1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/04(水) 10:04:50.81 ID:???

 京都大は3日、類人猿の「ボノボ」の認知能力などを調べるため、野生動物研究センターの付属施設「熊本サンクチュアリ」(熊本県宇城市)で4匹の飼育を始めたと発表した。

 国内の研究施設での飼育は初めて。
チンパンジーと同様にヒトと同じ祖先を持つとされ、ヒトの進化の過程の解明に役立てる。

 ボノボはアフリカ中部、コンゴ民主共和国だけに生息する絶滅危惧種。
チンパンジーは雄優位で群れ同士が争う攻撃性を持ち、餌を食べる際には石などの道具を使う。
これに対し、ボノボは雌優位で群れ同士が交流する穏やかな性格で、道具はあまり使わない。ただ、個体数が少ないことなどから研究が進んでいないという。

 熊本サンクチュアリの4匹は、米国の動物園から無償提供された雄1匹と雌3匹で、18~31歳。
今後、数字が並んだタッチパネルを触らせて認識力や記憶力を試したり、殻付きのナッツや石を与えるなどして道具を使う能力を調べたりする。
繁殖は行わず、一般にも公開しない。

6

(2013年12月3日21時08分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131203-OYT1T01109.htm 


【生態】絶滅危惧種の類人猿「ボノボ」初の飼育…ヒト進化解明に/京都大の続きを読む