理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

審査

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/10/14(日) 19:18:02.66 ID:CAP_USER
【10月11日 AFP】
米国の研究者3人が、ばかげた研究結果を記した偽の論文を複数の社会学系学術誌に掲載し、出版側のイデオロギー的バイアスやずさんな審査の実態を暴くことに成功した。

 3人が執筆した偽論文20件のうち7件は、執筆者らの研究について審査する査読委員会による承認を経て、各学術誌への掲載が認められた。

 このうち「ヘレン・ウィルソン」の名前で執筆された「ドッグパークは、犬の間の『レ●プカルチャー』をまん延させる培養皿の様相を呈している」とする偽論文は、今年5月、女性をテーマにした人文地理学専門誌「Gender, Place and Culture」に掲載された。この論文は、男性も犬のように訓練すれば、性暴力の発生件数を減らせる可能性があると論じていた。

 偽の研究論文の発表は、目新しいことではない。最も悪名高い例の一つが、物理学者アラン・ソーカル(Alan Sokal)の論文だ。これは、物理学と数学の側面に関する文化的、哲学的な問題について書かれたもので、1996年にカルチュラルスタディーズ系の学術誌に掲載された。

 だが今回の偽研究の目的は、ジェンダーや人種、性行動といった激しい論争を引き起こす可能性のある社会問題をテーマにした論文が、十分な審査を経ずに掲載されている現状を暴くことにあった。

 偽名で論文を発表した執筆者らには、この分野の学者たちには、論文の内容がどんなにばかげたものであっても、それが白人男性による支配を糾弾するものである限り受け入れる傾向があることを証明する意図があった。

 執筆者の一人であるジェームス・リンゼー(James Lindsay)氏は、今回のプロジェクトについて暴露した動画の中で「ひどくばかげたアイデアを今はやっている政治問題と絡めて、非常に高水準の偽論文に仕立て上げれば、まっとうな論文であると認識され得る」と述べている。

 2010年に米テネシー大学(University of Tennessee)で数学の博士号を取得したリンゼー氏は、今回のプロジェクトに1年半の間、全力を注いできた。

 このプロジェクトで学術誌に掲載された偽論文の中には、本人の同意を得ずにその女性のことを考えながら自慰をする男性は性的暴行を犯していると考え得るという分析や、ナチス・ドイツ(Nazi)の独裁者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)著「わが闘争(Mein Kampf)」の一部をフェミニズムの観点から書き換えたものなどがあった。

続きはソースで

(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/a/c/320x280/img_acd3250ff12015cff2748f806ea1859776756.jpg
http://www.afpbb.com/articles/-/3193041
ダウンロード (1)


引用元: 【話題】〈新たなソーカル事件〉リアルな偽論文で暴かれた米学術誌のずさんな審査、一方で手法を疑問視する声も[10/12]

〈新たなソーカル事件〉リアルな偽論文で暴かれた米学術誌のずさんな審査、一方で手法を疑問視する声もの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/05/17(木) 18:48:20.97 ID:CAP_USER
 日本学術振興会が研究者を助成する「科学研究費助成事業(科研費)」をめぐり、大論争となっている。
ネット上で「反日的な研究に使われている」「韓国旅行に使われた」と批判する声が出る一方、「学問の自由を否定する」との反論もある。

 科研費は同振興会が研究者から公募し、文部科学省が審査する仕組みだ。その費用の99%以上は税金で賄われている。

 この制度については、保守系の論客がネット上で告発を始めたのをきっかけに議論が噴出した。

 自民党の杉田水脈衆院議員は、安倍晋三政権への批判を繰り広げる法政大の山口二郎教授が「6億円弱もの科研費を受け取っている」と指摘した。
これに対し、山口氏は4月29日付の東京新聞で「政権に批判的な学者の言論を威圧、抑圧することは学問の自由の否定である」と応戦した。

 科研費については研究者からも疑問の声が出ている。
福井県立大の島田洋一教授は「拉致問題の研究で申請したが、審査に落ちた。
文科省から書類の書き方が正しくないと説明があり、研究の内容で落とされたということではないというが」と首をかしげる。

続きはソースで

画像:山口二郎氏
https://img.topics.smt.news.goo.ne.jp/picture/fuji/m_fuji-soc1805160007.jpg

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180516/soc1805160007-n1.html
ダウンロード (3)


引用元: 【話題】反日か、学問の自由か…「科研費6億円」大論争 大学教授「もらっているのは“反日”の研究者ばかり」[05/16]

反日か、学問の自由か…「科研費6億円」大論争 大学教授「もらっているのは“反日”の研究者ばかり」の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/04/05(木) 09:36:38.62 ID:CAP_USER
公的資金による研究開発プロジェクトに関して「女性であることが採択に不利になる」と感じた女性研究者は16%で、応募しても採択されなかった女性研究者だけではその比率は38%に上るが、男性研究者でそう感じてる人はわずか2%-。公的資金研究開発プロジェクトをめぐるこうした女性研究者の意識や男女間の意識の違いが、科学技術振興機構(JST)ダイバーシティ推進室によるアンケート調査で浮き彫りになった。日本の女性研究者比率は先進国中でも目立って低く、現行の「第5期科学技術基本計画」では研究者新規採用の女性比率を30%に上げる数値目標を掲げている。JSTはさまざまな研究開発プロジェクトへの女性の参画推進策を検討、実施しているが、今回の調査結果はこうした作業に役立ちそうだ。

JSTのダイバーシティ推進室は「研究開発プロジェクトのダイバーシティを進めるために」と題した研究者意識調査を実施。回答を寄せた男女研究者合わせて約1260人(男性約760人、女性約500人)を対象に分析した。回答者の年代別では40代が約34%、30代が約31%、次いで50代が約24%などだった。所属別では国公立大学が52%と一番多く、次いで私立大学が15%、国立研究機関等が11%など。職制別では教授が21%、准教授が19%、助教が15%、ポスドクが8%などだった。

14の設問のうち、「公的資金による研究開発プロジェクトに関し、女性であることが採択に不利になると感じたことはあるか」との問いに対しては半分以上の58%が「分からない」と答え、「ない」は34%で、「ある」の8%を大きく上回った。しかしこれを男女別でみると、女性研究者の16%が「ある」と答え、女性研究者の中でも「研究開発プロジェクトに応募したが採択されていない人」だけをみると、38%が「ある」と答え、「ない」とした35%を上回った。一方男性研究者では「ある」と答えたのはわずか2%、「ない」は41%で、この設問に関しては男女間の意識にはっきりとした違いがみられた。

「女性は不利」と感じたことがある、と回答した人を対象にその理由を複数回答で聞いたところ、回答数約230のうち、「人脈中心に採択されていると感じるため」を選んだ人が一番多くその比率は29%(女性だけでは32%)だった。

続きはソースで

https://news.mynavi.jp/article/20180404-610776/

グラフ1 「女性であることが不利」と感じる層を見ると、男性が思う以上に女性は「女性であることが不利」と感じている(提供・グラフ説明/JST)
https://news.mynavi.jp/article/20180404-610776/images/001.jpg
グラフ2 男性が思う以上に女性は「人脈中心に採択されている」と感じている。男女とも男性中心で女性が応募しにくいと感じている(提供・グラフ説明/JST)
https://news.mynavi.jp/article/20180404-610776/images/002.jpg
ダウンロード (1)


引用元: 【男女】「研究開発公募で女性は不利」と感じた女性研究者は男性より多い JST調査で男女差浮き彫り

【男女】「研究開発公募で女性は不利」と感じた女性研究者は男性より多い JST調査で男女差浮き彫りの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/03/09(金) 11:05:04.50 ID:CAP_USER
社会をよくするために世界中の研究者がさまざまな課題に取り組んでいますが、研究を進めて実体化するために避けては通れないのが、研究費用の補助金「リサーチグラント」を得るためのグラントレビューと呼ばれる審査です。
しかしこの制度には、論文を作成した研究者が誰であるのか、その人物の過去の経歴などが判断に関わることで、審査の結果にバイアスが存在するという見方があります。
この問題を解消するために、論文の審査はその中身だけに基づくべきだという意見を、かつて審査に携わっていた人物が表明しています。

Fund ideas, not pedigree, to find fresh insight
https://www.nature.com/articles/d41586-018-02743-2

デンマークのオールボー大学教授で、コペンハーゲンにある民間基金Lundbeck Foundationで役員を務めるThomas Sinkjær氏は、2013年頃にDanish National Research Foundation(デンマーク国立研究基金)にディレクターとして携わっていた経験から、研究者の経歴や背景に基づかないグラントレビューの必要性を唱えています。

デンマーク国立研究基金に携わっていた頃、Sinkjær氏は博士研究員(ポスドク)や研究職の初期段階にある研究者に対して、資金援助者がいかに彼らの研究にとって重要であるかを尋ねる会合を持ったとのこと。
すると若い研究者からは、本当に研究したい内容のための申請書を作成するのではなく、「補助金を得やすそうな内容」で申請を行っているという実態が述べられたそうです。
また、その段階では真に革新的なアイデアを記さずに隠していることも多いということが明らかにされています。


この理由についてSinkjær氏は、グラントレビューには「確実に実現できることが確認されている内容」ばかりが選ばれるバイアスがかかっていることを挙げています。
画期的な新しい方法を取り入れるためには、これまでは存在しなかった新しいアイデアを評価する必要もあるはずなのですが、審査の段階ではどうしても保守的な内容に評価が偏る傾向にあるという問題点です。

査読(ピアレビュー)によって、優れた内容と程度の低い内容がふるいにかけられていることを示す結果を見ることはできますが、必ずしもそれが「最も優れた内容を見つけ出す」ということには生かされていないという実態が存在しています。
この問題を解決するためにSinkjær氏は、「資金援助者は全く新しいスキームを試し、個々の経験を共有すべき」だと述べています。
Sinkjær氏は、ここで、デンマークの慈善事業団体であるVillum Fondenの方法を紹介することで、新しい方法を提案しています。

Villum Fondenは工業分野および自然科学の分野に援助を行う団体で、税金が投入されるこの手の団体に比べて比較的余裕のある財政状態にあるとのこと。
2016年にこの団体でディレクター職にあったSinkjær氏は、かつてない方法で応募者を評価することで革新的なアイデアを見つけ出す手法を試しました。

続きはソースで



ダウンロード

関連ソース画像
https://i.gzn.jp/img/2018/03/09/fund-ideas-not-pedigree/00_m.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/03/09/fund-ideas-not-pedigree/03.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180308-fund-ideas-not-pedigree/

引用元: 【論文】優れた知見を引き出すためには「匿名での論文審査」を取り入れるべきだという議論[03/09]

【論文】優れた知見を引き出すためには「匿名での論文審査」を取り入れるべきだという議論の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/11/13(月) 16:48:46.57 ID:CAP_USER
11月13日 14時53分
千葉県市原市にあるおよそ77万年前の地層を地球の歴史の一時代を代表する「国際標準地」に登録し、その時代を千葉時代=「チバニアン」と名付けることを目指す茨城大学などのグループは、審査を行っている国際学会の作業部会から投票の結果、市原市の地層が、イタリアの候補地を破り次の審査を行う委員会に「国際標準地」として答申することになったという連絡があったことを明らかにしました。

茨城大学や国立極地研究所などのグループは千葉県市原市の養老川沿いにあるおよそ77万年前の地層に地球の磁場が逆転した痕跡があるのを見つけ、地球の歴史の一時代を代表する「国際標準地」に登録するようことし6月、国際地質科学連合に申請しました。

認められれば、地球の歴史のうちおよそ77万年前からおよそ12万6000年前までの時代がラテン語で千葉時代を意味する「チバニアン」と名付けられることになりますが、候補地は、このほかにイタリアの2か所があり、国際地質科学連合の作業部会が16人の委員で議論してきました。

茨城大学などのグループによりますと、このうち2人の議長を除く委員14人による投票の結果、市原市の地層が、6割以上の票を獲得し「国際標準地」として答申することが決まったと連絡があったということです。

続きはソースで

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171113/k10011221821000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
ダウンロード (3)


引用元: 【地質学】 「チバニアン」 国際学会が「国際標準地」に登録の答申[11/13]

「チバニアン」 国際学会が「国際標準地」に登録の答申の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2017/10/09(月) 02:54:02.62 ID:CAP_USER
海洋機構が論文数の集計ミス 実際より1100本多く公表
2017/10/8 17:55

海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)が、所属する研究者が2011~15年度に発表した論文数を実際よりも約1100本多く公表していたことが8日、同機構への取材で分かった。著者が複数いる論文を重複して数えるなどの集計ミスが原因としている。
 
同機構など国立研究開発法人は、「査読」と呼ばれる外部の専門家の審査を経て公表した論文数を、毎年度の報告書で公表する。

続きはソースで

▽引用元:共同通信 2017/10/8 17:55
https://this.kiji.is/289682675927827553

▽関連
JAMSTEC(海洋研究開発機構)
http://www.jamstec.go.jp/j/
ダウンロード (7)


引用元: 【研究】海洋機構(JAMSTEC)が論文数の集計ミス 実際より1100本多く公表 会計検査院の調査で発覚

海洋機構(JAMSTEC)が論文数の集計ミス 実際より1100本多く公表 会計検査院の調査で発覚の続きを読む

このページのトップヘ