1: 2016/04/23(土) 10:13:40.30 ID:CAP_USER*.net
観測衛星がばらばらに壊れる重大事故である。残念な事態だ。
X線天文衛星「ひとみ」が、高度約580キロ・メートル上空で11個に分解していることが分かった。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2月に打ち上げ、本格観測前の動作確認を行っていた。
3月26日に地上との正常な通信が途絶え、本体部分が異常回転しながら飛行しているのが確認された。
姿勢制御システムの誤作動により、「ひとみ」が自らの姿勢を把握できなくなったのが原因とみられる。
回転を止めようと、エンジンが自動噴射されたが、予あらかじめ入力されていた設定値が誤っていたため、回転がさらに速まった。
この遠心力で、観測装置や太陽電池パネルの一部などが引きちぎられたと考えられる。
問題は、姿勢制御という基本部分でミスが生じた点だ。
JAXAは、設定値を送信前に点検したというが、結果として不十分だった。ミスの原因究明を急ぎたい。
X線は、極めて高温の物質が放出する電磁波の一種だ。
波長や強さを分析すれば、ブラックホールや中性子星、暗黒物質など、宇宙の謎に迫ることができる。
大気に吸収され、地上には届かないため、宇宙空間での観測が必要だ。
X線天文学は、日本のお家芸とされる。1979年に打ち上げた「はくちょう」以来、計5基の衛星が、巨大ブラックホールの観測などで世界的な成果を上げた。
だが、打ち上げの失敗や観測機器の故障なども続いている。
続きはソースで
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160422-OYT1T50192.html
X線天文衛星「ひとみ」が、高度約580キロ・メートル上空で11個に分解していることが分かった。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2月に打ち上げ、本格観測前の動作確認を行っていた。
3月26日に地上との正常な通信が途絶え、本体部分が異常回転しながら飛行しているのが確認された。
姿勢制御システムの誤作動により、「ひとみ」が自らの姿勢を把握できなくなったのが原因とみられる。
回転を止めようと、エンジンが自動噴射されたが、予あらかじめ入力されていた設定値が誤っていたため、回転がさらに速まった。
この遠心力で、観測装置や太陽電池パネルの一部などが引きちぎられたと考えられる。
問題は、姿勢制御という基本部分でミスが生じた点だ。
JAXAは、設定値を送信前に点検したというが、結果として不十分だった。ミスの原因究明を急ぎたい。
X線は、極めて高温の物質が放出する電磁波の一種だ。
波長や強さを分析すれば、ブラックホールや中性子星、暗黒物質など、宇宙の謎に迫ることができる。
大気に吸収され、地上には届かないため、宇宙空間での観測が必要だ。
X線天文学は、日本のお家芸とされる。1979年に打ち上げた「はくちょう」以来、計5基の衛星が、巨大ブラックホールの観測などで世界的な成果を上げた。
だが、打ち上げの失敗や観測機器の故障なども続いている。
続きはソースで
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160422-OYT1T50192.html
引用元: ・【宇宙】衛星「ひとみ」が宇宙の藻くずに…残念な事態、JAXA大きな痛手
衛星「ひとみ」が宇宙の藻くずに…残念な事態、JAXA大きな痛手の続きを読む