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抗生物質

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1: 2019/05/08(水) 16:57:18.59 ID:CAP_USER
【5月8日 AFP】
患者の検査結果が出るよりも前に医師が強力な抗生物質を処方するという時代は、近く終わりを迎えるかもしれない──。それをもたらすのは、検査結果が数日でなく数十分で判明する最新の機器だ。

 この検査機器を開発したのは、米ペンシルベニア州立大学(Pennsylvania State University)の研究チーム。最新機器の詳細を記した論文がこのほど、米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。

 ウォン・パクキン(Pak Kin Wong)教授(生体工学・機械工学)が共同開発したこの機器は、単一の細菌細胞を捕捉して電子顕微鏡で観察するためにマイクロテクノロジーを利用する。このアプローチを採用することで、細菌の存在や薬物療法に対する感受性をわずか30分ほどで判定できるようになる。結果が出るまでに3~5日かかる既存の臨床検査とは対照的だ。

 ウォン教授は、AFPの取材に「現状では、細菌が存在しない場合でも抗生物質が処方されてしまっている」と語り、「これは過剰処方であり、今回の研究によって示そうとしたことの一つだ。細菌感染の存在を迅速に判定することは可能だろうか?」と続けた。

続きはソースで

(c)AFP

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/b/2/-/img_b2c0ee768df4a4950851e25ce27c34c7125265.jpg

https://www.afpbb.com/articles/-/3224016
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引用元: 【医療】細菌感染を短時間で判別、抗生物質の過剰処方防止 新機器開発[05/08]

細菌感染を短時間で判別、抗生物質の過剰処方防止 新機器開発の続きを読む

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1: 2019/02/12(火) 11:43:12.21 ID:CAP_USER
インフルエンザやかぜのシーズンですが、近年、抗菌薬(抗生物質、抗生剤)の使用が問題になっています。薬がないと心もとない患者に、「念のため」と言いながら医師が次々と処方することで、薬の効かない「耐性菌」を作ってしまう……。そんな状態を改善しようと、医師が医師を啓発する活動も始まりました。死者を減らすことにつなげるという、その活動に迫りました。

 昨年12月、東京都内で医師や看護師など医療関係者向けに開いた風邪対策の医療セミナー。主催者側の医師が、医師役と患者役に分かれて、ある診療風景をデモンストレーションした。

 医師「たんなる風邪ですね。抗生物質は必要ありません」

 患者「念のため出してもらえませんか。お金は出しますから」

 医師「風邪に効く薬ができたらノーベル賞ですよ」

 患者「じゃあ、別の病院に行きます」

 なかなかかみ合わない、医師役と患者役。会場からは失笑も漏れた。

 開催したのは、国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター。同センターは厚生労働省の委託事業として医師への啓発活動に取り組んでいる。AMRは(Antimicrobial Resistance)は英語の略字で「薬剤耐性」という意味だ。

 そもそも、インフルエンザは細菌ではなくウイルス感染で引き起こされる。そのため抗菌薬に効果はない。風邪もまた抗菌薬が必要ないウイルス感染の場合が大半だ。抗菌薬は使ううちに、薬への抵抗力を持つ薬剤耐性の細菌が表れ、それが主流になると、抗菌薬が効かない患者が増えてしまう。このため不必要な使用を抑制できるかがカギだ。

 講師役を務めた感染症専門医の京都大学の山本舜悟特定助教は「かぜの大半はウイルスによるもので、抗菌薬は必要ない。患者さんの理解度を確かめながら根気強く説明していくほかない」と話す。

■抗菌薬求める患者、処方する医師

 日本化学療法学会と日本感染症学会の合同委員会は2018年、全国1500診療所に勤務する医師を対象にアンケート(回収数274)を実施。かぜと診断したときに抗菌薬を処方する割合を尋ねた。すると、21%以上の患者に処方すると答えた医師が4割。41%以上の患者に処方する医師も2割いた。一方で、抗菌薬を希望する患者が21%以上いたという割合も半数に及んだ。41%以上でも2割だった。

 調査を担当した国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター情報・教育支援室の具芳明室長は「かつてかぜに対して抗菌薬がよく処方されていたが、さまざまな研究を通じて効果がないとわかってきた。そうした研究の進展に医師が十分ついていっていない面がある」と指摘している。

 薬剤耐性の細菌の問題は近年、世界的にも大きな問題となっている。AMR臨床リファレンスセンターの藤友結実子主任研究員によると、2013年で薬剤耐性の影響による死者は70万人と推定されている。だが、このまま何の対策も取らなかった場合には、50年には1千万人に達すると推計されている。

 このため世界保健機関(WHO)は15年、加盟国に対して対策を求めた。これを受け厚生労働省も20年に、抗菌薬の使用量を13年比の3分の2以下に減らす数値目標などを掲げている。医師向けの手引きなどをつくって、不必要な使用を抑えようとしている。

続きはソースで

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190208002584_comm.jpg

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM284RXKM28UBQU00Q.html
images


引用元: 【医学】かぜの大半はウイルス感染 効果ない抗菌薬投与、回避へ[02/12]

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1: 2018/12/27(木) 17:31:41.31 ID:CAP_USER
大阪大学の山本容正招へい教授らの共同研究グループは、ベトナムの地方住民を調査し、約7割の住民が、抗生物質であるコリスチンに耐性を示す大腸菌を腸管に保有していることを明らかにした。国際的な監視・まん延予防対策が急務としている。今回の成果は、大阪健康安全基盤研究所、琉球大学、タイビン医科薬科大学(ベトナム)の研究者との共同研究によるもの。

 コリスチンは難治性多剤耐性菌感染症治療では切り札となる抗生物質だ。近年、コリスチン耐性の性状が他の菌にも容易に伝達することが分かった。コリスチン耐性遺伝子が他の耐性遺伝子を持つ病原菌に移れば、あらゆる抗生物質に耐性を示し、最後の手段であるコリスチンにも耐性を示す「悪夢の細菌」と呼ばれるスーパー耐性菌が生じる恐れがある。

続きはソースで

論文情報:【Journal of Antimicrobial Chemotherapy】Wide dissemination of colistin-resistant Escherichia coli with the mobile resistance gene mcr in healthy residents in Vietnam
https://academic.oup.com/jac/advance-article-abstract/doi/10.1093/jac/dky435/5150589

https://univ-journal.jp/24180/
images (1)


引用元: 【感染症】途上国でコリスチン(抗生物質)耐性菌がまん延、大阪大学などが調査 「悪夢の細菌」誕生を懸念[12/27]

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1: 2018/11/29(木) 15:24:14.34 ID:CAP_USER
抗生物質に耐性を持った細菌は「スーパーバグ」と呼ばれ、イギリス政府が「2050年にはスーパー細菌が3秒ごとに1人を◯すかもしれない」と発表するなど、その危険性が叫ばれています。そんな中、微少重力で二酸化炭素濃度が濃いという、地球とは全く異なった環境にある国際宇宙ステーション(ISS)で、抗生物質に耐性を持った細菌が発見されました。

Multi-drug resistant Enterobacter bugandensis species isolated from the International Space Station and comparative genomic analyses with human pathogenic strains | BMC Microbiology | Full Text
https://bmcmicrobiol.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12866-018-1325-2

Antibiotic-Resistant Bacteria Have Been Discovered on Board The International Space Station
https://www.sciencealert.com/microbes-on-the-iss-show-we-can-t-take-astronaut-health-for-granted

NASAとジェット推進研究所(JPL)の科学者たちがISSのトイレとエクササイズエリアから発見したのはエンテロバクター属の菌株。エンテロバクターは免疫力の落ちた集中治療室の患者への感染が懸念されるもので、高い抗生物質耐性を持ちます。ISSで発見された菌株はヒト病原体ではありませんが、ISSにエンテロバクターが存在するということは、懸念すべきことだとのこと。

もちろん、人間はどうやっても細菌を運んでしまうものなので、宇宙船を細菌ゼロの完全にクリーンな状態にすることは不可能です。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/11/29/antibiotic-resistant-bacteria-iss/00_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181129-antibiotic-resistant-bacteria-iss/
ダウンロード (3)


引用元: 抗生物質に耐性を持つ細菌が国際宇宙ステーション(ISS)から発見される[11/29]

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1: 2018/11/26(月) 06:50:07.41 ID:CAP_USER
トピック
社会
欧米で190人が院内感染
オリンパス内視鏡使用後
2018/11/26 05:30
©一般社団法人共同通信社

(写真)
オリンパスの十二指腸内視鏡「TJF―Q180V」(オリンパス米国法人のウェブサイトから)


 医療用光学機器の世界的メーカー、オリンパス(本社・東京)の十二指腸内視鏡による検査・治療後、欧米の患者190人以上が抗生物質の効きにくい薬剤耐性菌に感染していたことが25日分かった。
内視鏡の洗浄、滅菌しにくい構造が原因の可能性がある。

続きはソースで

 日本でこの内視鏡は販売されず感染は起きていない。
https://this.kiji.is/439471067619558497?c=39546741839462401
ダウンロード (3)


引用元: 【医療機器】欧米で190人が院内感染 オリンパス内視鏡使用後 2018/11/26

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1: 2018/11/11(日) 15:19:05.93 ID:CAP_USER
かぜで医療機関を受診した際、本来は効果がない抗生物質などの抗菌薬を処方してほしいと考える人は30%余りいるという調査結果がまとまりました。

抗菌薬の不適切な使用は薬が効かない「耐性菌」を増やすことにつながり、専門家は「正しい知識を普及していく必要がある」と話しています。

抗菌薬は、細菌には効果がある一方で、かぜやインフルエンザなど、ウイルスが原因の病気には効かないことが分かっていますが、かぜに処方されるケースがあり、薬が効かない耐性菌を増やすことにつながっていると指摘されています。

続きはソースで

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181111/K10011706291_1811110039_1811110455_01_02.jpg

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181111/k10011706291000.html
images


引用元: 【医療】かぜに「抗菌薬」は効きません 半数が誤認[11/11]

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