1: 2015/01/25(日) 19:29:21.88 ID:???.net
<H2Aロケット>29日打ち上げ 民間受注で世界と勝負 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000018-mai-sctch
国産主力ロケット「H2A」の27号機が29日、政府の情報収集衛星を搭載して鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる。成功すれば、同じエンジンの「H2B」を合わせた成功回数が30回に達し、成功率は96・8%となる。世界屈指の安定性は、日本のモノづくりの長所である丁寧な品質管理によって実現した。だが、商業衛星の受注では欧州やロシアに後れを取っており、「顧客目線」をどこまで盛り込めるかが今後の鍵になる。【清水健二】
◇「衝撃世界最小」で差別化
H2AとH2Bは、三菱重工業が製造。13号機からは、打ち上げも宇宙航空研究開発機構(JAXA)から移管された。「ただ同じものを打ち上げて、成功しているわけではない」と、三菱重工宇宙事業部の二村幸基技監は力を込める。
H2A初号機の打ち上げは2001年。03年に6号機の打ち上げに失敗すると、噴射口の形を変えるなど設計を大幅に見直した。だが、成功時も問題点を洗い出し、次の設計に反映させた。特に注意したのが、センサーが感知した温度や圧力などが過去の実績と違った場合。材料の組成やメーカーの変更、調整した技術者の交代が無かったかまで、原因を調べた。その結果、データのばらつきが次第に小さくなったという。二村技監は「大量生産品でないロケットは、打ち上げるたびに知見が増え、安全性が高まる。ようやくデータがたまってきた」と語る。
積み重ねてきた信頼性だが、JAXAと三菱重工は来年度、「高度化」と称してH2Aの仕様を大きく変える。「今のH2Aでは国際競争力で一歩劣る」というのが理由だ。
人工衛星の多くは、ロケットから切り離された後、自力で静止軌道に移動する。その際、打ち上げ場所が赤道に近いほど燃料は少なくて済み、寿命も延びる。民間の衛星の受注が最も多い欧州のロケット「アリアン5」は、赤道近くの島に発射場を持っており、日本は不利だ。
続きはソースで
画像
http://amd.c.yimg.jp/im_sigg4zNdFu9AaEe06iJ6sZgjLQ---x347-y600-q90/amd/20150125-00000018-mai-000-4-view.jpg
小惑星探査機「はやぶさ2」を載せ、打ち上げられたH2Aロケット26号機=鹿児島県の種子島宇宙センターで2014年12月3日午後1時22分、須賀川理撮影
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国産主力ロケット「H2A」の27号機が29日、政府の情報収集衛星を搭載して鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる。成功すれば、同じエンジンの「H2B」を合わせた成功回数が30回に達し、成功率は96・8%となる。世界屈指の安定性は、日本のモノづくりの長所である丁寧な品質管理によって実現した。だが、商業衛星の受注では欧州やロシアに後れを取っており、「顧客目線」をどこまで盛り込めるかが今後の鍵になる。【清水健二】
◇「衝撃世界最小」で差別化
H2AとH2Bは、三菱重工業が製造。13号機からは、打ち上げも宇宙航空研究開発機構(JAXA)から移管された。「ただ同じものを打ち上げて、成功しているわけではない」と、三菱重工宇宙事業部の二村幸基技監は力を込める。
H2A初号機の打ち上げは2001年。03年に6号機の打ち上げに失敗すると、噴射口の形を変えるなど設計を大幅に見直した。だが、成功時も問題点を洗い出し、次の設計に反映させた。特に注意したのが、センサーが感知した温度や圧力などが過去の実績と違った場合。材料の組成やメーカーの変更、調整した技術者の交代が無かったかまで、原因を調べた。その結果、データのばらつきが次第に小さくなったという。二村技監は「大量生産品でないロケットは、打ち上げるたびに知見が増え、安全性が高まる。ようやくデータがたまってきた」と語る。
積み重ねてきた信頼性だが、JAXAと三菱重工は来年度、「高度化」と称してH2Aの仕様を大きく変える。「今のH2Aでは国際競争力で一歩劣る」というのが理由だ。
人工衛星の多くは、ロケットから切り離された後、自力で静止軌道に移動する。その際、打ち上げ場所が赤道に近いほど燃料は少なくて済み、寿命も延びる。民間の衛星の受注が最も多い欧州のロケット「アリアン5」は、赤道近くの島に発射場を持っており、日本は不利だ。
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小惑星探査機「はやぶさ2」を載せ、打ち上げられたH2Aロケット26号機=鹿児島県の種子島宇宙センターで2014年12月3日午後1時22分、須賀川理撮影
引用元: ・【宇宙開発/技術】H2Aロケット 政府の情報収集衛星を搭載し29日打ち上げ 民間受注で世界と勝負
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