1: 2016/11/26(土) 11:56:26.50 ID:CAP_USER
2016年11月26日
大学ジャーナルオンライン編集部
東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科の川合美千代准教授らは、海洋研究開発機構北極環境変動総合研究センターの菊地隆センター長代理らとともに、2年間にわたり太平洋側北極海に位置するチャクチ海を調査。その結果、海底付近で、人為起源二酸化炭素が海洋に吸収されることに伴う“海洋酸性化”が深刻であることを報告した。
現在、地球全体で人間活動によって放出された二酸化炭素が海水に溶け込むことで起こる海洋酸性化が進行している状況で、この酸性化が進むと、海水の炭酸カルシウム飽和度(Ω)が低下し、生物は炭酸カルシウムの殻や骨格を作りにくくなり、さらに、Ωが低下し「未飽和」の状態に達すると、炭酸カルシウムが海水に溶けだすようになるという。
冷たく、塩分が低い北極海は、特に酸性化の影響を受けやすい海として知られ、中でも、底生生物の多い浅海の海底では、有機物の分解(呼吸)によって放出される二酸化炭素が多く、元来海水のΩが低いという特徴がある。これは、酸性化が進行した場合、炭酸カルシウム「未飽和」に達しやすい状況にあることを意味している。
続きはソースで
http://univ-journal.jp/10662/?show_more=1
大学ジャーナルオンライン編集部
東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科の川合美千代准教授らは、海洋研究開発機構北極環境変動総合研究センターの菊地隆センター長代理らとともに、2年間にわたり太平洋側北極海に位置するチャクチ海を調査。その結果、海底付近で、人為起源二酸化炭素が海洋に吸収されることに伴う“海洋酸性化”が深刻であることを報告した。
現在、地球全体で人間活動によって放出された二酸化炭素が海水に溶け込むことで起こる海洋酸性化が進行している状況で、この酸性化が進むと、海水の炭酸カルシウム飽和度(Ω)が低下し、生物は炭酸カルシウムの殻や骨格を作りにくくなり、さらに、Ωが低下し「未飽和」の状態に達すると、炭酸カルシウムが海水に溶けだすようになるという。
冷たく、塩分が低い北極海は、特に酸性化の影響を受けやすい海として知られ、中でも、底生生物の多い浅海の海底では、有機物の分解(呼吸)によって放出される二酸化炭素が多く、元来海水のΩが低いという特徴がある。これは、酸性化が進行した場合、炭酸カルシウム「未飽和」に達しやすい状況にあることを意味している。
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引用元: ・【研究成果】豊かな北極海の海底が“海洋酸性化”で深刻な状況に 東京海洋大学[11/26] [無断転載禁止]©2ch.net
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