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1: 2017/09/24(日) 23:58:20.07 ID:CAP_USER
ヤムイモのゲノム配列の解読に世界で初めて成功 ―国際的な研究連携で西アフリカの農業問題に取り組む―

ポイント
・世界に先駆けて、西アフリカの重要な主食作物で、ヤムイモの一種であるギニアヤムの全ゲノム配列を解読
・ギニアヤムの性別を決定するゲノム領域を同定し、品種改良を加速できる性別判定マーカーを開発
・日本の研究機関が中心となった国内外の研究機関の連携協力により、西アフリカを中心とする世界の食料生産、栄養改善への貢献が期待できる

概要
公益財団法人 岩手生物工学研究センター(IBRC)、国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)は、ナイジェリアにある国際熱帯農業研究所(IITA)との国際共同研究を通じて、アフリカにおける重要な作物、日本で栽培されているナガイモ、ジネンジョ等の仲間のひとつであるヤマノイモ属作物(ヤムイモ)「ギニアヤム」の全ゲノム配列の解読に、世界に先駆けて成功しました。
さらに解読した情報を基に、性別を決定する遺伝子の座乗するゲノム領域を同定し、幼植物期に性別を推定することができるDNAマーカーを開発しました。
このマーカーは、品種・系統によって雄、雌の性別が異なり開花するまでその性別が判断できないというヤムイモの品種改良の障壁を乗り越え、品種改良を加速化・効率化することに大きく貢献すると期待されます。
これらの成果は、ギニアヤムをはじめとするヤムイモの生産性や栄養価の改良を飛躍的に加速し、特に西アフリカにおける食料生産、栄養改善に貢献することが期待されます。

続きはソースで

▽引用元:国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS  平成29年9月19日
https://www.jircas.go.jp/ja/release/2017/press09

図1.西アフリカにおけるヤムイモの栽培(左)とヤムイモ市場(右)
https://www.jircas.go.jp/sites/default/files/201708/press2017_09_fig01.jpg
図2.ギニアヤムと主なモデル植物の遺伝子の比較
(a)ギニアヤムの植物体。(b)ギニアヤムのイモ。(c)ギニアヤムのゲノム解析による遺伝子と、ゲノム配列がわかっている主なモデル植物における遺伝子との比較。数字は遺伝子数。各区分で重複する部分には相同する遺伝子数を記載。
https://www.jircas.go.jp/sites/default/files/201708/press2017_09_fig02.jpg
ダウンロード (1)


引用元: 【遺伝情報】ヤムイモのゲノム配列の解読に世界で初めて成功 国際的な研究連携で西アフリカの農業問題に取り組む/JIRCASなど©2ch.net

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1: 2017/03/06(月) 23:31:41.83 ID:CAP_USER9
 林業分野からの花粉症対策の切り札として期待されている「無花粉スギ」。
その品種の一つ「爽春(そうしゅん)」を開発した国立研究開発法人・森林総合研究所林木育種センター(日立市)は、人工交配などを通じ、無花粉スギの木材としての品質と成長速度の改良を続けている。
二月には、若木の成長が早い「林育不稔(りんいくふねん)1号」を発表した。
従来のスギと遜色ない育てやすさを林業関係者らにアピールしていく。 (酒井健)


 爽春は二〇〇四年、高萩市内で採取し、センター内に植えられていたスギの中から職員が見つけた。挿し木で繁殖させた木も無花粉かどうか「再現性」を確認するなどして、〇八年に国に品種登録した。

 センターは、爽春の挿し木を首都圏などの都道府県の林業研究機関に出荷する一方、「精英樹」と呼ばれる成長の早いスギとの交配を重ねた。
多様な組み合わせの中から、雄花が花粉を飛ばさず、木材としての品質も確保できている改良種を確認。
爽春の発見から十二年をかけて林育不稔1号を開発した。

 種から育てた場合、精英樹が六年で六・八メートルまで成長する。林育不稔1号が六・六メートルなのに対し、爽春は六・四メートル。
二十センチほどの差だが、林業の現場では下草刈りにかかる手間などが大きく違ってくるという。
「精英樹と同等の成長性で、木材としてのボリュームもある。林業経営にも貢献できる」と同センターの星比呂志育種部長は期待する。

 今後は、挿し木や接ぎ木用の苗木を育てて、林業研究機関に配布、これらの機関を通じて林業経営者らに向けて普及を図っていく考えだ。

 また、爽春を親にして人工交配したスギが花粉を飛ばすかどうか、開花前に判定できるDNAマーカーも九州大(福岡市)と共同で開発に成功しており、今後の品種改良のスピードアップが見込めるという。

続きはソースで

http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201703/CK2017030602000144.html
images


引用元: 【科学】つらい花粉症対策の切り札 無花粉スギの改良続く [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/03/02(木) 22:46:07.69 ID:CAP_USER
ゲノム編集技術による家畜改良、米専門家らの期待と警鐘
2017年02月27日 15:42 

【2月27日 AFP】人間のDNAを改変することも可能なために倫理的な懸念が高まっているゲノム編集技術が、米国で家畜の改良手段として検討されていると専門家らが指摘している。
 
ゲノム編集は、別の種の遺伝子を導入するのではなく既存のDNAに改変を加えるもので、遺伝子組み換え作物(GMO)に使われる技術とは異なる。
しかし、科学者や消費者団体らは、特に環境や生態系に徐々に広がっていく影響について、ゲノム編集の潜在的なリスクを明らかにするだけの十分な根拠がないと主張している。

「ゲノム編集はバイオテクノロジーにおける最も先端的で有望な技術の一つだ」と、カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)で動物遺伝子学とバイオテクノロジーを専門とするアリソン・バン・エネナーム(Alison Van Eenennaam)氏は、米国科学振興協会(AAAS)の年次会合で語った。

続きはソースで

▽引用元:AFPBBNews 2017年02月27日 15:42 
http://www.afpbb.com/articles/-/3118844
ダウンロード (4)


引用元: 【遺伝子】ゲノム編集技術による家畜改良、米専門家らの期待と警鐘 ©2ch.net

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1: 2016/12/15(木) 00:46:51.55 ID:CAP_USER
発光たんぱく、5色で明るく=多種類の観察可能に-阪大

細胞を生きたまま観察するのに使われる「化学発光たんぱく質」を改良し、従来の2~15倍明るくすることに大阪大などの研究チームが成功した。
色も3色から5色に増え、多くの種類のたんぱく質を観察できるという。
論文は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに14日掲載された。

続きはソースで

▽引用元:時事ドットコム 2016/12/14-19:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121400820&g=soc

より明るく、5色になった化学発光たんぱく質(永井健治大阪大教授提供)
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0161214at37_p.jpg

▽関連リンク
Five colour variants of bright luminescent protein for real-time multicolour bioimaging
Kazushi Suzuki, Taichi Kimura, Hajime Shinoda, Guirong Bai, Matthew J. Daniels, Yoshiyuki Arai, Masahiro Nakano?& Takeharu Nagai
Nature Communications 7, Article?number:?13718 (2016) doi:10.1038/ncomms13718
http://www.nature.com/articles/ncomms13718
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引用元: 【生化学】化学発光タンパク質「ナノランタン」 5色になりより明るく 多種類の観察可能に/大阪大 ©2ch.net

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1: 2016/11/24(木) 20:57:40.94 ID:CAP_USER9
◆リチウムイオン電池寿命を12倍に、正極加工に新手法

エンジン部品や工作機械、電池製造などを手掛ける安永は2016年11月22日、リチウムイオン電池の正極板製造に独自技術を導入し、電池寿命を同社の従来製品比で12倍以上に向上させることに成功したと発表した。
微細加工技術を用い、正極板の集電体と活物質の結合力を改良することで実現した。

電池反応の中心的役割を担い、電子を送り出し受け取る酸化・還元反応を行う活物質。
この活物質と集電体(電極)は、一般にバインダーなどの結着材の力で面結合している。

しかセル製作時の曲げ応力や、充放電による活物質の膨張収縮などによって徐々に剥離していく。
そしてこの剥離が電池の寿命に大きく影響する。

そこで安永はこの活物質と集電体の結合力向上に取り組んだ。
独自の微細金型形成技術を用い集電体に微細な特殊加工を施し、電極表面に規則正しい幾何学模様の微細溝を形成。
これにより電極表面積が拡大し、さらに活物質層に対してのアンカー効果で剥離を抑制することに成功した。
さらに集電体への微細加工時に形成される貫通穴が、両面からの活物質同士の結合による剥離耐性の向上と、電解液の偏在防止という相乗効果を生むことも分かった(図1)。

図1 開発した正極板の製造技術。電極表面に微細な溝を形成する
http://image.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1611/24/rk_161124_yasunaga01.jpg

次にこの正電極を用いた試作セルで、第三者による充放電サイクルの耐久試験評価を行った。
初期容量から70%に減る時点までを寿命とする。
すると従来品は5000サイクルで容量が70%にまで減少したのに対し、開発した正電極を用いたセルでは6万サイクルを必要とした。
つまり、寿命が約12倍に向上したことになる。
なお、試作したセルは500mAh(ミリアンペアアワー)のラミネートセルで、正電極材料にはリン酸鉄リチウムを、負極は被覆天然黒鉛電極を使用している(図2)。

続きはソースで

スマートジャパン 2016年11月24日 07時00分
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1611/24/news029.html
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引用元: 【技術】リチウムイオン電池の寿命を12倍に向上 正極加工に新手法 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/09/26(月) 18:04:18.52 ID:CAP_USER
トヨタ、品種改良を効率化する新規DNA解析技術を開発 (レスポンス) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00000032-rps-bus_all
品種改良を飛躍的に加速させる新規DNA解析技術を新たに開発 | トヨタグローバルニュースルーム
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/mail/13715116


トヨタ自動車は9月21日、作物の品種改良に必要な遺伝子の特定・選抜を飛躍的に効率化できるDNA解析技術GRAS(Genotyping by Random Amplicon Sequencing)を新たに開発したと発表した。

新技術は、農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター(農研機構)からの解析材料の提供を受け、トヨタが新たに開発したもの。同社では、作物の品種改良期間が大幅に短縮され、またそのコストも大幅に改善できると考えている。

トヨタは、持続可能な社会の実現に向け、車両の燃費向上に加え、バイオ関連事業にも取り組んでいる。自動車事業で培った生産管理手法や工程改善ノウハウを応用した農業IT管理ツール「豊作計画」を開発・提供しているほか、バイオ燃料に適しているサトウキビの増産に向けた技術開発にも取り組んできた。

品種改良は従来、過去の膨大な実績に基づき品種を選定・交配し、長期間多数の子孫を評価することで、目的の特性を有する子孫を新品種として選抜していた。近年は、遺伝子情報を利用した「マーカー技術」が実用化され、品種改良の効率化が進められているが、DNAの解析期間が長く高コストという課題が残っていた。

トヨタは「独自のサンプル調整技術」と「次世代シーケンサー」を組み合わせることで、有用な遺伝子の特定・選抜を大幅に簡略化する技術(GRAS)を新たに開発。新技術を用いることで、従来比約1/10の期間、約1/3のコストでDNAの解析が可能になった。これにより、バイオマス生産性や耐病性の向上によって、サトウキビの増産、単位面積あたりのバイオ燃料生産量向上が可能になるものと期待している。

新技術は、バイオ燃料の増産だけでなく、食糧増産や耐病性向上にもつながる社会的に意義のある技術であると期待しており、農業分野への応用も視野に、情報開示・提供に積極的に対応していく。すでに、DNA解析で実績が豊富なかずさDNA研究所とは、技術評価を実施することで合意している。

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引用元: 【技術/育種学】トヨタ、品種改良を効率化する新規DNA解析技術を開発 [無断転載禁止]©2ch.net

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