1: 2018/01/15(月) 15:08:07.04 ID:CAP_USER
免疫活動は、体外から侵入した有害な細菌などを排除する重要な働きだ。
生きていく上で欠かせない役割を果たす一方で、過剰な反応は潰瘍性大腸炎を含む炎症性腸疾患や皮膚病の一つである乾癬(かんせん)など
「自己免疫疾患」といわれる病気を引き起こす。
これらの病気の多くは完治に至る治療法が発見されておらず、患者は症状を抑えるために薬による治療を受け続けるしかない。
こうした難病の治療法の一つとして、東京慈恵会医科大学(東京都港区)で患者の腸に寄生虫の卵を入れることで免疫活動を安定させる研究が進められている。
発想の転換とも言える。2018年には、人への影響がないと考えられている
「豚鞭虫(ぶたべんちゅう)」という寄生虫を使い、安全性の確認を目指した最初の臨床研究が開始される。
◇きれい過ぎる腸内環境
なぜ、寄生虫なのか。かつて日本は、寄生虫の完全な駆除を目指して努力した。
ただ最近では、過剰なまでに腸を含めた体内外の環境を「きれい」にすることはかえって免疫活動の熟成を妨げ、アレルギー疾患などの病気の原因となり、マイナスになるのではないか、という指摘もある。
同大熱帯医学講座の嘉糠洋陸教授は「寄生虫などがおらず、生息する細菌の種類が少ない、生物学的に『きれい過ぎる』腸内環境は良くないということは、感覚的にかなりの人々が理解しているのではないか」と話す。
続きはソースで
画像:卵から出てくる豚鞭虫。
この状態で腸内フローラを通して免疫活動の安定化に寄与するとされる(東京慈恵会医科大学提供)
https://medical.jiji.com/images/article/488/ef528733ee399ae22836ff25c9a6f0e2.jpeg
時事メディカル
https://medical.jiji.com/topics/488
生きていく上で欠かせない役割を果たす一方で、過剰な反応は潰瘍性大腸炎を含む炎症性腸疾患や皮膚病の一つである乾癬(かんせん)など
「自己免疫疾患」といわれる病気を引き起こす。
これらの病気の多くは完治に至る治療法が発見されておらず、患者は症状を抑えるために薬による治療を受け続けるしかない。
こうした難病の治療法の一つとして、東京慈恵会医科大学(東京都港区)で患者の腸に寄生虫の卵を入れることで免疫活動を安定させる研究が進められている。
発想の転換とも言える。2018年には、人への影響がないと考えられている
「豚鞭虫(ぶたべんちゅう)」という寄生虫を使い、安全性の確認を目指した最初の臨床研究が開始される。
◇きれい過ぎる腸内環境
なぜ、寄生虫なのか。かつて日本は、寄生虫の完全な駆除を目指して努力した。
ただ最近では、過剰なまでに腸を含めた体内外の環境を「きれい」にすることはかえって免疫活動の熟成を妨げ、アレルギー疾患などの病気の原因となり、マイナスになるのではないか、という指摘もある。
同大熱帯医学講座の嘉糠洋陸教授は「寄生虫などがおらず、生息する細菌の種類が少ない、生物学的に『きれい過ぎる』腸内環境は良くないということは、感覚的にかなりの人々が理解しているのではないか」と話す。
続きはソースで
画像:卵から出てくる豚鞭虫。
この状態で腸内フローラを通して免疫活動の安定化に寄与するとされる(東京慈恵会医科大学提供)
https://medical.jiji.com/images/article/488/ef528733ee399ae22836ff25c9a6f0e2.jpeg
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引用元: ・【医学】寄生虫で難病を治療=18年から安全性試験開始
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