
NASA
NASA's IBEX Provides First View Of the Solar System's Tail
http://www.nasa.gov/content/nasa-s-ibex-provides-first-view-of-the-solar-system-s-tail/
The Astrophysical Journal
The Heliotail Revealed by the Interstellar Boundary Explorer
http://iopscience.iop.org/0004-637X/771/2/77



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