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抑制

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1: 2015/02/15(日) 11:54:43.34 ID:???.net
炎症性腸疾患の発症・進展を抑制する仕組みを解明
~脂質セラミドを認識する抑制型受容体LMIR3を標的とした新しい治療の可能性~ 順天堂大学
引用元:順天堂大学 2015年2月13日配信記事
http://www.juntendo.ac.jp/graduate/pdf/news16.pdf

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概要:
順天堂大学大学院医学研究科・アトピー疾患研究センターの北浦次郎先任准教授、奥村康センター長らのグループは、炎症性腸疾患を抑える生体内の仕組みを明らかにしました。

炎症性腸疾患モデルマウスの解析から、腸管マスト細胞*1に発現する受容体LMIR3*2と脂質セラミドの結合が、アデノシン三リン酸(ATP*3)によるマスト細胞の活性化を抑制して、炎症性腸疾患の発症・進展を抑えることを発見しました。
また、セラミドリポソーム*4の投与により、マウスの腸炎を改善することに成功しました。
この成果は、ヒトの炎症性腸疾患の病態解明に大きなヒントとなり、今後の炎症性腸疾患の予防・治療に大きく道を開く可能性を示しました。
本研究成果は、英国科学誌Gut電子版の2015年2月11日付に掲載されました。

本研究成果のポイント
・受容体LMIR3と脂質セラミドの結合は、ATPによるマスト細胞の活性化を抑制し腸炎を抑える
・脂質セラミドのリポソームの投与は炎症性腸疾患の発症・進展を抑える
・抑制型受容体LMIR3を標的とした新しい予防・治療の可能性

背景:
クローン病や潰瘍性大腸炎に代表される炎症性腸疾患の患者数は増加の一途をたどっています。
しかし、未だ病気がおこる仕組みの解明が不十分なため、炎症性腸疾患の病態に則した有効な予防法や治療法の開発は遅れ、問題となっています。
私たちは炎症性疾患の仕組みを明らかにすることに取り組み、免疫を担うマスト細胞に発現する受容体LMIR3が脂質セラミドに結合して、IgE受容体を介するアレルギー反応を抑えることを明らかにしてきました(Immunity2012)。

最近、損傷を受けた腸管組織から産生されるATPがマスト細胞を活性化して炎症性腸疾患を悪化させることが報告されました。
そこで、私たち研究グループは受容体LMIR3とATPの関係に着目し、LMIR3がATP受容体を介するマスト細胞の活性化も抑制することで、炎症性腸疾患の発症・進展を抑えられるのではないかと仮説を立て、本研究を行いました。

(引用ここまで 全文は引用元参照)

引用元: 【医学】炎症性腸疾患の発症・進展を抑制する仕組みを解明 新しい治療の可能性/順天堂大

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1: 2015/02/06(金) 13:40:05.69 ID:???*.net
脊髄損傷の治療法に道、標的たんぱく質発見 早大・横浜市大
【日本経済新聞】 2015/2/6 12:23

早稲田大学と横浜市立大学の研究チームは根本的な治療法のない脊髄損傷の治療につながるたんぱく質を発見した。脊髄損傷を起こしたマウスで、傷口の炎症を促すたんぱく質の働きを抑えたところ、運動機能が回復した。たんぱく質を標的にした薬が開発できれば、脊髄損傷が治療できる可能性がある。

研究チームは損傷した神経細胞で働く「CRMP4」と呼ぶたんぱく質に着目した。脊髄損傷を起こして後ろ脚を引きずるマウスの遺伝子を操作し、たんぱく質ができないようにしたところ、4週間後には歩けるようになった。

早大の大島登志男教授は「たんぱく質を抑えることで、炎症反応を抑えて再生を促す2つの役割がある。
副作用も少ないだろう」と話す。

続きはソースで

ソース: http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG05HE7_W5A200C1CR0000/

プレスリリース:
理工・大島研など 脊髄損傷における新たな治療標的タンパク質を特定
http://www.waseda.jp/top/news/21182

画像
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2015/02/Schematic-image_20150204.png

引用元: 【医療】脊髄損傷の治療法に道、標的たんぱく質「CRMP4」発見 - 早大/横浜市大 [15/02/06]

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1: 2015/01/11(日) 23:14:45.56 ID:???.net
掲載日:2015年1月9日

 抗アンドロゲン療法(ホルモン療法)が膀胱がんの再発を約70%抑制することを、横浜市立大学医学部泌尿器科の泉浩司(いずみ こうじ)医師、上村博司(うえむら ひろじ)准教授らが患者の追跡調査で初めて確かめた。膀胱がんは手術した後、半数以上が再発するが、この結果から、前立腺がん治療で一般的に行われているホルモン療法の膀胱がんへの適応拡大が期待される。また、男性ホルモンのアンドロゲンが膀胱がんを発生させる一因であることも初めて裏付けた。
12月24日付の米オンライン医学誌Oncotargetに発表した。

 膀胱がんは手術後、半数以上で再発し、そのうち約10%が進行性となるため、定期的な内視鏡検査を含めた厳重な経過観察が必要となる。再発予防として古くから膀胱内薬物注入療法が実施されているが、効果は十分でなく、新しい方法の開発が待たれている。膀胱がんには、女性と比べて男性に3~4倍多く発生するという特徴がある。その原因としてアンドロゲンが関与している可能性を、横浜市立大の研究グループは2009年にマウスや培養細胞の実験で示してきた。
しかし、実際の患者にも当てはまるか、の臨床データはこれまでなかった。

 研究グループは、神奈川県内の16カ所の病院で治療を受けた前立腺がんの男性患者で膀胱がんを合併した239人を抽出し、そのうち162人についてアンドロゲンの作用を抑えるホルモン療法の有無で膀胱がんの再発を2~10年、追跡調査した。
ホルモン療法を受けていない76人のうち38人(50%)が再発したのに対して、ホルモン療法を受けていた86人のうち再発は19人(22%)にとどまった。5年間の無再発生存率は非投与群で40%、ホルモン療法群で76%と明白な差があり、ホルモン療法が膀胱がんの再発を70%も減少させたことがわかった。

続きはソースで

<画像>
グラフ. 膀胱がんのホルモン療法群と非投与群のない患者集団で比較した5年間の無再発生存率(提供:横浜市立大学)
http://news.mynavi.jp/news/2015/01/09/188/images/001l.jpg

<参照>
泌尿器科 泉浩司医師、上村博司准教授らの研究グループが、世界で初めてホルモン療法が膀胱がんの再発を抑制することを発見! | 横浜市立大学先端医科学研究センター
http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/uemura_201412.html

Androgen deprivation therapy prevents bladder cancer recurrence | Izumi | Oncotarget
http://www.impactjournals.com/oncotarget/index.php?journal=oncotarget&page=article&op=view&path%5B%5D=2851

<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2015/01/09/188/

引用元: 【医療】ホルモン療法が膀胱がんの再発を抑制

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1: 2015/01/09(金) 00:01:02.20 ID:???.net
掲載日:2015年1月8日

 カゴメは1月8日、食前に野菜ジュースを飲むことで、食後の血糖値の上昇を抑えることができることをヒトを対象とした試験で確認したと発表した。

 この成果は、同社が城西大学の金本郁男 教授との共同研究によって得たもので、1月10日~11日に開かれる日本病態栄養学会で詳細が発表される予定。

 食後の血糖値の上昇を抑えることは、メタボリックシンドロームの予防・改善に重要と考えられており、野菜に含まれる食物繊維やクエン酸が効果があるとされる。同社はこれまで、ラットを用いた実験で食前、または食事中に野菜ジュースを摂取することで、食後の血糖値上昇を抑制できることを確認していた。

 今回の試験では、健常な大学生8名に、野菜ジュース(200ml)を食前(白米106g)に摂取した場合(15分前、30分前、60分前)、野菜ジュースと食事を同時に摂取した場合、野菜ジュースを摂取せずに食事を摂取した場合の5パターンにおける食後の血糖値の変化を調査した。調査はそれぞれ日を分けて実施された。

 その結果、野菜ジュースを食前に飲んだ場合、飲まなかった場合に比べて、食後の血糖値の上昇が低く抑えられた。
同時摂取の場合は、食後の血糖値の上昇は抑えられなかったものの、上昇した血糖値が速やかに低下した。

続きはソースで

<画像>
食前、または食事中の野菜ジュースの飲用が食後の血糖値の上昇に与える影響
http://news.mynavi.jp/news/2015/01/08/286/images/001l.jpg

血糖値の最大変化量の比較
http://news.mynavi.jp/news/2015/01/08/286/images/002l.jpg

<参照>
カゴメ株式会社 > 企業情報 > ニュースリリース > 2015年 > <第18回 日本病態栄養学会(2015年1月10日~11日)で発表予定>野菜ジュースを食前に飲むこと
http://www.kagome.co.jp/company/news/2015/01/002108.html

<記事掲載元>
http://news.mynavi.jp/news/2015/01/08/286/

引用元: 【生理】野菜ジュースに食後の血糖値を抑制する効果 - カゴメがヒト試験で確認

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1: 2015/01/05(月) 11:14:27.46 ID:???0.net
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO81532220U5A100C1NN1000/
政府は医療費を抑えるため、2015年度から患者の需要を上回る過剰な病院のベッド(病床)の削減に乗り出す。厚生労働省が1月にも指針をまとめ、都道府県が4月以降に数値目標を設けて実施する。

病床を救急患者向けやリハビリ向けなどの種類別に分け、想定必要数を大幅に上回る重症患者向けなど入院費が高い病床を重点的に減らす。

続きはソースで

引用元: 【政治】医療費抑制のため、病院のベットを削減へ 政府方針

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1: 2015/01/03(土) 23:15:37.84 ID:???.net
掲載日:2015年1月3日

 がんを転移しやすくするたんぱく質を世界で初めて突き止めたとの研究成果を、中山敬一・九州大教授(分子医科学)らのチームが2日の米科学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーションに発表した。既存の肝炎治療薬に、このたんぱく質の働きを妨げて転移を抑える効果があることもマウスの実験で確かめた。研究チームは「ヒトへの有効性は今後の治験(臨床試験)を待つ必要があるが、副作用が少ない薬なので期待が持てる」と話す。

 国内で年間40万人近くが死亡するがんは、進行すると他の臓器などに転移して治療が難しくなる。がん細胞を標的にした薬の開発が進むが、転移を抑える目的の薬はなかった。

 チームは、がんが転移すると、細胞のまわりに「がんニッチ」と呼ばれる正常な細胞の集団ができ、がん細胞の成長を助けることに注目。まず、乳がん患者の血液を分析し、特定のたんぱく質が少ない人はがんを再発しやすいことを確かめた。
さらに、このたんぱく質をなくしたマウスにがん細胞を移植したところ、がんニッチに正常細胞を呼び寄せる信号を出す別のたんぱく質が体内で増え、がんの転移が早まることが分かった。

続きはソースで

<画像>
九州大チームの研究成果
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20150103k0000m040084000p_size8.jpg

<参照>
JCI - F-box protein FBXW7 inhibits cancer metastasis in a non-cell-autonomous manner
http://www.jci.org/articles/view/78782

<記事掲載元>
http://mainichi.jp/select/news/20150103k0000m040089000c.html

引用元: 【医療】がん:既存薬で転移抑制 九大教授ら、マウス実験で確認

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