理系にゅーす

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小脳

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1: 2017/12/24(日) 06:43:46.75 ID:CAP_USER
そんなに甘くはない?

懐かしのNINTENDO64向けゲームの『スーパーマリオ64』は、1990年代に多くの人々の心を沸かせたヒット作となりました。
そして今や、アルツハイマー病などの予防効果があるとして脚光を浴び、世間をにぎわせているようです。

このほど電子ジャーナルのPLOS ONEにて、55歳から75歳の健康な被験者を対象とした、スーパーマリオ64の効果を謳う研究論文が発表。実験では、毎日30分、週5日、6カ月にわたって、スーパーマリオ64をプレイし続けてもらいました。その結果、脳の海馬および小脳領域の灰白質が増加し、記憶力の向上が認められるに至ったと発表されています。

効果を比較検証するため、同じ期間にわたって、ピアノを習って練習を続けるグループと、なにも特別なことはしないグループも設けられました。その結果、ピアノを続けたグループも、やはり程度の差こそあれ、脳の海馬および小脳領域で灰白質の増加が観察されています。
一方、なにもしなかったグループは、脳内の灰白質の減少が報告されていますね。

『過去の大々的な研究を通じて、海馬に多くの灰白質を有するならば、特定の精神神経疾患を抱えるリスクが低下することが判明している。』

同研究チームを率いた、カナダのモントリオール大学のGreg West氏は、こんなふうに語っています。
そして、この論文発表を受けて、一斉に海外メディアでは「スーパーマリオ64をプレイすると認知症予防に(削除済み)」とか「スーパーマリオ64は脳をアルツハイマーから救う」などの見出しが躍り、ややセンセーショナルな研究結果が報じられました。

でもこれって本当に、そう信じてしまってもよいものなのでしょうか?

続きはソースで

GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2017/12/science-did-not-just-prove-playing-super-mario-64-prevents-dementia.html
images (1)


引用元: 【医学】〈反証〉『スーパーマリオ64』はアルツハイマーの予防になる。…って嘘でしょ?

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1: 2016/11/02(水) 10:15:12.87 ID:CAP_USER9
ザックリ

脳の難病患者から血液(または皮膚片)を採取する。
患者の血液を研究所でiPS細胞化して培養し脳の病変脳組織をいくつも再現する。
培養液に浮かぶミニ脳たちに旧来の薬をたらして効くかどうか調べる。
「ある程度」効く薬を旧来の薬の中から上手に選別できたよ。
これで使い捨てのお試し患部を手に入れたので、創薬作りで薬効確認作業がはかどるね。
(患者本人の頭をいちいちカチ割って脳に薬たらして観察することはできないから。)



患者由来iPS細胞による脊髄小脳変性症の病態再現
60秒でわかるプレスリリース
甲状腺ホルモンT3の有無によるプルキンエ細胞の形態変化
http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2016/20161102_2/digest.jpg
理化学研究所 日本医療研究開発機構 2016年11月2日
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20161102_2/digest/


-小脳プルキンエ細胞変性から病態を理解し、創薬への道を開く-

脊髄小脳変性症は、主に小脳や脳幹の神経細胞が選択的に変性、脱落した結果、歩行時にふらついたり、手が震えたり、ろれつが回らないなどの症状を呈する病気です。日本には約3万人の患者がいると推定されています。遺伝性が約1/3を占め、多くの原因遺伝子が明らかになっていますが、その病態や発症のメカニズムはほとんど分かっていません。そのため、根本治療につながる治療法の開発が待たれています。

遺伝性のうち日本で最も多いタイプの一つは、脊髄小脳変性症6型(SCA6)です。SCA6では、小脳皮質での情報処理を中心的に担う、小脳プルキンエ細胞(以下、プルキンエ細胞)特異的に神経変性がみられます。

続きはソースで

理化学研究所
多細胞システム形成研究センター 非対称細胞分裂研究チーム
客員研究員 石田 義人 (いしだ よしひと)
専門職研究員 六車 恵子 (むぐるま けいこ)


報道発表資料(こっちが長くて詳しい)
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20161102_2/
ダウンロード


引用元: 【新研究手法】患者由来iPS細胞による脊髄小脳変性症の病態再現 患者のミニ脳を研究所で培養再現して旧来の薬たらして薬効新確認©2ch.net

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1: 2015/03/04(水) 20:41:40.86 ID:???.net
掲載日:2015年3月4日
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/04/181/

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 電気通信大学は3月3日、小脳の運動学習の理論を構築し、運動の記憶がトレーニング後に小脳内でどのように定着するのかを理論的に明らかにしたと発表した。

 同成果は電気通信大学大学院情報理工学研究科情報・通信工学専攻の山﨑匡 助教、理化学研究所脳科学総合研究センターの永雄総一 博士、University of California, San DiegoのWilliam Lennon氏、電気通信大学脳科学ライフサポート研究センターの田中 繁特任教授らによるもの。3月3日付け(現地時間)の「米国科学アカデミー紀要」に掲載された。

 毎日コツコツ勉強して覚えた内容は、一夜漬けで覚えた内容に比べて頭に残りやすくなる。この現象は「分散効果」といい、運動学習においても起こることが発見されている。またトレーニングを終えて休んでいる間も、脳は記憶を定着させるために働き続けていることもわかっている。しかし、記憶の定着過程において脳内で何が起きているかはよくわかっていなかった。

 今回の研究では、運動の中で最も簡単な神経回路で生じる目の反射運動に着目し、視機性眼球運動(OKR)の適応と呼ばれる運動学習について、小脳の神経回路の数理モデルを構築し、シミュレーションを行った。

 その結果、トレーニングを行うと、短期記憶に関与する小脳皮質で神経細胞のつなぎ目(シナプス)での信号の伝わり方が変形して形成されたが、トレーニング後はその記憶は自然に消滅した。

続きはソースで

<画像>
シミュレーションの結果。(A)マウス実験と数理モデルでのOKR適応の比較。(B)数理モデルの小脳皮質のシナプス(青)と小脳核のシナプス(青)の伝達効率の変化。
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/04/181/images/001l.jpg

<参照>
【メディアリリース】小脳における記憶の定着過程の理論を提唱 ~「一夜漬けより毎日コツコツと」の仕組み解明へ~
http://www.uec.ac.jp/news/announcement/2014/20150226-1.html

Modeling memory consolidation during posttraining periods in cerebellovestibular learning
http://www.pnas.org/content/early/2015/03/02/1413798112.abstract

電通大 山﨑研 - NumericalBrain
http://numericalbrain.org/

引用元: 【神経科学】一夜漬けよりコツコツ学習の方が記憶が定着する仕組みを解明 - 電気通信大

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1: 2015/01/30(金) 12:31:10.91 ID:???*.net
<ES細胞>小脳の神経組織作製成功 理研の故笹井氏ら

毎日新聞 1月30日(金)2時0分配信

ヒトのES細胞(胚性幹細胞)から小脳の神経組織を作ることに世界で初めて成功したと、神戸市の理化学研究所多細胞システム形成研究センター(旧発生・再生科学総合研究センター)が発表した。
29日付の米科学誌セルリポーツ電子版に掲載される。
iPS細胞からの作製にも成功しており、小脳の難病の原因究明や治療薬の開発に役立つと期待される。
STAP細胞論文の共著者で、昨年8月に自◯した笹井芳樹氏も著者に名を連ねる。

笹井氏らの研究チームは2010年、マウスのES細胞から小脳の神経細胞「プルキンエ細胞」を高い効率で作製し、論文発表した。
ヒトでも今回、培養35日目でES細胞の約3割をプルキンエ細胞にすることができたという。

小脳の他の種類の神経細胞も同時にできたため、胎児期に小脳が作られる状況に似せて培養すると、小脳に特徴的な層構造の神経組織ができた。
マウスでは組織の再現はできなかった。
妊娠13週相当の状態まで再現できたが、以降は形が崩れてしまったという。

小脳は、歩行など無意識にできる運動の制御や学習などをつかさどる。
小脳の神経細胞が減少する難病の脊髄(せきずい)小脳変性症を発症すると、うまく歩けなくなるなど運動機能に支障が生じる。
小脳の神経細胞を、実験のためにヒトから採取することはできないため、ES細胞やiPS細胞からの作製が待たれていた。

論文は笹井氏と六車(むぐるま)恵子・理研専門職研究員の2人が執筆し、昨年6月に初稿が完成した。
笹井氏の死後、六車氏が雑誌との窓口を引き継ぎ、論文掲載に至ったという。
六車氏は「いつもの論文より思い入れがあるかどうかは、推して知るべしだ。(笹井氏から)引き継いだ再生医療のプロジェクトにも貢献できる」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150130-00000006-mai-soci

画像
http://amd.c.yimg.jp/amd/20150130-00000000-kobenext-000-2-view.jpg

引用元: 【リケジョ】理研・六車恵子さんが故笹井氏との共著で画期的ES細胞論文 天国の恩師の汚名返上(画像あり)

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1: 2014/08/10(日) 04:31:43.44 ID:???.net
■東大、シナプス刈り込みのメカニズムを明らかに

 東京大学の狩野方伸教授らによる研究グループは、過剰形成されたシナプスが選別される刈り込みのメカニズムを明らかにした。

 生まれたばかりの動物の神経系には過剰なシナプスが形成され、発達にともなって必要なものだけが残る「シナプス刈り込み」がおこなわれることが知られている。これまでの研究で強いシナプス結合は生き残ることが分かっているが、相対的な結合の強さが重要なのか、絶対的な結合の強さが重要なのかは不明であった。

 今回の研究では、遺伝子改変マウスを用いて、小脳の登上線維?プルキンエ細胞間のシナプス結合を観察した。その結果、生後7~11日目のシナプス刈り込みでは相対的に強いシナプス結合が残ること、そして生後12~16日目には個々のシナプス結合の絶対的な強さが重要であることが明らかになった。(後略)

http://www.zaikei.co.jp/article/20140809/208462.html
http://www.zaikei.co.jp/ 財経新聞 (2014年8月9日 17:38)配信

プレスリリース
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/press.html#20140808
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20140808.pdf

Global Scaling Down of Excitatory Postsynaptic Responses in Cerebellar Purkinje Cells Impairs
Developmental Synapse Elimination
http://www.cell.com/article/S2211-1247%2900581-6/abstract

引用元: 【神経生理学】東大、シナプス刈り込みのメカニズムを明らかに

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1: とうやこちょうφ ★ 2013/11/15(金) 16:50:57.39 ID:???

【脳科学】リハビリにも有用? テレビゲームをすると脳が実際に大きくなった:研究結果
ライフハッカー[日本版]2013年11月14日(木)20:10

テレビゲームが私たちを賢くするかどうかというテーマについて、従来の研究では賛否両論あり、さまざまな意見が飛び交っていました。しかし、最近の研究は、テレビゲームをすることが有益であるという明確な結果を実証しました。すなわち、脳のある部分は実際により大きくなるというのです。

被験者に2カ月間、1日あたり30分間ゲームソフト『スーパーマリオ64』をプレイしてもらうテストでは、成人ボランティアの右脳の海馬、前頭前野皮質および小脳中の脳体積が増加するという結果が得られました。
脳中のこれらの器官は、記憶形成、戦略的計画、筋肉制御および空間ナビゲーションを司ります。

マックスプランク人間発達研究所およびチャリテ大学病院の研究者であるHedwig-Krankenhaus氏は、被験者の脳をMRIによって測定し、テレビゲームをプレイしなかったグループと比較しました。
実験によれば、ゲームをプレイしたグループには「著しい知能増加」が見られました。Hedwig-Krankenhaus氏は、テレビゲームが脳障害のリハビリテーションに有用かもしれないと理論付けました。

ビデオゲーム・トレーニングは、海馬および前頭前野皮質ボリュームの縮小による精神病、たとえば外傷後ストレス障害、統合失調症や神経変性病などの既知の危険要因を抑えるのに有効かもしれません。

「大きな脳」が「より利口であること」を必ず意味するかどうか、研究者の見解は異なりますが、脳のあるエリアのサイズは重要になり得ます(アルバート・アインシュタインの数学的思考に繋がる脳の部分は、一般人より大きかったことが知られています)。
増加した灰白質は、たしかにより良い記憶能力と関連しており、灰白質の減少は双極性障害や痴呆といった症状を導きます。

この研究において特に興味深いのは、「テレビゲームで遊ぶのを楽しんだ」と言ったボランティアの灰白質が多く増加していた点です。さらに、Kotakuが報告したように、脳のある部分のサイズはテレビゲームがどのくらい上手かということにも関係があるかもしれません)。

とにかくこの研究は、テレビゲームが単なる娯楽を超えて、有益になり得る多くの根拠となることでしょう。

Playing Super Mario induces structural brain plasticity:gray matter changes resulting from training with a commercial video game (Abstract)|Molecular

Melanie Pinola(原文/訳:鈴木達郎)

2

ソース
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/lifehacker_35724.html
ご依頼いただきました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1382193882/92



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