理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

機能

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/04/07(木) 02:09:37.06 ID:CAP_USER*.net
理化学研究所などの研究チームが、マウスiPS細胞を使った皮膚再生に成功した。この皮膚は汗をかいたり毛を生やしたり、通常の皮膚と同様に機能するという。将来的に外傷や火傷、脱毛症の治療に役立つことが期待されている。

PHOTOGRAPH COURTESY OF TAKASHI TSUJI / RIKEN CENTRE FOR DEVELOPMENTAL BIOLOGY
TEXT BY EMILY REYNOLDS
TRANSLATION BY MINORI YAGURA/GALILEO

http://wired.jp/wp-content/uploads/2016/04/mouse-hair.jpg

日本の共同研究グループが、汗をかいたり毛を生やしたりできる3次元的形状の「皮膚再生」に成功した。

この皮膚は汗腺や毛包(もうほう)、皮脂腺といった3層の皮膚細胞から構成される。研究チームによるとこの皮膚は、神経や筋線維のような「ほかの器官系と情報伝達する」ことができ、いずれは火傷患者や新たに皮膚を必要とする患者の治療に役立つ可能性があるという。

理化学研究所多細胞システム形成研究センターや北里大学などによる研究成果は、『Science Advances』に発表された。

研究チームはマウスの歯肉細胞を使ってiPS細胞を培養し、胚様体(Embryoid Body:EB)を形成した。研究チームはこの形成された胚様体について「体内で自然発生した胚と類似している」と説明している。

この細胞塊をマウスの毛のない部位に移植したところ、「正常に機能した」という。

続きはソースで

ダウンロード
CONDE NAST 2016.04.06 WED 17:00
http://wired.jp/2016/04/06/lab-grown-skin-sweat-hair/

引用元: 【研究】iPS細胞から「毛が生える皮膚」再生に成功:日本の理研など

iPS細胞から「毛が生える皮膚」再生に成功:日本の理研などの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/04/02(土) 08:51:52.85 ID:CAP_USER.net
マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160402_1/
マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160402_1/digest/


複数の細胞が集まって一つの機能を発現するものを「器官」、複数の器官が集まって三次元構造を作るものを「器官系」と呼びます。器官系には消化器系や呼吸器系などがあります。皮膚は、外側から上皮層、真皮層、皮下脂肪層の3層で構成され、さらに、毛包、皮脂腺、汗腺などの「皮膚付属器」が複雑な三次元構造を作る「皮膚器官系」であり、体表面全体を覆う巨大な器官系です。皮膚に関わる疾患には、外傷や熱傷だけでなく、先天性乏毛症や脱毛症、分泌腺異常などがあります。これらの治療法として再生医療を適用することが期待されていますが、皮膚器官系は非常に複雑なため、完全な再生は実現していません。理研の研究者を中心とする共同研究グループは、皮膚疾患に対する新たな再生治療法を確立するため、iPS細胞から皮膚器官系を形成する技術の開発を目指しました。

共同研究グループは、マウスiPS細胞から胚様体(EB)と呼ばれる凝集塊を形成させ、複数個のEBを埋め込んだコラーゲンゲルをマウス生体へ移植して、さまざまな上皮組織を形成する「CDB法」を開発しました。CDB法を用いると、iPS細胞を単独で移植した場合や、単一のEBを移植した場合に比べて、多種類の上皮組織を形成できました。詳しい解析の結果、形成された上皮組織には、天然の皮膚と同様に、皮膚付属器を持つ皮膚器官系が再生されていることが分かりました。

続きはソースで

ダウンロード

引用元: 【再生医学】マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功 難治性皮膚、脱毛疾患への応用に期待

マウスiPS細胞から皮膚器官系の再生に成功 難治性皮膚、脱毛疾患への応用に期待の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/03/25(金) 21:51:14.21 ID:CAP_USER.net
最小限のゲノムを持つ細菌を作製、ヒトゲノム解読の米科学者ら 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3081664


【3月25日 AFP】生物が独自に機能・自己複製するために不可欠な遺伝子だけしか含まない最小限のゲノム(全遺伝情報)を持った細菌を人工的に作ることに米国の研究チームが成功した。生命の起源の解明に向けた大きな一歩だ。米科学誌サイエンス(Science)が24日伝えた。

 この細菌のゲノムは「JCVI-syn3.0」と呼ばれている。含まれる遺伝子の数は、人間が約2万個なのに対し、わずか473個しかない。

 だが、今回の研究を率いたクレイグ・ベンター(Craig Venter)氏とクライド・ハッチンソン(Clyde Hutchinson)氏の2人と共同研究者らがこれまでに機能を特定した遺伝子は149個で、全体の3分の2ほどの遺伝子の機能は未解明だ。ベンター氏は世界で初めてヒトゲノムの解読を行ったことでも知られている。

 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の合成生物学者で今回の研究には参加していないクリス・ボイト(Chris Voigt)氏は「研究者の最初の仕事は、これらの遺伝子の役割を調べることだ。これにより、基礎生物学の新たな知見が得られることが見込まれる」と述べた。

 だが、相同遺伝子(同一の起源を持ち、異なる部分があるが同じ機能を持つ遺伝子)の可能性がある遺伝子が他の生命体でいくつか見つかっている。このことは、これらの遺伝子が、現時点ではまだ機能が分かっていない普遍的なタンパク質をコード化していることを示唆している。

 研究チームは、健全な成長には必要だが生命維持には必須ではない遺伝子を特定するため、個別の遺伝子を取り除いたり、機能を失わせる実験を繰り返した。一連の実験を通して、生命活動の維持のために最小限必要なゲノムが得られた。

続きはソースで

ダウンロード (1)
(c)AFP/Jean-Louis SANTINI

引用元: 【遺伝学】最小限のゲノムを持つ細菌を作製、ヒトゲノム解読の米科学者ら

最小限のゲノムを持つ細菌を作製、ヒトゲノム解読の米科学者らの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/03/23(水) 12:23:23.15 ID:CAP_USER.net
微弱な電気刺激が脳を活性化する仕組みを解明 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160322_1/
微弱な電気刺激が脳を活性化する仕組みを解明 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160322_1/digest/


「経頭蓋直流電気刺激法(tDCS)」は、頭皮の上から1~2mA(ミリアンペア)の極めて微弱な直流電流を10~30分間流して脳を刺激する手法です。近年ヒトでは、うつ病の改善や運動機能障害のリハビリテーションなどへの有効性が報告され、臨床応用への期待が高まっています。さらに、学習や記憶力の向上への効果も報告され、様々な分野への応用が期待されています。しかしながら、tDCSの詳しい作用メカニズムの細胞・分子基盤は解明されていませんでした。

脳内には神経細胞(ニューロン)の他に、ニューロンをサポートする細胞(グリア細胞)があります。理化学研究所の研究チームはこれまで、シナプス伝達の増強がグリア細胞の1種であるアストロサイトのカルシウム活動によって促進され得ることに注目してきました。

そこで今回、共同研究グループは遺伝子改変マウスを作製し、tDCSを行なっている間の大脳皮質のアストロサイトとニューロンの細胞内カルシウム動態を、生きたままの動物で観測しました。

続きはソースで

ダウンロード


引用元: 【神経科学/医学】微弱な電気刺激が脳を活性化する仕組みを解明 ノルアドレナリンを介したアストロサイトの活動が鍵

微弱な電気刺激が脳を活性化する仕組みを解明 ノルアドレナリンを介したアストロサイトの活動が鍵の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/03/18(金) 08:54:01.51 ID:CAP_USER.net
2016年03月17日 08時51分
 広島での被爆者の体内で、赤血球や白血球など様々な血液細胞をつくる「造血」の機能が、被爆していない人と同レベルまで回復したとみられると、日米共同研究機関・放射線影響研究所(放影研、広島市・長崎市)が15日、発表した。


 造血機能の異常は被爆死の主な原因だったが、約70年が過ぎ、放射線の影響は確認できなかったという。論文が米専門誌「ラディエーション・リサーチ」に掲載された。

 様々な血液細胞の元になる造血幹細胞は、強い放射線で破壊され、白血球やリンパ球が減少して免疫力が低下する。

続きはソースで


ダウンロード

2016年03月17日 08時51分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160315-OYT1T50192.html?from=ytop_ylist


引用元: 【人体】広島被爆者の「造血」機能回復…影響差見られず[3/17]

広島被爆者の「造血」機能回復…影響差見られずの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2016/03/17(木) 12:12:07.46 ID:CAP_USER.net
アルツハイマー病で記憶は失われていない可能性 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160317_1/
アルツハイマー病で記憶は失われていない可能性 | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160317_1/digest/


アルツハイマー病は物忘れなどの記憶障害から始まり、徐々に認知機能全般が低下していく病気です。2015年10月の調査で、日本でのアルツハイマー病患者数は推計約92万1千人にのぼり、高齢化が進む現代社会の大きな問題となっています。
アルツハイマー病では、記憶の形成、保存、想起に重要な役割を果たす「海馬」やその周辺で神経細胞の変性が起こります。
そのため、アルツハイマー病初期の記憶障害は、海馬が正常に働かなくなることによると考えられています。
しかしその原因が“新しい記憶を形成できないため”なのか、それとも“一旦形成された記憶を思い出せないため”なのか、そのメカニズムは不明でした。

理化学研究所の研究チームは、光遺伝学を用いた別の研究で、個々の記憶は海馬の「記憶エングラム」と呼ばれる細胞群に保存されることを証明しています。
そこで今回は、ヒトのアルツハイマー病患者と同様の神経変性を起こす「アルツハイマー病モデルマウス」では、記憶エングラムがどうなっているのか、直接調べることにしました。

普通のマウスを実験箱に入れて、弱い電流を脚に流して嫌な体験をさせます。翌日、マウスを同じ実験箱に入れると、昨日の嫌な記憶を思い出して“すくみ”ます。
ところがアルツハイマー病モデルマウスで同じ実験をすると、嫌な体験をした翌日に同じ実験箱に入れてもすくみませんでした。つまり、記憶障害を示しているといえます。

続きはソースで

ダウンロード


引用元: 【光遺伝学/医学】アルツハイマー病で記憶は失われていない可能性 アルツハイマー病モデルマウスの失われた記憶の復元に成功

アルツハイマー病で記憶は失われていない可能性 アルツハイマー病モデルマウスの失われた記憶の復元に成功の続きを読む

このページのトップヘ