理系にゅーす

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昆虫

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1: 2014/11/08(土) 15:44:36.12 ID:???.net
昆虫の起源は4.8億年前 筑波大など研究チームが分析
2014/11/7 23:08

日本、ドイツ、米国など13カ国の国際研究チームは7日、地球上の生物種の半数以上を占める昆虫の厳密な系統樹を作ったと発表した。
昆虫のゲノム(全遺伝情報)と化石を使って進化年代を推定、これまで約4億年前とされていた昆虫の起源は約4億8000万年前にさかのぼることがわかった。
研究成果は米科学誌「サイエンス」に掲載された。

昆虫は地球上に約100万種おり、全生物種の半数以上、動物種の75%以上を占める。

筑波大の町田龍一郎教授ら約100人の国際研究チームは、昆虫の約32目(もく)をすべてカバーする103種の約1500遺伝子の塩基配列を解析。
膨大なデータを分析して厳密な系統樹を作成した。

昆虫が多様化を遂げた年代を推定するため、37種の化石を使って調べたところ、昆虫の起源は約4億8000万年前にさかのぼることが判明した。
さらに、これまで約3億5000年前とされていたカゲロウなどの有翅(し)昆虫類の羽の獲得は、4億年前以上にさかのぼることもわかった。

町田教授は「昆虫は藻類などの陸上植物とともに、初期の陸上生態系を作り出した生物群の一つだったことがわかった」と話している。
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▽記事引用元
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H5W_X01C14A1CR8000/
日経電子版(http://www.nikkei.com/)2014/11/7 23:08

▽関連リンク
・Science 7 November 2014:
Vol. 346 no. 6210 pp. 763-767
DOI: 10.1126/science.1257570
?Report
Phylogenomics resolves the timing and pattern of insect evolution
http://www.sciencemag.org/content/346/6210/763
・筑波大学
ゲノム情報で昆虫の高次系統関係と分岐年代を解明
http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201411071600.html
http://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/888326177f4688f92fdaf484ca61e8281.pdf

引用元: 【生物】昆虫の起源は4.8億年前 膨大なデータを分析して厳密な系統樹を作成/筑波大など__

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1: 2014/11/04(火) 16:09:44.41 ID:???0.net
「ハネカクシ」の羽を畳む仕組み解明

 世界中に分布している小型の昆虫「ハネカクシ」の仲間が、薄い羽を小さく畳んで外側の固い羽の中に収納する仕組みを東京大学の研究グループが初めて解明しました。研究グループでは、人工衛星に搭載する太陽光パネルの新たな畳み方などの技術開発に応用できるのではないかと話しています。

 ハネカクシ類は最大でも数センチほどの小型の昆虫で、薄い大きな羽を外側の固い羽の中に格納する際、お尻を器用に使って折り畳みますが、畳み方がほかの昆虫と比べ複雑で、どのように畳んでいるのかは謎とされていました。

 東京大学生産技術研究所の斉藤一哉助教らのグループは、ハネカクシの仲間が飛び立つところや羽をしまうところをハイスピードカメラを使って撮影し、畳み方を初めて解明しました。

 その結果、畳み方は左右でそれぞれ違い、20以上の折り線が必要な複雑な仕組みになっていることが分かりました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

NHK NEWS WEB 11月4日 6時14分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141104/t10015912211000.html

引用元: 【科学】「ハネカクシ」の羽を畳む仕組み解明―東大グループ[11/04]

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1: 2014/10/20(月) 22:20:36.70 ID:???0.net
ジャングルで世界一大きいクモを発見

画像
http://www.xinhuaxia.jp/wp-content/uploads/2014/10/U557P4T8D6695391F107DT20141020105107.jpg

 海外メディアによると、米ハーバード大学の昆虫学者Rickey氏が、ガイアナのジャングルで世界一大きいクモのルブロンオオツチグモを発見した。

 この種のルブロンオオツチグモはギネス世界記録で一番大きいクモとして記録されている。
ルブロンオオツチグモは、足を広げると最長30cm、重さ170gに達し、1匹の子犬の重量に相当する。

 Rickey氏によると、ルブロンオオツチグモは人に害を与えない。ルブロンオオツチグモの天敵は鳥類だと見られる。ルブロンオオツチグモはミミズ、カエル、昆虫などを食べている。

新華ニュース 2014年10月20日 16時23分
http://news.livedoor.com/article/detail/9378233/

引用元: 【科学】重さは子犬並み? ジャングルで世界一大きいクモを発見(画像)[10/20]

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1: 2014/08/22(金) 23:00:54.04 ID:???.net
ハチドリ、甘味受容体なしで甘味を感知
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140822004&expand
Carrie Arnold for National Geographic News August 22, 2014

 ハチドリは花が誘引に使う蜜の甘味を感じるが、そのしくみは全く予想できなかったものだ。

 このグループの鳥は甘味受容体を持っていないので、その事実からは甘味を感じることが全くできないだろうと思われる。しかし今回新たに発表された研究で、ハチドリでは旨味受容体がその用途を変化させ、蜜の甘味を感じられるようになっていることが明らかになった。

 ハチドリの味覚にまつわる謎は、10年前初めてニワトリの全ゲノム配列が公表されたときに遡る。ニワトリは全ゲノム配列が決定された最初の鳥類で、そのデータによって多くの秘密が明らかになった。驚くべきことに、ニワトリは機能する甘味受容体を持っていなかったのだ。

 この形質は鳥類の様々なグループで共有されているので、小型四足恐竜のような鳥の祖先も甘味受容体を欠いていたのではないかと科学者たちは考えている。

 今回の研究の主著者でハーバード大学博士課程学生のモード・ボールドウィン(Maude Baldwin)氏ら鳥類学者たちは、ある問題に気付いた。糖の味を感じる能力がなくても虫を食べる鳥類にとっては特に問題ないだろうが、ハチドリなど多くの鳥が完全に花蜜だけで生きていて、花蜜はほとんど糖でできている。
甘味受容体がないのに、彼らはどうして食料を見つけることができるのだろうか?

 新しい遺伝子配列解析の手法を用いて、ボールドウィン氏らはハチドリを含め10種の鳥のゲノムをくまなく調査した。その結果、調査した全種が実際に通常の甘味受容体を欠いており、また全種が甘味受容体に近縁な旨味受容体の遺伝子を持っていた。旨味受容体遺伝子の1つをさらに詳細に調べてみると、ハチドリでかなり多くの変異が見つかった。彼らの研究では、タンパク質を構成するブロックであるアミノ酸が19以上変化していることが明らかになった。

 ボールドウィン氏は、これらの変異によって旨味受容体が花蜜の糖の味を感じられるように変化しているのではないかという仮説を立てた。そこでまず彼女は、ニワトリ、アンナハチドリ(学名:Calypte anna)、ハチドリに近縁で昆虫食のエントツアマツバメ(学名:Chaetura pelagica)の3種で旨味受容体タンパクが実際アミノ酸と糖に対してどのように反応するかを測定した。その結果、ニワトリとエントツアマツバメのどちらの旨味受容体も糖に反応しなかったが、ハチドリの受容体は反応した。アミノ酸に対しては、3種全てで旨味受容体は変わらず反応した。

 行動テストによって、細胞が実際に働いていることも確認された。ノドアカハチドリ(学名:Archilochus colubris)とアンナハチドリのどちらでも、水を飲む時間はただの水より砂糖を入れたほうが有意に長かった。この実験は他の数種類のハチドリでも繰り返し実施され、同じ結果が得られている。

 ボールドウィン氏が今興味を持っているのは、全てのハチドリの種で旨味受容体が甘味を感知できるように変化しているのか、またミツスイなど他の花蜜食の鳥でも同じように適応しているのかどうかを究明することだ。さらに彼女は、ハチドリに旨味と甘味を区別する能力があるのかどうかも知りたいと思っている。どちらも同じ1つの受容体なので、醤油の味もサイダーと同じように感じるのかもしれないと彼女は語っている。

 今回の研究結果は「Science」誌に8月22日付で報告された。

原論文:Evolution of sweet taste perception in hummingbirds by transformation of the ancestral umami receptor
http://www.sciencemag.org/content/345/6199/929.abstract?sid=b9683f28-2a01-400c-9815-a9b95ab3ee89

引用元: 【動物学】ハチドリ、甘味受容体なしで甘味を感知 [8/22]

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1: 2014/09/17(水) 21:41:55.55 ID:???.net
コーヒーは、他の植物と比べてアルカロイドとフラボノイドが多く含まれている。さらにそのカフェインは、茶やカカオとは異なる、独自の起源をもつのだという。

コーヒーは、お茶やチョコレートとは完全に無関係に、独自にカフェインを発達させたことが、9月5日に「サイエンス」で発表された研究から判明した

(中略)

「コーヒーのゲノムはどちらかというと“単純”で、種子植物の25%が含まれるすべてのキク類の、仮定されている共通の祖先のものと似ています。
約2万7,000の遺伝子をもっていますが、これに対して進化的にコーヒーに近いトマトやジャガイモでは3万5,000です。
後者において、ゲノムは約7000万年前に3倍化しました。コーヒーでは、3倍化がなかったにもかかわらず、カフェインを合成するもののようないくつかの特定の遺伝子が2倍化しており、元々の染色体上に留まっているか、もしくはさまざまな染色体上に移りました。
そしてその後、この物質の合成に特化しました。他の種におけるこのような2倍化の出来事の研究により、わたしたちは、カフェインは、植物の進化のなかで、1回以上“発明”されたと結論づけることができました」

この植物がなぜこれほど独特なものにしているかを解明するために、科学者たちは、カフェインの生成に関係する酵素を、カカオや茶の同様の酵素と比較することも行った。
そのなかで研究者たちは、大きな違いを発見して、コーヒーにおいてカフェインの生成が独自に進化したものだと結論づけた。
カフェインが自然のなかでどのような機能をもつかは謎のままだ。害をなす昆虫類や、競合する植物の成長を妨げるのに役立つのかもしれない。
確かなのは、中毒になるのはわたしたち人類が唯一の存在ではないということだ。ジュリアーノもこう結んでいる。

http://wired.jp/2014/09/17/coffee-genome/

引用元: 【生物】昆虫をも中毒にさせる「コーヒーのゲノム」の秘密

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1: 2014/09/12(金) 22:50:47.55 ID:???.net
昆虫・ユスリカのゲノム解読 乾いても死なない遺伝子


からからに干からびても死なない昆虫「ネムリユスリカ」のゲノム(全遺伝情報)には、ストレスから体を守る遺伝子が多重化して存在していたと農業生物資源研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが12日、英科学誌電子版で発表した。

これらの遺伝子を利用すれば、血液や受精卵などの細胞を、冷凍や冷蔵しなくても乾燥保存できる手法の開発につながる可能性があるという。

アフリカ大陸に生息するネムリユスリカの幼虫は、乾燥させると休眠状態となり、水に戻すと蘇生する。
乾燥時には高温や低温、放射線などにも強い耐性を持つ。

研究チームは、ゲノムの塩基配列をほぼ解読した。

2014/09/12 18:48 【共同通信】
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▽記事引用元
http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014091201001545.html
47NEWS(http://www.47news.jp/)2014/09/12 18:48 配信記事

▽関連リンク
農業生物資源研究所
極限乾燥耐性生物ネムリユスリカのゲノム概要配列を解読
-生物がカラカラに乾いても死なないメカニズムの解明へ-
http://www.nias.affrc.go.jp/press/2014/20140912/
プレスリリース全文 [PDF:705KB]
http://www.nias.affrc.go.jp/press/2014/20140912/full_text.pdf

Nature Communications 5, Article number: 4784 doi:10.1038/ncomms5784
Received 11 April 2014 Accepted 23 July 2014 Published 12 September 2014
Comparative genome sequencing reveals genomic signature of extreme desiccation tolerance in the anhydrobiotic midge
http://www.nature.com/ncomms/2014/140912/ncomms5784/full/ncomms5784.html

引用元: 【ゲノム】からからに干からびても死なない昆虫「ネムリユスリカ」のゲノム解読/農業生物資源研究所など

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