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撹乱

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1: 2018/12/22(土) 21:31:29.61 ID:CAP_USER
ロシアと中国が2018年6月、ロシアのヴァシリスルスクにおいて、電離圏と呼ばれる地球大気の上層に高周波の電磁波を発し、これを撹乱させる実験を共同で行っていたことが明らかとなった。

中国の地震予測研究所(IEF)の研究チームが12月10日、中国地球物理学会(CGS)の学術雑誌「地球物理学報(EPP)」でその成果を発表している。

■電離圏は多くの通信方式で不可欠なもの

電離圏は、太陽からの紫外線やX線などによって大気の分子や原子が電離し、これによって生じたイオンや電子が多量に存在する領域で、高度約60キロメートルから1000キロメートル以上に広がっている。電波を反射する性質を持つことから多くの通信方式において不可欠なものだ。

この実験では、1981年に旧ソ連によって開設された電離圏研究施設「スーラ電離圏観測施設(SURA)」から5回にわたって高周波の電磁波を発し、高度およそ500キロメートルにある中国の地震予測衛星(CSES)が電離圏の電界やプラズマ、高エネルギー粒子などを計測した。

6月7日の実験では、日本の本州の約半分に相当する12万6000平方キロメートルのエリアに物理的撹乱がもたらされ、6月12日の実験では電離圏のイオン温度が摂氏100度を超えたという。研究論文では、一連の実験結果について「満足なもの」とし、とりわけ「プラズマの撹乱を測定できたことは、両者による今後の実験に期待をもたらすものだ」と評価している。

続きはソースで

https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2018/12/matuoka1221a-thumb-720xauto-149252.jpg
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/gps-2.php
ダウンロード (2)


引用元: 電磁波で電離圏を撹乱させる実験を中国とロシアが共同実施──GPS信号妨害との関連は不明[12/21]

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1: 2018/07/10(火) 12:45:01.39 ID:CAP_USER
■独特の尾で音をかく乱、錯覚めぐる進化の重要性を示唆

アフリカ原産のヤママユガ、アフリカオナガミズアオ(Argema mimosae)が巨大な緑色の「翼」を広げると、卓球のラケットほどの大きさになる。見た目が美しいだけでなく、腹をすかせたコウモリにとって、このガは大きな翅の間にジューシーで栄養たっぷりの体をもつ貴重なご馳走だ。

 アフリカオナガミズアオの後翅からは、独特な形の一対の長い尾(尾状突起)が垂れ下がっている。
いかにも捕まえやすそうに見えるかもしれないが、すぐれた反響定位(エコーロケーション)の能力をもつコウモリがこのガをねらうと、たいてい捕まえ損なってしまう。
いったい何が起こっているのだろうか。(参考記事:「珍しい肉食コウモリ、大きな爪で獲物捕らえる」)

 7月4日付けの科学誌「Science Advnces」に発表された研究によると、この尾は獲物を探すコウモリの反響定位の音波をそらすのに役立っているという。

「ガは1頭なのに、コウモリは2つの的をねらっているように見えました」と米ボイシ州立大学の感覚生態学者で、今回の論文の筆頭著者であるジュリエット・ルービン氏は言う。


 それがどう有利に働くのか? コウモリの攻撃が、急所である体の中心部からそれるのだ。

 ルービン氏らはこの仕組みを確認するため、オオクビワコウモリ(Eptesicus fuscus)とさまざまな大きさや形の尾状突起をもつ各種のガで実験を行った。
一部のガについては、人工的に尾状突起を短くしたり長くしたりした。その結果、非常に面白い傾向が明らかになった。

続きはソースで

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/070900303/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/070900303/

ダウンロード


引用元: 【生物】コウモリを錯覚させて逃げる蛾(ガ)、進化の謎を解明[07/10]

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1: 2016/10/01(土) 21:37:33.42 ID:CAP_USER
【プレスリリース】近縁種が生息すると、さえずりによる 鳥の種認知が正しく行われなくなる - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/49013
https://research-er.jp/img/article/20160803/20160803172601.png


独立行政法人国立科学博物館(館長:林 良博)の濱尾章二(脊椎動物研究グループ長)は、南西諸島においてカラ類鳥類の種認知について研究を行い、さえずりの似た近縁種が生息することによって、同種の異なる方言を同種のものであると判断する正しい種認知が行われなくなることを明らかにしました。

論文タイトル:
Asymmetric response to song dialects among bird populations: the effect of sympatric related species
(鳥類の集団間にみられるさえずり方言に対する非対称な反応:同所的に生息する近縁種の影響)

掲載誌:
Animal Behaviour(英国・米国動物行動学会の合同出版学術誌)
http://dx.doi.org/10.1016/j.anbehav.2016.06.009

著者:
濱尾章二(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ長)


研究成果の概要

•南西諸島のシジュウカラ・ヤマガラそれぞれについて、野外で音声再生実験を行い、他の島の異なるさえずり方言を同種のものであると正しく認知するかどうか調査した。
•一方の種しか生息しない島の個体は、異なる方言に活発に反応した。つまり、同種のものであるという正しい種認知を行った。
•それに対し、両種が生息する島の個体は、異なる方言にはあまり反応しなかった。つまり、同種のさえずりであるという正しい種認知を行わなかった。
•この島間の非対称な反応は、近縁種の存在がさえずりによる種認知を撹乱することを初めて示したものである。

続きはソースで

ダウンロード
 

引用元: 【認知科学】近縁種が生息すると、さえずりによる 鳥の種認知が正しく行われなくなる [無断転載禁止]©2ch.net

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1: ベンゼン環◆GheyyebuCY 2014/04/15(火)22:21:40 ID:4FqrBF2U3

土星探査機カッシーニの観測により、土星の環の縁に、不思議な攪乱の痕跡が発見されました。
小天体の重力によって発生したと見込まれ、環の中から新たな衛星が生まれるのではないかとの説もあります。

詳細はソースをご覧下さい。

ソース
アストロアーツ
新衛星誕生の瞬間? 土星の環に痕跡
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/04/15peggy/index-j.shtml



土星の環に異変、新衛星誕生の瞬間か [04/15]の続きを読む

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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/09/27(金) 13:29:43.48 ID:???

アフリカに生息するカッコウハタオリは、他種の鳥を欺いて自分のひなを育てさせる托卵(たくらん)行動で知られているが、この鳥がどれほど厚かましく子育ての義務を逃れているかを明らかにした調査結果が、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。

スズメほどの大きさの、羽に縞模様がある黄色の鳥、カッコウハタオリは、他の鳥の巣に、その鳥の卵と似た色の卵を産み落とす。
選ばれた鳥は自分が「仮親」であることに気付かず、自分の卵と一緒にカッコウハタオリの卵を温め、ひながふ化したら育てる。

科学者らは今回、カッコウハタオリがこの大掛かりな「詐欺計画」をいかに根気強く実行するかを、初めて目の当たりにした。

論文によると、カッコウハタオリの雌は、同じ仮親の巣に数回にわたり通い、できるだけ多くの卵を産むという。頻度は、おそらく2日に1個ほどとされている。
同じ巣に複数の卵を産むことで仮親は混乱し、侵入者の卵を見つけて巣の外に出す可能性がさらに低くなるのだという。

論文の著者の一人、英エクセター大学(University of Exeter)のマーティン・スティーブンス(Martin Stevens)氏は「カッコウハタオリは、宿主の防御を突破して自身の繁殖成功を高めるための斬新な戦略を進化させた」と指摘する。
「宿主の裏をかき、さらに多くのひなが育てられるのを助けることができる」

カッコウハタオリのひなは多くの場合、仮親のひなよりも早く成長し、より大きな鳴き声で餌をせがむ。侵入者のひなはよりも多くの餌を与えられるので、仮親のひなは餓死することになる。

英国と南アフリカの共同研究チームによる今回の調査が行われたザンビアでは、カッコウハタオリの標的になることが最も多い鳥は、アフリカマミハウチワドリ。
大きさはカッコウハタオリと同程度だが、よりくすんだ体色をしている。

スティーブンス氏によると、マミハウチワドリの巣の約5分の1にカッコウハタオリの卵が産み付けられるが、親の中には、侵入者の卵を発見して巣から蹴り出すものもいるという。

ソース:AFP(2013年09月27日 09:53)
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2970682/11417816
画像:インド・アーメダバード(Ahmedabad)で撮影された鳥の巣の中の卵
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http://img.afpbb.com/i-img/image_for_msafari.php?article_id=11417816&mode=normal_detail&.jpg
関連リンク:ネイチャー・コミュニケーションに掲載された記事
Repeated targeting of the same hosts by a brood parasite compromises host egg rejection(英文)
http://www.nature.com/ncomms/2013/130924/ncomms3475/full/ncomms3475.html



【生物】他種の鳥を欺いて自分のひなを育てさせる「托卵」…カッコウの執念深い行動が明らかにの続きを読む

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