1: 名無しさん 2014/04/03(木)14:24:09 ID:NCU1VH2Cr

<宇宙発電>無線送電技術進み 30年代後半、実用化目標
毎日新聞社 2014年4月3日 13時23分 (2014年4月3日 13時48分 更新)

宇宙空間に巨大な太陽光パネルを広げ、天候に左右されず24時間地上へ電気を送る「宇宙太陽光発電」。
SFチックな夢物語かと思いきや、新しいエネルギー基本計画の政府原案で重点課題に挙げられ、核になる無線送電技術の合同実演会が初めて開かれるなど、にわかに活気づいている。目標とされる2030年代後半の実現はなるか。【山田大輔】

「オオッ……」。縦横1メートルほどの送電アンテナから約10メートルを隔てた日本地図の電飾が明滅し、
四角いロボットが走り出すと、どよめきが起こった。京都大宇治キャンパスの実験棟で3月に開かれた実演会。
アンテナは首を振らなくても狙った方向に電気を飛ばせる。三菱電機がレーダー開発で培った「フェーズドアレイ」の技術だ。
「宇宙から東北へ、九州へと電気が足りない地域に自在に送れるようになる。基本的な技術はある。あとは機会だけ」。
同社通信機製作所の本間幸洋さん(42)は自信を見せる。

宇宙太陽光発電は米国で1960年代末に提案された。太陽光パネルで作った電気をマイクロ波と呼ばれる電波に変換して送信し、地上のアンテナで受けて再び電気に変える。米国は巨額の開発費を理由に80~90年代に中断。この間、細々と基礎研究を続けてきた日本がリードする分野だ。

昨年4月、国内企業30社と、大学などの研究者30人らが研究組織を設立。初の実演会では、身の回りに飛び交う携帯電話やテレビの電波を取り込んで動くセンサーの実演や、地上から送った電気で飛び続ける無人ヘリの実験報告など9件が発表された。各社は「商品開発の前提を変える革新技術」と奮い立つ。クリスマスツリーや家電のコードレス化、電気自動車への無線充電、電池交換不要で陳列ケースを開けずに済む博物館用湿度計といったアイデアも語られ、知恵比べの様相だ。

さらに、福島第1原発で稼働しているような災害用ロボットに使えば電池を搭載しない分軽く、より長く活動できる。
震災や大雪の孤立地区に飛行船から電気を送る研究も進む。
「こうした汎用(はんよう)性の高い技術を磨き、30年代後半の宇宙発電につなげたい」と経済産業省宇宙産業室の担当者。
14年度予算で2億5000万円を新規に計上し、5カ年計画で変換ロス低減や小型化に取り組む。

以下↓
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20140403/Mainichi_20140403k0000e020235000c.html
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20140403/Mainichi_20140403k0000e020235000c.html?_p=2


太陽光発電 | SPACE INFORMATION CENTER
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/solar_power_generation.html
http://spaceinfo.jaxa.jp/files/1999.jpg

JAXA|福室康行 宇宙での太陽光発電、実用化に向けて
http://www.jaxa.jp/article/interview/vol53/index_j.html
http://www.jaxa.jp/article/interview/vol53/img/img01.jpg
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