理系にゅーす

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放射性同位体

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1: 2017/06/29(木) 11:03:10.71 ID:CAP_USER9
 胃から腹膜に転移したがんの治療に効果的な物質を開発したと量子科学技術研究開発機構が発表した。医療用の放射性同位体(アイソトープ)を使って開発し、マウスで効果を確かめた。5~10年かけて薬として実用化を目指す。29日付の日本癌学会誌電子版に論文が掲載された。

 胃がんが腹膜に散らばるように転移した場合、効果的な治療法がほとんどなく、平均的な生存期間は短い。量研機構の研究チームが開発したのは、アルファ線を出す放射性同位体「アスタチン211」と、胃がん細胞の表面にある特殊なたんぱく質にくっつく抗体・・・

続きはソースで

(杉本崇)

2017年6月29日10時20分朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASK6R6R6PK6RULBJ00Y.html
治療に使う放射性同位体「アスタチン211」を作る装置(量子科学技術研究開発機構提供)
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170629000772_comm.jpg
ダウンロード


引用元: 【医学】転移がんに効果的物質、アイソトープで開発…5~10年で実用化目指す [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2015/02/17(火) 00:58:45.71 ID:???.net
掲載日:2015年2月16日
http://www.zaikei.co.jp/article/20150216/236026.html

8


 東京大学の船守展正准教授らによる研究グループは、ミュオン・スピン回転法を用いて、石英の高圧相鉱物であるスティショフ石に注入されたミュオンの状態を調べ、それが電子1個を束縛したミュオニウムとして格子間位置に存在することを発見した。

 ミュオンは陽子の軽い放射性同位体として、物質中の陽子の状態を模擬する粒子であり、ミュオニウムは中性水素原子(H0)に相当することから、スティショフ石中の格子間位置に原子状態の中性水素が存在する可能性が示唆されている。
石英はケイ素と酸素の四面体(SiO4)から構成されるが、スティショフ石は八面体(SiO6)から構成されている。

続きはソースで

<画像>
石英とスティショフ石の結晶構造。石英がケイ素と酸素の四面体(SiO4)から構成されるのに対し、スティショフ石は八面体(SiO6)から構成される。それぞれ、ケイ素は4配位と6配位であり、上部マントルと下部マントルにおけるケイ酸塩に特徴的な構造である。今回、石英だけでなく、スティショフ石の小さく異方的な空隙(白色部分)に、ミュオニウムが存在することが明らかになった(東京大学などの発表資料より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015021620173370big.jpg

<参照>
地球深部の岩石中に中性水素原子が存在する可能性 - プレスリリース | NIMS
http://www.nims.go.jp/news/press/02/201502130.html

Muonium in Stishovite: Implications for the Possible Existence of Neutral Atomic Hydrogen in the
Earth's Deep Mantle : Scientific Reports : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/srep/2015/150213/srep08437/full/srep08437.html

引用元: 【物性物理】地球深部の岩石中に中性水素原子が存在する可能性が明らかに

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/02/25(火) 22:15:25.42 ID:???

理化学研究所(理研)は2月20日、米・カリフォルニア工科大学などとの共同研究により、代表的な超新星残骸の1つである「カシオペア座A」が超新星爆発を起こした時に生成された元素の内、チタンの放射性同位体「チタン-44」が放出した高エネルギーX線による鮮明な天体写真の撮影に成功し、超新星爆発が従来説の「球対称」や「軸対称」爆発ではなく、非対称な爆発だったことを明らかにした発表した。

成果は、カリフォルニア工科大学のブライアン・グレフェンステット博士、同・フィオナ・ハリソン教授と、理研 仁科加速器研究センター 玉川高エネルギー宇宙物理研究室の北口貴雄特別研究員らの国際共同研究チームによるもの。
研究の詳細な内容は、英科学誌「Nature」2月20日号に掲載された。

研究チームが開発したのは、68および78keVという高エネルギーX線を高感度で検出可能な望遠鏡だ。
それまでの高エネルギーX線検出器は、集光鏡を用いないものだったが、今回の高エネルギーX線集光望遠鏡は「ブラッグ反射」を利用した新規開発の集光鏡により、高エネルギーX線を曲げて集めることができる。
また、焦点面で高エネルギーX線を効率よくとらえるため、「テルル化カドミウム亜鉛結晶」でできたピクセル型半導体検出器を新たに開発。
これらの技術により、初めて高エネルギーX線の撮影ができるようになったというわけだ。

そしてその望遠鏡をNASAの小型科学衛星「NuSTAR(Nuclear Spectroscopic Telescope Array)」に搭載し、2012年6月にペガサスロケットにて打ち上げを実施(NuSTAR衛星プロジェクトは主にカリフォルニア工科大学が牽引し、NASAのジェット推進研究所が管理を担当)。
今回の望遠鏡はこれまでの検出器に比べ100倍の感度で高エネルギーX線を観測することができることから、従来にない高エネルギーX線による鮮明な天体写真の撮影が可能になったのである。

そして研究チームは、高エネルギーX線集光望遠鏡でチタン-44の高画質な天体写真を撮るために、代表的な超新星爆発の残骸であるカシオペア座Aを、延べ2週間にわたって観測を行った。カシオペア座Aは、カシオペア座にある超新星残骸で、地球から1万光年ほど離れている。
太陽よりも約10倍以上も重い星が、その最期に重力崩壊を起こして、約350年前に爆発したと考えられている。
現在では爆発で吹き飛んだ物質が、視直径で5分角、距離に換算すると20光年ほどに拡がっている状況だ。

>>2に続く

c26d23e9.jpg

マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2014/02/21/205/

プレスリリース
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140220_1/digest/
http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140220_1/

Nature
Asymmetries in core-collapse supernovae from maps of radioactive 44Ti in Cassiopeia[thinsp]A
http://www.nature.com/nature/journal/v506/n7488/full/nature12997.html



超新星爆発は非対称であることをチタン-44の空間分布から明らかに/理研などの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/11/30(土) 23:15:06.01 ID:???

宇宙核時計ニオブ92の起源が超新星爆発ニュートリノであることを理論的に解明
2013.11.27

要点
ニオブ92が超新星ニュートリノで生成されたとする新仮説を提唱
超新星モデルによる理論計算で太陽系のニオブ92の量を再現
超新星爆発から太陽系誕生までの時間を100万~3000万年と評価


概要
日本原子力研究開発機構・量子ビーム応用研究部門の早川岳人研究主幹、国立天文台・理論研究部の梶野敏貴准教授、東京工業大学の千葉敏教授らの共同研究グループは、太陽系初期にのみ存在した放射性同位体ニオブ92(半減期は約3千5百万年)が、超新星爆発のニュートリノで生成されたことを理論的に解明しました。

現在の太陽系にニオブ92は存在しません。
しかし、隕石研究によって、約46億年前に太陽系が誕生した時点では、ニオブ92が存在していたことが明らかになっていました。
ところが、ニオブ92が宇宙のどこでどのように生成されたかは未解明の問題でした。
これまで、いくつかの仮説が提唱されましたが、いずれもニオブ92の量を定量的に説明できませんでした。
本研究グループは、太陽系誕生の直前に、太陽系近傍で超新星爆発が発生し、放出されたニュートリノによって超新星爆発の外層でニオブ92が生成され、爆発によって吹き飛ばされて太陽系に降り注いだとの仮説を立てました。
超新星爆発モデルにニュートリノ核反応率を組み込んで計算したところ、ニオブ92の量を定量的に説明できることが判りました。

本研究によって、長年に亘って謎であったニオブ92の起源が明らかになりました。
さらに、ニオブ92を生成した超新星爆発から太陽系誕生までの時間を100万~3000万年と評価しました。
このように年代を計測できる放射性同位体を宇宙核時計と呼びます。
今後、隕石研究が進み、より正確な量が判れば、より正確に時間を評価できます。
なお、本成果は11月22日発表のThe Astrophysical Journal Letterに掲載されました。

画:原始中性子星
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http://www.titech.ac.jp/news/img/news20131127_chiba01.jpg

▽記事引用元 東京工業大学 東工大ニュース 2013.11.27配信記事
http://www.titech.ac.jp/news/2013/024407.html
報道機関向けプレスリリース
http://www.titech.ac.jp/news/pdf/news20131127_chiba.pdf



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