理系にゅーす

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1: 2015/03/05(木) 20:44:43.45 ID:???.net
掲載日:2015年3月5日
http://www.afpbb.com/articles/-/3041582

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 クモの毒には、高い効果が持続する鎮痛薬をつくるために必要な「秘密の成分」が含まれている可能性があるとの研究論文が、4日の英薬理学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(British Journal of Pharmacology)」に掲載された。

 培養皿での実験では、クモの毒から採取された7種類の化合物が、人間の脳への痛覚の伝達に重要な働きをするタンパク質を阻害することが確認できた。クモの毒に含まれる分子は、神経と脳の間でやり取りされる信号を運ぶタンパク質の機能を損なわせる働きを持つ。

 毒の作用の標的を定めて制御できれば、この「オフスイッチ」は慢性痛に苦しむ数百万人の人々にとっては朗報となる。

 特に「Nav1.7」と呼ばれるタンパク質は、人体の痛覚信号の伝達に極めて重要な働きをする経路(チャンネル)と考えられている。

 今回の研究を率いた豪クイーンズランド大学(University of Queensland)のグレン・キング(Glenn King)氏は「自然発生の遺伝子変異が原因でNav1.7チャンネルを持たない人は、痛みに対して無感覚があることが、これまでの研究で分かっている。その理由から、このチャンネルを遮断することで、正常な痛覚伝達経路を持つ人の痛みを消せる可能性があると考えられる」と説明した。

 研究チームは、クモ206種の持つ毒を選別し、実験室の試験で人間のNav1.7チャンネルを遮断できた化合物7種を特定。
また、この7種のうちの1つは、特に作用が強力な上に「新薬投与の必須条件とされる、高レベルの化学的、熱的、生物学的安定性を持っていることがその化学構造から示唆されている」と、論文掲載誌発行元の英ワイリー(Wiley)から発表された声明で明らかにした。

続きはソースで

(c)AFP

<画像>
タランチュラ。ニカラグアの首都マナグアで(2014年11月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/Inti OCON
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/2/1024x/img_f2e775d132b31f8640e79c75ddc8aae6133287.jpg

<参照>
Spider venom may have legs as future painkiller - UQ News - The University of Queensland, Australia
http://www.uq.edu.au/news/article/2015/03/spider-venom-may-have-legs-future-painkiller

Seven novel modulators of the analgesic target NaV1.7 uncovered using a high-throughput venom-based discovery approach - Klint - 2015 - British Journal of Pharmacology - Wiley Online Library
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bph.13081/abstract

引用元: 【薬理学】クモ毒成分に強力な鎮痛作用の可能性、研究

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1: 2015/02/01(日) 00:16:39.95 ID:???*.net
 新潟県・佐渡島で採取されたクモが新種と判明し、「ヘリジロコモリグモ」と命名されたことが31日までに分かった。佐渡島では、2012年にカエル、14年にナマコと新種の確認が相次いでいる。

 クモの分類が専門の東大大学院農学生命科学研究科の谷川明男農学特定支援員によると、体長約1センチで、雌が腹部に付けた袋で卵をふ化させるコモリグモ科に属する。頭胸部の縁に白いしま模様があることにちなんで名付けた。毒グモではない。湿った場所に生息し、植物の葉の裏に隠れて小さな虫を捕食する。

 新潟大の調査で11年6月に島中央部の田んぼで採集され、谷川氏らが分類した。昨年8月、日本蜘蛛学会の学会誌に論文が掲載された。谷川氏は「佐渡島のクモの研究はまだ進んでいない。
今後も新種が発見される可能性がある」と説明している。〔共同〕

日本経済新聞 2015/1/31 23:57
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO82657360R30C15A1000000/

引用元: 【科学】佐渡のクモ、新種と判明=「ヘリジロコモリグモ」と命名 カエル・ナマコと新種の確認相次ぐ[02/01]

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1: 2014/12/04(木) 09:24:11.44 ID:???0.net
はやぶさ2、小惑星へ 難度高い「爆発で人工クレーター」
産経新聞 12月4日(木)7時55分配信

 探査で特に注目されるのは、小惑星にクレーターを作り、変質していない地下の物質を採取する新たな作戦だ。平成31年に行う予定で、最大の見せ場になる。

 作戦には4・7キロの爆薬を積んだ衝突装置を使う。まず小惑星の上空数十~数百メートルでこの装置を分離し、探査機は星の陰に退避。装置が降下して爆発すると、銅の弾丸が秒速約2キロで地面に激突する。この衝撃でクレーターを作り、地下の物質を露出させる。探査機がクレーターに接近し、底部にある筒状の試料採取装置を着地させた瞬間、初代はやぶさと同じ方式で別の弾丸を発射。跳ね返ってきた地下の物質を取り込む。

 探査機が確実に退避して爆発から身を守れるか、地下物質を取り出すのに十分な直径数メートル、深さ数十センチ以上のクレーターができるかなど、成功のハードルは高い。爆発で万一、機体が損傷すれば地球への帰還すら困難になる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の国中均プロジェクトマネージャは「表面の物質を取るだけなら降りやすい場所でよいが、今回はクレーターを作った場所に正確に着地する必要がある。決して簡単ではない」と話す。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000065-san-sctch

引用元: 【科学】はやぶさ2、小惑星へ 難度高い「爆発で人工クレーター」

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1: 2014/11/26(水) 00:22:16.93 ID:???0.net
■新しい受精卵診断を承認 「命の選別」との批判も

 日本産科婦人科学会の倫理委員会は25日、体外受精した受精卵の一部を採取して全ての染色体の異常を調べる新しい受精卵診断の臨床研究を承認した。従来は筋ジストロフィーや習慣流産につながる特定の遺伝子や染色体の形の異常を限定的に検査していたが、全染色体を調べることにより、ダウン症などの染色体の数の異常も判明することになり「命の選別」との批判も出そうだ。

 異常がない受精卵を選んで子宮に戻し、出産を目指す手法が流産回避に有効かどうかを3年ほどかけて検証。流産を2回以上繰り返す女性や体外受精に3回以上失敗した女性などを対象に、従来の受精卵診断に実績がある病院で実施。(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014112501002176.html
http://www.tokyo-np.co.jp/ 東京新聞(TOKYO Web) (2014年11月26日 00時00分)配信

引用元: 【社会】新しい受精卵診断を承認 「命の選別」との批判も

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1: 2014/10/23(木) 20:29:28.23 ID:???0.net
現生人類最古のDNA解読、「人類大移動」解明手掛かりに 研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3029702
AFP/Richard INGHAM 2014年10月23日 10:24 発信地:パリ/フランス


【10月23日 AFP】現生人類ホ◯・サピエンス (Homo sapiens) の骨から採取された、これまでで最も古いDNAを解読したとの研究論文が、22日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。現生人類による世界の「大移動」を解明する手掛かりとなる大きな成果だという。

ドイツ・マックス・プランク進化人類学研究所(Max Planck Institute forEvolutionary Anthropology)の遺伝学者で、ネアンデルタール人(Neanderthal)研究のパイオニアでもあるスバンテ・ペーボ(Svante Paabo)氏率いる研究チームによると、研究の対象となった骨は、2008年にシベリア(Siberia)西部を流れるエルティシ川(Irtyush River)の川岸で偶然発見された大腿(だいたい)骨で、約4万5000年前に死んだ男性のものだという。

この古代の骨のコラーゲンから抽出したゲノム(全遺伝情報)には、ネアンデルタール人由来の微量の痕跡が含まれていた。現生人類の近縁種であるネアンデルタール人は、ユーラシア(Eurasia)大陸でホ◯・サピエンスと共存し、その後、こつ然と姿を消した。ネアンデルタール人はホ◯・サピエンスと混血し、非アフリカ系現人類のゲノムに約2%の痕跡を残したことが、これまでの研究で判明していた。

今回の発見は、現生人類のいわゆる「出アフリカ」説に大きく関係している。
同説では、人類は約20万年前に東アフリカでホ◯・サピエンスに進化し、その後アフリカ大陸を出て世界各地に広がったとされている。ネアンデルタール人とホ◯・サピエンスが混血した時期を特定することで、ホ◯・サピエンスがユーラシアから南アジア、そして東南アジアへと拡大した「重要な段階」の時期も示されると思われる。

研究チームは、この骨に含まれていたネアンデルタール人由来のDNAがアフリカ系以外の現人類よりもわずかに多かったこと、そしてその形状が比較的細長かったことを突き止めた。現人類のゲノムに含まれるネアンデルタール人由来のDNAは、何世代にもわたる複製の結果として、細かく分割され、極めて小さな区分に分散して存在する。

見つかった相違点は、「分子時計」を構成するための手掛かりとなる。分子時計は、数千年にわたって発生した変異に基づいてDNAの年代を推定するものだ。
そして研究チームは、ネアンデルタール人とホ◯・サピエンスの混血が起きた時期について、シベリアの男性が生きていた時代の7000年~1万3000年前、すなわち今から6万年ほど前と推定した。

英ロンドン自然史博物館(London Natural History Museum)のクリス・ストリンガー(Chris Stringer)教授は、この研究結果からホ◯・サピエンスが南アジアに向かった時期を大まかに推定できると解説記事で指摘している。

現在のオーストラレーシア(オーストラリア、ニュージーランド、周辺の島々の総称)の人々がネアンデルタール人由来のDNAを持っているのは、彼らの祖先がネアンデルタール人の居住地域へと進入し、その地の人々と交配したからだという。

ストリンガー教授は「ユーラシア人と同様にネアンデルタールのDNAが混入しているオーストラレーシア人の祖先は、より現代に近い時代にネアンデルタール人が暮らす地域へと入り、分散行動に加わっていたことが考えられる」とプレスリリースで述べている。

原論文:
Genome sequence of a 45,000-year-old modern human from western Siberia : Nature : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/nature/journal/v514/n7523/abs/nature13810.html?lang=en

引用元: 【科学】現生人類最古のDNA解読、「人類大移動」解明手掛かりに 4万5000年前の男性のもの…ネイチャー論文 [10/23]

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1: 2014/09/18(木) 01:50:40.28 ID:???0.net
DNA、歯科医で採取 災害時の身元確認に
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H0X_X10C14A9CC1000/
日本経済新聞 2014/9/18 1:29

 
 大災害時の身元確認に役立てようと、東京や愛知、大阪の歯科医のグループが、希望する患者からDNAを採取し保管する取り組みを始めた。年内に約100人の歯科医が活動に参加する予定だという。グループは全国的な普及を目指す考えだが、遺伝子情報は「究極の個人情報」なだけに、適切な管理のあり方が課題となりそうだ。

 患者のDNAの採取・保管は8月、愛知県豊橋市の中村佳嗣・歯科医(56)らのグループが始めた。

※無料部分ここまで

引用元: 【医療/防災】患者のDNA、歯科医で採取 災害時の身元確認に [9/18]

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