1: ベガスφ ★ 2013/10/26(土) 18:59:34.15 ID:???

"シリアでポリオ発生か、20症例の報告 WHO"

世界保健機関(WHO)は26日までに、内戦下にあるシリア東部のデリゾール市近くでポリオ(急性灰白髄炎)発生が疑われる少なくとも20件の症例が見つかり、シリア政府が子どもを対象にワクチン投与の拡大作業に着手したと報告した。

発生の有無の最終確認には約1週間かかる見通しだが、関係者は懸念がある限り、ポリオとみなした対応策を進めているという。

WHOは先週、シリアで急性弛緩(しかん)性麻痺(まひ)に陥った患者が複数発生したの報告を受けたと発表。
この症状は、ポリオ感染が疑われる子供らの患者の体の弱まりや麻痺などを示す最初の兆候とされる。
ポリオ対策担当のWHO幹部はCNNの取材に対し、感染阻止を図るためシリアや近隣諸国の保健衛生当局と協力しているが、内戦を逃れるシリアからの大規模な避難民を考えれば困難な作業になると指摘した。

シリアでポリオウイルスが最後に見つかったのは1999年。患者は特に年少の子どもに多く、高熱、疲労感、頭痛、吐き気、首の硬直や手足の痛みなどの初期症状が出る。
ワクチン投与の予防対策があるが、確実な治療法はない。

世界規模でのポリオ発生は1988年以降、99%以上減っている。発生が報告された国は同年では125カ国以上だが、現在はパキスタン、ナイジェリアとアフガニスタンの3カ国のみとなっている。

国営シリア・アラブ通信によると、同国保健省の予防接種プログラム責任者は着手しているポリオワクチンの投与でははしか阻止も同様に図ると述べた。
シリアでは内戦の影響で清潔な水供給や下水道設備の整備が滞り、住民の健康被害が懸念されている。

2013.10.26 Sat posted at 17:20 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35039036.html
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