1: 2015/12/16(水) 12:39:28.56 ID:CAP_USER.net
アシカ、有毒藻で記憶障害に 米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3070308
【12月15日 AFP】藻に含まれる毒素が、海洋動物のアシカを記憶喪失に陥らせている可能性があるとの研究結果が14日、発表された。米カリフォルニア(California)州沿岸では、年間数百頭ものアシカが方向感覚を失い、異常行動を起こして海岸に打ち上げられている。
米科学誌サイエンス(Science)に発表された研究成果によると、海洋性の藻によって自然に生成される「ドーモイ(ドウモイ)酸」として知られるこの有毒物質は、アシカの方向感覚やえさ場を記憶する能力を阻害する可能性があるという。
ドーモイ酸は、藻を海水からこして摂取する甲殻類や貝類、カタクチイワシなどの小魚類の体内に蓄積する。アシカがこれらを食べると、高濃度の毒素による影響を受ける可能性がある。
米カリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz)、同大デービス校(University of California, Davis)、海洋哺乳類センター(Marine Mammal Center)などの科学者チームによる今回の研究は、カリフォルニアアシカに対して行った脳スキャン検査と行動試験に基づくものだ。
カリフォルニア大サンタクルーズ校の元大学院生で、現在は米エモリー大学(Emory University)に所属するピーター・クック(Peter Cook)氏は「今回の研究は、有毒物質にさらされたアシカの脳ネットワークに起きた変化に関する初の証拠であり、アシカが空間記憶の障害だけでなく、広範囲に及ぶ記憶障害を起こしている可能性があることを示唆するものだ」と語る。
続きはソースで
(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3070308
【12月15日 AFP】藻に含まれる毒素が、海洋動物のアシカを記憶喪失に陥らせている可能性があるとの研究結果が14日、発表された。米カリフォルニア(California)州沿岸では、年間数百頭ものアシカが方向感覚を失い、異常行動を起こして海岸に打ち上げられている。
米科学誌サイエンス(Science)に発表された研究成果によると、海洋性の藻によって自然に生成される「ドーモイ(ドウモイ)酸」として知られるこの有毒物質は、アシカの方向感覚やえさ場を記憶する能力を阻害する可能性があるという。
ドーモイ酸は、藻を海水からこして摂取する甲殻類や貝類、カタクチイワシなどの小魚類の体内に蓄積する。アシカがこれらを食べると、高濃度の毒素による影響を受ける可能性がある。
米カリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz)、同大デービス校(University of California, Davis)、海洋哺乳類センター(Marine Mammal Center)などの科学者チームによる今回の研究は、カリフォルニアアシカに対して行った脳スキャン検査と行動試験に基づくものだ。
カリフォルニア大サンタクルーズ校の元大学院生で、現在は米エモリー大学(Emory University)に所属するピーター・クック(Peter Cook)氏は「今回の研究は、有毒物質にさらされたアシカの脳ネットワークに起きた変化に関する初の証拠であり、アシカが空間記憶の障害だけでなく、広範囲に及ぶ記憶障害を起こしている可能性があることを示唆するものだ」と語る。
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(c)AFP
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