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微生物

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1: 依頼39-224@白夜φ ★ 2014/02/10(月) 23:47:21.21 ID:???

培養せず微生物解析=新酵素探索に道-農研機構など

農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)などの研究チームは、ごくわずかな微生物の解析ができるDNA合成酵素を開発したと発表した。
微生物の培養なしにさまざまな解析ができるようになるといい、新しい酵素など有用な物質の発見につながることが期待される。
論文は6日、米科学誌プロスワンに掲載された。(2014/02/06-07:08)

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▽記事引用元 時事ドットコム 2014/02/06-07:08配信記事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201402/2014020600082

▽関連リンク
・農業・食品産業技術総合研究機構 プレスリリース
微生物1個のDNAでも解析可能に 情報公開日:2014年2月 6日 (木曜日)
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nfri/050357.html
・PLOS one
Published: February 05, 2014
DOI: 10.1371/journal.pone.0082624
Preparation of Phi29 DNA Polymerase Free of Amplifiable DNA Using Ethidium Monoazide, an Ultraviolet-Free Light-Emitting Diode Lamp and Trehalose
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0082624

*ご依頼いただきました。



ごくわずかな微生物の解析ができるDNA合成酵素を開発 新酵素探索に道/農研機構などの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/09(木) 15:46:38.44 ID:???

T・レックスは何色?絶滅爬虫類の皮膚色素を特定、研究
2014年01月09日 15:11 発信地:パリ/フランス

【1月9日 AFP】ティラノサウルスの皮膚はいったい何色だったのか
――この謎を解明する手掛かりになる可能性を秘めた研究が、8日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。
絶滅した先史時代の海生爬虫(はちゅう)類3種の化石から、色素の痕跡を初めて発見したという。

想像画に描かれた大型肉食恐竜ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex、T・レックス)の皮膚の色は、暗灰色や濃緑色、土のような茶色、黄土色、明るい黄緑色などさまざまだ。
だが、スウェーデン・ルンド大学(Lund University)の研究チームによれば今回の発見によって、将来的にはT・レックスの皮膚の色を特定・再現できるかもしれないという。

「恐竜を含め、(絶滅した)爬虫類の色素の痕跡が見つかったのは今回が初めてだ」と、ルンド大のヨハン・リンドグレン(Johan Lindgren)氏はAFPの取材に語った。

リンドグレン氏らの研究チームは、5500万年前に生息したオサガメの祖先、8600万年前に生息していた肉食水生爬虫類モササウルス、約1億9000万年前に生存していたイルカに似た大型海生爬虫類の魚竜(イクチオサウルス)の3種について、化石の組織から取り出した分子を分析した。

サンプル組織はいずれもマイクロメートル単位の大きさで、色素か微生物の痕跡のどちらかであることが過去の研究で指摘されている。
研究チームは今回、徹底した顕微分析によって、この組織が皮膚色素の中でも最も一般的な「メラニン色素」だと突き止めた。

■メラニン色素の量から皮膚の色を推定

さらにチームは、皮膚の色の濃さとメラニン色素の量に密接な関係がある点に着目。
今回の3種の化石の皮膚はいずれも色素密度が非常に高かったことから、3種の生物はいずれも、現生種のオサガメのような「全体的に黒ずんだ色合い」の皮膚だったと結論付けた。

現生するオサガメの背中はほとんど黒に近い色の皮膚に覆われているが、研究チームは絶滅した海生爬虫類たちもオサガメ同様、黒っぽい皮膚の色によって海面に浮かび上がったときに日光を浴びて素早く温まることが可能だったのではないかと指摘している。
また、イクチオサウルスについては現在の大型海生生物と異なり、背中だけでなく腹の部分も濃い色合いだったのではないかという。

1993年に映画『ジュラシック・パーク(Jurassic Park)』をきっかけの1つとして生物学・古生物学の研究を始めたというリンドグレン氏は、「素晴らしい発見だ。20年前には、数百年も昔に絶滅した生物の生物学的痕跡を見つけられるなんて夢にも思わなかった」と述べている。(c)AFP/Mariette LE ROUX


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▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月09日 15:11配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3006204?ctm_campaign=txt_topics
http://www.afpbb.com/articles/-/3006204?page=2

▽関連リンク
Nature (2014) doi:10.1038/nature12899
Received 09 October 2013 Accepted 22 November 2013 Published online 08 January 2014
Skin pigmentation provides evidence of convergent melanism in extinct marine reptiles
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature12899.html



【古生物】T・レックスは何色?絶滅爬虫類の皮膚色素を特定の続きを読む

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1: ベガスφ ★ 2013/12/26(木) 09:10:16.39 ID:???

"謎の極小微生物『ナノバクテリア』に関する論争に終止符
自己増殖メカニズムと病原的意義を解明"

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器病態学分野の公文裕巳教授らの研究グループは、石灰化しつつ自己増殖する新種の生命体として長く論争が続いている
「ナノバクテリア(NB)」の正体を世界で初めて突き止めました。

本研究成果は、2013年9月9日、国際医学系雑誌『Nanomedicine』電子版に公開されました。
本微生物様粒子がカルシウムを特異的に結合する酸化脂質を足場として成長する炭酸アパタイトの結晶そのものであること、ならびにあたかも生物のように自己増殖して成長するメカニズムが初めて解明されました。

本研究成果により、生物として論争されていたNBがそうでないことが確定したことで今後、当領域の研究・治療のパラダイムシフトが大きく変わり、尿路結石や動脈硬化などの新たな病態解明、早期診断と治療法の開発への応用が期待されます。

<業 績>
ナノバクテリア(NB)は、アパタイトの殻を形成しながら増殖する新規の極小細菌(通常細菌の1/100)として、1977年にフィンランドの研究グループから初めて報告されました。

その後、細菌である可能性は否定されましたが、未だに、NBが新種の生命体であり、石灰化を伴う種々の生活習慣病や乳がんなどの悪性腫瘍の原因微生物であるとする論文などの研究発表が公表され、論争が続いています。事実、本学においても2001年より尿路結石からの分離を試み、2004年までにNB様粒子(NLP)10株を取得しました。浮遊系と付着系での2相性の増殖様式を示すことは判明していましたが、自己増殖のメカニズムは長く不明でした。

今回、改めて、NLPに対するモノクローナル抗体群の中で特定の酸化脂質を認識するIgM抗体を用いて、免疫電顕、分析電顕等を駆使して解析した結果、培養系での自己増殖メカニズムとともに、動脈硬化モデルマウスでの石灰化病変に同酸化脂質が局在することが解明されました。
これにより、NBは極小細菌などの生物ではなく、酸化脂質が関与する炭酸アパタイトの結晶であることが、世界で初めて明らかとなりました。

<見込まれる成果>
培養系におけるNLPの自己増殖は、酸化脂質とカルシウムで形成されるラメラ構造(液晶構造)を足場に
アパタイトの結晶化が連続的に進展する現象であることが判明しました。
皮肉にも、その酸化脂質の由来はフィランドの研究グループが他の微生物の混入による実験室内汚染を避けるために推奨した、培養液に添加するウシ胎児血清へのγ線照射(照射による脂質過酸化)が主たる要因となっていました。

同様に、感染性で細胞毒性を示すNBが石灰化を伴う生活習慣病の局所病変を惹起するのではなく、むしろ炎症性局所病変での酸化ストレスによりNLP形成の足場となる酸化脂質が産生されるものと考えられます。
つまり、NLPは病気の原因ではなく、病気の副産物として生じるものであると言えます。

本研究成果のひとつである石灰化に関与する酸化脂質に対する抗体は、尿路結石や動脈硬化をはじめとする生活習慣病の病態解析、ならびに診断と治療法への応用が期待されます。
現在、診断と治療を同時に実現する新規の標的医療の創出を目指して研究開発が進展しています。

ダウンロード

岡山大学プレリリース
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id131.html

Ectopic calcification: importance of common nanoparticle scaffolds containing oxidized acidic lipids
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24028895



【粒子】ナノバクテリアは生物ではなく炭酸アパタイト結晶だったの続きを読む

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1: ハイキック(愛知県) 2013/10/29(火) 20:49:41.04 ID:NGeq78taP BE:2048792257-PLT(12122) ポイント特典

ロシアの研究グループは生物研究衛星「ビオンM」1号での実験によって、生命は宇宙からやってきたという仮説を確認した。

医学生物問題研究所設立50年を記念したロシア科学アカデミーで行われた国際学術会議で、「ビオンM」プロジェクトの実験を担当するウラジーミル・シィチョフ副所長代理が発言し、

「大気突入後も生き残ることのできる微生物を隕石が持ってきた可能性がある。」と指摘した。

「ビオンM」は2013年春、宇宙空間に打ち上げられ、軌道上に30日間滞在した。

衛星の外部には様々な微生物を入れた特別の装置がつけられ、大気突入の際には数千度まで温度が上がる。

これは生殖細胞を対象としたものだが、「一種類の好熱性生物が生き残った。」ということで、パンスペルミア仮説を証拠付けるものとなった。

インターファックス

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http://japanese.ruvr.ru/2013_10_29/123580683/



【宇宙ヤバい】 生命は宇宙からやって来た! 『パンスペルミア仮説』を裏付ける実験で可能性高まるの続きを読む

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1: チリ人φ ★ 2013/10/25(金) 18:43:24.93 ID:???

“微生物伝導師”と呼ばれる李祥羲(イ・サンヒ)元科学技術処長官(75、緑色生活知識経済研究院理事長)は「福島県の土壌の放射能汚染問題は微生物で解決できる」とし「すでに実験で立証された」と述べた。
関連発表会に出席するため日本を訪問した李氏は23日、東京で中央日報のインタビューに応じ、このように明らかにした。

李氏が共同研究者として参加している「福島放射能除染推進委員会」は先月25日から今月19日まで「土壌発酵による放射能除去」実験を行い、22日に福島現地でその結果を発表した。福島第1原発から20キロ離れた浪江町の100坪規模の土地が実験現場だった。李氏は「わずか3週間の実験だったが、放射能物質が70%以上減ったことが確認された」と伝えた。

李氏は1カ月前、『病気になった地球と人間を救う名医、微生物を知っていますか』という本を出すほど微生物マニアだ。

--実験はどのように行われたのか。
「放射能汚染地に培養した微生物菌や液体肥料をまいて発酵させた後、放射能数値を実験前と比較した。
9月25日に採取した土壌と10月14日に採取した土壌を比較したところ、放射性セシウム134とセシウム137がともに70%以上も減った。平均的には73%減った」

--まだ日本であまり知られていない。
「今回の実験を主導した高嶋康豪博士は醸造場の6代目で、微生物と友人のように付き合うほどの専門家だ。
日本の雰囲気は(新しいものを受け入れるのに)あまりにも保守的ではないか。私は彼に『反応が良くなければ韓国で実験をし、成功した後にまた日本で錦を飾ればいい』と話した。韓国にも微生物を利用してすることが多い」

--いつから微生物を利用した放射能除去に関心を持ったのか。
「2011年の原発事故直後、菅直人元首相に手紙を送り、この方法を提案した。微生物が放射能を食べて清掃する。原爆にあった広島や長崎が人が暮らせるところに速やかに回復したのも微生物の役割が大きかった。今回は土壌に対する実験だったが、海水汚染問題にも適用が可能だ」 .

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http://japanese.joins.com/article/526/177526.html

韓国の科学館館長、菅首相に微生物による放射性物質浄化を推奨 | Joongang Ilbo | 中央日報
http://japanese.joins.com/article/599/138599.html?servcode=300&sectcode=300


日本科学未来館 (Miraikan)
>韓国では首都ソウルに隣接する果川市の広大な敷地に、韓国内最大の国立科学館である国立果川科学館が2008年11月に開館し、以来大勢の来館者が訪れています。李祥羲博士は2009年9月に、同館の館長に就任されました。李館長は、過去に科学技術部長官(=大臣)や何期もの国会議員を歴任され、現在も弁理士会をはじめとする多数の会の会長を務められています。

日本科学未来館副館長の中島が2009年11月に国立果川科学館を訪れ、未来館との協力協定(MOU)を締結しました。
MOUを結んだ未来館をぜひ見学しておきたいとの李館長のたってのご希望から、この度のご来館が実現しました。
http://www.miraikan.jst.go.jp/aboutus/guest/091227184123.html



【放射能】韓国の元科学技術処長官「福島の放射能汚染、微生物で解決できる」「微生物が放射能を食べて清掃」 発表会出席のため来日の続きを読む

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1: 依頼@ベガスφ ★ 2013/09/30(月) 20:47:54.67 ID:???

"ガソリン作る大腸菌を開発=韓国の研究チーム"

韓国の研究チームが世界で初めてガソリンを作る微生物を開発した。
酵母が糖分を分解してビールを作るように、この微生物は雑草や木くずを分解してガソリンを作り出す。
今回の研究をさらに発展させれば、非食用の植物資源から自動車燃料やプラスチックといった石油化学製品を作ることができ、エネルギー不足の解消・環境保護に大きく貢献するものと期待される。

韓国科学技術院(KAIST)生命化学工学科のイ・サンヨプ教授(ディスティングイッシュト・プロフェッサー)とチェ・ヨンジュン博士らの研究チームは「代謝工学を利用し木・雑草などの非食用植物からガソリンが生産できる大腸菌を開発した」と29日、明らかにした。
代謝工学とは微生物の遺伝子を変形させたり、存在しない遺伝子を加えたりして作りたい化合物を生産する技術だ。

ガソリンは本来、石油から作られるものだ。普通、原油をセ氏30-140度に加熱すると気体に変わるので分離可能になる。自動車燃料のディーゼル油は原油を250度以上に加熱して初めて気体になる。
双方とも炭素と水素からなる鎖構造を持つ炭化水素化合物だ。

では、両者は何が違うかというと、鎖構造の長さだ。ガソリンは炭素数が4-12個だが、ディーゼル油は13-17個と長くなっている。大腸菌は糖を分解して16-18個の炭素からなる脂肪酸を合成する。
研究チームは大腸菌の遺伝子を変形させ炭素10-12個の脂肪酸を作った。
そしてもう一つの変形遺伝子はここから炭素をもう一つ取り、体外に排出させた。
その結果、大腸菌から炭素10-11個のガソリンができることになるというもの。
2010年に米国の研究者が科学誌「サイエンス」に植物からディーゼル油を作る微生物を開発したと発表したが、炭素鎖がディーゼル油よりも短いガソリンを微生物で作ったのはこれが初めてだ。

特に、イ教授が作った大腸菌は木くずや雑草といった非食用植物でガソリンを作ることができるという点で意義が大きい。
原油価格の上昇に伴ってトウモロコシやサトウキビを微生物で発酵させて作るバイオエタノールが注目されたが、トウモロコシ価格の高騰や農地開発による森林破壊という後遺症が発生した。
さらに、バイオエタノールは自動車燃料添加剤としては使えるが、完全にガソリンに取って代わることはできない。

イ教授の研究チームは今回、大腸菌培養液1リットルでガソリン580ミリグラムを得た。
同教授は「米国研究チームのディーゼル油よりは効率が良いが、まだごくわずか。
微生物でガソリンが作れると証明したことに意味がある」と話す。
チェ博士は「効率を少なくとも数十倍以上に上げなければ実用化は不可能だろう」と言った。

今回の研究結果は、「サイエンス」と共に世界2大科学誌といわれる「ネイチャー」電子版(30日付)に掲載された。
イ教授は論文の責任を負う責任著者(コレスポンディングオーサー)で、チェ博士は第1著者だ。

代謝工学=細胞の遺伝子を操作して特定物質を生産する技術。
代謝工学によりプラスチック、繊維、ディーゼル油、ガソリンなどの生産も可能だ。

リンク先に画像あり
http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2013/09/30/2013093001125_0.jpg
2013/09/30 10:19
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/30/2013093001190.html

Microbial production of short-chain alkanes
429e16e3.jpg

http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/images/nature12536-f1.jpg
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature12536.html



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