理系にゅーす

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抗酸化

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1: 2016/07/24(日) 23:53:20.38 ID:CAP_USER
昆虫はストレスを上手にかわす
~昆虫が持つ新しいストレス応答機構を発見~

国立大学法人東京農工大学大学院 農学研究院 生物生産部門の天竺桂 弘子 講師と、カンザス州立大学Michael R Kanost教授を中心とする研究グループは、コクヌストモドキ(注1の抗酸化酵素の働きをRNA干渉(注2という手法で抑制したところ、体表のメラニン化という別の抗ストレス応答が起こることを新たに発見した。
この成果はこれまで報告されていたストレス応答の分子メカニズムの解明に役立つだけでなく、昆虫が様々な環境下で生存できる能力を獲得できた理由の解明にも繋がることが期待される。

本研究成果は、英国の科学雑誌Scientific Reportsオンライン版7月8日に掲載されました。
http://www.nature.com/articles/srep29583

現状:昆虫は環境変化に素早く適応できる能力をその体構造や生理代謝機構において進化させた結果、地球上で大繁栄できたと考えられている。
その適応システムのひとつとして、ストレスを受けた際に発生する多量の活性酸素を素早く処理できる能力がある。
昆虫はヒトなど他の生物と同様の活性酸素処理システムも持つが、その詳細についてはよく分かっていなかった。
昆虫がストレス因子をどのようにかわすのか、生体内のいずれの分子群を利用しているのかを明らかにすることができれば、昆虫の環境適応戦略の仕組みの一端に迫ることができる。

研究体制:本研究は国際共同研究として東京農工大学およびアメリカ・カンザス州立大学で実施された。

研究成果:カンザス州立大学が保有するモデル昆虫の1種であるコクヌストモドキ(Tribolium castaneum) GA-I系統を用い、ミトコンドリアにおいて活性酸素を除去する働きのある酵素、スーパーオキシドジスムターゼ2(SOD2)に着目し、その働きをRNA干渉という手法で抑制した。
コクヌストモドキSOD2抑制個体は、抑制していない個体と比較して酸化ストレスに脆弱になるばかりでなく運動能力が低下し、短命になった。
ただし、その短命化は他の生物の場合と比較して緩やかであった。
さらに成虫羽化したSOD2抑制個体では、体色が黒化し(図1)、メラニン合成に関与する遺伝子の発現が上昇した。
メラニンには活性酸素を除去する働きがあることが報告されていたが、生体内においてストレスが増加した場合にその合成が誘導されることはこれまで知られていなかった。
コクヌストモドキの体色の黒化はメラニンによるものと予測され、研究チームはこれまで知られていなかったストレスに対峙した場合に生体を保護するために働くストレス応答の補完機構を発見した。 

(引用ここまで 以下引用元参照)

▽引用元:国立大学法人東京農工大学 プレスリリース
http://www.tuat.ac.jp/disclosure/pressrelease/20160408113238/20160720145438/index.html
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引用元: 【生物】昆虫はストレスを上手にかわす 昆虫が持つ新しいストレス応答機構を発見/東京農工大など ©2ch.net

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1: 2016/07/21(木) 10:18:24.27 ID:CAP_USER9
大澤郁朗(東京都健康長寿医療センター研究所研究副部長)

水素水に限らず、健康食品の宣伝はいたるところに溢れている。昔から医食同源という言葉に代表されるように食は健康維持に最も大切な要素だ。だから「身体に良い」とされる食品に簡単にだまされてしまう。悪魔の言葉は、「神秘の力」、「◯△大学医学博士のお薦め」、「私はこれで病気が治った」など。

こんな言葉で宣伝されている商品には決して手を出してはいけない。「神秘」とは得体が知れないということであり、「何とか博士」はどこの馬の骨だろう?「私はこれで」とは他の人には効かないという意味だろうか。
 
水素分子は酸素分子と反応して水になる。だから還元力がある。中学校理科の授業だ。高校の化学で活性化エネルギーについて習うと、こんな反応が身体の中で起こることはないと知る。水素分子の抗酸化効果?何を馬鹿な!直感的にそう思った。

生物学や医科学に携わる科学者の大半は実験研究者である。数式では予測できないほど複雑な生命と身体の仕組みを知るには、実際に起こった現象から理屈を考えねばならない。実験こそが命なのだ。

10年以上も前のこと、私が日本医科大学太田成男教授の研究室に在籍していた当時、培養皿の上で増やした細胞に水素分子を添加し、酸化ストレス障害を与えてみた。翌日のぞいてみると驚いたことに水素分子を加えた細胞のダメージが小さかったのだ。何か間違えたのだろうか?

様々な方法と条件で水素分子の効果を試してみたが、結果は同じで細胞障害を抑制する。こうなると生体で酸化ストレス抑制作用があると考えなくてはならない。まだ半信半疑の私と違い、太田教授は早々に確信を持たれたようだ。実際、動物を使った脳梗塞のモデル実験で水素ガスを吸わせると虚血再灌流障害が緩和された。

太田教授と一つの仮説を立てた。水素分子は酸化ストレスを引き起こす活性酸素のなかで最も反応性が高いヒドロキシラジカルとは反応できるはずだ!実際、試験管の中でこの反応を確かめることができた。こうして水素分子に関する研究は世界で最も権威ある医学雑誌に掲載された。


現在、心肺停止で慶應義塾大学病院に担ぎ込まれると水素ガスの吸入療法を希望するか聞かれる。水素分子によって脳や心肺に重篤な後遺症が残るのを防ぐことができるか臨床研究を進めるためだ。自分が携わった研究が患者さんの命を救うために役立つ。研究者冥利に尽きる。 

では水素水は?私自身、水素分子の効果を検証した後でも水素分子を高濃度に含む単なる水に何の効果があろうかと懐疑的であった。水素水で摂取できる水素分子は水素ガスとして吸引した時よりもはるかに少ない上、大半は30分程度で体外に排出される。 

実験結果は驚きであった。動脈硬化のモデル動物に水素水を飲ませると血管の蓄積物(アテローム)を減らすことができたのである。以降、我々を含めた国内外の研究者から、動物実験や人での臨床試験により、水素水は糖尿病の進行を遅らせ、ストレスやアレルギーによる炎症を抑え、抗がん剤による副作用を緩和し、パーキンソン病では水素水を飲まれた患者さんで病気の進行が抑えられるといった結果が続々と報告されている。 

続きはソースで

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http://ironna.jp/article/3685

引用元: 【科学】水素水で動脈硬化が緩和した! 半信半疑を覆した驚きの実験結果 ©2ch.net

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1: 2016/05/16(月) 11:10:09.90 ID:CAP_USER*
少なくとも65%のカカオ分を含むビターチョコレートを毎日食べれば癌性腫瘍の形成が予防される。

テキサス大学の科学者がこうした結論を出した。カカオの抗酸化物質が正常細胞の損傷を予防するという。ただし、バランスの取れた食事の一部としてチョコを使用する場合に限るという。

続きはソースで

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http://jp.sputniknews.com/science/20160515/2140782.html

引用元: 【研究】ビターチョコレートを毎日食べれば癌が予防される ©2ch.net

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1: 2015/12/28(月) 12:24:52.03 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】天然色素・アスタキサンチン摂取による記憶能の向上! ―海馬の神経新生および空間記憶能の促進効果と分子基盤を解明― - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/41887


研究成果のポイント

1.サケやイクラなどに含まれる天然色素で強い抗酸化力をもつアスタキサンチン(ASX)を長期間摂取すると、濃度依存的に海馬の神経新生が促進され、学習記憶能が向上することを実証しました。

2.ASX 摂取効果に関与する分子基盤を最先端バイオインフォマティクスにより解明したところ、これまでにない分子情報伝達の経路が明らかとなりました。

3.アンチエージングに効果をもつ ASX に海馬への有益な効果が見いだされたことから、今後、このサプリメントの利用価値が高まる一方、その分子機構を背景とした創薬にも期待がかかります。


 国立大学法人筑波大学体育系の征矢英昭教授とRakwal Randeep教授の研究グループは、抗酸化作用をもつカロテノイドの中で最も強い効果をもつとされる天然由来色素成分、アスタキサンチン(astaxanthin:ASX)が海馬機能に与える影響を検討しました。その結果、マウスにASXを4週間摂取させることで、海馬の神経新生注1が濃度依存的に促進し、海馬が担う学習・記憶能力を高めることを世界で初めて明らかにしました。さらに、海馬へのASX作用の分子機構をマイクロアレイ注2およびIPA注3と呼ばれるバイオインフォマティクス解析を用いて検討したところ、記憶能力向上に寄与する特異的な分子経路が浮き彫りになりました。

 これまで、ASXの作用としては、急性の脳損傷に伴う神経の炎症や死滅を防ぐ神経保護効果などが動物実験から示唆されていましたが、本研究により、ASXの、正常な動物において海馬の神経可塑性を促して学習・記憶を高める作用が明確になりました。

 海馬の神経新生の低下は、慢性ストレス、うつ病、そしてアルツハイマー病といった精神疾患、神経変性疾患につながることから、それを高く維持することはそれらへの予防対策として有効です。
エビやサケの赤い天然色素として、これまで多くの人々が愛用し、安全性も確認されているASXサプリメント(米国のGras認証を獲得)にこうした効果が見られたことは多くの人々に有用な情報となることでしょう。

 今回の研究では、この効果の分子機構を、栄養摂取が海馬に与える影響を網羅的な遺伝子発現の変化から調べるニュートリゲノミクス(Nutrigenomics)の解析から行い、これまでにない新たな分子情報伝達の経路が示されました。今後、このサプリメントの利用価値が高まる一方、その分子機構を背景とした創薬にも期待がかかります。


 本研究成果は、栄養学と食品研究分野のトップジャーナル、Molecular Nutrition and Food Research オンライン版 で12月8日に先行公開されています。

* 本研究は、文部科学省特別経費プロジェクト「ヒューマン・ハイ・パフォーマンスを実現する次世代健康スポーツ科学の国際研究教育拠点」(平成26~28年度)、日本学術振興会戦略的国際研究交流推進事業費補助金「頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム:スポーツ神経科学の国際研究拠点-認知機能を高める運動処方を目指して」
(平成26~28年度)の一部支援を受けて行われました。

続きはソースで

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引用元: 【神経科学/生化学】天然色素・アスタキサンチン摂取による記憶能の向上! 海馬の神経新生および空間記憶能の促進効果と分子基盤を解明

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1: 2015/12/18(金) 12:19:43.74 ID:CAP_USER.net
【プレスリリース】ホウレンソウは寒締め栽培で抗酸化能が高まる - 良食味で機能性の高いホウレンソウ栽培が可能 - - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/41595


ポイント

•ホウレンソウは、冬の寒さに当てる寒締め栽培でフラボノイド含量が増加し、抗酸化能 (H-ORAC値) が高まることを明らかにしました。

•寒締め栽培により、ホウレンソウの食味や栄養性が向上するばかりでなく、機能性が高まることも期待できます。


概要

1.農研機構は、ホウレンソウを寒締め栽培することにより、ホウレンソウ抽出物の抗酸化能1) (親水性酸素ラジカル吸収能、H-ORAC値)2)が上昇することを明らかにしました。

2.植物には、抗酸化能を示す多様なポリフェノール化合物3)が含まれています。寒締め栽培によるH-ORAC値の上昇は、ホウレンソウに含まれる抗酸化物質のフラボノイド4)量が増加することに起因します。

3.ホウレンソウには、葉菜類で一般的なアブラナ科野菜とは異なるフラボノイドが多数含まれています。寒さに当てることで、3種類のフラボノイドが増加するなどフラボノイド組成が変化しました。

4.今回調査したホウレンソウ (東洋種「若草」、西洋種「朝霧」、中間種「まほろば」) 以外の品種も、H-ORAC値やフラボノイド量は寒締め栽培で同様に増加すると推定されることから、機能性成分に富んだホウレンソウ生産への幅広い適用が期待されます。

続きはソースで

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引用元: 【食品科学】ホウレンソウは寒締め栽培で抗酸化能が高まる 良食味で機能性の高いホウレンソウ栽培が可能

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1: 2015/10/01(木) 08:59:19.87 ID:???*.net
男は背が高い方が得をするというのは多くの人の共通認識だろう。バブル期には、高身長は女性が結婚相手に求める「三高」の1つで、高学歴・高収入に並ぶステータスだった。

しかし、その“常識”を覆す研究データが話題を呼んでいる。
「身長の低い人のほうが長生き」というのだ。

この説は順天堂大学大学院医学研究科教授・白澤卓二氏(57)の著書
『白澤教授が贈る 100歳まで健康に生きるための111の話』(毎日新聞出版刊)の中で紹介されている。

米・ハワイ大の研究チームは1900~1916年に生まれた約8000人の男性を調査。
身長158cm以下、158~165cm、165cm以上に分けた3グループの死亡率などを比較すると、158cm以下のグループが最も長生きで、背が高くなるほど寿命が短くなる傾向を見出したという。
白澤氏が解説する。

「この研究チームは、低身長の男性には長寿になりやすい遺伝子を持つ人が多いことを明らかにしました。

FOXO3(フォクソスリー)と呼ばれる長寿遺伝子で、この遺伝子を持つ人は血糖値を低下させるインスリンの血中濃度が空腹時に低い。フォクソスリーは不要なインスリンの分泌を抑え、それによって腫瘍の抑制や、抗酸化の役割を持つとされています」

続きはソースで

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※週刊ポスト2015年10月9日号
http://www.news-postseven.com/archives/20151001_353212.html

引用元: 【研究】低身長男性は長寿になりやすい傾向、158cm以下のグループが最も長生き

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