理系にゅーす

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寿命

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1: 2014/10/06(月) 08:52:57.56 ID:???.net
◆日本が世界有数の「がん大国」である理由

世界一の長寿国である日本は、実は、世界トップクラスのがん大国でもあるという事実は、どれほど知られているのだろうか。
日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死亡する日本。
だが、多くの先進国ではがんによる死亡率が減少しており、死亡率が上昇しているのは日本だけだ。その訳はなぜなのか。

理由の1つは、日本が世界一の長寿国であること。
がんは、老化が1つの原因ともされるため、高齢化にともなって高齢者の数が増えると、同時にがんの患者数も増えるのだ。

もう1つの大きな要因は、海外と比べて圧倒的に低い、がん検診の受診率である。
例えば、子宮頸がんはアメリカでは84%が受診しているが、日本の受診率はわずか25%。乳がんでもアメリカやイギリスが7割を超えているのに対して、日本は24%と低くなっている。検診の受診率が低いため、発見が遅れて命を落とす人が多いのだ。

がんは、早期に発見さえできれば、多くは治すことができる病気である。
がん患者の中で一番多い胃がんは、進行すれば5年生存率が半数を切るが、ごく初期の段階では9割以上が完治する。

多くのがんは、初期はほとんど症状がない。
逆にいうと、症状が出てから初めて病院にいくのでは遅いのだ。
症状のないうちに、検診でがんを早期発見するのが重要なのは、このためである。

がんによる死亡を防ぐために効果的だとわかっているがん検診だが、なぜ日本では受診率が低いのか。
内閣府の調査では、多くの人が「時間がない」ことを理由としていた。
時間的な制約のほかにも「がんが見つかるのが怖い」という意見もある。
また子宮頸がんなどでは産婦人科を受診すること自体が、心理的なハードルとなっていることも考えられる。

こうした中、8月には国立がん研究センターや国立長寿医療研究センター、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などが新たに、1回の採血で13種類ものがんを発見できる診断システムの開発に着手したと発表した。

新たなシステムは、がん患者などの血液中で変化するマイクロRNAに着目したもので、認知症も対象とし、2018年度末の開発を目指すという。このシステムが実現すれば、検診受診率は一気に上がり、がんの克服にまた一歩近づくのかもしれない。

10月は厚生労働省による「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」だ。
何よりのがん予防は早期発見である、ということを肝に銘じて、何はともあれ自治体のがん検診などに足を運んでみてはどうだろう。

エコノミックニュース 2014年10月4日(土)15時35分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141004-00000029-economic-sci&pos=1

引用元: 【医学】先進国の多くでは、がんによる死亡率が減少しているのに、日本だけが上昇している理由

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1: 2014/07/03(木) 07:01:01.77 ID:???.net
アサガオの花の寿命を2倍に 鹿児島大など「調節遺伝子」特定

2014/7/2 19:29

 アサガオの花の寿命を調節する遺伝子を特定し、通常の2倍長持ちさせることに成功したと、鹿児島大と農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所(茨城県つくば市)の研究グループが1日付の英科学誌電子版に発表した。別の花にも同様の遺伝子が関与している可能性があり、切り花を長持ちさせる技術開発が期待できるとしている。

 アサガオの花は通常、早朝に開花して夕方にはしぼみ始める。グループはアサガオの花が枯れるときに活発に働く遺伝子を特定。その働きを抑えたアサガオでは、24時間後まで花が咲き続けた。

 植物が枯れるのは、植物ホルモン「エチレン」の作用が原因の一つ。市場で流通するカーネーションやスイートピーはエチレンの働きを抑える処理をすることで日持ちを良くしているが、アサガオやユリ、チューリップはエチレンの影響を受けず、同様の処理による効果が得られない。

 同研究所の渋谷健市主任研究員は「日持ちが悪いダリアや1日で枯れるハイビスカスなどを切り花として流通させることに役立てたい」と話している。〔共同〕

花の寿命を調節する遺伝子の働きを抑えたアサガオ。撮影当日に咲いた花(上)と前日に咲いた花(下)が同時に観察できた(花き研究所提供)
http://img.47news.jp/PN/201407/PN2014070201001827.-.-.CI0003.jpg

ソース:日本経済新聞(2014/7/2)
アサガオの花の寿命を2倍に 鹿児島大など「調節遺伝子」特定
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG02038_S4A700C1CR8000/

原論文:The Plant Journal
Kenichi Shibuya, Keiichi Shimizu, Tomoko Niki and Kazuo Ichimura. Identification of NAC
transcription factor, EPHEMERAL1, that controls petal senescence in Japanese morning glory.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/tpj.12605/abstract

引用元: 【植物生理学】アサガオの花の寿命を2倍に 調節遺伝子特定

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1: 2014/08/11(月) 21:47:01.02 ID:???.net
チョウの翅の色、数世代で急速に進化
Christine Dell'Amore, August 5, 2014

 アフリカ原産の茶色いチョウを交配すると、わずか6カ月から1年の間に翅が紫色に変化することが、研究チームによって証明された。

上は交配前のビシクラス・アニナナ(Bicyclus anynana)。下は、交配前(左)と交配から6世代後のB・アニナナの翅。交配後、翅に紫色を反射する鱗粉が発達した。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/butterfly-wing-color-01-600x642_600x450.jpg

 チョウの翅は環境の変化に敏感で、色が環境によって変化することは知られているが、その仕組みについてまだ解明されていない。

「このように速く進化するとは、実に驚くべき結果だ」と、イェール大学の物理学者で研究の共著者ホイ・カオ(Hui Cao)氏は語る。

◆本来の色

 研究チームは、実験室で寿命2カ月ほどのジャノメチョウの一種、ビシクラス・アニナナ(Bicyclus anynana)を交配した。交配前、顕微鏡を使って紫の波長をよく反射する個体が選ばれている。

 進化を真似て数回にわたって交配が繰り返され、ついに紫色の翅を持つチョウが誕生するに至った。

 顕微鏡でその翅を観察すると、鱗粉が紫の波長を反射するように特定の厚みに変化していたことがわかった。

 次にチームは、このB・アニナナと紫色の翅を自然に進化させた同属の遠類2種を比べることにした。観察の結果、実験室でも自然界と同じような進化のメカニズムが働いていることが明らかになった。つまり、3種とも同じ厚みの鱗粉を持っていたのだ。

◆異なる色のチョウ

 動物が体の色を変化させるには、2通りの方法がある。1つは色素自体の変化で、これには相当のエネルギーを要する。もう1つは、翅や光を反射する部位の構成を微妙に調整する方法である。

 今回の実験では、翅自体を変化させることで、チョウは比較的楽な方法を選んだ。
「そうすることで、より速くかつ容易に環境の変化に順応することができるのだろう」とカオ氏は説明する。

 コーネル大学の昆虫学名誉教授マーク・スクライバー(Mark Scriber)氏は、「この論文は、色に関わる下部構造の進化が色素よりも速く行われることを見事に証明するものだ」と話している。

(つづきはソースを見て下さい)

ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(August 5, 2014)
チョウの翅の色、数世代で急速に進化
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140805002

論文:PNAS
Bethany R. Wasik, et al. Artificial selection for structural color on butterfly
wings and comparison with natural evolution.
http://www.pnas.org/content/early/2014/07/31/1402770111

プレスリリース:Yale University(August 5, 2014)
Butterflies are free to change colors in new Yale research
http://news.yale.edu/2014/08/05/butterflies-are-free-change-colors-new-yale-research

引用元: 【進化生物学】チョウの翅の色、数世代で急速に進化

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1: 2014/08/25(月) 15:54:59.88 ID:???0.net
寿命の延長には「上限が存在」、仏チームが論文
【AFPBB News】 2014/08/25 15:32

【8月25日AFP】人の寿命は、上限なく延び続けるのだろうか?──人類がずっと抱き続けてきたこの疑問に対する答えを出すため、長寿とされる2つのグループの人たちを対象とした研究を行ったフランスのチームが、永遠の命に対する「生物学的障壁」が存在する証拠を確認したとする論文を、米医学誌「老年学ジャーナル(Journal of Gerontology)」に発表した。

研究チームは1899~2013年に110歳以上で亡くなった人たち1205人と、1896~2012年に開催された五輪に出場したアスリート1万9012人を対象に調査を行った。アスリートは寿命が最も長い部類に入ると考えられている。

110歳以上で亡くなった人たちについては、寿命はそれまで着実に延びてきたものの、1997年に頭打ちになったことが確認された。また、アスリートでも同様に、一定の時点で延びが止まっていることが確認された。

研究チームは、こうした傾向が「最も寿命の長い人たちの間に、最近の寿命延長のパターンが見られることを示唆するものではなかった」とした上で、平均的な寿命の人たちにとって良いニュースとはいえない結果だと指摘している。

続きはソースで

(c)AFP

ソース: http://www.afpbb.com/articles/-/3023962

引用元: 【科学】寿命の延長には「目に見えない壁」、上限が存在 - 仏チーム論文 [14/08/25]

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1: 2014/08/01(金) 22:32:48.45 ID:???.net
電気自動車などに使われるリチウムイオン電池の寿命を従来の6倍以上の70年にできる材料を開発したと、京都大の田中功教授らの研究グループが発表した。太陽光発電など再生可能エネルギーの蓄電にも応用が期待されるという。論文は1日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。

電気自動車や太陽光パネルなどの蓄電用リチウムイオン電池は、高い安全性と低コスト、長寿命が求められる。(2014/08/01-18:20)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014080100756

革新的材料設計手法により超長寿命2次電池開発に成功
-多数の高精度計算データを活用して材料開発を大幅に加速-(京都大学プレスリリース)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2014/140730_1.htm

図:LiFePO4の原子の一部を他の元素で置換した場合の体積変化の計算結果の一例。
上部の長方体の各面に記載されている原子は、Liの置換元素(赤)、Feの置換元素(緑)、Pの置換元素(水色)を示しています。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2014/images/140730_1/01.jpg

論文 "Accelerated discovery of cathode materials with prolonged cycle life for lithium-ion battery"
Nature Communications, doi:10.1038/ncomms5553
http://www.nature.com/ncomms/2014/140801/ncomms5553/full/ncomms5553.html

引用元: 【エネルギー】超長寿命の電池材料、従来比6倍以上の70年=電気自動車など応用期待-京大

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1: 2014/07/29(火) 21:43:50.57 ID:???0.net
日々の短いランニングに寿命伸ばす効果、米研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3021743
AFP/Kerry SHERIDAN 2014年07月29日 13:03 発信地:ワシントンD.C./米国


【7月29日 AFP】短時間のランニングにも長い距離を走るのと同程度の寿命を延ばす効果があるとした研究論文が、28日の米国心臓病学会誌「Journal of theAmerican College of Cardiology」に掲載された。

研究論文によると、毎日5~10分程度の短時間のランニングを行うことで、心臓疾患や早死にのリスクを大幅に軽減することができるという。

研究では、ランニングする人は、まったく走らない人に比べて、死亡リスクが30%低く、心臓疾患で死亡するリスクが45%低いとの結果が示された。またランニングをしている人は、していない人に比べて、平均約3年長生きできる可能性があることも分かった。

さらに、走る時間や速度が違っても同様の効果が期待できることも明らかになっている。走る時間が週50分の人と週180分の人とを比べた場合でも、リスク軽減に関する結果に統計的な大きな違いは見られず、また時速10キロ未満でゆっくり走った場合と速く走った場合との間にも大差はなかった。

続きはソースで

原論文:
Leisure-Time Running Reduces All-Cause and Cardiovascular Mortality Risk
http://content.onlinejacc.org/article.aspx?articleID=1891600

関連スレ:
【医療】軽い運動、10分でも認知機能アップに効果 筑波大・中央大研究 [5/27]
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1401199538/

引用元: 【医療】日々の短いランニングに寿命伸ばす効果、長距離走るのと効果は同程度 米研究 [7/29]

日々の短いランニングに寿命伸ばす効果、長距離走るのと効果は同程度の続きを読む

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