理系にゅーす

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思考

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1: 2019/01/27(日) 22:32:00.85 ID:CAP_USER
行動・思考・記憶に影響を及ぼすアルツハイマー病に、世界で3000万人以上が悩まされています。その発症にはヘルペスウイルスの関与が疑われていますが、これとは別に、「歯周病菌」の関わりを主張する論文が学術誌・Science Advancesに掲載されました。

Porphyromonas gingivalis in Alzheimer’s disease brains: Evidence for disease causation and treatment with small-molecule inhibitors | Science Advances
http://advances.sciencemag.org/content/5/1/eaau3333
https://i.gzn.jp/img/2019/01/25/alzheimer-gum-disease/snap0318.png

Gum disease–causing bacteria could spur Alzheimer’s | Science | AAAS
https://www.sciencemag.org/news/2019/01/gum-disease-causing-bacteria-could-spur-alzheimer-s

We may finally know what causes Alzheimer’s – and how to stop it | New Scientist
https://www.newscientist.com/article/2191814-we-may-finally-know-what-causes-alzheimers-and-how-to-stop-it/

この論文は製薬会社・Cortexyme(コルテキシム)の共同創業者で精神科医のステファン・ドミニー氏や、大学院生としてアルツハイマー病を研究していたケイシー・リンチ氏らによって発表されたもの。

コルテキシムの研究チームはヨーロッパ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアの研究所と協力して、死亡したアルツハイマー病患者の脳から歯周病菌ポルフィロモナス・ジンジバリス(P.ジンジバリス)が見つかるという従来からの報告内容を確認した上で、存命のアルツハイマー病患者の脊髄分泌液からP,ジンジバリスのDNAを発見しました。さらに、54例のアルツハイマー病患者の脳のうち96%からP.ジンジバリスの生み出す有毒酵素「ジンジパイン」が見つかりました。

より多くのジンジパインが見つかった脳では、アルツハイマー病と強い関連がみられるタンパク質「タウ」と「ユビキチン」が多量に存在していて、認知症傾向のみられない高齢者の脳でもジンジパイン・タウ・ユビキチンが少量見つかりました。このことから、リンチ氏はこの増加傾向を早めに掴むことで、アルツハイマー病の発症を予期できるのではないかと語っています。

実際にジンジパインがアルツハイマー病の発症に関連するのかを調べるため、研究チームは6週間の期間中、1日おきに健康なマウスの歯にP.ジンジバリスを塗布。

続きはソースで

GIGAZINE

https://gigazine.net/news/20190125-alzheimer-gum-disease/
ダウンロード (1)


引用元: 【医学】アルツハイマー病の原因候補に「歯周病菌」が浮上、歯磨きがアルツハイマー病予防に役立つかも[01/25]

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1: 2018/12/22(土) 21:56:15.44 ID:CAP_USER
(CNN) 高齢者が1週間に3回、ウォーキングをしたり自転車をこぐだけで、加齢に伴う思考力の低下を改善することができるという研究結果が、このほど医学誌に発表された。同時に食生活も改善すれば、脳の実行機能年齢は9歳も若返ると報告している。

この実験は米デューク大学のジェームズ・ブルーメンソール氏の研究チームが、心血管系疾患の原因となる高血圧などの症状をもつ大人160人を対象に、6カ月にわたって実施した。被検者はいずれも運動をしたことがなく、意思決定の問題や記憶力や集中力の低下など認知機能に関連した症状が確認されていて、平均年齢は65歳、性別は女性が3分の2を占めていた。認知症と診断された人や、運動のできない人は除外されている。

被検者は4グループに分かれ、第1グループは塩分や脂肪分や糖分を減らして野菜や果実などを増やすDASHと呼ばれる食生活を開始。第2グループは運動のみを取り入れて、前半3カ月はリハビリ施設で週に3回のウォーキングまたは自転車こぎの軽い運動、後半は自宅で運動を続けてもらった。

第3グループは週3回の運動と、DASHの食生活の両方を実施。第4グループは心血管系疾患のリスク低減について助言しただけで、食生活や運動しない習慣は変えなかった。

実験の開始前と終了後には、それぞれ認知力検査やランニングマシンを使った体力測定、食生活診断を受け、血圧や血糖値も測定した。

その結果、運動のみを行ったグループは運動しなかったグループに比べ、計画的に物事を遂行できる実行機能が大幅に改善した。

続きはソースで

https://www.cnn.co.jp/fringe/35130512.html
ダウンロード (5)


引用元: 半年間のウォーキングで思考力が改善、脳年齢も9歳若返る 米研究

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1: 2018/12/11(火) 19:35:40.83 ID:CAP_USER
クロスワードや数独といったパズルを解いても知力低下は防げないかもしれないと、英国発の最新研究が示唆している。

加齢に伴う脳の働きについて「使わなければ失う」という考えは、これまで幅広く受け入れられてきた。

しかし、スコットランド・アバディーン王立病院のロジャー・スタッフ氏およびアバディーン大学の共同研究によると、パズルに知力低下を防ぐ効果はないという。

その一方で、人生を通じて日常的に知的活動を続ければ、知能が向上し、加齢などでいずれ知能が低下するにしても低下の出発点を高めに保てるかもしれないと、研究チームは提示している。

研究では1936年に生まれ、11歳で集団知能テストを受けた498人を対象にした。

対象者が64歳のころに調査を開始し、以後15年間、5回にわたって記憶力と処理能力のテストを重ねた。

その結果、パズル問題を解いていても個人の知力低下は防げないことが明らかになった。

しかし、知的刺激の高い活動を日常的に繰り返している人は、高齢者になってもある程度は知的に活発なことも分かった。

続きはソースで

(英語記事 Puzzle solving 'won't stop mental decline')

https://www.bbc.com/japanese/46518653
images


引用元: 「脳トレ」に効果なし・・・パズルを解いても知力低下は防げない 英研究

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1: 2018/12/04(火) 09:36:32.04 ID:CAP_USER
人口の約2.3%は、人生のある時点で、不合理な行動や思考を自分の意に反して反復してしまう強迫性障害(OCD)を経験するといわれています。OCDになると、体の汚れが気になり1日に何度もシャワーや風呂に入るなどの行為を繰り返すために、日常生活がままならなくケースも。一般的に何か月もかけて治療が行われるOCDですが、わずか4日間の治療で劇的な効果を上げるとするプログラムが注目されています。

4 Days of Intensive Therapy Can Reverse OCD for Years - Scientific American
https://www.scientificamerican.com/article/4-days-of-intensive-therapy-can-reverse-ocd-for-years/

ノルウェーの臨床精神科医であるBjarne Hansen氏とGerd Kvale氏はTIMEのヘルスケアにおいて世界で最も影響力のある50人に選ばれた2人。2人はノルウェーのベルゲンにあるハウケラン大学病院でOCDのための行動療法を実施しており、4日間集中で行われるプログラムにはこれまでに1200人以上が参加しています。

OCD患者である41歳のKathrine Mydland-aasさんは「4日で何ができるのだろう?」と懐疑的になりつつも医師のすすめでプログラムに参加した1人です。Mydland-aasさんは細菌や汚染を恐れて掃除や洗濯、手洗いなどを無限に繰り返してしまい、子どもたちの夕食さえ満足に作れずに悩んでいました。しかし、Kvale氏らのプログラムに参加することで「人生が変わった」とのこと。

OCDの治療は通常、「1日1時間程度のセッションを毎週、数カ月にわたって行う」というものです。短期間の集中治療もありますが、この場合の1週間あたりのセッション時間は3時間ほどから。対して、ハウケラン大学病院で行われている治療法はわずか4日間で10~12時間のセッションを行います。ニューヨークのワイル・コーネル・メディカル・カレッジでOCD治療にあたるAvital Falk氏は「このような短時間で治療を完了させるというのは、驚くべきことです」と述べています。

Kvale氏は1990年代から恐怖症や慢性疲労の短期治療を行ってきた人物。Kvale氏はノルウェーにおいてOCDの治療が十分に行われていないことに気づいたことから研究を開始。2010年にはハウケラン大学病院の上司たちを説得してOCDの治療法開発のためのクリニックを開設し、その後すぐに、「LEan into The anxiety(LET)」という治療を実践するHansen氏を雇い入れました。2人はLETを中心とする治療方法のプロトコルを2011年秋までに作り上げ、2012年の6月には実際に人間を対象とする最初のテストを実施。治療法の効果は非常に高く、テストは「予想通りの結果になった」とのことです。

続きはソースで

https://gigazine.net/news/20181204-4-days-intensive-therapy-ocd/
images


引用元: 【医学】強迫性障害(OCD)の症状をわずか4日間で劇的に改善するプログラムが注目を浴びる[12/04]

強迫性障害(OCD)の症状をわずか4日間で劇的に改善するプログラムが注目を浴びるの続きを読む

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1: 2018/10/14(日) 21:17:55.42 ID:CAP_USER
3人組がそれぞれの脳を接続し、思考を共有することに成功しました。実験で3人はテトリスのようなブロックゲームを共同プレイし、高い成功率を記録したとのこと。今回は3人プレイでしたが、スケールアップさせて、ネットワークを通じた複数人での共同プレイも可能になるとみられています。

[1809.08632] BrainNet: A Multi-Person Brain-to-Brain Interface for Direct Collaboration Between Brains
https://arxiv.org/abs/1809.08632

Scientists Have Connected The Brains of 3 People, Enabling Them to Share Thoughts
https://www.sciencealert.com/brain-to-brain-mind-connection-lets-three-people-share-thoughts

ワシントン大学の研究者たちが行った実験は、脳の活動を示す電気刺激を記録する脳波計(EEG)と弱い電流で脳内のニューロンを興奮させる経頭蓋磁気刺激法(TMS)を持ちいて行われました。研究者は「BrainNet」と呼ばれるこの装置を使い、最終的にはインターネット越しに3人の思考を接続することに成功したとのこと。

「私たちの知る限り、BrainNetは複数人が共同の問題を解決するために、非侵襲的な方法で直接脳と脳を接続できるようにする初めてのインターフェースです」「このインターフェースは脳と脳を直接コミュニケーションさせることで、3人が協力的にタスクを解決できるようにさせました」と研究者は述べています。

実験では、被験者3人のうち2人の「送信者」は脳波計の電極を接続され、テトリスのような落下するブロックを積み上げるゲームをプレイしました。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/10/14/connected-brains-share-thoughts/00.jpg
https://gigazine.net/news/20181014-connected-brains-share-thoughts/
ダウンロード (4)


引用元: 【脳波】脳を接続しテレパシーのように思考をシェアしてテトリスの3人共同プレイに成功[10/14]

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1: 2018/09/14(金) 22:55:05.23 ID:CAP_USER
■犬や猫もできないミラーテストに合格、自己認識できる可能性示す

 鏡に映った自分の顔に汚れがついていたら、ほとんど無意識のうちにぬぐい取ろうとするだろう。簡単なことのようだが、これができるのは人間以外にはオランウータンやイルカなど、ごく限られた賢い種だけだ。人間でさえ、幼児期にならないと鏡の中に見えるのは自分自身なのだと認知できない。

 だが、大阪市立大学の幸田正典氏らが8月21日付けで論文投稿サイト「BioRxiv.org」に発表した研究で、小さな熱帯魚のホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)も自分の姿を認知できるようだという驚きの結果が報告された。この行動が観察されたのは、魚類では初めてだ。

 動物に視覚的な自己認知や自己認識の能力があるかどうかを調べるために、科学者はこれまでミラーテストを用いてきた。視覚的な自己認知とは、自己の外見を理解する能力で、自己認識とは、それに加えて、思考や感情といった自分の「心」の状態を自覚する能力のことだ。自己認知と自己認識がどの程度つながっているのかは明らかになっていない。

 ミラーテストとは、研究対象の動物の体にマークをつけて鏡の前に置くと、その動物が自分の体でマークを調べたり、触ろうとしたりするかどうかを観察する実験だ。これに合格すると、その動物は鏡に映ったマークが別の個体ではなく自分の体についているのだと理解していることになる。

 地球上で、人間以外にこのミラーテストに合格したのは、知能が極めて高い類人猿やイルカ、ゾウ、そしてカササギだけである。だが最新の研究結果は、自己認識が恒温動物の哺乳類や鳥類だけの特権ではないかもしれないことを示唆している。

 研究はまだ初期段階で、ほかの科学者による査読を受けていないが、もしこの結論が認められれば、「自己」を意識する高度に発達した能力は、これまで考えられていたよりもはるかに多くの動物に備わっているということになるかもしれない。

 行動生態学者である幸田正典氏が率いる研究チームは、最初カワスズメ科のシクリッドでミラーテストを試みた。シクリッドは、既にミラーテストに合格した他の動物に見られる高い知能と共通する特性を持っていると考えられていた。

「なかには、類人猿のように顔見知りの魚を識別する賢いシクリッドもいます。まさに、個体識別能力があるということです」と、幸田氏は説明する。

 ところが、ミラーテストでは残念ながら、鏡のなかの自分の姿を認知できなかった。

続きはソースで

■ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)には、鏡で自分の姿を認知する能力があるかもしれない。だとすれば、動物の知能や自己認識について多くの疑問が湧いてくる。写真ではフグのえらを掃除中。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/091300402/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/091300402/
images


引用元: 【動物】「鏡の中の自分」がわかる魚を初確認、大阪市大[09/14]

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