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微小

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1: 2015/01/21(水) 12:28:20.95 ID:???.net
PM2・5によるぜんそく 犯人は硫酸イオン (神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150121-00000000-kobenext-sctch


 兵庫医科大(西宮市)の島正之主任教授(公衆衛生学)らは20日までに、大気中の微小粒子状物質「PM2・5」に含まれる特定の物質が、ぜんそくの発作と関連していることを突き止めた。石炭や石油の燃焼などで排出される「硫酸イオン」で、海外では健康被害の報告例があるが、国内でぜんそくとの関連を特定したのは初めてという。

 島教授らは2008年8月~13年3月、姫路市医師会などの協力を得て、同市内で調査を実施。PM2・5の濃度や含まれる成分とぜんそく発作の関連を調べた。

 すると、大気1立方メートル当たりのPM2・5濃度が環境基準の1日平均35マイクログラムを週1日超えただけで、ぜんそく発作の率が全年齢で7%、0~14歳では13%増えた。さらに成分ごとに分析したところ、硫酸イオンが含まれていた場合は発作の率が10%高くなるという結果が出た。

 子どもは体が小さい上、屋外にいる時間が比較的長いことなどから、大気汚染物質の影響を受けやすいとみられる。また、硫酸イオンは国内での排出に加え、石炭利用の多い中国などから飛来している可能性も考えられるという。

 島教授は国のPM2・5暫定指針策定に関わり、中国との共同研究も行っている。今回の調査を踏まえ、「硫酸イオンとぜんそくの関連は判明したが、個人の努力で影響を避けるのは困難。大人や社会が責任を持ち、国を超えて大気汚染防止対策を強化するべきだ」と指摘している。(金井恒幸)

 〈PM2・5〉大気中の浮遊物質のうち直径2・5マイクロメートル以下(マイクロは100万分の1)の粒子。小さいため肺の奥深くに到達しやすく、ぜんそくの悪化など人体への影響が出やすいとされている。車の排ガス、工場から出るすすや煙などに含まれる。近年、中国からの飛来が問題となっている。


画像
http://amd.c.yimg.jp/amd/20150121-00000000-kobenext-000-4-view.jpg
PM2・5を姫路市内で測定した機器(兵庫医科大の島正之主任教授提供)

引用元: 【公害/国際】PM2・5によるぜんそく 犯人は硫酸イオン

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1: 2015/01/08(木) 12:15:31.57 ID:???.net
2015年1月7日ニュース「鉄原子42個で微小な最強分子磁石を合成」 | SciencePortal
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2015/01/20150107_03.html

九州大学 プレスリリース
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2015/2015_01_06.pdf
東北大学 プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/01/press20141225-02.html


世界最強の分子磁石が誕生した。これまでに作られた中で最強の分子磁石となるカゴ状磁性ナノクラスター分子を設計、合成することに、九州大学先導物質化学研究所の佐藤治(さとう おさむ)教授らが成功した。大型放射光施設SPring-8と東北大学の強磁場実験施設で、その複雑な分子構造と電子状態を解明した。磁気を使う高性能メモリーなどに応用が期待される画期的なナノ磁石開発の突破口になりそうだ。大連理工大学(中国)、高輝度光科学研究センター、熊本大学、九州工業大学、大阪大学、東北大学との共同研究で、1月6日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。

分子エレクトロニクスを飛躍させるため、人工的に磁性分子を合成してナノスケールの磁石を作る競争が世界的に展開されている。ひとつの分子で強力な磁石が実現すれば、従来の常識を越える高密度の磁気記録や超高速な計算機などの開発が可能になる。そのためには、多くの原子磁石の向きをそろえる必要があるが、原子の磁石は互いに打ち消しあうことがほとんどで、強い分子磁石を作ることは非常に難しかった。

研究グループは、分子の構造や鉄イオン間の磁気的相互作用を精密に設計し、鉄の原子の磁性が互いに打ち消しあわずに強い磁石となるナノクラスター分子を合成した。磁性をもつ18個の鉄原子(3価、高スピン状態)と磁性のない24個の鉄原子(2価、低スピン状態)の計42個の鉄原子を最適な配置に組み合わせて全体として磁石の向きが揃うようにした。鉄原子間がシアノ基(炭素と窒素の3重結合)でつながり、星形の多面体の頂点に 3価の鉄が位置し、直径1.5ナノメートル(ナノは10億分の1)の中空のカゴ状になっていることをX線解析で突き止めた。

東北大学金属材料研究所の野尻浩之(のじり ひろゆき)教授がこの分子磁石の磁化曲線を絶対温度2度(-271℃)で測定したところ、3価の鉄原子同士が強磁性的に相互作用することで、磁石の大きさが90ボーアに達することを確かめた。この値は、1分子が持つことのできる磁石の大きさの世界最高値で、自然界で最も強い磁石の希土類元素ジスプロシウムの10ボーアを大きく上回った。地球にありふれて存在する鉄や炭素、窒素、酸素などで構成された分子を用いて、希土類原子の9倍の磁性分子となり、世界記録を樹立した。

続きはソースで


http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/150107_img7_w500.jpg
図1. 42個の鉄原子からなる最強の分子磁石の結晶写真(a)とその立体構造 (b)

http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/150107_img8_w500.jpg
図2. 磁性をもつ18個の3価の鉄原子が形成するカゴ状構造の多面体の模式図

http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/150107_img9_w500.jpg
図3. 鉄原子42個からなる分子磁石の磁気特性と原子磁石の配置の模式図。上向き矢印は原子磁石を表す。赤丸は測定値、線は理論予想曲線
で、よく一致している。
(いずれも提供:九州大学)

引用元: 【物質化学】世界最強の微小な分子磁石を合成 鉄原子42個からなるカゴ状磁性分子

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1: 2015/01/14(水) 22:17:43.55 ID:???.net
掲載日:2015年1月14日

 国際宇宙ステーション(ISS)で、シノラブダイティス・エレガンス(以下シー・エレガンス)と呼ばれる体長約1mmの線虫を使った実験が宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって行われている。また、シー・エレガンスを使った別の実験
「微小重力下におけるシー・エレガンスの筋線維変化(Alterations of C. elegans muscle fibers by microgravity (Nematode Muscle))」(訳はアストロアーツによる)も今年実施予定となっている。

 シー・エレガンスはどこにでもいる線虫の一種で、土の中にいて細菌などを捕食している。その体は約1000個の細胞から作られており、高等動物と同じように筋肉系、消化系といった多様な組織を持っている。また、受精後に1つの細胞が分裂を繰り返して多様な組織を作りあげる過程も詳細に解析されているうえ、全ゲノムの解読も完了している。そのため、ヒトのモデル生物として、広く利用されている。

 シー・エレガンスは過去にもISSにおけるJAXAの実験で利用されており、微小重力下で宇宙飛行士に生じる筋萎縮の発生を解明するための1つのモデル系になる可能性があることなどが報告されている。

 JAXAが現在行っている実験では、シー・エレガンスのDNAが調べられる。ISSで4世代のシー・エレガンスが育てられ、成虫から幼虫まで異なる段階で保存され、今月中に地球へ送り返されることになっている。

 また、今年実施予定の実験では、筋繊維と細胞骨格(細胞の構造上の骨組みを決めるタンパク質繊維)が微小重力下でどのように反応し変化するかを調べる。シー・エレガンスを微小重力下で育て、同時に遠心分離機を使って重力1Gの環境を作り、成長と変化が調べられる。

続きはソースで

<画像>
シー・エレガンス(提供:NASA)
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/01/14c_elegans/attachments/c_elegans.jpg

<参照>
Nothing to Squirm About: Space Station Worms Help Battle Muscle and Bone Loss | NASA
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/research/news/nematode_muscle/

線虫国際共同実験
http://iss.jaxa.jp/utiliz/experiment/celegans/index.html

<記事掲載元>
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/01/14c_elegans/index-j.shtml

引用元: 【宇宙開発】宇宙飛行士の健康問題解決に貢献か、体長1mmの線虫

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1: 2014/10/04(土) 02:02:58.70 ID:???.net
最新の研究によると、世界中の子どもたちにシーモンキーの名で知られるブラインシュリンプほどの微小動物は、巨大な群れで一斉に泳ぐと海水の流れに並外れた影響をもたらす可能性があるという。

シーモンキー、大きな水流を生み出す

プランクトン、微小海洋生物は単なる漂流者とみなされがちだが、実際には常に受け身でいるわけではない。 多くが高密度の層になって一日中海中で上下に移動している。
この集団の動きは海水を混ぜ合わせるのに十分な ほど大きな水流を生み出しているのかもしれないと、研究の共著者ジョン・ダビリ(John Dabiri)氏は話す。彼 はカリフォルニア州パサデナにあるカリフォルニア工科大学で、生物物理学の研究をしている技術者だ。

もしそうなら、地球の将来の気候を予測するシミュレーションでは、この仕組みによる混ぜ合わせを考慮に入 れる必要があるだろうとダビリ氏は述べている。

風や潮汐がもたらす水流は、海の栄養分や熱、塩分を動かし、地球の温度調節に役立っているとダビリ氏は話す。近年研究者たちは、プランクトンが一斉に上下移動するような動物集団の動きが水流に寄与しうるかどうかについて、真剣に考え始めている。

ダビリ氏らは2009年、クラゲが泳ぐだけで実際にその体長より長い距離にわたって水を動かしていることを発見した。クラゲに一番近い水の層は体に密着しており、この水の“粘性”はクラゲから遠ざかるほど弱まる。クラゲを囲む水の輪は、クラゲの移動に伴って引きずられる。

「これが、動物はその体長よりずっと長い距離にわたって水を運ぶことができるということに気付いた最初のヒントだった」とダビリ氏は話す。

◆シーモンキーの群れを動かす

ダビリ氏と同じくカリフォルニア工科大学に所属する共同研究者モニカ・ヴィルヘルムス(Monica Wilhelmus)氏はこの延長で、オキアミやカイアシなど他の重要な垂直移動する動物を研究している。

オキアミは海ではありふれた存在だが実験室内で維持するのは難しいため、実験にはブラインシュリンプが使用された。ブラインシュリンプは海中で層になって垂直移動するわけではないが、泳ぐ動きはオキアミと似てお り、飼育が容易で強い走光性がある。
このためレーザー光を使用して、実験室内の水槽でブラインシュリンプを移動させることが可能だ。

ダビリ氏らは銀加工した中空のガラス球を水中に入れ、レーザー光を追って水槽中を上下に移動するシーモン キーの群れが生み出す液体の流動を観察した。

シーモンキーの泳ぎで後方に生じる水流は、周囲の水より高速だったとダビリ氏は語る。
この“高速レーン”の縁は周囲の低速水流の縁ともつれ合い、ケルビン・ヘルムホルツ不安定性として知られる渦を生み出し た。

論文では、この渦は成体で15ミリほどのシーモンキーの体長よりずっと大きかったと報告されている。
今回の発見は、これよりずっと大きなプランクトンの群れでは、その泳ぎで生まれる水流によって海水を混ぜ合わすことが可能であることを示唆するものだとダビリ氏は述べている。

今回の研究結果は、9月30日に「Physics of Fluids」誌で報告された。


【参考画像】
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/laser-guided-sea-monkey_84229_990x742_600x450.jpg

【National Geographic News】=http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141003004

引用元: 【生物】シーモンキー、大きな水流を生み出す

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1: ◆HeartexiTw @胸のときめきφ ★ 2013/12/25(水) 22:58:53.58 ID:???0 BE:1920358087-PLT(12557)

微小粒子状物質PM2・5による大気汚染で、環境省は25日、「PM2・5予報」を目指すと発表した。

今後、濃度の推移を予測するシミュレーションモデルを構築。数年後に都道府県単位で予報を出し、自治体が出している注意喚起情報と併せて住民の安全を確保したいという。

2

*+*+ asahi.com +*+*
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312250395.html



環境省、数年後に「PM2.5予報」…濃度の推移を予測の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/09/28(土) 01:34:46.11 ID:???

微小カプセルで脳腫瘍治療 東大チーム、マウスで実験

 
抗がん剤を入れた小さな高分子のカプセルを注射し、膠芽腫という悪性脳腫瘍の増殖を抑えるマウス実験に成功したと、東京大の片岡一則教授、三浦裕助教らのチームが25日発表した。

脳の血管を構成する細胞はきつく結合していて血中の物質を簡単には外に出さない。
薬を血中に投与しても、血管の外にある腫瘍にまでは届きにくく、大きな治療効果が期待できなかった。

チームは今回、腫瘍と、それを取り巻く血管細胞の表面だけにある特定の分子にくっつく直径30ナノメートル(ナノは10億分の1)ほどのカプセルを作製。
人の膠芽腫を頭に移植したマウスの静脈に投与した。

2013/09/25 19:27 【共同通信】

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▽記事引用元 47NEWS 2013/09/25 19:27
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013092501001798.html

▽関連リンク
ACS Nano, Article ASAP
DOI: 10.1021/nn402662d
Publication Date (Web): September 12, 2013
Copyright c 2013 American Chemical Society
Cyclic RGD-Linked Polymeric Micelles for Targeted Delivery of Platinum Anticancer Drugs to
Glioblastoma through the Blood?Brain Tumor Barrier
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/nn402662d



【医学】小さな高分子のカプセルを注射し膠芽腫という悪性脳腫瘍治療 マウスで実験/東大の続きを読む

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