理系にゅーす

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天体

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1: 2015/07/02(木) 21:43:55.09 ID:???.net
アポロ計画で回収した月の岩石試料からシリカの高圧相を発見 - 広島大など | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2015/07/01/427/
月表層の岩石試料(アポロ試料)から高圧相を世界で初... | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/07/press20150701-02.html
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20150701_02web.pdf

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http://n.mynv.jp/news/2015/07/01/427/images/001l.jpg
今回用いられた試料「Apollo 15299」。さまざまな岩石の破片である角レキ岩と火山岩である玄武岩を含む。スティショバイトが発見されたのは角レキ岩の部分。
http://n.mynv.jp/news/2015/07/01/427/images/002l.jpg
「Apollo 15299」でスティショバイトの電子顕微鏡写真


広島大学、東北大学、千葉工業大学は7月1日、アポロ15号計画で回収された月表層の岩石試料からシリカ(SiO2)の高圧相であるスティショバイトを発見したと発表した。

同成果は、広島大学大学院理学研究科の宮原正明 准教授、東北大学大学院理学研究科の大谷栄治 教授、千葉工業大学の荒井朋子 上席研究員らを中心とした研究グループによるもので、米国鉱物学会が発行する「米国鉱物学雑誌」に掲載された。

月のクレーターや、月の表層を覆う岩石層は激しい天体衝突の名残と考えられている。巨大な物体が光速で衝突すると、地表では衝撃波によって瞬間的な高圧力状態が発生する。
月の表層を構成する鉱物の1種であるSiO2に高い圧力を加えると、より高密度な物質(高圧相)であるスティショバイトというに変化することが知られている。

これまでの研究で、天体が月に衝突した際に地球へ落下したとされる月の岩石にはスティショバイトが含まれていることが確認されているが、アポロ計画で回収された月の表層試料からはスティショバイトがみつかっていなかった。

今回用いられた試料「Apollo 15299」は、月の「雨の海」と呼ばれるエリアに位置するハドレー谷の近くで回収されたもの。

続きはソースで

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引用元: 【鉱物学/天文学】アポロ計画で回収した月の岩石試料からシリカの高圧相であるスティショバイトを発見 広島大など

アポロ計画で回収した月の岩石試料からシリカの高圧相であるスティショバイトを発見 広島大などの続きを読む

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1: 2015/06/24(水) 14:59:08.55 ID:???.net
すばる望遠鏡アーカイブデータの解析から、かみのけ座銀河団の中に854個もの「超暗黒銀河」が発見され、
銀河団内での分布や銀河の中にある星の種族が明らかになった。

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国立天文台ハワイ観測所では1999年の観測開始以降、すばる望遠鏡で得られたすべての観測データを保管し、観測後1年半以上経ったデータはすべて全世界に公開している。ニューヨーク州立大学および国立天文台の研究者からなる研究チームは、そのアーカイブデータ中から、かみのけ座銀河団中に854個もの「超暗黒銀河」を発見した。

超暗黒銀河は、星の光だけ見ると天の川銀河の1000分の1しかないにもかかわらず、大きさは天の川銀河と
同程度にまで広がっているという、非常に淡い銀河だ。光で見える物質の質量はわずか1%以下で、宇宙の平均と比較しても極端に低い。銀河形成後に何らかの形で星の材料となるガスが失われ、星を作るのをやめてしまった結果だと考えられている。超暗黒銀河が銀河団に特に多く存在することから、ガスが失われた原因は銀河団という環境に特有のものであると研究チームは指摘している。

銀河内部の星の分布や色を測定した結果、超暗黒銀河は古い天体であることが判明した。 

続きはソースで

http://www.astroarts.co.jp/news/2015/06/23darkgalaxies/index-j.shtml

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かみのけ座銀河団の中心付近(6分角×6分角の領域)。すばる望遠鏡によるB, R, iバンド画像を合成した擬似カラー画像。黄色の丸:昨年末に見つかった47個の超暗黒銀河のうちの2つ/
緑色の丸:すばる望遠鏡アーカイブデータから発見された超暗黒銀河(提供:国立天文台)
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/06/23darkgalaxies/attachments/galaxies.jpg

(左)すばる望遠鏡の観測領域(背景はDSS)。水色の領域が1枚目画像の範囲。
(右)青と黒の丸:今回の研究で見つかった超暗黒銀河(青は特別に大きいサイズのもの)/赤い×印:昨年初めて発見された47個の超暗黒銀河(提供:国立天文台、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校)
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/06/23darkgalaxies/attachments/distribution.jpg

引用元: 【天文】かみのけ座銀河団の中に「超暗黒銀河」800個以上を発見

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1: 2015/06/09(火) 08:34:20.20 ID:???*.net
 東京大と国立天文台の研究チームは、日米欧が南米チリに建設したアルマ電波望遠鏡で観測した遠方銀河の詳細な内部構造を、「重力レンズ」を利用することで、これまでにない高い解像度で解明した。
論文は9日付の日本天文学会欧文研究報告誌(電子版)に掲載された。

 重力レンズは、観測対象の遠方天体と地球との間に別の大質量天体(銀河など)があると、手前の天体が重力で空間をゆがめ、レンズのような働きをする現象。
実際には一つしかない遠方天体の光が複数に見えたり、アインシュタイン・リングと呼ばれる円環状に見えたりする。

 東大の田村陽一助教らは、今年2月にアルマ望遠鏡が観測した、重力レンズ効果でリング状に見える約117億光年先の銀河「SDP.81」のデータを詳しく分析。

続きはソースで

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jiji.com(2015/06/09-05:53)
http://www.jiji.com/jc/ci?g=soc&k=2015060900072&pa=f

引用元: 【宇宙】遠方銀河の詳細構造解明=重力レンズとアルマ望遠鏡で-東大など=太陽の3億倍以上の質量の巨大ブラックホールの存在判明

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1: 2015/06/05(金) 21:27:23.73 ID:???.net
謎の天体「超高光度X線源」は、小型ブラックホールだった―すばる望遠鏡の観測で明らかに | 宇宙技術・天体 - 財経新聞
http://www.zaikei.co.jp/article/20150605/252567.html

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http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015060516121170big.png
ハッブル宇宙望遠鏡で撮像した矮小銀河ホルムベルクIIにある超高光度X線源 X-1 (矢印) の周辺の多色合成画像。おおぐま座の方向、約1100万光年の距離にある。画像の大きさは約1100光年 × 900 光年。赤色は、水素原子からの輝線 (Hα) を表している。(クレジット:ロシア特別天体物理観測所/ハッブル宇宙望遠鏡)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015060516140120big.png
すばる望遠鏡で測定した、超高光度X線源の可視光スペクトル。上からホルムベルク II X-1、ホルムベルク IX X-1、NGC 4559 X-7、NGC 5204 X-1。He II がヘリウムイオンからの輝線、Hαは水素原子からの輝線を示す。(クレジット:京都大学)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015060516143050big.png
超高光度X線源 (上) と SS 433 (下) の構造および視線方向。ブラックホール近くの降着円盤は、超臨界流となっており、その内部から強いX線が放射されている。途中から、大量のガスが降着円盤風として吹き出しており、そこからヘリウムイオンや水素原子の輝線が観測される。(クレジット:京都大学)


 ロシア特別天体物理観測所・京都大学などによる研究チームは、謎の天体「超高光度X線源」のうち4天体をすばる望遠鏡で観測し、その全てから、ブラックホールがガスを一気に呑みこむ時の反動で、大量のガスが放出されている証拠を捉えることに成功した。

 我々の近くの銀河をX線で観測すると、銀河の中心から離れた位置に、太陽の100万倍以上も明るい「超高光度X線源」がある。その正体は、星とブラックホールが重力によりお互いの回りを回っている「連星」と考えられていたが、超高光度X線源のブラックホールは、同種のブラックホールのおよそ100倍以上も明るいため、論争の的となっていた。

 今回の研究では、4つの銀河にある超高光度X線源を、すばる望遠鏡を用いて観測したところ、全てのにおいて、温度数万度のガスが大量に存在することを示す、ヘリウムイオンから出る輝線があることを発見した。

続きはソースで

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 なお、この内容は「Nature Physics」に掲載された。論文タイトルは、「Supercritical accretion discs in ultraluminous X-ray sources and SS 433」。

引用元: 【天文学】謎の天体「超高光度X線源」は、小型ブラックホールだった―すばる望遠鏡の観測で明らかに

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1: 2015/05/08(金) 17:55:03.82 ID:???.net
白色矮星に大量の「水」、海のある惑星の存在確率高まる 研究 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150508-00000017-jij_afp-sctch

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http://amd.c.yimg.jp/im_siggT_fV8d1S0LmqESudmeVilA---x600-y426-q90/amd/20150508-00000017-jij_afp-000-3-view.jpg
白色矮星(わいせい)「GD 61」に引き寄せられる小惑星の想像図(2013年9月11日提供、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】深宇宙に存在する膨大な数の天体に大量の水が存在する可能性があるとの研究報告を7日、英ウォーリック大学(University of Warwick)などの天文学者チームが発表した。
生命誕生の材料を特徴として持つ地球に似た惑星が他にも存在する確率を理論的に上昇させるものとなるという。

 英国王立天文学会の学会誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society、MNRAS」に掲載された研究論文は、白色矮星(わいせい)の大気中に、水を構成する2つの化学成分の水素と酸素が「大量に」発見されたことに基づいているという。

 スペイン・カナリア諸島(Canary Islands)にあるウィリアム・ハーシェル望遠鏡(William Herschel Telescope、WHT)での観測に基づく発見から、地球に多量の水が存在することは極めてまれな現象ではない可能性が出てきたと、ウォーリック大は発表した声明で述べている。

 この白色矮星には、地球の海にある水の約30~35%に相当する量の水がかつて存在していたと考えられており、そして水は、小惑星の衝突でもたらされた可能性が高いという。白色矮星とは衰退期にある老齢の恒星だ。

 同大は声明で「小惑星や彗星(すいせい)によって水がもたらされる現象は、地球で起きたのと全く同様に、多くの他の惑星系でも発生している可能性が高い」と説明しており、また「そのような(小惑星や彗星などの)天体によって地球に似た惑星に水がもたらされ、生命の形成に適した環境が作り出されることが起こり得る可能性に、今回の研究はさらなる裏付けをしている」としている。

続きはソースで

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【翻訳編集】 AFPBB News

引用元: 【天文学】白色矮星に大量の「水」、海のある惑星の存在確率高まる

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1: 2015/05/16(土) 08:27:28.52 ID:???.net
きわめて珍しい四つ子のクエーサーを発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/051500102/

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http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/051500102/ph_thumb.jpg
クエーサーは、銀河の中心にある巨大なブラックホールに物質が落ち込むときのエネルギーによって強烈に輝いている天体だ。今回、非常に明るい星雲の中に、きわめて珍しい四つ子のクエーサーが埋もれているのが発見された。(PHOTOGRAPH BY HENNAWI & ARRIGONI BATTAIA, MPIA)


 天文学者のチームが、観測可能な宇宙の端で四つ子のクエーサーを発見した。クエーサーは非常に明るい天体で、ふつうはばらばらに存在しているが、今回発見された4個のクエーサーは、わずか65万光年という狭い範囲にひしめいている。

 5月15日付け学術誌『サイエンス』にこの論文を発表したジョゼフ・ヘナウィ氏は、「平均すると、クエーサーどうしは1億光年ほど離れて存在しています。4個のクエーサーがこんなに狭い領域で見つかる確率は1000万分の1です」と言う。

 1960年代初頭にクエーサーが発見されたとき、その正体は謎に包まれていた。数十億光年の彼方にある天体がこれほど明るく輝いて見えるためには莫大な量のエネルギーを放出していなければならないが、そのような物理過程が思いつかなかったのだ。今日では、クエーサーのエネルギー源は、活動銀河の中心にある大質量ブラックホールであることが明らかになっている。こうしたブラックホールに大量のガスが落ち込むとき、ガスは数百万℃まで加熱され、途方もない量のエネルギーを放射するのだ。

 今回の発見で天文学者を驚かせたのは、四つ子のクエーサーだけではない。4個のクエーサーは、冷たい水素ガスからなり、恒星1000億個分もの質量を持つ、巨大な星雲の中に埋もれていたのだ。
この星雲もまた、ふつうでは考えられないものである。

 マックス・プランク天文学研究所(ドイツ・ハイデルベルク)のヘナウィ氏は、「理論的に確率が非常に低いものを発見したなら、信じられないくらいラッキーだったか、理論が間違っているかのどちらかです」と言う。

ふつうでは考えられない 

 天文学者が四つ子のクエーサーの発見に驚いたのは、クエーサー自体が比較的珍しいからだ。クエーサーのエネルギー源である大質量ブラックホールはごくありふれた天体で、大きな銀河のほとんどが中心部に大質量ブラックホールを1つ持っている。けれども、こうしたブラックホールが明るく輝くのは、大量のガスを飲み込んでいるときだけだ。ヘナウィ氏によると、銀河の生涯においてそのようなことはめったに起こらないという(ちなみに、銀河系の中心部にある大質量ブラックホールは太陽400万個分の質量で、クエーサーになるには軽すぎる。これに対して、お隣りのアンドロメダ銀河の大質量ブラックホールは太陽1億個分の質量があるので、クエーサーだった時期があるかもしれない)。

続きはソースで

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文=Michael D. Lemonick/訳=三枝小夜子

引用元: 【天文学】きわめて珍しい四つ子のクエーサーを発見 発見確率は理論上1000万分の1

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