理系にゅーす

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東京大学

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1: 2018/04/06(金) 09:55:24.19 ID:CAP_USER
 東京大学の田中肇教授らの研究グループは、さまざまな正四面体構造を形成する傾向を持つ液体の中で、水が極めて特異的である物理的な起源を解明するとともに、温度・圧力相図と特異性の関係を明らかにすることに成功した。

 4℃で密度の最大を示し結晶化の際に体積が膨張するなど、他の液体にない極めて特異な性質を持つ水は、気象現象、地球物理現象、生命現象などに大きな影響を与える。
このような異常性は水に限らずシリコン、ゲルマニウム、炭素、シリカなど正四面体的な局所的な構造を形成する傾向を持つ液体に共通してみられる。
これらの液体は、水素結合、共有結合などの方向性の結合を持ち、それが局所的に正四面体的対称性を好むことがその起源であることは知られていた。
しかし、正四面体形成能や温度・圧力相図の形とこれらの液体の示す特異性との間の関係は不明であった。

続きはソースで

論文情報:【Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America】Water-like anomalies as a function of tetrahedrality
http://www.pnas.org/content/early/2018/03/22/1722339115

大学ジャーナル
http://univ-journal.jp/20095/
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引用元: 【物理学】東京大学が水の特異性の起源を解明[04/03]

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1: 2018/03/14(水) 11:24:00.45 ID:CAP_USER.net
東京大学(東大)は、次世代シーケンスを用いた4生物の全ゲノム解読でボルボックスのオスとメスが誕生した直前と直後に相当する生物の性染色体領域の全貌を明らかし、オス特異的遺伝子「OTOKOGI」をもつ極小の領域「OSU」を発見したと発表した。
同成果により、「OTOKOGI」の進化が最初のオスを生み出す原因であった可能性が示唆されたという。

同成果は、東京大学 大学院理学系研究科生物科学専攻の浜地貴志 元特任研究員(現:京都大学 理学研究科植物分子遺伝学研究室 特定研究員)、豊岡博子 特任研究員、野崎久義 准教授、および国立遺伝学研究所の豊田敦 特任教授らの研究グループによるもの。
詳細は、ネイチャー・リサーチのオープンアクセス誌「Communications Biology」に掲載された。

生物学において、どのようにして最初のオスとメスが誕生したかは謎に包まれていた。

オスとメスは「同型配偶」という両性の配偶子が未分化な祖先生物から進化したと考えられており、この原因は両性で遺伝子組成の異なる「性染色体領域」がオス・メスらしさをもたらす遺伝子群を獲得して拡大することと予想されていた。
しかし、どのような遺伝子の獲得であったかはこれまで不明だった。

研究グループは今回、性進化のモデル生物群「緑藻ボルボックス系列」の次世代シーケンスを用いた全ゲノム解読を実施し、オスとメスが誕生した直前と直後に相当する生物の性染色体領域の全貌を明らかにした。

続きはソースで

(著者原図、一部は発表論文から改変) (出所:東京大学Webサイト)
https://news.mynavi.jp/article/20180312-599225/images/002.jpg

マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20180312-599225/
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引用元: 【遺伝子】東大、全ゲノム解読からオス・メスの起源を解明[03/12]

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1: 2018/02/01(木) 03:16:43.19 ID:CAP_USER
-電磁濃縮法により、物性測定に実用可能な超強磁場を発生-

〈発表のポイント〉

・電磁濃縮法(注1、図1)という超強磁場発生方法で985テスラという強力な磁場を発生させ、それを高精度に計測することに成功しました。

・1000テスラという超強力な磁場が発生可能であること、また、今後、1000テスラ領域での極限的な超強磁場環境での物性計測が可能であることを示しました。

・物性物理学の新しい発見とマテリアルサイエンスへの多大な貢献が期待されます。

〈発表概要〉
東京大学物性研究所の嶽山正二郎教授、中村大輔助教、澤部博信技術職員の研究グループは、電磁濃縮法という超強磁場発生方法で985 テスラという強力な磁場を発生し、それを高精度に計測することに成功しました。室内での実験、かつ高度に制御された磁場として、これまでの世界最高記録730 テスラ(2011年、同研究グループ)を大幅に更新し、1000 テスラ目前まで到達しました。

物性研究所では1970年代からパルス法による超強磁場発生とこれを用いた極限的環境での物性物理学への応用研究に向けた開発を行っています。中村助教は、独自に開発したシミュレーションにより、嶽山教授により考案された電磁濃縮用の高効率磁場発生コイルを用いて、種磁場(注2)の値を調整することによって、より強力な磁場が発生できることを、高い信頼性で予測しました。
他方、1000テスラ近くでは、強烈な電磁ノイズ、磁束の高速収縮に伴う衝撃波、その他電気絶縁破壊等の問題により、電気的な測定では600テスラ程度の測定が技術的な限界でした。本研究グループは、ファラデー回転(注3)という光学的な測定手法を用い、さまざまな工夫と高度な計測技術によって、磁場の最高到達点近傍まで精密に測定することを可能にしました。

これにより1000テスラという超強力な磁場が発生可能であること、また、今後、1000テスラ領域での極限的な超強磁場環境での物性計測が可能であることを示しました。
この発生磁場は空間的にも時間的にも人工的に制御可能で、しかも、さまざまな信頼性ある物理計測が可能なため、半導体、ナノマテリアル、有機物質、超伝導体、磁性体で未解明の固体物理量子現象の解明により強力な手段を手に入れたとも言えます。

本成果は、測定技術および装置開発の分野での世界トップの権威ある科学誌である
American Institute of Physics (AIP) 出版局が刊行する科学誌
「Review of Scientific Instruments」の2月18日版(オンライン1月30日版)に掲載される予定です。
また同誌の”Editors’ Pick”に採用されました。

続きはソースで

画像:図1 電磁濃縮法による超強磁場発生方法の模式図。
両側に磁束濃縮に用いる種磁場を発生するパルス電磁石がセットされる。
主コイルの中心にライナーと呼ぶ金属筒をセットし、電磁誘導による電磁応力を使ってこれを超高速に収縮させて磁束を濃縮して超強磁場を得る。
http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/news/wp-content/uploads/2018/01/fig1-4-1024x685.png

東京大学
http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/maincontents/news2.html?pid=4409
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引用元: 【物理学】東大 世界最高磁場の大幅記録更新985テスラを達成[18/01/31]

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1: 2018/02/08(木) 07:33:13.83 ID:CAP_USER
東大の第一段階選抜試験の合格者が、2月7日、大学公式サイトで発表された。いわゆる「足切り」と呼ばれるもので、各科類の合格最高点と最低点も合わせて発表されている。

その中で注目を集めたのが、理科一類の最高点「900点」。
東大の理系で必要なセンター試験5教科7科目をノーミスで通過したことになる。
ネットでは「やばくないか」「本当にすごいな」など恐れおののく声が上がっている。

文一の最低点582点も話題に「俺も受かるじゃん」

首都圏に校舎を構える、あるベテランの予備校関係者も「満点は珍しい。記憶にある限りでは見たことがない」と驚く。

一方で、満点と合わせて注目を集めたのは文科一類の合格最低点だ。582点で通過している人がいるため、「600点以下で合格ってすごいな」「俺も受かるじゃん」などの感想が出ている。前述の予備校関係者は

「出願者が少なく、学内の規定倍率を下回ったか、上回ってもわずかだったのだろう。
文一の点数が低いのはいつものこと」とコメントしていた。

続きはソースで

画像:大学公式サイトに掲載された、足切り最高・最低得点
https://news.careerconnection.jp/wp-content/uploads/2018/02/180207todaiashikiri.jpg

キャリコネニュース
https://news.careerconnection.jp/?p=49783
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引用元: 【話題/学問】東大出願者に「センター満点」が登場しネット衝撃 予備校関係者「記憶にある限り初めて」[02/07]

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1: 2018/01/18(木) 02:58:09.92 ID:CAP_USER
東京大学の原田達也教授らは人工知能(AI)を使って2次元の画像から3次元の物の形を高精度で認識する技術を開発した。
深層学習(ディープラーニング)で多くの画像を学ばせると、1枚の画像から物の形を推測できるようになり、実物との表面の一致率が6割と世界最高水準になった。空間を認識できるロボットなどに応用し、
作業の精度を高める用途を想定する。

 原田教授らは様々な角度から表示した飛行機やイスなど13種類の被写体の画像約3万枚を学習データに使った。
画像が推測した形と本当の形との差が小さくなるように、人の脳をまねたニューラルネットワーク(神経回路網)の計算モデルを構築した。

 2次元画像から3次元に落とし込む際は、これまで「ボクセル」と呼ばれる多くの立方体を積み重ねる手法が多く使われていた。
深層学習を使うのは比較的簡単にできるが、立方体にでこぼこがある分、精度を上げるのが難しい。

続きはソースで

画像:絵画の画風をティーポットの3Dの物体に加えた
https://www.nikkei.com/content/pic/20180117/96958A9F889DE0E7E5E7E7E5E3E2E3E4E2E3E0E2E3EA8AE3E3E2E2E2-DSXMZO2575569016012018X11001-PB1-2.jpg

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25755710W8A110C1X11000/
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引用元: 【テクノロジー】東大、2次元画像から3次元の形を認識 AIで高精度に

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1: 2017/12/16(土) 05:55:58.77 ID:CAP_USER
東京大学は、侵略的外来種であるザリガニが水中の水草を餌として摂食することなく刈り取ることで生じる環境改変の効果が、ザリガニ自身の増加を誘導する「自己促進効果」があることをメソコズム実験で実証したと発表した。

同研究は、水産研究・教育機構の西嶋翔太研究員(元東京大学大学院農学生命科学研究科特任研究員)、西川知里氏(元東京大学大学院農学生命科修士課程学生)、東京大学大学院農学生命科学研究科の宮下直教授らの研究グループによるもので、同研究成果は、12月12日に「BMC Ecology」に掲載された。

外来生物は侵入先の生態系を大きく改変することが知られている。
同研究では、日本の淡水生態系において在来種の著しい減少や生態系の改変を引き起こしている侵略的外来種アメリカザリガニを対象に、その水草の刈り取り行動に伴う環境改変効果に着目した。
従来、ザリガニは水草を餌として摂食することなく切断する行動が知られていたが、その意義については不明であった。

同研究グループは、まず、大型の実験水槽を用いてザリガニ密度の異なる実験区を設け、それぞれにトンボのヤゴとユスリカの幼虫を定期的に導入した。
さらに、それぞれのザリガニ密度区に対して、水草を十分量入れた場合と何も入れない場合の実験区も設けた。

その結果、ヤゴやユスリカ幼虫はザリガニ密度が高いほど減少したが、水草存在下では減少が大きく食い止められた。
また、ザリガニの1匹当たりの成長量は、水草がない条件下ではザリガニの密度とともに減少したが、水草存在下では逆にザリガニ密度が高いほど成長量が大きくなることがわかった。
この反直感的な結果は、ザリガニの密度が高い場合には水草がより多く刈り取られるため、餌を発見しやすくなったことで生じたと考えられる。

図:ザリガニの成長量と水草の関係
https://news.mynavi.jp/article/20171214-556646/images/001.jpg

続きはソースで

マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20171214-556646/
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引用元: 【生態系】東京大学、外来種アメリカザリガニは水草を刈り生態系を有利に改変と解明

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