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捕食

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1: 2015/12/08(火) 08:18:37.00 ID:CAP_USER.net
「孔雀グモ」、派手な求愛は命がけの進化の産物 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/120700349/


「スケルトラス(骸骨風)」や「スパークルマフィン(きらきらマフィン)」などの芸名をもらった「ピーコックスパイダー(孔雀グモ)」のオスたちは、動物界で並ぶものがないほど華やかな歌とダンスのショーで知られる。だが新たな研究により、彼らのショーの主な聴衆(つまり彼らが求愛するメス)は、そう簡単には努力を認めてくれないことが明らかになった。(参考記事:「クジャクみたいに派手なクモの新種、3種を発見」)

 12月1日に科学誌「英国王立協会紀要B」に発表されたこの研究は、動物界のオスたちが1匹のメスの愛を勝ち取るためにどんなに必死に競い合うかを端的に示すものだ。

 現在、さまざまな動物の求愛行動が知られているが、最近発見されたピーコックスパイダーの求愛行動は群を抜いて華やかで複雑だ。彼らの体の大きさを考えると、この事実はいっそう意外に思われる。ピーコックスパイダーたちは、5ミリにも満たない小さな体で、これだけ視覚と聴覚に訴えるパフォーマンスをやってのける。

 オーストラリア農業・水資源省の生物学者ユルゲン・オットー氏は、「哺乳類のように複雑な行動と、小さな体と、色鮮やかな模様の組み合わせは実に魅力的です」と言う。
彼はダニの専門家だが、趣味で撮影したピーコックスパイダーの衝撃的な動画により、このクモを世界的に有名にした。「夢中にならずにはいられません」とオットー氏。(参考記事:「「青仮面」の新種のクモを発見」)


 論文の共著者であるオーストラリア、ニューサウスウェールズ大学のマイケル・カズモビッチ氏は、オスのピーコックスパイダーはメスを見つけた途端、「ほかのものは何ひとつ目に入らなくなる」と言う。クモは早速、科学者たちが「ランブル・ランプ」や「グラインド・レブ」などと命名した身振りを含む求愛ダンスを開始する。このダンスは地面を通してメスたちに振動を伝える。
文字通りの「グッド・バイブレーション」だ。

 こうしてメスの興味を引くことができたら、オスは独特な色をした長い足を激しく振り動かしながら、腹部にある色鮮やかな扇のような部分を広げて見せびらかす。

メスが望むものは 

 けれどもダンスは一人では踊れない。研究者たちは、この求愛の儀式にメスがどのように参加し、反応するのか、厳密には知らなかった。ピーコックスパイダーのメスは、美しい体を見せびらかし、小刻みにふるわせるオスに、何を求めているのだろうか? オスの鮮やかな色は、本当にパートナー探しと関係があるのだろうか?

続きはソースで

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※画像はイメージで本文と関係ありません


引用元: 【進化生物学】「孔雀グモ」、派手な求愛は命がけの進化の産物 メスの選択でオスが進化し、魅力ないオスをメスが食べることも判明

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1: 2015/11/24(火) 08:19:37.22 ID:CAP_USER.net
吸血コウモリはなぜ仲間に血を分け与えるのか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/112000331/


 新たな研究により、チスイコウモリのメスは将来において自分の生存に有利になるように仲間に血を分け与えていることが明らかになった。チスイコウモリは我々が考える以上に洗練された社会生活を送っているようだ。この結果は11月18日付の科学誌「英国王立協会紀要B」で発表された。

 今回の発見は、南北アメリカ大陸の熱帯地方原産で、しばしば嫌われ者とされるコウモリに新たな光を投げかけることになった。ナミチスイコウモリ(Desmodus rotundus)は動物の血液だけを餌にしているが、吸う量は少なく、獲物を◯すことはない。彼らの体には驚異的な武器が備わっていて、マムシのように獲物の体温を感知でき、驚くほど上手に走ったりジャンプし、そして、食事から30分以内に獲物から摂取した血液の水分の半分を尿として排泄できる。(参考記事:「コウモリはなぜ空中で反転して止まれるのか」)

 チスイコウモリは固く団結した社会に暮らし、血縁関係のない複数のメスたちが群れを作る。おそらく、子ども(と自分たち)の体を温め、捕食者から身を守るためだ。ふつうのコウモリが生後1カ月ほどで独り立ちするのに対し、チスイコウモリの子育て期間は9カ月と長い。

 それだけではない。チスイコウモリのメスは、不運にも獲物にありつけなかった仲間のために吐き戻した血を分け与える。これは緊急事態に対処する保険契約のようなものだ。チスイコウモリは2晩続けて食事ができないと餓死してしまうからである。(参考記事:「吸血コウモリ、吸血のせいで苦味に鈍感」)

 この現象は、自分があとで助けてもらうために相手を助けておく「相互利他」行動の古典的な例である。1980年代に米メリーランド大学の生物学者ジェラルド・ウィルキンソン氏によって最初に報告されて以来、科学者たちの興味を引いてきた。

 残念ながら、ウィルキンソン氏が報告した当時に、今日のような高性能モニターはなかった。そこで数年前、ウィルキンソン氏の学生だったジェラルド・カーター氏が新しい装置を使ってもう一度この行動を調べることにした。

3年計画 

 現在はパナマのスミソニアン熱帯研究所に所属しているカーター氏は、動物園と協力して、コウモリ保護機関(米国ミシガン州)で、血縁関係がある個体とない個体とを混ぜた数十匹のナミチスイコウモリの飼育集団を作った。そして、赤外線ビデオカメラを持ってコウモリの檻の下の方にうずくまり、その行動を3年にわたり観察した。

 カーター氏は、どのコウモリがほかのコウモリに血を分け与えることが多いかを記録した。

 この行動を誘発するため、カーター氏は個々のコウモリ(オスもメスも)に24時間エサを与えずにおいて群れに戻し、どのコウモリがお腹をすかせた仲間に吐き戻した血を分け与えるかを観察した。
(参考記事:「吸血コウモリに血管を感知するセンサー」)

続きはソースで

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引用元: 【動物行動学】吸血コウモリはなぜ仲間に血を分け与えるのか 「将来の見返り」を計算した行動の証明についに成功

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1: 2015/10/30(金) 07:53:20.24 ID:???.net
襲われた魚が「悲鳴」=化学物質で敵かく乱―豪研究 (時事通信) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000173-jij-sctch

 【シドニーAFP=時事】肉食魚に捕まった魚は、化学物質の形で「悲鳴」を出し、他の肉食魚が集まって混乱が生じた隙に逃げる。オーストラリアの研究チームが29日、熱帯の海に生息するスズメダイに関するこんな研究成果を発表し、英王立協会紀要に掲載された。

 傷ついた魚が皮下から化学物質を放出し、周囲の魚に警告を発することは以前から知られていた。この習性が襲われた魚自身が逃げる役に立っていたことが、今回示された。

 研究の共同執筆者である豪ジェームズクック大のマーク・マコーミック氏は「(化学物質放出から)1分以内に他の肉食魚が集まってくる。食事の準備が整ったことを知らせるベルのようなものだ」と指摘。最初にスズメダイを捕らえた魚は、新たに集まった肉食魚に追いかけられ、その過程で「40%の確率で、せっかく捕まえたスズメダイを放してしまう」(マコーミック氏)。

 スズメダイだけでなく、ハタ科の一部やフエダイなど、より大きな魚にも同様の習性が見られるという。 

 
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引用元: 【動物行動学】襲われた魚が「悲鳴」=化学物質で敵かく乱―豪研究

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1: 2015/10/21(水) 23:54:30.13 ID:???.net
生まれてすぐに『巨大な餌』を捕食するタガメの採餌行動が明らかに
長崎大学 2015年10月16日
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/science/science97.html

教育学部の大庭伸也准教授と琉球大学の立田晴記教授は、捕食性昆虫のタガメが、それぞれの発育段階に応じて餌資源を効率よく利用できるように、捕獲に使う形態形質と行動を変化させることを明らかにしました。
通常の捕食性昆虫では、体の小さなときには小さな餌を捕食し、成長して体が大きくなるにつれ、大きな餌を捕食できるようになるのが一般的であり、このような例は捕食性昆虫では世界初です。

本研究では、捕食性昆虫のタガメが、体の小さな若い幼虫のときには、捕獲脚である前脚の爪先が大きく湾曲しており、自分より大きな餌を捕食するのに有利に働くことを明らかにしました。
タガメの幼虫は孵化した時点で体長の約3倍もあるオタマジャクシなどを捕食することができるため、捕食者一般に見られるような“自分の体の大きさにあった餌を捕食する”ということせずに1齢~終齢幼虫間で捕食している餌のサイズに違いがないことが分かっていました。

(引用ここまで 全文は引用元参照)

ダウンロード
 

引用元: 【生物】生まれてすぐに『巨大な餌』を捕食するタガメの採餌行動が明らかに/#長崎大

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1: 2015/09/23(水) 18:22:52.91 ID:???.net
4億6000万年前、最古の「巨大ウミサソリ」 標本を発見 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/wired/news/150923/wir1509230001-n1.html

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http://www.sankei.com/images/news/150923/wir1509230001-p1.jpg


 体長が1.5m以上もある、4億6,000万年前のウミサソリの標本が見つかった。これまでに発見されたなかでも最古のものとなる。

「信じられないほど奇妙な種」それが、イェール大学のジェイムズ・ラムスデルによる「ペンテコプテルス・デコラヘンシス」(Pentecopterus decorahensis)に対する評だ。

そのウミサソリの新種は、現代のクモ綱の古い親戚にあたる海の捕食動物(節足動物)、ウミサソリ類の最も古い種だとされている。体長は1.5m以上で、「BMC Evolutionary Biology」に掲載されているように、頭部や泳ぐために使われたとみられる脚の形状が独特だ。

「この動物の最も驚くべき点は、奇跡的な保存状態です。外骨格が岩の上に押し付けられていたのですが、剥がして顕微鏡で研究することができます(編注:この種はアイオワ州のウィネシーク頁岩で発見された150の断片から再構成された)」と、ラムスデルは説明する。「顕微鏡での分析は、例えば脚の上に存在する小さな毛のように、驚くほどたくさんの細部を示してくれます」

続きはソースで

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引用元: 【古生物学】4億6000万年前、最古の「巨大ウミサソリ」(ペンテコプテルス・デコラヘンシス) 標本を発見

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1: 2015/08/31(月) 23:05:37.36 ID:???.net
ニホンザル、ライチョウ捕食の瞬間 研究者が初めて確認
引用元:朝日新聞DIGITAL 2015年8月31日18時56分
http://www.asahi.com/articles/ASH804WG7H80UOOB00F.html?iref=com_alist_photo

ダウンロード (1)


国の特別天然記念物ライチョウの研究者、中村浩志信州大名誉教授が31日、北アルプスでニホンザルがライチョウのヒナを捕食する画像を発表した。
ニホンザルが高山まで生息域を広げてライチョウを捕食している実態は、登山者による報告はあったが、研究者が確認したのは初めて。

環境省によると、ライチョウの生息数は、1980年代には約3千羽と推定されたが、2000年代には、2千羽弱に減ったとされる。
長野県庁で記者会見した中村さんは「恐れていたことが現実に目の前で起きた。今後、ライチョウを食べる習性がサルに広がり、成鳥を集団で襲って捕食する可能性が高まった。早急に対策を講じる必要がある」と指摘した。

(引用ここまで 全文は引用元参照)

画像
捕まえたライチョウのヒナをくわえるニホンザル=8月25日、北アルプス東天井岳、中村浩志さん撮影
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20150831003962_comm.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20150831003969_comm.jpg
ライチョウのヒナを襲うニホンザル=8月25日、北アルプス東天井岳、調査チームの小林篤さん撮影
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20150831003879_comm.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20150831003932_comm.jpg
ライチョウのヒナを捕まえたニホンザル=8月25日、北アルプス東天井岳、中村浩志さん撮影
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20150831003953_comm.jpg
ライチョウのヒナに近づくニホンザル=8月25日、北アルプス東天井岳、中村浩志さん撮影
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20150831003945_comm.jpg

引用元: 【生物生態系】ニホンザルがライチョウのヒナ捕食の瞬間 研究者が初めて確認

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