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天然

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1: 2019/03/29(金) 10:17:56.71 ID:CAP_USER
■みずからメタンを生成、「森林保護をやめるべきではない」が

 1907年、米カンザス大学の化学教授フランシス・W・ブション氏は、天然ガスの主要成分であるメタンが樹木の中に含まれていることを発見し、化学の専門誌「Chemical and Physical Papers」に発表した。

 ある日、ハコヤナギの木を切っていたブション氏は、切り口から出る樹液が泡立っているのに気づいた。そこでマッチを擦って近づけてみると、ガスは青い炎を出して燃焼したという。

 この発見は、当時はそれほど話題にされず、いつの間にか忘れ去られていった。

 メタンは、二酸化炭素の次に地球温暖化への影響が大きな温室効果ガスである。天然ガスとしては比較的クリーンな化石燃料だが、大気に蓄積すると、熱をとらえて温暖化を促進させる。

 森林の土や空気中の自然な化学反応によって分解されるが、排出量が増えすぎて分解する速度が追い付かなくなると、大気中に蓄積する(分解されるまでの年数は約十年。一方、二酸化炭素は数百年)。1750年以来、大気中のメタン濃度は700ppbから1800ppb へと250%以上上昇した。増加の原因となっている人間の活動は、主に家畜や水田などの農業、ごみの埋め立て、石油・ガス事業、石炭の採掘などだ。

 メタンは自然現象としても大量に発生している。主な自然発生源は、水分を多く含んだ土壌や湿地帯など、酸素の少ない環境に生息する微生物の活動だ(人間の活動による温暖化で特に高緯度で湿地帯が拡大しており、これがさらにメタン発生量を増加させている)。ちなみに、農業活動による排出量もそれとほぼ同じだ。

 樹木から放出されるメタンが温暖化に与える影響は、工場の煙突や自動車の排ガスから出る何百億トンもの二酸化炭素や、家畜やガス田から出るメタンとは比較にならない。だが不確定要因も多く、グローバル・カーボン・プロジェクトがまとめた「全球メタン収支」は、主な発生源のひとつに樹木を含めている。

■1本分の量はわずかでも…

 米スキッドモア大学の科学者で、化学と森林生態学が専門のクリストファー・コービー氏は、樹木からのメタン発生に関する研究は、まだ新しい分野だと語る。

「一本一本の木が出す量はわずかですが、世界的に見れば数兆本ですから、相当な量になります」。コービー氏は2018年春に、研究の優先順位を定める国際的なワークショップを開催し、様々な分野へ協力を呼びかける論文を学術誌「New Phytologist」に発表した。米メリーランド州にあるスミソニアン環境研究センターの樹木研究者J・パトリック・メゴニガル氏が、論文の共著者になっている。

 新しい論文が毎月のように発表されている。フィールドでメタンの量を測定するたびに、論文が書けるほどの発見があるためだ。

「まだ、情報を収集している段階です」と、コービー氏は言う。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/032800190/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/032800190/
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引用元: 【環境】木がメタンガスを放出、温暖化の一因、証拠続々[03/29]

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1: 2019/02/21(木) 23:34:01.88 ID:CAP_USER
【2月21日 AFP】
日本では、少し苦味のあるアシタバの葉が健康にいいと長らく考えられてきたが、このほど発表された研究論文によって、これが科学的根拠に基づくものである可能性が出てきた。

 新たに発表された研究では、アシタバに含まれる天然の物質が「細胞の老廃物」除去を助ける重要な作用を促していると考えられるとされた。細胞の加齢に伴い蓄積する老廃物は、さまざまな病気や障害を引き起こす恐れがある。

 オーストリア・グラーツ大学(University of Graz)分子生物科学研究所のフランク・マデオ(Frank Madeo)教授は、AFPの取材に応じ、「医療に関する伝統的な民間伝承の科学的根拠を見つけることは常に素晴らしいことだ」と話した。

 今回の研究に関わったマデオ教授によると、アシタバが促す健康作用は「自食作用(オートファジー)」と呼ばれるプロセスで、アシタバに含まれる物質「4,4'-ジメトキシカルコン(DMC)」によって誘発されているのだという。

 マデオ教授は、「これは掃除とリサイクルの作用だ」としながら、この作用によって「無用な物質、特に凝集タンパク質などの細胞老廃物」が除去されると説明した。

 体の加齢が進む中で、良好な健康状態を維持するためには、この掃除作用が極めて重要となる。細胞が損傷した部分を適切かつ効率的に除去できないと、それが蓄積してがんなどの病気の原因となる恐れもあるためだ。

 いくつかの化合物については、こうした掃除作用を活性化させる働きがあると科学的に証明されている。断食にもこうした「細胞の大掃除」を自然に促す作用があるとされる。

 だが、細胞を保護し時計の針を元に戻す能力を持つ化合物の領域を拡大することを目的に、研究チームは今回、「フラボノイド類」と呼ばれる物質に着目した。フラボノイド類の多くは、抗炎症特性から脳の変性やがんの予防まで、さまざまなプラス効果を持つ。

 実験を進めるにあたって研究チームは、細胞の破壊的な加齢を防ぐ助けとなるフラボノイド類が見つかるかもしれないとの推論を立てた。その上で、フラボノイドのさまざまな下位分類に当たる化合物180種をスクリーニングで選別し、「加齢に関連した細胞死に対抗できる」自然の能力を持つと考えられる候補を探した。

続きはソースで

(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/9/e/320x280/img_9e6b16753f1efed1af08e62c9341df66111563.jpg

http://www.afpbb.com/articles/-/3212303
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引用元: 【生物学】アシタバは「不老長寿の薬」なのか、老化防止化合物発見 研究[02/21]

アシタバは「不老長寿の薬」なのか、老化防止化合物発見 研究の続きを読む

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1: 2019/02/04(月) 12:36:47.87 ID:CAP_USER
■天然オパールだが形成過程や昆虫は謎だらけ、「到底ありえない」と専門家が驚嘆

 かつてない発見だ。インドネシアのジャワ島産のオパールの中から、驚くべきものが見つかった。少なくとも400万年〜700万年前のものと思われる昆虫で、保存状態がすばらしい。

 これまでにも、樹脂が化石化した宝石である琥珀の中からは、古代の虫がたくさん見つかっている。固まる前の樹脂に動物が急に閉じこめられると、死骸がとてもよい状態で保存されることがある。

 対して天然のオパールは、シリカ(二酸化ケイ素)を含む水が地中の隙間を満たす状況の下で、数千年からときに数百万年かけて形成されるのが普通だ。そのため、なぜこのような形で昆虫が入り込むことになったのかについて、大きな謎を呼んでいる。

「到底ありえないものです。しかし、自然界における貴重な発見の多くは、実在すると確認されるまで、存在するわけがない、理論的にありえないと考えられてきたものなのです」。オーストラリア、ニューサウスウェールズ州ライトニングリッジにあるオーストラリア・オパール・センターのジェニ・ブラモール氏は、そうコメントしている。同氏はオパールやオパール化した化石の専門家だ。

 目下のところ、この標本は個人の所有物であるため、古生物学や地球化学の専門家による詳しい調査は行われていない。しかし、本物と確認されれば、今回の発見は、貴重な化石が閉じこめられた場所としては、今までにない例となるだけでなく、オパールという人気の宝石についての常識を変えるものになるかもしれない。

 ブラモール氏がこの標本について知ったのは、2017年のことだ。オパールに閉じこめられた別の虫とおぼしき画像も見たことがある。ジャワ島の同じ鉱山から見つかったものだが、見たのは写真だけで、科学的な調査結果も発表されていないため、詳しい見解を述べるのは難しいとしている。

■インドネシアのジャワ島で見つかった珍しい化石。オパール片の中に、はるか昔の昆虫が閉じこめられているように見える。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/020100072/ph_thumb.jpg

続きはソースで

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/020100072/
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引用元: 【古生物】前代未聞、宝石天然オパールの中に古代の虫化石、琥珀ではない[02/04]

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1: 2018/10/30(火) 15:28:37.72 ID:CAP_USER
「FGFBP3」という天然タンパク質を使った治療を18日間行ったマウスが、体内の脂肪の3分の1を減らすことに成功したと、アメリカのジョージタウンにあるがんセンター「Georgetown Lombardi Comprehensive Cancer Center」のAnton Wellstein氏ら研究チームが発表しました。

Fibroblast Growth Factor Binding Protein 3 (FGFBP3) impacts carbohydrate and lipid metabolism | Scientific Reports
https://www.nature.com/articles/s41598-018-34238-5

Obese mice lose a third of their fat using a natural protein -- ScienceDaily
https://www.sciencedaily.com/releases/2018/10/181029084038.htm

研究者は新しい治療法によって、高血糖症のような肥満に関係する障害をマウスから取り除くことに成功したとのこと。また、脂肪肝から脂肪を取り除くことにもなりました。顕微鏡検査や臨床検査を行っても、マウスに副作用は現れていなかったといいます。

FGFBP3は線維芽細胞増殖因子(FGF)の1つである結合タンパク質(BP)で、イモムシからヒトまで、さまざまな生き物の体に存在し、「傷の修復」「細胞の成長の制御」など幅広い生物学的プロセスに関係しています。いくつかのFGFはホルモンのような働きをすることも報告されています。

BP1、BP2、PB3はシャペロンと呼ばれるタンパク質であり、FGFと結合して、体のさまざまな部分で活動するもの。BP1はいくつかのがんで増加することから、「ある種のがん細胞の成長は、FGFの過剰供給と関係している」ということが考えられています。Wellstein氏は長い間、BP1の遺伝子を研究しており、その後、研究者たちはBP3についても研究を行うようになりました。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/10/30/obese-mice-fat-natural-protein/00.jpg
https://gigazine.net/news/20181030-obese-mice-fat-natural-protein/
ダウンロード (10)


引用元: 体内の脂肪の3分の1を18日間で減少させることが可能なタンパク質が発見される[10/30]

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1: 2018/08/04(土) 11:27:36.68 ID:CAP_USER
京都府南山城村では、山林を切り崩してメガソーラーを建設する計画が進められています。住民らは絶滅が危惧されているハッチョウトンボに悪影響があるとして、府に中止するよう求める申し入れ書を提出しました。

 京都府南山城村。5年前からメガソーラーの建設計画が進められています。

 「あちらに見えている山一帯が切り開かれ、その上にメガソーラーが建設される予定だということです」(稲付晴日記者リポート)

 東京の建設会社が進めているもので、約80ヘクタールの山林に建設しようしています。しかし…

 「こういうところになぜつくるねん」(村の人)
 「広い面積で木が切られていき、環境が大きく変わると思う。小さな生物にとってはすむ環境が厳しくなっていく」(村の人)

続きはソースで

https://amd.c.yimg.jp/im_siggs8VyIimbbKm2vjUzlAsETg---x400-y225-q90-exp3h-pril/amd/20180802-00023767-mbsnews-000-1-view.jpg

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20180802/GE000000000000023767.shtml
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引用元: 【生物】天然記念物「ハッチョウトンボ」がピンチ!? メガソーラー計画を中止要請[08/02]

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1: 2018/08/08(水) 19:02:35.05 ID:CAP_USER
2018年8月8日 18時52分
二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとして日本でも活用が期待される水素を、アンモニアから高純度で取り出す技術がオーストラリアで開発され、8日、公開されました。
水素は超低温で液体にして運ばれますが、窒素と結合させてアンモニアにするとほぼ常温で運ぶことができます。

CSIRO=オーストラリア連邦科学産業研究機構は、水素だけを通す金属製の膜を使って、これまで難しかったアンモニアから高純度の水素を取り出す技術を開発しました。

8日、東部ブリスベンに日本や韓国の自動車メーカーの関係者も招かれて、この技術が公開されました。

取り出された水素は、水素を燃料に走るトヨタ自動車などの燃料電池車にその場で注入され、車の走行に使用できることが確かめられました。

日本は2020年までに燃料電池車およそ4万台を普及させる目標を掲げていて、この技術が、課題となっている水素の確保に役立つことが期待されています。

トヨタの現地法人の担当者、マシュー・マックロイドさんは「すばらしい技術です。水素が確保しやすくなれば燃料電池車を市場に出しやすくなります」と話していました。

水素はオーストラリアに豊富にある天然ガスや石炭からも取り出されるため、CSIROの技術開発チームのリーダー、マイケル・ドーランさんは
「水素はオーストラリア経済に新しい機会をもたらすでしょう。オーストラリアが日本の最大の水素供給国になるよう期待しています」と話していました。

続きはソースで

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011569651000.html
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引用元: 【エネルギー】 純度99.99%の水素 抽出技術を新開発 オーストラリア[08/08]

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